日立製作所の東原敏昭・社長兼COOに、グローバル化に向けた足元の課題や急速に進む組織再編の狙いなどについて聞いた。

今回の討論テーマは「無印良品は、仕組みが9割」。右肩上がりの成長が一転、赤字を計上し、「無印は終わった」とまで評されたブランドをいかに立て直したか。逆風下で社長に就任した松井忠三氏が陣頭指揮を執った「仕組みづくり」を解説する。

何度も訪れてはいても、意外に知らない京都の素顔。訪日客の急増で、一部に限られていた観光資源がオープンになってきた。若い経営者が開催する芸舞妓パーティー、知られざる迎賓館。外国人はここで、日本人の知らない京都に会っている。

りそなホールディングスが約3兆円の公的資金を完済した。一時は返済不能と言われていたが、12年越しでどうにかこぎつけた。公的資金というグループ発足以来の課題が解決したことで、伸び悩む収益という別の課題が鮮明になってきた。

ギリシャはIMF（国際通貨基金）への返済を延滞させ、先進国では初のデフォルトに近い衝撃を世界に広げた。その原因は実は、ギリシャの手厚い年金にあった。高齢者に飴を配り、国民の意を迎えようとする政治の連続が、国を破綻の縁に追い込んだ。

落合陽一氏は、英国国営放送（BBC）で特集されるなど、世界的に注目を集めているメディアアーティストだ。父親は国際ジャーナリストの落合信彦氏。陽一氏の育てられ方に迫る。（本文敬称略）

6月1日からコーポレートガバナンス・コードの適用が始まった。日本の企業統治にどのような影響を与えるのかを聞いた。

世界遺産の下鴨神社（京都市）が、境内にマンションを建設する――。下鴨神社と言えば、筆者が大好きな神社の1つ。京都に旅行するたびに参拝し、2年前にはお祓いまでしてもらった思い出の地だ。

日本KFCホールディングスは2020年までに店舗数を500店近くも増やす。「ハレの日」需要の印象を払拭し、より身近で利用しやすい店舗を開発。地域ごとに出店戦略を決める仕組みも導入して、逆境下でも急成長を狙う。

2015年に入って日本でも続々と始まった定額制の音楽配信サービス。先行する欧米では、音楽の無料化に歯止めをかける動きが広がっている。日本の音楽市場も、欧米の動きを対岸の火事と見るわけにはいかない。