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ニュース見出し
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2008-4-18 1:01
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スターバックス、復刻版ロゴになぜ変えた?(BusinessWeek)
David Kiley (BusinessWeek誌、デトロイト支局上級記者)米国時間2008年4月11日更新 「Starbucks' Retro Logo」
茶色は確かにコーヒーの色だ。だから今週、米スターバックス(SBUX)の店舗で新ブレンドの「パイクプレイス・ロースト」を注文して、カップとスリーブ(やけど防止用の厚紙カバー)に茶色の特別なロゴがついていても違和感はない。ただ、ご存じの通り、スターバックスのロゴと言えば緑色だ。そこまで浸透している企業シンボルを変更する理由は何だろう。
茶色の円の中に描かれた2つの尾びれを持つ人魚の絵は、1971年の創業当時を思い起こさせる。時は流れ、1987年に茶色のロゴは緑色へと変わった。
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2008-4-17 1:08
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東京アート市場に新風(BusinessWeek)
Kenji Hall (BusinessWeek誌、東京支局テクノロジー担当記者)
米国時間2008年4月4日更新 「Contemporary Art Tries Out Tokyo」
ピーター・キルチマン氏(40歳)が2個のスーツケースを引っ張って、東京にある中学校の廃校校舎(秋葉原の旧練成中学校)に到着したのは、4月1日の朝9時頃のことだった。スイスでギャラリー・ピーター・キルチマンを経営する同氏は、あるイベントに参加するために来日した。小規模ながら、真の意味で日本初の国際的な現代美術専門アートフェア「101TOKYO」である。スーツケースの中には、国際的活躍が期待されている3人の欧州アーティストの作品が入っている。
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2008-4-16 6:01
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オバマ候補、資金集めの“新兵器”登場(BusinessWeek)
Matt Vella (BusinessWeek.com記者、ニューヨーク)
米国時間2008年4月7日更新 「Obama: $1 Million in a Minute」
米大統領選のペンシルベニア州予備選(4月22日)が近づいてきた。同州の世論調査では、バラク・オバマ上院議員(民主党、イリノイ州選出)は支持率でヒラリー・クリントン上院議員(民主党、ニューヨーク州選出)に後れを取っている。しかし、ここに来てオバマ候補の支持派が新たな一撃を繰り出そうとしている。
オバマ氏の個人支持者らが集まって企画しているのは、資金集めの新たなウェブサイト「オバマミニット」(AnObamaMinute.com)。
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2008-4-15 0:35
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英ヒースロー空港の悪夢に見舞われたBA(BusinessWeek)
Kerry Capell (BusinessWeek誌、ロンドン支局シニアライター)
米国時間2008年4月2日更新 「British Airways Hit by Heathrow Fiasco」
完成までに総工費86億ドルと5年の歳月を費やした英ヒースロー空港の第5ターミナル。その開業から1週間もしないうちに、世界第4位の航空会社、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BAY.L、BA)のイメージは著しく失墜した。「BAの評価は過去3年間で最悪。顧客の信頼まで損なった」と、米証券会社BCGパートナーズの上級ストラテジスト、ハワード・ウィールドン氏は語る。
ウィリー・ウォルシュCEO(最高経営責任者)(46歳)率いるBAにとって、第5ターミナルは新たな門出となるはずだった(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年3月27日「New Heathrow Hub: Slick, but No Savior」)。
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2008-4-14 0:59
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観光大国、ニッポンへの道(ザ・ターニングポイント)
「ザ・ターニングポイント 〜イノベーションの軌跡」は、テキスト記事と動画番組の組み合わせで多角的にお届けします。今回の番組は、星野佳路社長をはじめとするキーパーソンへのインタビューなどを通して、星野リゾートが進める国内観光の変革の過程に迫りました。ぜひご覧ください。
※上記でご覧になれない方、またはOSがMACの方はこちらから
(システム条件がWindows XP Service Pack 2 or Vista以降で、Quicktime7.2が必要です。MACの方は、Mac OS X v10.3.9とv10.4.9以降。必要に応じてインストールをお願いします。Quicktime:windows/Mac)※iTunesの登録はこちらから
また、Windows VistaのInternet Explorer7でご覧になれない方は「スタート」⇒「コントロールパネル」⇒「プログラム」⇒「規定のプログラム」⇒「プログラムのアクセスとコンピュータの規定の設定」⇒「カスタム」⇒「規定のメディアプレイヤーを選択してください」で「Windows Media Player」を設定してください。
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2008-4-14 0:59
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買収失敗の末路(BusinessWeek)
Emily Thornton (BusinessWeek誌、アソシエートエディター)
Peter Burrows (BusinessWeek誌シニアライター、シリコンバレー)
Roger O. Crockett (BusinessWeek誌、シカゴ支局長代理)
2008年4月14日発行号カバーストーリー 「When a Buyout Goes Bad」
2006年、プライベートエクイティ(非公開株)投資グループが、米半導体大手フリースケール・セミコンダクタ(FSL、本社:テキサス州オースチン)の買収に踏み切った。決め手となったのは、フランス出身のミッシェル・メイヤーCEO(最高経営責任者)(48歳)の経営手腕である。
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2008-4-11 0:53
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韓国の輸出企業にウォン安の追い風(BusinessWeek)
Moon Ihlwan (BusinessWeek誌、ソウル支局長)
米国時間2008年3月28日更新 「Korean Exporters Win with a Weaker Won」
ドル急落の衝撃波がアジア市場全体を揺るがす中、韓国の大手輸出企業の経営陣は笑いが止まらない状態だ。ドル安の進行に合わせて韓国ウォンも下落しているためだ。そのうえ、円は上昇している。
つまり、現代自動車やサムスン電子、LG電子といった韓国企業は、世界市場で最大のライバルと見なしている日本企業に対して価格競争力で優位に立つことになる。
「こうした輸出企業の業績は予想をはるかに上回るだろう」と、資産運用会社ハンガラム・インベストメント・マネジメント(ソウル)のパク・ギョンミン最高経営責任者(CEO)は語る。
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2008-4-8 14:08
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BusinessWeekが選ぶ優良企業50社(BusinessWeek)
2008年4月7日発行号カバーストーリー 「The BW 50」
製薬会社は長年、HIV(エイズ)治療薬の開発を、必要だが儲からない公益事業ととらえてきた。これには一理ある。HIV患者は発展途上国に多く、高い薬は売れないため、ほかの薬ほど儲からないと見られていたのである。
しかし、米バイオ医薬品会社ギリアド・サイエンシズ(カリフォルニア州北部、社名は聖書に登場する古代の薬用油に由来)の見方は違った。標準的なHIV治療では、患者は数十種類の薬を1日中飲まなければならないが、それより服用が簡単で安価な薬を開発すれば、儲けを出せると踏んだのだ。
化学博士号を持つジョン・マーティンCEO(最高経営責任者)は、こうした煩わしいHIV治療の簡素化を自社の研究者に命じた。
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2008-4-8 14:08
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米コーチ、景気後退をはね返す強さの秘訣(BusinessWeek)
Judith Crown (BusinessWeek誌、シカゴ支局上級記者)
米国時間2008年3月27日更新 「How Coach Defies the Odds」
米高級皮革製品アクセサリーの製造販売を行うコーチ(COH、本社:ニューヨーク)が今春の新作バッグを発表した。中でも人気なのが。青緑や紫など鮮やかな色の光沢のあるエナメル革製バッグ「フランシーン」。価格は798ドル。シカゴのミシガン通りやニューヨークのマジソン通りの旗艦店だけでなく、ジョージア州バフォードやミネソタ州エディーナでも売り上げは好調だ。
コーチは女性のニーズを把握し、購入頻度や客単価を引き上げることで並外れており、売上高を26億ドルに伸ばしている。
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2008-4-7 0:48
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GDPが大きければ、経済は一流なのか(神谷秀樹の「日米企業往来」)
「もはや戦後ではない」と一流国の仲間入りを宣言した日本も、今や「もはや経済一流国ではない」と経済閣僚が公言する始末だ。
ここで考えるべきは、「何をもって一流と評価するのか」ということだ。この問題を考えるうえで、米国を例にしてみたい。世界最大のGDP(国内総生産)を誇るこの国の経済は一流なのだろうか?
私にはとてもそうは思えない。政府は貿易赤字と財政赤字を垂れ流し続け、消費者も貯蓄率ゼロで借金しては浪費を続けてきた。いよいよその借金依存浪費経済も終焉を迎えている。酷評かもしれないが、米国経済の私の評価は「三流」である。一方、新技術の開発、民主主義の強さなどにおいては、米国はいまだ一流だと評価する。
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2008-4-7 0:48
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120周年を迎えた日本の意匠制度(デザインビジネス最前線)
今年、日本の意匠登録制度が120周年を迎えたことは、あまり知られていない。機能や機構などを守る特許制度と異なり、工業製品の外観を保護することにより、意匠制度は独自性のある製品を保護、育成してきた。政府はGマーク制度などでデザインの活用を奨励する一方、意匠制度を整備することで安易な模倣を排除し、産業界の健全な発展を目指してきたと言える。
EU諸国の多くが登録に無審査制度を採用しているのに対し、日本は一貫して審査登録制を守ってきた。特許庁による審査がスピーディーになった現在でも、審査に数カ月を要するため、ファッションや玩具など、商品サイクルの短い産業界への制度浸透は相変わらず進まないが、家電や自動車といった基幹産業のモノ作りやブランディングに欠かせない制度として定着している。
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2008-4-7 0:48
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現場の無茶が独創を生む(日本はやっぱり現場力)
ソニーを退いてから、起業家や投資家と接する機会が増えた出井伸之氏。現在はドバイの有力投資ファンドの投資助言役、中国のインターネット検索会社の社外取締役、日本の環境ベンチャー企業の顧問を務めるなど、日本企業を大きな枠から見つめる立場にいる。
日本の企業の競争力を高めるためにいかにすればよいのか。日本企業で評価される点はどこかにあるかを、日本の競争力低迷に危機感を抱くクオンタムリープ代表取締役の出井伸之氏に聞いた。
(聞き手は、日経ビジネス オンライン前編集長 川嶋 諭)
── ソニーやホンダは創業して70年たっていますが、その後に続く世界銘柄の企業がなかなか出てきません。
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2008-4-4 0:17
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人材と環境資源が企業経営の「ものさし」になる(御立尚資の「経営レンズ箱」)
企業経営で大事なことの1つは、様々な指標の中で何を「中心指標」とするか、ということだ。
高度成長期から石油ショック、そしてバブル経済を経て、長いデフレ期。この間、日本企業の中心指標は、変化を遂げてきた。
高成長の中で勝ち残ることが最重要だった時期は、売上成長率とシェアが中心指標だった。前年比でどれだけ成長できるか、伸びる市場の中でライバルよりもより多くのパイを取ることができるか。…これが、経営をドライブする最重要の「ものさし」だったのだ。
もちろん、設備投資に必要な資金の多くを借り入れに頼っていたことから、借入金比率も重要だったし、製造業においては在庫に関する指標を懸命にマネージしてきたのも事実だが、会社全体の中心指標は、やはり売上成長率とシェアだった。
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2008-4-4 0:17
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“物言う投資家”がモトローラを提訴(BusinessWeek)
Roger O. Crockett (BusinessWeek誌、シカゴ支局長代理)
米国時間2008年3月25日更新 「Icahn vs. Motorola: The Rematch」
米著名投資家カール・アイカーン氏と米通信機器大手モトローラの確執が再燃している。昨年、アイカーン氏は同社の取締役就任を目論んだが、経営側がこれを阻止。今後業績が向上しない場合は次の手を打つと公言していた同氏は、その言葉通り、今度は法廷闘争に打って出た。
同氏の関連団体、米アイカーン・パートナーズは3月24日、モトローラ(MOT)を米デラウエア州の衡平法裁判所に提訴した。不振が続く携帯電話事業の再建策に関する文書の開示を要求し、さらに役員人選の経緯や社用ジェット機の使用記録も明らかにするよう求めた。
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2008-4-2 9:00
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インド・タタが英ジャガー再生に挑む(BusinessWeek)
Ian Rowley (BusinessWeek誌、東京支局特派員)Nandini Lakshman (BusinessWeek誌、ムンバイ支局記者)
米国時間2008年3月26日更新 「Can Tata Rev Up Jaguar?」
9カ月に及んだ交渉が実を結んだ。昨年末の“幻の合意”を経て(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年12月20日「Report: Tata Wins Jaguar, Land Rover」)、ついにインドのタタ・モーターズ(TTM)が米自動車大手フォード・モーター(F)傘下の英高級車ブランド「ジャガー」と「ランドローバー」を23億ドルで買収することが決定した。
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2008-4-2 9:00
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ジャガーとランドローバー、タタに売却(BusinessWeek)
David Kiley (BusinessWeek誌、デトロイト支局上級記者)
米国時間2008年3月26日更新 「Jaguar: Finally Ready to Roar?」
米自動車大手フォード・モーター(F)は3月26日、傘下の英高級車ブランド「ジャガー」と「ランドローバー」をインド自動車最大手タタ・モーターズ(TTM)に売却することに合意した。売却額は約23億ドル。ジャガーを1989年、ランドローバーを2000年にそれぞれ買収した時の半分にも満たない額だ。両ブランドの凋落を如実に表すもので、今後はタタが立て直しを図る。
フォードは今回の売却で、最後まで軌道に乗せることのできなかった事業から撤退する。
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2008-4-2 0:05
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パリコレ“埋め尽くす”広島の刺しゅう製作会社(技あり中小企業が続々誕生!)
数々の著名な服飾デザイナーが新作を発表するパリコレクション、通称「パリコレ」。毎年3月と10月の年2回パリで開かれ、その年の流行を左右するため世界のコレクションでも参加ブランド数が多く、注目度も高い。そのパリコレに1999年から新しい生地を次々と披露して著名デザイナーが注目する日本の中小企業がある。広島県福山市に拠点を置く美希刺繍工芸である。
有名ブランドのロゴも刺しゅう
山陽新幹線の福山駅からJR福塩線で約20分の万能倉(まなぐら)駅。かつて繊維の街として栄えた面影を残す紡績工場の広大な敷地に隣接した単線の駅から、徒歩数分のところに美希刺繍工芸の本社がある。
従業員は15人、売上高は2006年9月期で1億1000万円。
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2008-4-1 0:09
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エルム楽器、顧客データベースを統合しクロスセル(日経情報ストラテジー発ニュース)
少子化が進み、ピアノなど楽器市場が縮小するなか、音楽教室やコンサート事業、中古商品の販売と多角化に乗り出し、奮闘している企業がある。音楽教室や楽器店を経営するエルム楽器(札幌市)だ。今年3月11日、平成19年度「北海道IT(情報技術)経営貢献賞」(北海道経済産業局長表彰)に、受賞10社のうちの1社として選ばれた。
同社はもともと1974年、室蘭市で寺田良紀社長が創業した。札幌市と室蘭市、千歳市、釧路市で83の音楽教室を構え、生徒数は1万人を超す。ヤマハ楽器と特約店契約を結び、楽器販売と教室事業を営んでいる。楽器販売からスタートしたが、現在はおよそ20億円の年商の6割を音楽教室やピアノの調律、コンサート開催といった周辺事業で稼いでいる。
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2008-4-1 0:09
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インド、チベット問題で沈黙(BusinessWeek)
Manjeet Kripalani (BusinessWeek誌、インド支局長)
米国時間2008年3月21日更新 「World Watches India's Response to Tibet」
インド北部ヒマーチャル・プラデーシュ州の丘陵地帯に広がる静かなダラムサラの町は、既に春を迎えている。空気は冷たいが、丘陵には花が咲き乱れている。
600万人のチベット人の精神的指導者ダライ・ラマ14世は、カングラ渓谷を見下ろすこの町の小高い丘の頂上に立つ寺院で亡命生活を送っている。いつもなら静寂の中、チベット仏教僧が穏やかに唱える読経の声が遠くから聞こえてくるはずだ。
だが今年、ダラムサラの静寂は無残に打ち砕かれた。
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2008-3-31 0:12
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企業合併に乗じて変身を遂げる(日本はやっぱり現場力)
新しい家を建てて、そこに双方の会社の人間が引っ越す。第一三共の庄田隆社長兼CEO(最高経営責任者)はそんな経営統合のイメージを持っていた。過去100年もある歴史や文化を持ち込むのではなく、設計して建築して新しく出来上がった新会社が新しい文化を創り出す。
世界的な医薬再編の波を受け、第一製薬と三共が完全統合して第一三共となったのは2007年4月。この統合によって実際に医療フィールドを回っているMR(Medical Representative、医療情報担当者)は、国内の製薬会社で有数の規模となる2300人に増えた。
合併後、この営業部隊は現場でスムーズに融合を遂げたのだろうか。
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