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ニュース見出し
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2009-4-7 0:53
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【2】組織を強くする5条件(ベスト30社に学ぶ危機脱出の処方箋)
経営はヒト・モノ・カネ・情報を有効活用できるかどうかで差が出る。
「イノベーション力」調査の上位企業には、際立った取り組みがある。
景気後退にブレークスルー(現状打破)を生む要因を探る。
【研究開発】
オープン志向で新製品生む
帝人、富士フイルムホールディングス
企業の研究開発において、新しい波が世界で高まっている。
米カリフォルニア大学のヘンリー・チェスブロウ准教授が提唱する「オープンイノベーション(開かれた技術革新)」である。
「オープンイノベーション」推進
自社の技術を使うだけでなく、他社や大学と提携して、それらの持つ技術やアイデアを組み合わせて、革新的な製品やサービスを生み出そうという概念だ。
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2009-4-7 0:53
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会社の履歴書【1】日立製作所(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
日立製作所
今年3月16日、古川一夫社長の辞任と日立プラントテクノロジー会長兼日立マクセル会長の川村隆氏の4月1日付けでの社長就任を発表した日立製作所。
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2009-4-7 0:53
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V字回復の請負人は勤務中に映画館へ向かう(鈴木義幸のリーダーシップは磨くもの、磨けるもの)
ゼネラル・エレクトリック(GE)社の元CEO、ジャック・ウェルチは、著書『わが経営』で、リーダーは「4つのE」をもつ必要があると述べています。
・Energy:自らが活力に満ちあふれていること。・Energize:目標に向かう周りの人びとを元気づけること。・Edge:タフな問題に対しても決断ができること。・Execute:言ったことをとことんまで実行していくこと。
炎が燃え移るかのように
私の知人に、日本GEに勤めていた方がいます。ウェルチがCEOとして日本を訪れたときは、幹部社員として必ずウェルチに会っていたそうです。私は純粋にウェルチという人間に興味があったので、単刀直入に彼に聞きました。
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2009-4-7 0:53
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【時代のリーダー】新宮 康男・住友金属工業会長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1993年3月22日号より
天性のバランス感覚で人を動かし、住金に一時代を築いた。「やわらか頭」CM、不況下での大型設備投資と一見大胆な策を打ち出すが、そこに至るプロセスはち密そのもの。その手腕から「住友グループの顔」「関西財界のエース」との声もかかり始めた。
=文中敬称略(村上 広樹)
新宮 康男(しんぐう・やすお)氏
1926年兵庫県生まれ、67歳。
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2009-4-6 13:21
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テレビ報道は1分、次は季節の話題(ニュースを斬る)
北朝鮮は4月5日午前11時30分頃(日本時間)、国際社会の警告を無視して長距離弾道ミサイルと見られる飛翔体を発射した。飛翔体は一部日本海に着水し、さらに日本の領空を通過し太平洋に着水した。北朝鮮はあくまでも「人工衛星」を搭載と主張しているが、日本をはじめとする周辺国はミサイルの発射であるとして強く抗議している。
では国連安全保障理事国にして北朝鮮の最大の貿易相手国である中国は、今回のロケット騒動をどのように受け止めているのか。中国の首都、北京での報道を基に探った。
中国の国営放送である中国中央電視台(CCTV)の第1チャンネル。毎日午後7時から放送される「新聞聯播」は、ネットワークを通じて中国全土に放送される。
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2009-4-6 1:01
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ある若者の体験と、マルクスの予言(神谷秀樹の「日米企業往来」)
筆者の友人の中に、生涯を世界の若者の体験教育に費やしてきたドワイト・クラークがいる。ドワイトは1967年、米スタンフォード大学の1年生担当学部長の時に、「ボランティア・イン・エイジア(VIA)」という組織を学内に立ち上げた。
VIAは将来、米国のリーダーシップを担うであろう学生たちに、アジアの異文化に触れ、アジアでボランティア活動の場を提供するべくして設立された。メンバーは毎年2回に分けて東京を訪問し、それから各メンバーは他のアジアの国・地域に散らばっていく。このVIAの活動は今でも続いている。
筆者は学生時代、彼らを東京で世話する「早稲田大学国際学生友好会」という団体に在籍していた。
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2009-4-6 1:01
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11年前のリベンジの時が到来(危機の中で明日を拓く CFO“新論”)
(前回から読む)
1999年3月、JT(日本たばこ産業)はBidに勝ち抜き、売却に出されていたRJRInternational社(RJRI)を約9400億円で買収することを発表しました。この買収チームの一員として参画し、11年前にRJRI買収を断念した時の無念さを胸に刻んでいた私にとって、大変感慨深い買収でした。
そして、この買収によって、JTは、長年の願いであったたばこ事業を海外に雄飛させるためのフレームを確立し、また、その後の成長エンジンとなるWinstonやCamelといった貴重なブランド群を獲得することができました。この買収の成功が、後のギャラハー買収の礎になったのです。
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2009-4-6 1:01
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イノベーティブな技術 厳選40()
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2009-4-6 1:01
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ベスト30社に学ぶ危機脱出の処方箋()
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2009-4-6 1:01
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【1】不況を超える実直派(ベスト30社に学ぶ危機脱出の処方箋)
「イノベーション力」ランキングの上位には、地方の中堅企業が並ぶ。
トヨタやソニー、ホンダなどの大企業を凌ぐ力とはどんなものか。
分かりやすい行動指針とその実践が、革新と成長を支えている。
「イノベーション力」総合ランキングベスト30はこちらへ
ランキングの上位には、意外にも地方の中堅企業が並んだ。調査では各社に「イノベーションに優れた会社はどこか?」とも聞いたが、トヨタ自動車やソニー、ホンダ、任天堂などの回答が目立った。実際の結果はそれらとは別の社名が上位に来ている。
中堅規模で、抜群の知名度を誇るわけでもない企業はその力をどう蓄えてきたのか。アンケートと取材から浮かび上がった革新経営の神髄とは。
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2009-4-6 1:01
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「イノベーション力」の算出方法(ベスト30社に学ぶ危機脱出の処方箋)
「日経ビジネス」「日経エレクトロニクス」「日経コンピュータ」の3誌が共同で実施した「企業のイノベーション力調査」では、全上場企業約4000社を対象に、日本経済新聞デジタルメディアのデータベース「NEEDS」を用いて、2段階で調査した。
第1段階として、過去8期(2000年4月期〜2008年3月期の連結決算データ、連結がない場合は単独決算データを使用。上場時期の関係などで、8期分の財務データを入手できない企業については、入手可能な範囲で計算)の業績が優れていた企業を複数の指標で評価、「イノベーションにより業績を伸ばしている優れた企業」として上位約15%を1次選抜した。1次選抜を通過した企業(持ち株会社の傘下事業会社も対象に含む)は573社(1次選抜の選抜基準や指標の詳細は後述)。
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2009-4-6 1:01
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[1]クラウド・コンピューティング(イノベーティブな技術 厳選40)
日本企業が再び活力を取り戻すためには、自らイノベーティブな技術を開発するのはもちろん、ビジネスのトレンドを引っ張る他の技術にもきちんと対応する必要がある。
当然、優れたテクノロジーだけでなく、斬新な経営手法やビジネスモデルなどへも目配りは欠かせない。
オンラインサイトや雑誌、ニューズレターなど40以上のメディアを抱える日経BP社では、取材陣が総力を挙げ、未来を司るであろう40のイノベーティブな技術を厳選。
そのうえで、「今実現中の技術」「3年ほど先に実現可能な技術」「5年以上先に実現しそうな技術」に分けて示した。
今後のイノベーションの行方を示す“羅針盤”として役立ててほしい。
(大和田尚孝=日経コンピュータ、降旗淳平=日経ビジネスアソシエ)
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>>シリーズの概要はこちら
2008年3月、米ワシントン・ポストは1万7000ページを超える書類データを前に頭を抱えていた。
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2009-4-6 1:01
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会社の履歴書【1】日立製作所(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
日立製作所
今年3月16日、古川一夫社長の辞任と日立プラントテクノロジー会長兼日立マクセル会長の川村隆氏の4月1日付けでの社長就任を発表した日立製作所。
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2009-4-6 1:01
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【時代のリーダー】立石 義雄・オムロン社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1993年3月15日号より
「創業社長の息子」としての重圧をバネに、必死の努力で自分を磨いた。権限委譲、社員の動機づけなど、その間の苦い体験をもとにして、ユニークな経営を確立した。企業の経営効率と社員の自己実現という相克する課題に挑み、理想の企業像を追い求める。
=文中敬称略(中川 貴雄)
立石 義雄(たていし・よしお)氏
1939年、立石電機(現オムロン)創業者である立石一真氏の3男として大阪に生まれる。
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2009-4-6 1:01
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「新人諸君、身なりは安上がりでも、安酒は飲むな」(泥亀サバイバル〜金ぴか偉人伝・2)
(前回「危機は『人脈』に頭を下げ、復活は世界を見る『戦略』で稼ぐ」から読む)
(イラスト:茂本ヒデキチ)
山下亀三郎は、世界恐慌の大津波が押し寄せるなか、幹部社員の大量脱退による経営危機を、コスト削減と日本興業銀行の貸出制度の活用で切り抜けた。
興銀からの資金を豪州アジア間の小麦輸送、満洲から欧州への大豆輸送に集中的に投入し、経営を立て直した。その配船オペレーションは、世界的な食糧や資源の流れに乗じた戦略性を帯びていた。
山下は、窮地を脱してひと息ついた。
しかし、恐慌は猛威をふるっている。失業者は百万人を超え、「都落ち」する人の群れが東海道を歩いていく。東北地方は飢饉に見舞われ、親は血を分けた娘を売って、糊口をしのぐ。
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2009-4-6 1:01
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オバマとGMの一蓮托生(時流超流)
「ワシントンで(バラク・)オバマ政権の担当者と会ったところ、退任を要求されたので、そうすることにした」
米時間3月30日未明、米ゼネラル・モーターズ(GM)会長兼CEO(最高経営責任者)のリチャード・ワゴナー氏が辞任。同社ウェブサイトに掲載された声明に書かれた辞任理由はこれだけだった。2000年6月から9年近く世界最大の自動車会社を率いてきた経営者の最後の弁にしてはあまりに素っ気ない。
民間企業のトップ人事に政府から介入を受けて辞めることに対する不快感を表明したものと受け取れる。
オバマ政権はやりすぎ?
GMは昨年末、米政府から134億ドル(約1兆3100億円)の資金援助を受けたがまだ足らず、166億ドル(約1兆6200億円)の追加支援を求めた。
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2009-4-4 1:42
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茂木健一郎が語る「グーグル、強さの秘密」(日経ビジネスマネジメントリポート)
脳科学のアプローチを応用して、人間の潜在意識に基づく消費行動を解明しようとするニューロマーケティング。にわかに注目を集めるこの新しい試みを脳科学者の側はどう見ているのだろうか。
新進気鋭の脳科学者で、電通4324やカネボウ化粧品などと共同でニューロマーケティングの研究にも取り組んでいる茂木健一郎氏へのインタビューを2回にわたってお届けする。
茂木氏はまず、ニューロマーケティングの代表的な成功例として米グーグルを挙げる。さらに、絞り込んだ対象に最適と思われる商品や広告を訴求する「ターゲティング」はマーケティングの主流になり得ないと指摘する。
── 茂木さんが、ニューロマーケティングに関わるようになったきっかけは。
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2009-4-4 1:42
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「家を継ぐ」という忠義心に見るサステイナビリティ(渋澤 健の資本主義と道徳)
封建制度の下に270年間の平和期であった江戸時代。真剣を振り落とす必要が少なくなった武士階級の規範に、儒教の仁、義、礼、智、信という徳の教えの影響が高まりました。
高尚な立場に自身を置いていると思っている士族が、金銭勘定は卑しむべき行為であるという思想に取りつかれてしまったことを想像することは難しくありません。ただ、彼らの生活が成り立ったのは、農民や商人の手でこしらえた果実をかじっていたからです。
明治維新によって武士は刀を棚に仕舞いましたが、彼らの自尊心は残りました。20世紀の初頭に新渡戸稲造が、西洋の騎士道に劣ることのない、「武士道」という言葉で、日本の精神を西洋社会に訴えたことも、士魂の存在感を世に定着させました。
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2009-4-4 1:42
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第14講 「止まった情報」の価値を知る(本気が作る「やる気」人間)
4月、今年も大学には新入生が入ってくる。大学生ともなれば、それなりの国語力は身についていると考えるのが自然だろう。
だが、知っている漢字がどんなに増えていても、また受験勉強の中で古文や漢文も含めて様々な作品を読んでこようとも、そうした経験だけで、相手の考えを理解し、自分の思いを正確に伝える力を十分に身につけているとは言えない。
長崎国際大学薬学部の教授、荒川正幸は今年も新入生に読み書きの能力を向上させる取り組みをしようと考えている。荒川は昨年、1年生の学生を対象にある実験を行った。最初の講義で学生たちに小論文を読ませて、中身の概要をまとめて書かせたのだ。
その目的を荒川は「コミュニケーションスキルの把握と、向上のため」と語る。
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2009-4-3 1:50
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経営者が眠れない夜に効く「おまじない」(同世代リーダーに聞く〜「体にいい経営術」)
日々激務をこなしつつ、自らの体をマネジメントし、それを組織全体の健全さに結びつける工夫を、40代を中心とした若手経営者たちに聞く連載「体にいい経営術」。第1クールはカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のCOO(最高執行責任者)、柴田励司氏にお聞きする。
38歳でマーサー・ジャパンの社長に就任し、「怒る」「圧力をかける」マネジメントを“実践”していた柴田氏は、40歳の若さで、突然倒れてしまったという。まさしく「体に悪い経営」だった。
●前回はこちら→「圧力マネジメントから、『脱力経営』へ」
柴田 40歳のときのことでした。電車に乗っていたら、手足の感覚がなくなって。泥酔したときのように意識が遠くなり、その場で倒れました。
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