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ニュース見出し
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2009-4-22 1:07
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情報漏えいを反省しモラル強化へ「誠実なプロ集団」への自覚促す(崖っぷちからの再生 改革の軌跡(第1部))
2004年3月に顧客情報漏えいが発覚して、49日間、営業活動を全面的に自粛した。
機会損失により2004年の売上高は前年割れしたものの、2005年は過去最高の売り上げに。
信頼回復のプロジェクトを進める陰で、経営トップは、若手社員中心の組織におけるモラル向上に心を砕いていた。 (文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2006年10月号掲載>
プロジェクトの概要
テレビ通販会社、ジャパネットたかた(長崎県佐世保市)は主力業務であるテレビ・ラジオ通販を2004年3月9日に突然、自粛した。この日、同社は「顧客情報が漏えいした」と発表。営業停止期間は49日間に及び、この間、約150億円の機会損失を招いた。
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2009-4-22 1:07
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[3]ビジネスパーソンが選んだブランド「活力」が企業の魅力(リポート ブランド・ジャパン2009)
国内最大規模のブランド調査「ブランド・ジャパン」も今年で9回目を迎えた。消費者への調査では、高額ブランドなどへの逆風が顕著に見られた。また、「トヨタ自動車」「ホンダ」などもランキングを落としている(消費者調査の詳細は[1][2]を参照)。
この調査とは別に、ビジネスパーソン約2万人を対象に、500企業ブランドについて人材力や信用力などの観点から評価を聞いている。
●「総合」ランキング ベスト40
順位
ブランド
総合スコア
2009
2009
1
トヨタ自動車
107.9
2
パナソニック
99.3
3
ホンダ
90.8
4
ソニー
90.3
5
任天堂
87.0
6
グーグル
83.3
7
シャープ
81.5
8
マイクロソフト
80.7
9
キヤノン
80.3
10
アップル
76.9
11
日産自動車
76.5
12
日清食品
74.0
13
キリンビール
73.7
14
サントリー
72.6
15
アサヒビール
69.4
16
ソフトバンクモバイル
69.1
17
ジャパネットたかた
69.0
18
花王
68.0
19
セブン&アイ・ホールディングス
67.9
19
ヤフー
67.9
21
オリエンタルランド
67.8
22
ヤマト運輸
67.5
23
楽天
67.4
24
ソフトバンク
67.2
25
IBM
67.1
26
パナソニック電工
67.0
27
ブリヂストン
66.8
28
日立製作所
66.7
29
資生堂
66.5
30
全日本空輸
66.3
31
セブンイレブン
66.2
32
リクルート
66.0
33
アディダス
65.8
33
東芝
65.8
35
NTTドコモ
65.6
35
コカ・コーラ
65.6
37
ナイキ
65.5
38
NEC
65.0
39
イオン
64.7
39
日本経済新聞社
64.7
消費者調査では順位を落としたトヨタ自動車が昨年から引き続いて首位の座を守り、「パナソニック」は6位から2位に上がった。
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2009-4-22 1:07
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第33話「経営者や経理責任者は、この計算方法に疑問を抱かないのです」(「熱血!会計物語 〜経理部長、団達也が行く」)
◎前回までのあらすじ
ジェピー経理部長兼CFOの団達也はジェピーを変革するため、手綱を締めていた。長野工場の生産工程を見直し、現金の回転速度を上げるよう各担当者に求めていた。材料、製品、仕掛品、そして売掛金の回転日数を合計で127日以内にし、キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)を10日以内にせよということだ。
達也は使った現金が再び回収されるまでにかかる日数を、現状の約4カ月から10日にすることがジェピーの喫緊の課題と考えていた。さらに、ジェピーに不利な売掛金回収の条件も見直すよう、営業部長の関山に求めた。
達也が変革のスピードを上げようとする一方で、ジェピー社内では達也に反目する社員が目立っていた。
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2009-4-22 1:07
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【時代のリーダー】小島 勝平・コジマ社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
* * *
1995年12月4日号より
米国GE製冷蔵庫の直輸入で話題を呼ぶ。
「安さに勝るサービスはない」という経営信条を貫く。
年1回の社員総会では社員全員と握手、人情味ある気配りも。
隣県を拠点とするライバルの存在が闘志に火をつける。
仕入れに苦しんだ創業時の原体験からメーカーを見返す立場を目指す。
=文中敬称略(酒井 耕一)
小島 勝平(こじま・かつへい)氏
1936年1月28日栃木県生まれ、59歳。
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2009-4-22 1:07
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名門レナウン、大胆な若返りが評価されないワケ(ニュースを斬る)
平均年齢59.2歳の現取締役5人全員が退任し、40代の3人が内部昇格。社外取締役には、VAN創業者石津謙介氏の長男でデザイナーの石津祥介氏と、マルマンの創業一族で、産業再生機構からジュリアーニ・パートナーズ日本代表に転じた片山龍太郎氏の2人を招聘。
平時の会社なら好印象を与える人事と言えなくはないが、長年巨額の赤字を垂れ流し続け、このままでは過去の蓄積が底を突くのは時間の問題。そんな崖っぷち企業レナウンの人事にしてはいかにも甘い。
しかもレナウンは昨年秋、全62ブランドの4分の1に当たる16ブランドの廃止とそれに伴う3割の人員削減などを柱とするリストラ計画を策定している。
企業の再生は不採算部門の整理が終わった、その後こそが主戦場である。
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2009-4-21 0:54
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-4-21 0:54
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【第4話】部下のやる気を高める5つの鉄則(その3)(リーダーのための“新”武士道 伝説の外資トップがあなたのメンターになる!)
東京のソメイヨシノはおおむね花びらを落とし、街の景色は徐々に新緑の季節へと移り変わりつつあります。今年4月に入社式を済ませた新入社員たちも、そろそろ会社という新しい組織に馴染みつつある頃でしょうか。
新人を生かすも殺すも上司次第
この季節、新調したばかりのスーツに身を包んだ新人らしき若者たちを街で見かけるたびに、私はいつも決まって感慨にふけります。「この若者が将来活躍する人物になるかどうかは、ひとえに上司の技量次第なのだ」と。
長年にわたって企業のトップを務めた経験から痛感したことの1つに、「鉄は熱いうちに打て」ということがあります。まだ若い20代の頃に、良い上司に恵まれた新人とダメな上司の下で働いた新人では、わずか2〜3年のうちに大きな実力の差がつきます。
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2009-4-21 0:54
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[2]不況期に大幅上昇したブランドちょっとお安く、ちょっとおトク(リポート ブランド・ジャパン2009)
今回、第9回目となった国内最大規模のブランド調査「ブランド・ジャパン」(実施:日経BPコンサルティング)では、「トヨタ自動車」「セブンイレブン」など、これまで強いとされてきたブランドが順位を落としていた。さらに、「ロレックス」「シャネル」などの高級ブランド離れも目立った(詳細は[1]を参照)。
こうした中、100位以上ランクを上げた企業もある。スウェーデンの家具チェーン「イケア」(前回605位→今回180位)や、コーヒーチェーンの「タリーズコーヒー」(507位→340位)、軽自動車大手の「スズキ」(349位→180位)などだ。逆風にかかわらず浮上したブランドは、価格面での割安感に加えて、もう一歩踏み込んだ付加価値を消費者に提供していることが評価を集めているようだ。
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2009-4-21 0:54
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会いたくない人に、会いたくない時に、会いに行ける「体」をつくる(鈴木義幸のリーダーシップは磨くもの、磨けるもの)
「逃げないこと」は、リーダーのあるべき態度としておそらく衆目の一致するものでしょう。
リーダーと呼ばれる人たちに、「あなたは逃げませんか」と聞けば、「なに言ってるんだ。逃げるわけないだろう」といった答えが返ってきそうです。
ところが、フォロワーの立場の人に「リーダーは逃げませんか」と尋ねると、「責任取らないですよね」「はしご外しますよ」「となりの部にさえ要望を伝えられないんですから」というような発言がけっこう聞かれます。要するに「リーダーは逃げます」と言っているわけです。
自分自身のことはとりあえず置いておき、みなさんの現在の上司やかつての上司の姿を想起してください。どんな任務にも逃げずに立ち向かう人だったでしょうか。
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2009-4-21 0:54
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【時代のリーダー】大平 喜信・雪国まいたけ社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1995年7月24日号より
マイタケの生産で全国の70%を占める“小さな大企業”を築く。
小柄な身体と温和な態度の中に起業家精神を秘める。
独立の成功を信じなかった周囲への反発が飛躍の原点。
昨年は株式上場を果たし、事業拡大のピッチを上げる。
マイタケに次ぐ新規商品の開発が新たな夢。
=文中敬称略(酒井 耕一)
大平 喜信(おおだいら・よしのぶ)氏
1948年2月4日新潟県生まれ、47歳。
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2009-4-20 1:31
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「財務企画部」の立ち上げを命じられた(危機の中で明日を拓く CFO“新論”)
(前回から読む)
2001年の春のある日、社長に呼び出しを受けました。それまで経営企画部が有していた経営管理機能、新たに財務戦略を考える機能、そして財務機能として強化すべき機能を具備する組織として、財務機能(当時財務グループと呼んでいました)の中に、新たに財務企画部を作るよう指示されたのです。しかも、その組織を率いるよう命を受けました。
まったく晴天の霹靂でした。確かに財務機能の方向性について、外野から財務機能だけでなく当時のトップマネジメントに向かっても強く、かつ具体的に意見具申をしていました。ただ、門外漢の自分が財務機能で仕事をすることになるとまでは考えたことがありませんでした。
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2009-4-20 1:31
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-4-20 1:31
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リポート ブランド・ジャパン2009()
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2009-4-20 1:31
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【4】ベスト150を一挙公開!(ベスト30社に学ぶ危機脱出の処方箋)
ここでは、「イノベーション力」総合ランキングのベスト150を一気に公開する。
ざっと顔ぶれを眺めていただきたい。「革新力は、企業の知名度や規模、業種には関係がない」ということが、改めて分かるはずだ。技術革新と訳されることの多いイノベーションだが、製造業の“専売特許”ではないのである。サービス業だろうと、イノベーションを実現できるということだ。
ベスト150のランキングには、過去の業績から算出した1次選抜の得点と、アンケートによる2次調査の得点を掲載してある(調査概要はこちらを参照)。2次調査については、経済学者のシュンペーターが定めたイノベーションの5原則を基に、「新製品・サービスの投入」「業務効率や品質の向上」「新しい顧客の開拓」「取引先との関係強化」「組織運営と多様な人材の活用」といった項目ごとの得点も示した。
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2009-4-20 1:31
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[1]消費者が選んだブランド「安くて新しい」で好感度アップ(リポート ブランド・ジャパン2009)
日経BPコンサルティングが2001年から実施しているブランド調査「ブランド・ジャパン」は9回目を迎えた。約3万4000人の消費者に、企業や製品のブランドイメージを聞いたところ、「サントリー」(前回26位→今回9位)、「ハーゲンダッツ」(29位→13位)、「キユーピー」(36位→26位)などの食品メーカーの浮上が目立った。
昨年のリーマンショック以降、景気後退が急速に進む中、家庭での飲食を楽しむ消費者が増えている。そうした消費者に、価格面の魅力だけではなく、一工夫を凝らした製品を投入した企業に対する支持が高まっている。
>>消費者が評価するブランド ベスト100 はこちら
ポンと小気味いい音を立てた後、シャーッという波のような音を奏でて、コーヒー粒がガラスビンに一気に流れ落ちていく。
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2009-4-20 1:31
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婚活のゆくえ理想の結婚とはどんなもの?(働く女性のリアルリポート)
婚活(こんかつ)という言葉が登場して、1年以上がたちました。
男女の初婚年齢が上昇し、非婚率も高まる中、「就職に『就活』(就職活動)が必要なように、結婚にも『婚活』(結婚のための活動)が必要な時代が来た」と指摘したのが、家族社会学者の山田昌弘・中央大学教授でした。
山田昌弘氏と一緒に、恋愛や結婚を取材テーマとするジャーナリストの白河桃子氏が共同して書き上げたのが、『「婚活」時代』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。この本が2008年3月に発行されてから、「婚活」という言葉が注目を浴びるようになりました(参考記事「結婚できない男女が増加。今後は「婚活(こんかつ)」が必須に」)。
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2009-4-20 1:31
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「死んだように静か」な売り場はビジネスモデルが作る(東急ハンズの謎 過剰な品揃えビジネスの本質)
この連載が単行本になりました。「“元祖”ロングテール 東急ハンズの秘密」からどうぞ
未曾有の不況といわれる中、多くの流通業やサービス業が苦境に陥っている。
報道されるのは、大手スーパーの熾烈な値下げ合戦や、低価格ファストフードチェーンの出店増ばかり。しかし、重要なのは価格だけなのだろうか。お客のサイフの紐をゆるめられないのは、消費が冷え込んでいるからなのだろうか。
「決してそうではない!」というふたりの著者がいる。ひとりは『新宿駅最後の小さなお店ベルク』を書いた井野朋也さん。井野さんは、新宿駅徒歩15秒、わずか15坪の店舗で駅ビル一の坪効率を誇る飲食店「ベルク」の店長。
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2009-4-20 1:31
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【時代のリーダー】孫 正義・ソフトバンク社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1995年2月13日号より
19歳で電子翻訳機を考案した発明好き。今は「経営の発明」を目指す。
日次決算ソフト、独自のストックオプション制を編み出した。
米国留学中にデジタル革命の始まりを体験、ソフト流通業を興す。
何事も目標を決め、計画的に進むことをモットーにしている。
壁にぶつかると、あくまで冷静な思考で問題解決の道筋を探す。
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2009-4-20 1:31
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対米戦争を避けよ! 泥亀、奔走す(泥亀サバイバル〜金ぴか偉人伝・2)
(イラスト:茂本ヒデキチ)
軍靴の音の高まりとともに海運界を暗雲が覆った。
四方を海で囲まれた日本は、明治維新以降、国策的な海運政策で業界の発展を図った。海外との大動脈である航路が、万が一にも途絶するようなことがあれば、資源や生活物資の輸出入を船に頼る日本は、文字どおり「沈没」してしまう。
海運界は、西南の役、日清・日露の戦争、第一次大戦といくさのたびに膨張した。
だが、1931年の満州事変、テロとクーデターの時代を経て、37年の盧溝橋事件から日中の全面戦争へ突入すると、一転、存亡の危機が迫ってきた。
海運界の長老・山下亀三郎は、日本と中国の和平を願っていた。これ以上、深みにはまれば、商売どころではなくなる。
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2009-4-20 1:31
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ホンダのアキレス腱(時流超流)
逆境の自動車業界で業績の底堅さが目立つホンダ。2009年3月期に、トヨタ自動車と日産自動車は巨額の赤字を見込むが、黒字を確保しそうだ。
そんなホンダのアキレス腱と言えるのが、米国の在庫問題である。
今年3月末の在庫日数は、トヨタの64日、日産の62日に対して、ホンダは92日と突出している。北米は、2008年3月期にホンダの連結営業利益の5割近くを稼ぎ出した大黒柱であるだけに、問題は深刻だ。
なぜホンダは、在庫調整が遅れたのか。最大の理由は、米国でクルマ販売の減速が鮮明になった昨年春以降も、同社の販売好調が続いたことにある。原油高を追い風に、「シビック」や「フィット」など低燃費の小型車が売れに売れた。
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