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ニュース見出し
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2009-5-8 1:38
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泡で染める白髪染め(時流超流)
男性客が立ち寄ることは少ないが、ドラッグストアの店頭で、棚の一角を「髪染め」が占めている。茶色や栗色など思い思いの色に髪を染めるための「黒髪染め」もあれば、白髪を隠すための「白髪染め」もある。
この市場が活況を呈している。
牽引しているのが、花王が2008年10月に発売した白髪染め「ブローネ 泡カラー」。同社のこれまでの新製品と比べて3倍以上の売れ行きを維持し、白髪染め市場全体を10%程度底上げした。つまり、シェアを奪うだけでなく新規需要も取り込んでいる。
価格はオープンだが、1100円前後で販売されている。白髪染め市場では、売価700円前後が主流。同社のこれまでの商品群と比べても4割ほど高い。
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2009-5-7 0:55
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-5-7 0:55
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【時代のリーダー】瀬戸 雄三・アサヒビール社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1997年6月16日号より
中興の祖、樋口廣太郎会長からトップを継いで5年目を迎えた。
スーパードライに経営資源を集中し、NO.1ブランドに育て上げた。
販売最前線を駆け回り、成功の陰にある「負の遺産」の整理を急ぐ。
いまだ人事権を握る樋口と折り合いをつけつつ、大アサヒビールの復活をめざし、海外市場に夢を託す。
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2009-5-7 0:55
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原価低減狙いの在庫調整(時流超流)
トヨタ自動車と新日本製鉄など鉄鋼大手の2009年度の鋼材価格交渉(6月1日納入開始)が、2008年度比で1トン当たり1万5000円の値下げで決着したことが話題を呼んでいる。
前年度は1トン当たり約10万円だから十数%の値下げ。いわゆる「ゴーンショック」と言われた2001年度の約10%よりも幅は大きく、大幅値下げであることは間違いない。
部品メーカー対策で早期決着
しかし自動車需要の回復が見通せない中で、「トヨタは前年度比3万円から4万円の値下げを求めてくる」(鉄鋼業界関係者)というのが当初の予想だった。それが1万5000円で止まったことで、売り手はすっかり肩透かしを食った形だ。
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2009-5-2 1:54
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次のレベルの豊かさを目指すために(渋澤 健の資本主義と道徳)
「近頃の若者はなっておらん…」
時代を超えて、旧世代の人たちはこのような不満の言葉を漏らします。最近の若者の生活は豊かであるが、それが当たり前のような顔をしている。泣きごとを言うばかりで、彼らには野心がない。大体、あのだらしない服装はなんだ。あのやかましい雑音が音楽なのか、と。
自身の人生の経験を基に、旧世代は断言します。「私が若いころには違った」と。活力があり、物事をなし遂げようという行動心があった。家族の絆が強く、道徳を大切にした。自分たちの身分を越え、社会への忠実心もあった。
歴史に残るのはほんの一握りの人々の生活
ただ、100年ほど前、渋沢栄一はこのような厳格な一般論に異論を唱えました。
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2009-5-1 18:33
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クライスラー、GMの命運を握るUAW(時流超流)
米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、クライスラーの3社は、かつて「ビッグスリー」と当然のごとく呼ばれたが、最近はビッグの看板は外され、本拠地名を取って「デトロイトスリー」と呼ばれることが多い。
その上位に立ち、米自動車産業の将来を左右するような影響力を握る「ビッグワン」の姿が見えてきた。デトロイトスリーの従業員が加盟している全米自動車労組(UAW)である。
米政府とUAWが大株主
デトロイトスリーの一角を占めるクライスラーが連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したのは4月30日のことである。事前に予測されていた事態とはいえ、この日ばかりは米国内トップニュースの座を豚インフルエンザから奪った。
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2009-5-1 1:00
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-5-1 1:00
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【時代のリーダー】川本 信彦・本田技研工業社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1997年3月17日号より
「本田イズムの否定」から始めた社内改革も6年余りが経過した。
国内外で新型車がヒットし、改革が実を結びつつある。
「絶海の孤島に1人残されても生きていける」。この強烈な自負が、周囲の「ヒトラー」という批判を生み、本田を蘇らせもした。
全面展開ではなく、一点突破を狙う新しいタイプの経営者だ。
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2009-5-1 1:00
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“ゲーム機”「iPhone」が市場を席巻する日(後編)(ニュースを斬る)
破竹の勢いでゲーム市場の先頭を行き、「100年に1度」の不況をものともせずに、過去最高の売上高と営業利益を見込む任天堂7974。だがその背後に伏兵が忍び寄っている。米アップルだ。
多機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」と、アイフォーンから携帯電話機能を省いた「iPod touch(アイポッド・タッチ)」の累計販売台数は、4月中旬、世界で3700万台を超えた。
これらを対象にアプリケーションソフトを配信するサービス「App Store(アップストア)」のダウンロード数は、4月24日、10億の大台を突破。その人気を、ゲームソフトが支えている。
任天堂のお株を奪うような格好で、ユーザーとソフトを増殖し続けているアップル。
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2009-4-30 1:11
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-4-30 1:11
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茶室で学ぶビジネス スーツを着た数寄者たち()
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2009-4-30 1:11
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茶会はエンターテインメント、炭点前はキャンプファイヤー(茶室で学ぶビジネス スーツを着た数寄者たち)
亭主が抹茶を点てて客にふるまう、茶の湯。最近では、若手経営者たちが茶道を学ぶ機会が増えている。千利休が「相客に心せよ」と教えた茶の道は、ビジネスパーソンたちの経営術にどんな影響を与えているのか。
今回は、武者小路千家で茶を学ぶ楽天野球団社長の島田亨氏を、稽古場に訪ねた。
※本文中、太字で示した茶道用語は文末に解説を入れた。また取材時は、炉のしつらえで稽古をしている。
島田亨は、水指を茶道口に置いて襖を開けた。それから水指を両手で持ち、右足から静かに敷居をまたぐ。茶室に入って、点前畳の中央に水指を置こうとすると、稽古を見守っていた三浦大徹師から静かな声が飛んだ。
「この場合、水指は畳右半分の真ん中に置くのです」
「え、ここですか」
画像のクリックで拡大表示
戸惑いながら、言われた通りにやり直す。
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2009-4-30 1:11
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球団への就職は「夢のまた夢」(鈴木友也の「米国スポーツビジネス最前線」)
今年3月、日本に出張した時のこと、電車の中で晴れ着姿の艶やかな女子学生を見かけました。「そうか、今は卒業式シーズンだったんだ」。米国に長く住むと、四季折々の風物詩に彩られた日本の鮮やかな暮らしが、ふと懐かしくなります。そして4月、若者たちが新社会人として巣立っていきました。日本社会に、フレッシュな息吹をもたらしていることでしょう。
一方、定期の新卒採用がない米国ですが、採用シーズンがないわけではありません。多くの学校は9月に新学期を迎え、翌年5月に終了して卒業式を迎えます。つまり、4月は米国でも、就職活動がヒートアップしてくる時期なのです。また、卒業間近でないとしても、夏休みはインターンシップとして企業に勤める学生が多く、そのための企業回りをすることになります。
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2009-4-30 1:11
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【時代のリーダー】大迫 忍・ゼンリン社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1996年11月25日号より
詳細な住宅地図を武器に、9月に大証・東証2部に上場を果たす。
学生時代から家業を手伝い、成長を支えてきた2代目社長。
カーナビソフトをはじめ電子地図へ投資、「紙」からの脱皮狙う。
「4年後に社長引退」を公言、社員の奮起を促す。
「大迫抜き」でも強いゼンリンを築けるか、重い課題を抱えている。
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2009-4-30 1:11
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米ドルが凋落するってホント?(ニュースを斬る)
中国人民銀行の周小川総裁の論文「国際通貨体制の改革」(2009年3月23日)が、その意図を含めて様々な波紋を起こしたことはご存じの方も多いであろう。
昨年の秋以降、「米ドルはもはや基軸通貨ではない」とかフランスのニコラ・サルコジ大統領が口走ってきたが、あまり実体のない政治的な発言とおおむね受け止められていた。ところが、周総裁の演説は1歩進んで「SDRの利用の拡大」という国際金融制度に関する改革を提案している。
(注)SDRとは、Special Drawing Rightsの略で、国際通貨基金(IMF)の準備資産として創設された特別引き出し権のことである
筆者には周演説は奇妙な主張に見える。
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2009-4-29 1:49
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豚インフルエンザ、警戒レベル引き上げに提言(御立尚資の「経営レンズ箱」)
「豚インフルエンザ」に関連して、世界保健機関(WHO)は4月28日朝の時点で、警戒水準をフェーズ4にまで上げている。
今回の流行がどの程度の広がりを見せるかは、現時点では全く分からないが、いかにもタイミングが悪い。金融危機に端を発した景気悪化が、何とか底を打とうとしているところに、全く別の方向から大きな悪化要因がやってきた、ということになりかねないからだ。
ようやく製造業の在庫調整が終わりつつあり、15兆円強の追加経済対策も、少なくとも政府案としてはまとまった。今後、雇用への悪影響が拡大し、消費がさらに冷え込む可能性が高いが、そのマイナス要素と企業セクターのプラス方向の動きが打ち消し合うことで、「景気の底抜け」リスクは避けられそうな感触があった。
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2009-4-29 1:49
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“ゲーム機”「iPhone」が市場を席巻する日(前編)(ニュースを斬る)
いったい、いくつのゲームソフトがどの国でどれだけ売れているのか、まるで明らかになっていない。だが、恐ろしく急速にユーザーとゲームソフトの頭数が増えていることだけは、はっきりとしている。
そんな新手のゲームプラットフォームが、「ニンテンドーDS」擁する任天堂の背後へと、不気味に迫っている。米アップルの多機能携帯電話「iPhone」(アイフォーン)」と、アイフォーンから携帯電話機能を省いた「iPod touch」(アイポッド・タッチ)」だ。
この4月24日(米国時間で23日)、アイフォーンとアイポッド・タッチ向けのアプリケーションソフト配信サービス「App Store(アップストア)」は、大きなマイルストーンに到達した。
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2009-4-28 20:42
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動き出す新型インフルエンザの対策(ニュースを斬る)
世界保健機関(WHO)は日本時間の4月28日早朝、メキシコをはじめ、米国、カナダなどでの豚インフルエンザA/H1N1の感染拡大を受け、パンデミック(世界的流行)の警戒水準を一段階引き上げ、6段階のうちのフェーズ4にすると宣言した。これを機に、日本でも「新型インフルエンザ対策行動計画」が、具体的に動き出した。
ピークに達する時間を遅らせる対策が主
日本の対策は、2月にまとめた政府の新型インフルエンザ対策行動計画と10種類におよぶ対策ガイドラインに沿って展開される。
行動計画では、全人口の25%が罹患し、医療機関を受診する患者は1300万〜2500万人に、入院患者は53万〜200万人、死者は17万〜64万人に達すると予測している。
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2009-4-28 1:32
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-4-28 1:32
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「100%やり遂げる!」では100%には届かない(鈴木義幸のリーダーシップは磨くもの、磨けるもの)
このコラム連載の第3回「 V字回復の請負人は勤務中に映画館へ向かう」で、ジャック・ウェルチの提唱する“4E”を紹介しました。
ウェルチが当初リーダーに必要なものとして掲げていたのは、“Energy”(自らが活力に満ちあふれている)、“Energize”(目標に向かう周りの人びとを元気づける)、“Edge”(タフな問題に対しても決断ができる)の3つでした。後年、4つ目のExecute、つまり「言ったことをとことんまで実行していく」を加えたのです。
高いエネルギーを保ちながら、周りを鼓舞し、タフな問題にも決断できるリーダーであっても、最後までやり遂げることができなければだめだとウェルチは考えたわけです。
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