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ニュース見出し
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2009-5-12 1:25
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episode:2「旭山、お前はこの不景気はどのくらい続くと思う?」(第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ)
受話器を置いた旭山隆児は、さっきまで本を読んでいたテラスにもどった。
眼下には江ノ電の駅がある。クラブ活動の帰りらしく、日曜日なのに駅には数人の高校生が制服で列車が来るのを待っている。
遠く沖には、柔らかい三月の風を受けたヨットが滑るように走っていた。どの船も舳先を西に向けている。江ノ島湘南港へもどるのだろう。
予期せぬ電話のせいで灰皿のタバコは燃え尽き、支えを失ったフィルター部分がモザイクタイルのテーブルに落ちていた。可南子が生きていたら叱られるところだ。新婚の頃、ホームセンターで安く買ってきたテーブルをタバコで焦がして、可南子にこっぴどく怒られた。火事になったらどうするのと彼女はいったが。
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2009-5-12 1:25
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【第5話】ダメ上司との上手なつき合い方(リーダーのための“新”武士道 伝説の外資トップがあなたのメンターになる!)
「上司」を巡る理想と現実
今年春から新社会人となった994人を対象に、明治安田生命が行った「理想の上司」についての調査。「男性上司」部門で栄えある1位に輝いたのはシアトル・マリナーズのイチロー選手、「女性上司」の1位には女優の真矢みきさんが選ばれたのだそうです。
それぞれタイプは異なりますが、テレビ画面を通して受ける印象からは、どちらも「頼もしい」という形容がよく似合います。自己をしっかり持っていて、ピンチの時でも冷静さを失わず、的確な判断で部下をぐいぐいリードしてくれる新入社員の若者たちは、そんな頼りがいのある姿に憧れを感じるのでしょう。
ただしこれは、あくまでも「理想の上司」についての話。
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2009-5-12 1:25
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小沢辞任アンケート実施中、B-CASはどうなる?(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
ただいま5月11日の午後9時、Mデスクが作っている小沢辞任記事のあがりをじりじり待っている当番デスクのヤマナカです。
冒頭の「特集」にも大きく出ていますが、本日の見どころはやはりここ。日経ビジネスオンライン名物の、読者アンケートも実施中です。彼の振る舞いをどう見るか、率直なご意見をお寄せ下さい。
続いて、「嫌われ成果主義の逆襲」はいかがでしょう。「成果主義なんてもう時代遅れだろう?」と言いたくなるところですが、「成果」は「結果」とは違う、といわれると「えっ・・・」を思ってしまいます。「成果主義は言われなき批判を受けている。そう考えています。『成果主義ってかわいそうだな』とつくづく思いますね」と語るのは、明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授の野田稔氏。
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2009-5-12 1:25
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【時代のリーダー】平野 和男・大同生命保険社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1998年1月19日号より
1991年以降進めてきた資産リストラが収穫期に入ってきた。
企業年金向け配当では業界トップ、健全経営でも先頭集団に。
かつての内紛、経営危機の教訓生かし、若手の意見を経営に積極活用。
改革は道半ば。現場の奢り抑え、第2の経営改革に取り組む。
競争相手は外資系。高齢化社会に向けた資産運用会社への脱皮目指す。
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2009-5-12 1:25
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辞任に至った経緯を重く受け止めよ(ニュースを斬る)
代表辞任の記者会見で小沢氏自身が述べたように、辞任すべしという意見が世論調査でも民主党内でも増えている状況で、政権交代の可能性を最大限に高めるために、今辞任するのがベストだと考えたという言葉を、それなりに納得できる話だと思う。
辞任の発端は代表秘書の逮捕・起訴
小沢代表の辞任は、公設第一秘書が政治資金規正法違反で逮捕・起訴されたことが契機となっている。その影響を相当強く受けたと思える世論調査の結果から、小沢氏の周辺も辞任一色に染まった。
今回の辞任によって、小沢氏の秘書の政治資金規正法違反の逮捕・起訴を行った検察の捜査のあり方、説明責任の問題から目を逸らすようなことはあってはならない。
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2009-5-11 22:10
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小沢代表辞任は、吉か凶か(ニュースを斬る)
民主党の小沢一郎代表が「西松建設の政治献金」を巡る事件で、自らの公設第1秘書が政治資金規正法違反で逮捕・起訴されたことを受けて辞任を表明した。辞任は衆院での補正予算の審議終了後に行う。
後継には岡田克也副代表、鳩山由紀夫幹事長らの名前が挙がっているが、党内では、選出方法からして多様な意見が出ている。小沢代表辞任で民主党は変わるのか。世論はどう動くのか。
【緊急アンケート】小沢一郎民主党代表辞任
小沢一郎民主党代表が辞任を表明しました。これについて読者の皆様のご意見を伺います。結果は日経ビジネスオンライン上で公表する予定です。ご協力のほど、よろしくお願い致します。
Q1.小沢代表の辞任について、あなたはどのように思いますか。
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2009-5-11 1:29
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GDPの大きさ=幸福、の思い込み(神谷秀樹の「日米企業往来」)
先日、帰国した際、3つの講演会に参加し、そこで様々な人と意見を交わした。高名な経済学者や現在旬のエコノミスト、政治家、官僚、労働組合の代表、企業人、さらに美術や建築などを学ぶ予備校生そして大学生と、経済社会で「今起こっていること」と、「これからどうすべきか」について話し合った。
講演会に参加するまで筆者は、日本の経済学者や政治家の多くは「財政支出推進論者」と思っていた。
これまで述べてきたように筆者は
(1) 大盤振る舞いする前に、金融や社会の仕組みを直す必要を強調し、
(2) 世界中探しても貸してくれる人がいない時に、中央銀行に引き受けさせても行うような大借金を国はするべきではない、
(3) 使途を十分吟味せず、返済計画もなく、目標さえ持たない支出は愚の骨頂、
(4) 経済の回復に最も必要なのはイノベーション(翻って腐った産業や企業に防腐剤を入れるような資金投入はするべきではない)、
という意見を持っている。
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2009-5-11 1:29
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嫌われ成果主義の逆襲()
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2009-5-11 1:29
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-5-11 1:29
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国内市場縮小の中で模索した成長シナリオ(危機の中で明日を拓く CFO“新論”)
(前回から読む)
2002年の12月、2001年のGDP(国内総生産)実質成長率が確定値としてマイナスであったとの報道がなされる中、たばこ税の増税が決定されました。2002年は、国内たばこ事業では、高齢化進展に伴う、想定を上回る総販売数量の落ち込みを記録しており、その中で、増税による一層の事業量減を覚悟せざるを得なくなりました。翌年の2003年の景気について期待できるデータも出てきていましたが、たばこ税増税決定で、一気に社内の緊張感が高まりました。
目先の利益を確保するかそれとも…
さらに、前回述べたように、2005年4月で契約満了を迎えるMarlboroライセンスを更新するのか、終了するのかについて、会社として決断する時期にきていました。
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2009-5-11 1:29
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episode:1「減るわけじゃない? 減るんだよ。こうやって、実際にわたしの人生が」(第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ)
やはり部長は〈あのこと〉を知っている。
「人事のことなんだが」
声をひそめながら部長の菅原仁志が話し始めたその言葉を聞いて、風間麻美は跳び上がって喜びそうになった。
「新しくできる部署があるらしいんだが、人事から君に白羽の矢が立ったみたいでね」
わざわざ加藤課長が席を外したタイミングを見計らって自分を呼んだのだ。
「ちょっと変わった場所らしいが、君には向いていると思う」
向いていようがいまいが、どちらでもよかった。あの課長から逃れられるのなら。本来ならアイツが異動するべきだ。けれど、笑ってしまうほど古い、マンモスのようなこの会社のロジックはわかっている。
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2009-5-11 1:29
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それでも成果主義は止められない(嫌われ成果主義の逆襲)
1990年代に導入が始まり、今や上場企業の8割以上が何らかの形で取り入れていると言われる成果主義型の人事制度。
15年以上の年月を経てここまで普及したにもかかわらず、評判が依然として芳しくない。成果主義は日本企業にはなじまないのか──。
今回は、日経ビジネス誌2009年5月11日号特集「成果主義の逆襲」の連動企画として、成果主義の是非を改めて考える。成果主義の実態と不評の原因を読者アンケートで探ったところ、意外な実情が浮かび上がった。
成果主義型の人事評価・報酬制度──。1990年代初頭にバブルが崩壊した後、日本企業は数多くの経営手法を海外から取り入れてきた。その中でも、この成果主義ほど評判の良くないものは、恐らくないだろう。
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2009-5-11 1:29
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第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ()
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2009-5-11 1:29
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今週の当番デスクのお勧めはこちら(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
皆様、お忙しい中いつも日経ビジネスオンラインをご愛読いただきありがとうございます。今週の当番を勤めさせていただくヤマナカです。
毎日30本前後の記事が掲載される日経ビジネスオンラインは、「バラエティはあるが、読みたい記事を探しにくい!」というご不満をよく頂戴します。一方で、記者もデスクも「忙しい皆さんに、自分の担当記事を見逃されるのではないか」という不安に毎日怯えています。
もちろんすべての記事を見て頂くのが理想ですが、なかなかそんなお時間はないでしょう。でもせめて、興味があるのに気づかずにいた連載を発見する手がかりくらいは用意できるのではないか。そのための策のひとつとして、メールマガジン&ウェブの当番デスクが、当日の「見どころ」を30秒前後で読めるくらい手短にご紹介させていただこう、というわけです。
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2009-5-11 1:29
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30秒で読める日経ビジネスオンライン()
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2009-5-11 1:29
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【時代のリーダー】奥田 碩・トヨタ自動車社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1998年1月5日号より
海外に国内に環境対策にと見違えるほど攻撃的になったトヨタ自動車。
牽引役は3年前に創業家が「強いトヨタ復活」を託した型破り社長だ。
社員をぐいぐい引っ張る姿はサラリーマンとは思えない迫力を持つ。
その行動力を支えるのは、修羅場をくぐった自信と、創業家の信頼だ。
激動の時代に異彩を放つ、ビジョンにまっすぐ突き進む経営者である。
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2009-5-9 1:29
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失敗を恐れず「細心にして大胆なれ」(渋澤 健の資本主義と道徳)
細部へのこだわりは、明らかに日本人の長所です。世界に誇る日本の高品質な製品は、このこだわりの産物でしょう。また、細部へこだわることは、日本文化や美意識の神髄の1つでもあります。ただ、細部に神経質になりすぎると、「木を見て森を見ず」どころか、木の葉しか見えていないことになりかねません。おおらかさや大胆さも、発展のためには大切な要素です。
My father was a banker. While I was still in school, he would often share with me, with a touch of pride and nostalgia, his stories as a young banker. When his bank branch offices closed the shutters for the day, all the bankers and staff would gather to count the cash to check the day’s balance. If that balance was off by as little as 1 yen, the entire branch would stay, and recount the money to reconcile the difference. I thought the last thing that I wanted to be when I grew up was a banker.
After growing up in the US, I returned Japan. As a part-time job, I taught conversational English to a couple of university students. After the English session, we would drink beer and chat (in Japanese), and their father would occasionally join. He was a banker. With a red happy face, he would ask me, “Do you know what kind of people gets promoted to the top at a Japanese bank?”
I thought, well, probably making lots of new loans and being profitable. His answer took me by surprise. “Those guys that managed not to make any mistakes,” he said. I stared back at him with a blank expression. I did not know what to make of his answer. I was still fresh out of school from the US. I did not know a lot of things, but one thing I definitely knew. I did not want to be a banker.
従来の仕事を保守するだけではダメ
銀行での仕事に魅力を感じていなかった私ですが、数年後、気づいていたら金融業界で働いていました。
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2009-5-8 1:38
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-5-8 1:38
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【時代のリーダー】武田 國男・武田薬品工業社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1997年12月15日号より
医療費抑制の逆風を受けながら業績好調の武田薬品工業。
牽引役は社内改革に大ナタを振るう創業家の三男坊だ。
創業200年を超える伝統にとらわれず、国際化に邁進する。
売り上げ世界10位以内を目標に掲げるが、競争力はまだまだ。
病を克服し、持ち前の剛腕で「第2の創業」を達成できるか。
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2009-5-8 1:38
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ゆとり世代の配属が本格化(時流超流)
毎年ゴールデンウイークが明けると、新入社員が各部署に配属される。組織の新しい血となり活性化を促す、と期待されるのが新入社員だが、今年は指導係であるはずの配属先の社員が音を上げてしまうかもしれない。
「働き始めていないとはいえ、もう少し今の経済状況を分かっていると思っていたが…」。新人研修を受託するリンクアンドモチベーションの水谷健彦取締役は嘆息する。
水谷取締役が危機感を抱くのは、今年の新入社員の自発性に疑問符がつくからだ。同社では、新入社員が架空の顧客に対して企画を提案するというプログラムを提供している。顧客役の社員の反応を見ながら、新入社員は自分の頭で企画の過不足を考えて、改良を繰り返す必要がある。
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