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ニュース見出し
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2009-5-14 1:25
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経営とは終わりなき駅伝競走(日本はやっぱり現場力)
昨年秋以降の不況で痛手を受ける家電量販業界。最大手のヤマダ電機は純利益が32.5%減で15期ぶりの減益、2位の
エディオンも減益見込みで、赤字転落の企業も珍しくない2008年度決算。そんな逆風下でも増益企業はある。
目先のことで無理をしないという「頑張らない経営」で創業以来、62年連続で増収を続けるケーズホールディングス(水戸市)の売上高5741億円は、ヤマダ電機、エディオン、ヨドバシカメラ、ビックカメラに次ぐ。経常利益は188億円(前期比14%増)と2ケタの増益を達成。その特徴は、多くの家電量販店が採用している「ポイント制」を採用せず、「現金値引」をうたって独自の経営路線を進んでいる点だ。
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2009-5-14 1:25
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-5-14 1:25
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新ヤンキースタジアム、高収益のカラクリ(鈴木友也の「米国スポーツビジネス最前線」)
松井秀喜選手が所属する米大リーグ機構(MLB)のニューヨーク・ヤンキースが今シーズンから新スタジアムをオープンしたことは日本でもご存じの方が少なくないと思います。ヤンキースの今シーズン開幕戦は、4月6日のボルチモア・オリオールズ戦でした。今年から上原浩治投手が所属している球団です。
ところが、この開幕戦は新ヤンキースタジアムではなく、敵地のボルチモアで開催されました。米国の4月はまだ寒い日も多いため、北部のチームが南部に遠征して開幕を迎えるのが普通です。ニューヨーカーにとっては残念なことではありますが、実は、この日、まだ誰もいないはずの新スタジアムで、あるパーティーが開催されていました。
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2009-5-14 1:25
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「年俸制がホンダを窮地から救った」(嫌われ成果主義の逆襲)
世界同時不況の影響でトヨタ自動車を筆頭にライバルメーカーが軒並み赤字に転落する中、黒字を堅持したホンダ。その同社も、バブル崩壊後の1990年代前半に経営不振に陥り、他社の後塵を拝したことがある。
この苦境からホンダが抜け出す1つのきっかけとなったのが、1992年6月に4000人もの管理職に一斉に導入した成果主義型の年俸制だった。
日本企業の多くで成果主義の導入が失敗に終わったとも言われる中、同社は成果主義を生かして危機を脱し、その後も制度に修正を加えて進化させてきた。その軌跡を曽田浩取締役管理本部長が語る。
ホンダが管理職に年俸制を導入して、管理職1人ひとりの目標に対する達成度を問う形に大きく舵を切ったのは、1992年6月のことです。
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2009-5-14 1:25
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【時代のリーダー】大西 實・富士写真フイルム会長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1998年5月4日号より
10年以上にわたり、1000億円を超える超高収益体質を作り上げてきた。
憶病なほどの慎重さとせっかちさが奇妙に併存する人物像。
激戦のフィルム市場を着実な世界戦略と強烈な効率化で乗り切った。
原点には存続への強烈な飢餓感を持ったかつての社風がある。
「生涯稽古」を信条に、しぶとく「世界で勝てる企業」体質を作った。
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2009-5-14 1:25
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悲鳴を上げる中国農業(ニュースを斬る)
中国農業が悲鳴を上げている。土と水の汚染、担い手である農民の疲弊は、国内消費量の20%に当たる野菜を中国からの輸入に頼る日本にとって他人事ではない。
『農民も土も水も悲惨な中国農業』(朝日新書)を上梓した愛知大学の高橋五郎教授は徹底した農村調査で中国農業の病理を浮き彫りにしている。現地の農民と語り、土や水に触れる異色の学者に中国農業の現状を聞いた。
残留農薬をはじめ、中国の農産物の危険性を指摘するものは少なくありませんが、その中でも『農民も土も水も悲惨な中国農業』(朝日新書)は、農村調査に基づく徹底したルポルタージュという点でかなり趣が異なります。中国農業の危険性に関するニュースを理解するためにも、先生が見てきたお話を伺えないでしょうか。
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2009-5-13 1:40
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episode:3「わたしは、一度、失敗した人間ですから」(第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ)
「もしかしたら5年」
「うん、やっぱりそう思うか」
「なんだ。松宮さんもそう思っていたんだ」
「会社を経営している人間はみんなそう思っているだろうさ。だけど、おいそれと口には出せない。みんなでそう言い出したら需要が冷え込んで、ますます景気回復が遅くなるからな」
「経済は風の影響を受けますからね。アナウンス効果が起きて、消費者でも企業でも先行きが悪いと思えば欲しい物も買わずに我慢してしまう。無駄遣いをしなくなる。景気っていうのは無駄遣いをすることで成り立つものなのに」
バブルの頃の浮かれ加減を思い出しながら隆児はいった。あのころは新入社員がアルマーニを着ていた。
「百年に一度の不景気だといって覚悟が必要だということを伝えたあとは、できるだけ楽観的な見通しをいうしかないんだ。
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2009-5-13 1:40
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存亡の危機からの脱出 改革の軌跡(第2部)()
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2009-5-13 1:40
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不祥事の屈辱をバネに風土改革「日本で一番誠実な会社」に挑戦(存亡の危機からの脱出 改革の軌跡(第2部))
2002年に起こした食肉偽装事件で消費者の信頼を失い、市場からの「退場」を覚悟。
40億円の商品を焼却させられた悔しさを改革の原動力として、競争に勝つための「強い組織」から、法令順守を重視した「正しい組織」への転換を図る。
不正を「しない」ための風土改革と、「させない」ための内部統制に取り組む。 (文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2006年8月号掲載>
プロジェクトの概要
2002年夏、不祥事で地に落ちたブランドを再生させるため、新経営陣の下、徹底した組織改革を断行。企業倫理の専門家の支援を受け、翌春から「過度の業績至上主義の排除」「強過ぎる組織の壁の撤廃」「監査体制の強化」の3つの課題に取り組む。
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2009-5-13 1:40
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トヨタとリクルート、好かれる2つのモデル(嫌われ成果主義の逆襲)
成果主義が嫌われる原因は、成果主義そのものではなく、思い込みに基づく誤った運用にある──。
経営コンサルタントとして企業の人事制度改革の支援も手がけている明治大学大学院の野田稔教授は、インタビューの前編でこう主張した。
では成果主義を好かれるものにするにはどうしたらいいのか。その方策は会社によって異なると野田教授は指摘し、トヨタ自動車とリクルートという業容の対照的な企業の例を挙げながら、ポイントを解説する。
(このインタビューの前編こちらから)
どうしたら成果主義は好かれるようになるのか。その処方箋は企業ごとに異なります。
例えば、(私が社長を務める)ジェイフィールで今、非常に知的レベルの高い社員が集まったサービス業の会社を相手に、成果主義型の制度を見直すお手伝いをしています。
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2009-5-13 1:40
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-5-13 1:40
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議員会館のドキュメント、運動音痴に芋虫も(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
当番デスクのヤマナカです。今日も「Breaking Views」は小沢辞任ネタが山盛りです。でもこんな隠れコラムに目を留める方は、案外読み逃していませんか。「衆院選『候補者A』かく闘わんとす」は、民主党内部、議員会館にいたA氏のドキュメント、この際読まない手はないと思います。辞任に関しての昨日のアンケートにもたくさんのご協力をありがとうございました。結果は「岡田代表で補正予算成立後に選挙を」です。あ、「(小沢特集と)ぶつかって目立たなそうだから、明日にしよう」と、シノハラ記者がいま記事を1本引っ込めました。中国野菜の記事なんですが・・・すぐご紹介できないのが残念なくらい面白いです。どうぞお楽しみに。
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2009-5-13 1:40
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第34話「天国と地獄を味わってこそ、一人前の経営者になれるのだよ」(「熱血!会計物語 〜経理部長、団達也が行く」)
◎前回までのあらすじ
ジェピー経理部長兼CFOの団達也が社内変革のスピードを上げようとする一方で、ジェピー社内では達也に反目する社員が目立っていた。
ジェピー社長の財部益男は、アメリカの大手電子部品会社、UEPCとの交渉を独断で進めようとしていた。そのことを知った益男の母でジェピー創業者の未亡人であるふみは、亡くなった夫が信頼していた宇佐見秀夫に相談するしかないと考えた。宇佐見は達也の恩師でもあった。ふみは娘の早百合にジェピーの現状と益男の先走った行動をしたためた手紙を託した。宇佐見は脳梗塞を患った後、伊豆高原の別荘で隠居していた。
資金繰りに窮していたジェピーは、ロンドンの投資ファンドから30億円の融資を受けていた。
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2009-5-13 1:40
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【時代のリーダー】佐久間しょうじ・日本衛星放送(WOWOW)社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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1998年3月23日号より
松下電器産業で異例のスピード出世、社長候補にも擬せられた。
しかし、子会社が不正融資に絡んだ事件の責任をとらされて失脚。
1年後、日本衛星放送社長に転じ、経営危機を脱して名を上げた。
現場重視とわかりやすい方針説明で社員の求心力を高める。
2000年の株式上場を目指し、新規参入組との競争に立ち向かう。
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2009-5-13 1:40
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「消費者重視=左翼」に反論する(ニュースを斬る)
4月17日の衆議院本会議で、消費者庁設置関連3法案が全会一致で可決された。与野党間で政府案を一部修正したうえでの決着だった。参議院でも特別委員会を設置して審議が始まった。同法案は今国会で可決成立すると見られ、消費者庁が今秋にも発足する見通しだ。
日経ビジネスオンラインは2008年2月に、自民党消費者問題調査会(会長・野田聖子・現消費者行政担当相)の事務局長だった後藤田正純・衆院議員のインタビュー記事を掲載した。後藤田議員は2006年12月の貸金業法改正で中心的役割を果たし、政府が提出した消費者庁設置法案の土台となった自民党案でも議論を先導した。
貸金業法改正から2年4カ月後の今年4月、衆院で消費者庁設置法案が可決成立した直後に、消費者庁設置までの政界やその周辺の動きを振り返ってもらった。
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2009-5-13 1:40
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日本アジア投資、事業再生ADRを申請(ニュースを斬る)
スクープ
経営不振に喘ぐベンチャーキャピタル大手の日本アジア投資が事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きを申請していることが明らかになった。同手法を利用して経営再建を模索する企業としては先頃、不動産業界準大手のコスモスイニシアが方針を発表したところ。司法制度改革の一環として2007年4月に導入されたADRが、企業再建の分野でも広がりを見せ始めている。
関係筋によると、日本アジア投資が事業再生ADRの申請を認証紛争解決事業者である「事業再生実務家協会」(東京都新宿区、代表理事・松嶋英機弁護士)に対して行ったのは3月12日。取引金融機関約60社に対して債務弁済の条件変更を要請する方向で、これまでに何回かのバンクミーティングを開催しているもようだ(注:日本アジア投資へ事実関係を問い合わせたが、回答はなかった)。
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2009-5-12 17:15
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それでも変わらぬ小沢支配(ニュースを斬る)
表の顔は鳩山由紀夫、裏では小沢一郎が支える。小沢代表辞任後の新たな民主党体制は、ゴールデンウイークのある日に決まった。
衝撃の発表から一夜が過ぎて、新聞紙上には、鳩山由起夫幹事長や岡田克也副代表などの名前が浮上し、対決ムードを煽る。だがそうした空気とは裏腹に、既定の路線が現在、進みつつある。「既定の路線」とは、鳩山氏の代表選出だ。
「この連休中、小沢は鳩山に決断を迫った」。小沢氏の辞任発表後、民主党の関係者はこう囁いた。決断とは何か。小沢民主党は政治主導の霞が関改革を旗印にしてきた。この旗を降ろすことなく、間近に迫る衆院選を戦い抜くか。官僚と戦い続ける気持ちがあるのか。その覚悟を問うたのだ。
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2009-5-12 1:25
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成果主義を悪者にした5つの誤解(嫌われ成果主義の逆襲)
批判が後を絶たない成果主義型の人事評価・報酬制度。だが、批判する人の大半は、自分が成し遂げた「成果」を評価してもらうことには反対していない。
トヨタ自動車やリクルートなどの人事制度を研究してきた明治大学大学院の野田稔教授はこう指摘する。同教授によれば、批判される原因は、成果主義の本質にはなく、思い込みから生じた誤った運用にこそあるという。
歪んだ形のまま定着してしまった成果主義の悲劇とそれを引き起こした真犯人とは…。悲劇を乗り越えるにはどうしたらいいのか。野田教授のインタビューを2回にわたってお届けする。
野田 稔(のだ・みのる)氏1957年生まれ。81年一橋大学商学部卒業。
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2009-5-12 1:25
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episode:2「旭山、お前はこの不景気はどのくらい続くと思う?」(第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ)
受話器を置いた旭山隆児は、さっきまで本を読んでいたテラスにもどった。
眼下には江ノ電の駅がある。クラブ活動の帰りらしく、日曜日なのに駅には数人の高校生が制服で列車が来るのを待っている。
遠く沖には、柔らかい三月の風を受けたヨットが滑るように走っていた。どの船も舳先を西に向けている。江ノ島湘南港へもどるのだろう。
予期せぬ電話のせいで灰皿のタバコは燃え尽き、支えを失ったフィルター部分がモザイクタイルのテーブルに落ちていた。可南子が生きていたら叱られるところだ。新婚の頃、ホームセンターで安く買ってきたテーブルをタバコで焦がして、可南子にこっぴどく怒られた。火事になったらどうするのと彼女はいったが。
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2009-5-12 1:25
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【第5話】ダメ上司との上手なつき合い方(リーダーのための“新”武士道 伝説の外資トップがあなたのメンターになる!)
「上司」を巡る理想と現実
今年春から新社会人となった994人を対象に、明治安田生命が行った「理想の上司」についての調査。「男性上司」部門で栄えある1位に輝いたのはシアトル・マリナーズのイチロー選手、「女性上司」の1位には女優の真矢みきさんが選ばれたのだそうです。
それぞれタイプは異なりますが、テレビ画面を通して受ける印象からは、どちらも「頼もしい」という形容がよく似合います。自己をしっかり持っていて、ピンチの時でも冷静さを失わず、的確な判断で部下をぐいぐいリードしてくれる新入社員の若者たちは、そんな頼りがいのある姿に憧れを感じるのでしょう。
ただしこれは、あくまでも「理想の上司」についての話。
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