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ニュース見出し
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2009-5-30 1:49
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投資の結果は「点」や「線」だけでは測れない(渋澤 健の資本主義と道徳)
成功とは、多くの場合、数値によって測られます。
学校では試験の点数が“成功”を示してくれました。社会に出ると、生産数や売上高、または部下の数によって決められるようになります。銀行口座の中にある数字が他人と自分の成功を比較する目安になる、そういう向きもあるでしょう。
バブル下では自分も同じように儲けたいと思うもの
私たちはランキングが好きです。業界や企業、あるいは個人別の収益性のランキングなどには目を通さずにはいられないでしょう。上位にランキングされた企業や個人のようにお金を稼ぐことができれば、成功したという気持ちを味わうことができるだろうと、私たちは確信します。お金を数えるのは簡単ですが、得ることは困難です。
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2009-5-29 1:50
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持てる企業と持たざる企業(御立尚資の「経営レンズ箱」)
国立科学博物館のホームページ上の記事で知ったのだが、ホオジロの仲間の渡り鳥カタジロクロシトドの場合、メスが選択するオスの「見た目のタイプ」が毎年変動するらしい。縄張りの大きさなどの条件ではなく、あくまで、その年流行の「見た目」が重要だとのこと。ある年はくちばしの大きいオスが、別の年には羽の黒いオスが、それぞれより多く子孫を残す機会に恵まれる。
ダーウィンのクジャクの例(より派手なオスが、継続的にメスに選ばれる)を聞いたこともあり、人間以外の動物の場合、選択されるオスの基準というのは一定だと思い込んでいたので、大変面白いと思った次第だ。
こういう動物行動の話を聞くと、本来は全く関係ないのに、人間の話に引き戻してしまう。
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2009-5-29 1:50
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私の小さな声を聴いてください(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
「数たちは、決して声高に主張しない。その声はとても小さくて、うっかりすると聞き逃してしまうくらいである。だから、こちらから近づいて行って、数たちと向き合い、根気よく耳を傾けてやる必要がある。そうして初めて、数たちは自分自身のことを話し始める」(『数に強くなる』畑村陽太郎 岩波新書)
数字を見ると苦手意識が先に立って、どうしても好きになれなかった私でしたが、畑村氏のこの言葉を読んで数たちの謙虚さに気付かされました。数字が苦手だったのは、私が数字の声を聴こうとしていなかったのだと。
といっても、数字の声を聴くには、それなりの“心構え”がいるのも確か。それを教えてくれるのが「日本経済の『実力成長率』は?」です。
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2009-5-29 1:50
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【時代のリーダー】丹羽 宇一郎・伊藤忠商事社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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2000年4月3日号より
ネットビジネスの取り組みで商社業界の先頭を走る伊藤忠商事。
牽引役は攻めに守りに驚くほど大胆な采配を振る行動派の社長だ。
1350億円を投じたコンビニ投資や、3950億円にも及ぶ特損処理など、
一歩間違えれば、会社を潰しかねない決断を平然とやってのける。
恐らく日本で一番強気な赤字会社の社長ではないか。
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2009-5-29 1:50
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ホステス代わりにされたフィリピン人介護士(ニュースを斬る)
約1年前の2008年5月22日、東京・築地の国立がんセンターに介護施設の関係者が押し寄せていた。同年8月上旬に迫ったインドネシア人介護士などの受け入れを前に、厚生労働省傘下の社団法人「国際厚生事業団」(JICWELS)の主催で説明会が開かれたのだ。
5月ながら気温30度という暑さの中、会場には定員を超える300人以上が集まり、立ち見が出るほどの盛況だった。介護現場では人手不足が深刻化していた。そこに政府が外国人介護士などの受け入れを決めたことで、彼らに“救世主”を期待する声が高まった。
あれから1年。関係者の熱気はすっかり冷めてしまっている。
現場は人手不足、でも外国人介護士は嫌われる
インドネシアからの介護士などの受け入れは、日本が同国と結んだ経済連携協定(EPA)に基づくものだ。
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2009-5-28 1:11
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-5-28 1:11
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勝ち残るためのダイバーシティー・マーケティング()
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2009-5-28 1:11
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消費者はもっと自由に、企業はもっとダイナミックに(勝ち残るためのダイバーシティー・マーケティング)
過去の日本のマーケットは、多様性の低いマーケットだったと言えるのではないでしょうか。特に1960年代から2000年に入るまでの間、「1億総中流社会」と言われるように、終身雇用に支えられ、日本経済を大きく成長させた団塊世代を核に、大方の国民は、「上流でもないけれど下流でもないそれなりに豊かな生活」を手に入れ、マイホーム、マイカー、家電製品に代表される耐久消費財に手が届く時代を送ってきました。
この時代のマーケットは、所得、世代、性別、エリア(国)の多様性は低く、企業が収益を最大化するには、一般大衆に向けた汎用的な商品をマス広告で訴えることが最も有効な手法だったと言えるでしょう。
しかしながら、2000年に入りマーケットは急速に多様化しており、企業はマーケットをひとくくりに捉えて戦うことが難しくなってきています。
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2009-5-28 1:11
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世界最大エアラインを引きつけたVIP獲得戦略(鈴木友也の「米国スポーツビジネス最前線」)
前回では、新ヤンキースタジアムが、クラブシートを急増させた狙いを解説しました。富裕層を狙い撃ちにしたスイートボックスやクラブシートといった高収益座席(プレミアムシート)によって、増収を図っているわけです。同時に、座席や通路の幅を広げたり、チームショップや飲食店、トイレなどを大幅に増設したりして、顧客満足度を高め、リピーターを増やす戦略を取っています。
この球団戦略に、巨額のカネを払ってパートナーになったのが世界最大エアライン、デルタ航空でした。昨年10月にノースウエスト航空と合併したことで、売上高177億ドル(約1兆7700億円)となって世界のトップに立ちました。そのデルタ航空は、新ヤンキースタジアムに設置された8種類のクラブシートのうち、最高級グレードの座席エリアの命名権を取得したのです。
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2009-5-28 1:11
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分かりにくい言葉では、モテません(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
フランクリン・ルーズベルト大統領の「炉辺談話」は、1933年、当時の大恐慌についての内容がその始まりだったという話を聞きました。「炉辺談話」とは、大統領自らがラジオを通して自分の考えを国民に伝えようと始めたもの。自分の言葉で、市井の人々の顔を思い浮かべながら語ったと言われています。
今、起きている問題とは何か、解決するためにはどんなことをしなければいけないのか。言いにくいことを言葉に出し、分かりやすい言葉で伝えてくれたとしたら、かえって国民は安心するように思います。また、問題点を共有できれば、メンバーが一丸となって困難に立ち向かおうという力も湧いてくるでしょう。
「得手に帆をあげて」。
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2009-5-28 1:11
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【時代のリーダー】樋口 廣太郎・アサヒビール取締役名誉会長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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2000年2月7日号より
経済戦略会議の議長、ナスダック・ジャパン世話人会の代表…。
主な役職だけで20を超える“売れっ子”は、今も多忙な日々を送る。
自ら「幸運な男」と言う樋口は事実、常に幸運の女神に味方されてきた。
その経営手法の根幹にあるのは「損切り」。運を逃さぬ奥義と言える。
剽軽な身ぶりに潜む本質は、リスクを巧みに回避する慎重さである。
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2009-5-27 1:03
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会社の履歴書【2】パナソニック(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
バブル崩壊後、日本企業は好むと好まざるとにかかわらず、大きな「変革」を余儀なくされた。金融部門の痛みは、日本企業の成長を支えた間接金融の縮小、株式の持ち合いの解消を迫り、急速に進展したグローバル化は終身雇用、年功序列の終焉をもたらした。その中で問われたのは企業の変革能力である。劇的に変化する外部環境にどう対応し、組織をどう変えていくのか。それに成功した企業もあれば、依然として対応し切れない企業もある。企業が「失われた15年」をどう生きたのか。1991年以降、「日経ビジネス」で取り上げた日本の代表的な企業の記事を「会社の履歴書」として取り上げる。
(文中の肩書き、名称などは掲載当時のままです)
パナソニック(旧松下電器産業)
米ハリウッドの映画・娯楽会社MCMの買収。
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2009-5-27 1:03
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人気でも「日本一」を目指す30年続いた事業形態を刷新(存亡の危機からの脱出 改革の軌跡(第2部))
2008年11月9日に読売ジャイアンツを4勝3敗で破り、4年ぶりに日本一を奪回。
通算16回のリーグ優勝を誇るも、ここ数年は親会社の上場廃止などで売却も取り沙汰された。
これまでグループ内の複数企業に分けて運営してきた野球事業を一本化、
権利と責任を球団運営会社に集約することで、人気でも日本一を目指す改革が加速した。 (文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2009年1月号掲載>
プロジェクトの概要
1978年10月にクラウンライターライオンズを買収して、本拠地を福岡市から埼玉県所沢市に移した西武ライオンズ。“常勝”と呼ばれ、2006年まで25年にわたりAクラス(3位以上)を守ってきた。
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2009-5-27 1:03
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第36話「生産スピードが倍になれば、運転資金は4分の1にできる」(「熱血!会計物語 〜経理部長、団達也が行く」)
◎前回までのあらすじ
ジェピー社長の財部益男は、妻の美智代を伴ってニューヨーク行きの飛行機に乗った。アメリカの電子部品大手、UEPCのCEOの招待だった。“憧れ”の会社から自分に声がかかったことで、益男は有頂天になっていた。美智代はそんな夫の姿を見て不安に駆られていた。
益男がニューヨークのUEPCトップと面会することは、ジェピー社内では誰も知らなかった。ジェピー経理部の部長、団達也は益男と連絡が取れずにいた。
ジェピーに資金を提供しているイギリスの投資ファンドは、金融危機の影響でリストラを始め、ジェピーに対する貸付金を他社に売りたいと言っていた。そのファンドの窓口は、達也の旧友、ジェームスだった。
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2009-5-27 1:03
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【時代のリーダー】角川 歴彦・角川書店社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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2000年1月10日号より
映画やインターネット事業に進出する一方、国際メディア企業とも資本提携。
兄、春樹との対立で社を追われたが、復帰して経営を軌道に乗せた。
将棋で学んだ勝負勘と「最初が妙手」の原則を武器に
異業種とも積極的に提携、大手出版社に伍す第3勢力結集を狙う。
日本の出版界の構造改革に最も心を砕く出版人でもある。
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2009-5-27 1:03
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アメリカは変われるか?(ニュースを斬る)
クリント・イーストウッドの主演・監督映画の最新作「グラン・トリノ(Gran Torino)」の日本でのロードショーが4月下旬に始まり、映画館に見に行った。ため息をつくほど、しびれた。
良くも悪しくも、映画にはその時代を代表するような作品があり、世間の雰囲気、思潮を鋭く反映している。ずっとアメリカ映画を見続けている私には、過去10年間で右から左へ、驕りから自戒、そして再生へと向かう流れを感じる。ちょっと振り返ってみよう。
アメリカの驕り、「絶対悪vs.絶対正義」
1996年のアメリカSF映画「インデペンデンス・デイ(Independence Day)」は、地球に襲来した異星人の侵略に対して、かつて空軍の戦闘機パイロットだったアメリカ大統領自らが戦闘機に乗り、戦闘機部隊を指揮して戦う物語だ。
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2009-5-26 1:21
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episode:11「この時期に限っていえば、ローテクの方が強いというわけだ」(第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ)
これまでのあらすじ
12年前に大日本製鋼を退職した旭山隆児(あさひやまりゅうじ)は、会長松宮賢一(まつみやけんいち)からの要請で再登板し、新しい部署を立ち上げることとなった。メンバーは、上司のセクハラを社内の人事相談室に訴えたことで異動が決まった6年目の女子社員、風間麻美(かざまあさみ)と工学部出身の新入社員、楠原弘毅(くすはらこうき)。組織表に載っていない部署と、髪を赤く染めた風変わりなボス、3人だけのメンバー−−いったい、旭山は第三企画室で何をするつもりなのか。
「ちょっとすまん」
会議の途中で電話が鳴った。オフィスのではなく旭山の胸ポケットの携帯の。
「ああ、松宮さん、ええ、まあ、ぼちぼちです」
どうやら相手は会長らしい。
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2009-5-26 1:21
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社長が社員の話をメモ? すごくいいじゃないですか!(鈴木義幸のリーダーシップは磨くもの、磨けるもの)
ある投資会社の経営者の方とお話をする機会がありました。これまで3000人もの社長に会い、投資先に値するリーダーかどうかを“値踏み”してきた方です。
私は、この方とお話できたら、ぜひ聞きたいと前々から思っていた質問をぶつけてみました。「成功する社長の特徴をひとつだけあげるとすれば、何ですか」。
戦略、ビジョン、はたまたスピード……。3000人のデータの集積から、どのような答を導き出すのか。彼の答に興味津々でした。
眼を上のほうに向けて考えること10秒ほど。彼はこう答えました。
「人の話を聞けるということでしょう」
“聞ける社長”が成功する3つの理由
どうして話を聞ける社長は成功すると思うのか、彼は詳しく話してくれました。
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2009-5-26 1:21
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【第6話】ダメな人間の10パターン(リーダーのための“新”武士道 伝説の外資トップがあなたのメンターになる!)
今回のコラムはまず、ちょっとしたテストから。次の10の質問に答えてみてください。
いかがですか? あなたは「YES」にいくつチェックがついたでしょうか。
失敗している人は、なぜ失敗しているのか?
成功している会社はなぜ成功しているか。
成功するようにやっているからだ。
失敗している会社はなぜ失敗しているか。
失敗するようにやっているからだ。
「なにをそんな当たり前のことを」と思われましたか? いやいや、聞き流す前にもう一度かみ締めてみてください。これは、故・松下幸之助氏の言葉です。
正しいことをやれば自ずと正しい結果が出る。一方で、間違ったことをやれば必ず間違った結果が出る上に引いた“経営の神様”の言葉はごくシンプルなものですが、普遍の真理を突いた名言と言えるでしょう。
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2009-5-26 1:21
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カーシェアリングに参入続々(日経ビジネス リポート)
世界経済危機で一気に冷え込んだ日本の消費。だが、消費低迷の理由は景気の悪化ばかりではない。「日経ビジネス」が4月に実施した読者アンケートでは、消費の飽和やそれに伴うモノ離れの実態が明らかになった。
今回は日経ビジネス誌2009年5月25日号特集「物欲消滅 『買わない消費者』はこう攻めよ」の連動企画として、特に自動車購入に対する読者のアンケート結果から新たなニーズを考える。また新たな自動車関連ビジネスについても紹介していく。
「カーシェアリングは将来、鉄道、バス、タクシーに次ぐ交通ネットワークになる」
オリックス自動車の高山光正カーシェアリング部部長はこう意気込む。複数の会員で共用するクルマを提供し、利用時間や走行距離に応じて課金するのがカーシェアリングと呼ばれるサービス。
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