| 発行日時 |
ニュース見出し
|
|
2009-6-3 1:05
|
実態は「さらなるUAW優遇」です(J・W・チャイ「コスモポリタンの眼」)
拝啓 尊敬するバラク・オバマ大統領閣下。
昨年の選挙戦では、小職家族全員が閣下の当選のため最大の努力をし、個人では最大限度の寄付もし、閣下の当選を家族で喜び合いました。
今でもオバマ政権の内政、外交政策にはすべて賛成。今回、最高裁判所判事に指名されたソニア・ソトマイヨール判事の人選についても大賛成です。ソトマイヨール判事は熱狂的なヤンキース・ファンのようですが、実は私もそうなのです。
しかし、6月1日、米ゼネラル・モーターズ(GM)が米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したことに関連して、どうしても理解できない点がいろいろとあり、あえて一筆啓上いたします。
債権者に厳しく、労働組合に甘い決着
米財務省の自動車作業部会が書いたシナリオに従って、まず5月31日夜11時15分、ニューヨーク連邦破産裁判所のアーサー・ゴンザレス判事が、既に破産法の適用を申請しているクライスラーに対し、その優良資産を伊フィアットが経営権を持つ新生クライスラーに譲渡することを許可しました。
|
|
2009-6-3 1:05
|
「100年に1度」の経済危機、「12カ月に1度」の???(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
本コラムを担当する戸田です。よろしくお願い申し上げます。
この原稿執筆時点で、編集部は特集「オバマとGM」に関する記事掲載の準備で慌しい状況です。必死で間に合わせようとしていますが、モノによっては・・・。朝、お届けしたメールマガジンでは紹介していない記事が、突然、掲載されているかもしれません。特集は隅から隅まで、じっくりとお読みください。
米国の出来事は、日本経済にも影響を与えます。ここに鋭く切り込んでいるのが、「経済危機は9つの顔を持つ」。経済学者の竹森俊平氏が、財務省財務官から島根県知事に転身した溝口善兵衛氏との対談です。
また今は、「100年に1度」の経済危機だけでなく、「12カ月に1度」の祝日がない月であることもお忘れなく(8月は夏休みがあるということで・・・)。
|
|
2009-6-3 1:05
|
第37話「すべての取締役がノーと言っても、あなたがイエスと言えばいい」(「熱血!会計物語 〜経理部長、団達也が行く」)
◎前回までのあらすじ
ジェピー社長の財部益男は、アメリカの電子部品大手、UEPCのCEO、マイケル・ウッズの招待を受け、ニューヨークに向かった。益男がニューヨークのUEPCトップと面会することは、ジェピー社内では誰も知らなかった。
益男はマイケルの自宅で催されたパーティー会場に行った。まるでハリウッド映画に出てくるような豪華なパーティーには、有名な音楽家や野球選手も集っていた。益男はもてはやされ、すっかり夢見心地になっていた。
元専務の間中隆三とともにジェピーを追われた沢口萌は、銀座の高級クラブに勤めながら密かに“復讐”の時を待っていた。萌はアメリカの投資ファンドの日本支社長であるリンダと東京駅に隣接するビルの20階にあるホテルのロビーで初めて顔を合わせていた。
|
|
2009-6-3 1:05
|
【時代のリーダー】江本 寛治・川崎製鉄社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
* * *
2000年12月4日号より
NKKとの事業統合構想を描き、鉄鋼再編劇の主役に。
王者・新日本製鉄への対抗勢力を目指す。
世界経済を支配する英米に反発し、仏企業と提携へ。
根っこにあるのは強者に対する反骨精神だ。
少年期にいじめを跳ね返した体験が原点だという。
=文中敬称略(塩田 宏之=編集委員)
いじめられっ子だった少年が、勇気を奮ってある決意を実行に移したのは小学6年生の運動会の日だった。
|
|
2009-6-3 1:05
|
GM(ガバメント・モーターズ)の衝撃(時流超流)
6月1日、時計の針がちょうど正午を回った時。米ニューヨークのゼネラル・モーターズ(GM)ビルの会見場に設置されたスクリーンに、カウントダウンの時計が表示された。
1908年に創業し、20世紀の産業史に君臨した巨大自動車メーカーが、その社史に「破産」の2文字を刻む。その世紀の会見の10分前から、なぜかカウントダウンが始まる。記者の間から失笑が漏れる。そこに、GMと米自動車産業の病理が垣間見える。
資本主義に生まれた国営企業
それまで、スクリーンではバラク・オバマ大統領の演説が中継されていた。そして、繰り返しGMが復活すると強調する。
「多くの専門家が、そんなに早い(米クライスラーの)抜本的な破綻処理は不可能だと言った。
|
|
2009-6-2 13:44
|
幻の「シボレー・モーター」構想(ニュースを斬る)
米ゼネラル・モーターズ(GM)が1日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、倒産した。米政府のシナリオによれば、今後は「新GM」と「旧GM」へ会社分割され、新GMとして再生を図ることになる。
新GMはシボレーやキャデラック、ビュイックなどの事業部で構成される。規模で圧倒的な存在はシボレー事業部であり、新GMは「シボレー・モーター」と呼んでもおかしくない。一方、ポンティアックやサターンなどの事業部を抱える旧GMは清算される。
これで、GMは半世紀以上も前の提言をようやく受け入れる格好になる。米経営学者の故ピーター・ドラッカー氏の提言だ。
ドラッカー氏は第2次世界大戦中に「GM初のコンサルタント」としてGMを内部から徹底調査し、調査終了後に同社幹部に向かって「シボレー事業部をスピンオフ(分離・独立)すべきた」と主張したのである。
|
|
2009-6-2 1:13
|
郵政民営化は、お手本を失った(すべては倉庫番が知っている)
日本の郵政民営化を強力に推進した小泉純一郎・竹中平蔵ラインが、手本として盛んに持ち上げた「国際インテグレーター」の事業モデルが瓦解している。世界中に張り巡らした輸送ネットワークとフルラインの物流サービスを兼ね備えた総合物流会社というビジョンは、物流市場において今や説得力を失った。
グローバル物流市場で4強とされる会社をご存じだろうか。売り上げ順に、独ドイツポスト、米UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)、米フェデックス、蘭TNTである。このうちドイツポストは、独郵政局が民営化して大手物流会社の米DHLを買収したもの。UPSとフェデックスは米国の国際宅配会社、TNTはオランダ郵政局が前身だ。
|
|
2009-6-2 1:13
|
episode:12「そして、最後にオートバイが残った。」(第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ)
これまでのあらすじ
12年ぶりに大日本製鋼に戻った旭山隆児(あさひやまりゅうじ)が立ち上げた新部署の名は、第三企画室。6年目の女子社員、風間麻美(かざまあさみ)と工学部出身の新入社員、楠原弘毅(くすはらこうき)を従え、髪を赤く染めたボスは何をしようとしているのか。記念すべき第一回目の会議の途中で入った報せは、インドの鉄鋼会社、ヒッタイト・スチールが大日本製鋼を買収するかもしれないという厳しいものだった。
バックミラーにバイクが見える。
気になってのぞき込もうとすると、すぐにそれは視野を外れる。さっきからそれを繰り返していた。なぜ、後ろのバイクは追い越さず私をつけてくるのだ。
|
|
2009-6-2 1:13
|
スピーチが苦手なリーダーに5つの処方箋(鈴木義幸のリーダーシップは磨くもの、磨けるもの)
リーダーになると、どうしても避けて通れないのが、「たくさんの人の前で話すこと」です。部下の数が多くなるほど、チーム全体として目指す方向性を揃えるため、壇上で自分の想いを語らなければなりません。「日頃お前たちに話しているのだから、自然にわかるだろ」では済みません。
ところが、この責務を十分に果たせていると感じているリーダーはとても少ないように思います。多くのエグゼクティブの方にコーチングをさせていただいていますが、彼らの抱える悩みの一つとして、よくお聞きするのが、「大勢の部下の前でうまく話せない」というものです。
これは無理からぬことだと、私は思っています。
「うまくしゃべれて当然」というプレッシャー
リーダーはフォロワーから、“リーダーとして相応しい人前でのしゃべり”を当然のように求められます。
|
|
2009-6-2 1:13
|
特集にはのらない“GM”、あります(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
こんにちは。本コラムを担当する戸田です。よろしくお願い申し上げます。
この原稿執筆時点で、6月1日午前11時半(日本時間2日午前0時55分)から、バラク・オバマ米大統領が、米ゼネラル・モーターズ(GM)について声明を発表する予定になっています。これを受けて、日経ビジネスオンラインでは、特集「オバマのGM」を掲載しています。これから追加記事も登場予定です。ご期待ください。
それだけではありません。本日は、別の“GM”記事も充実しています。
「Web2.0(笑)の広告学」のテーマは、世界禁煙週間。そう、「Good Manner」について、ヒントを与えてくれます。「鈴木義幸のリーダーシップは磨くもの、磨けるもの」は、スピーチを取り上げています。
|
|
2009-6-2 1:13
|
【時代のリーダー】吉越 浩一郎・トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
* * *
2000年11月20日号より
赤字続きだったトリンプを業界2位の企業に成長させた。
問題先送りを根絶し、責任の所在を明確化して、会社を甦らせた。
毎朝必ず開く会議で、社員と問題意識を共有化するのがポイントだ。
仕事に厳しく、怒鳴ることも多いが、社員を思いやる気持ちも強い。
女性下着界のガリバー、ワコールを目指し、奮闘する毎日が続く。
|
|
2009-6-2 1:13
|
GM再建、カギ握る「大宇」と「上海」(ニュースを斬る)
米ゼネラル・モーターズ(GM)の経営危機が世界の自動車産業に与える影響は、これまではどのブランド、どの子会社が誰に売却されるのかという「GM解体」の側面から語られることが多かった。しかし連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)適用の申請が現実になった今、同じくらい注目されるのが破たん処理後の「新生GM」が何を残し、復活に向けてどんな手を打つかだ。
結論から言えば、新生GMは米本土で工場閉鎖や人員削減などの合理化を進めると同時に、新型車の開発、生産、販売で大胆な“アジアシフト”を急ぐ可能性が高い。そのカギを握るのが韓国の子会社「GM大宇自動車技術」と、中国の上海汽車との合弁会社「上海通用(GM)」である。
|
|
2009-6-1 1:19
|
マイナスから出発した組織づくり(危機の中で明日を拓く CFO“新論”)
CFO就任後、ギャラハー社買収準備のために、積み残しになっていた課題がありました。それは、1999年のRJRI社買収以来、海外たばこ事業の本社であるJT International(以下JTI。今、私がいる所です)の財務(Treasury)、税務(Tax)機能と、JT本体の財務、税務とを統合し、JTグループ全体の最適な機能に再構築することでした。
当時、海外たばこ事業のTreasuryやTaxの機能は、JTIのCFO配下にあり、事業部門内コーポレート機能として設計されていました。これは、海外たばこビジネスへのサポートを最優先するためでした。一方、JTグループ全社のコーポレート機能である財務や税務から見ると、JTIのTreasuryやTaxの機能は、間接的なレポートラインとしての存在になっていたのです。
|
|
2009-6-1 1:19
|
路地道を覗いてみましょう(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
初めまして。6月1〜5日まで、本コラムを担当する戸田です。よろしくお願い申し上げます。
先日、デザイナーやコンセプターの方々と旅行して、街巡りしてきました。彼らが注目するのは「路地道」でした。観光客がごった返す大通りを歩きながらも、路地道は覗いておく。
「あ、面白そうな店があった」「ここに、こんな施設があればいいのに」
話を聞いていると、どんどんアイデアが湧いてきます。それによって、点が線となり、線が面となって、見事に街が形作られていく。発想の膨らませ方を学んだ気がします。
ネットは、どうしても自分の関心事にだけ視野が向きがちです。話題性の高い“大通り”だけを歩いて満足しているケースも多いのではないでしょうか。
|
|
2009-6-1 1:19
|
「カネの誘惑を断ち切れば、英雄になれる」危険な時代(泥亀サバイバル〜金ぴか偉人伝・2)
成金の興亡と昭和恐慌を描くなかで、孤立した人々がテロリズムに駆り立てられる可能性を示唆した山岡氏と、現代日本におけるテロルとクーデターの予兆を鋭敏にとらえた佐藤氏。明治以降の官僚支配が、新興企業群を成金として嘲る雰囲気を生み出し、成長を阻害してきたのではないか。これは『成金炎上』のテーマのひとつだった。
* * *
佐藤 『成金炎上』を読んで堀江貴文さんを思い出しました。僕は堀江さんには何回か会ってます。最初はお金のためのお金を集めているのかなと思ったんですけれども、初めて話をしたときに、非常に面白い人だと気付いたんです。あの人は超人類になりたいんです。人類というのは科学技術の成果によって死を克服できると、堀江さんは確信しているんです。
|
|
2009-6-1 1:19
|
【時代のリーダー】坂本 幸雄・日本ファウンドリー社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
* * *
2000年6月26日号より
高校野球監督になる夢破れ、何の野心も持たずに入った半導体業界。
激務をこなして実地に学んだ経営ノウハウは、海外でも評価が高い。
米国系の大手半導体会社での社長レースに敗れて失意を味わうが、
その手腕により不況でやせ衰えた中堅半導体メーカーを次々と再建。
再び訪れた好況に沸く業界を冷静に見つめ、地盤固めに邁進する。
|
|
2009-6-1 1:19
|
ローソン消えて草刈り場に(時流超流)
「am/pm」の看板を残すか、「ローソン」に変えるか。
ローソンによるエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)の買収交渉は、約9カ月の長期にわたって行きつ戻りつした揚げ句、結局、白紙となった。ブランド名の存続を巡って話がこじれたためだ。
ローソンによる買収が白紙となったam/pmの店舗(写真:佐藤 久)
親会社のレックス・ホールディングスがam/pmの売却を検討していることが明らかになったのは2008年9月。半年を経た今年2月末、いったんは145億円でローソンが買収を決めた。しかしその後、am/pmの商標権を持つ米エーエム・ピーエム・インターナショナルが難色を示し、交渉は暗礁に乗り上げた。
|
|
2009-6-1 1:19
|
「GM危機」で、帝人が巻き添えに?(ニュースを斬る)
社債のオフバランス化を行った企業で思わぬ損失の発生が相次いでいる。5月25日には帝人が72億円の損失計上を発表、同様のケースは武富士、ソフトバンクに続いて3社目となった。
背景にあるのは証券化バブルや、「GM危機」と呼ばれる米ゼネラル・モーターズ(GM)の破綻処理問題といった海外金融情勢の急激な乱高下。社債のオフバランス化を行っている企業はほかにもあり、今後も“爆弾”が破裂する可能性は否定できない。
帝人が損失発生を明らかにしたのは、2009年3月期決算の発表からわずか2週間後のことだった。第4回無担保普通社債150億円を「債務履行引受契約」によってバランスシートから切り離していたが、それに関連して現金72億円の追加拠出を余儀なくされたのだ。
|
|
2009-6-1 1:19
|
誰も理解していなかった「対面販売の原則」(ニュースを斬る)
「行政の暴走に歯止めをかけるには司法しかなかった」
6月1日の改正薬事法施行が目前に迫った、5月29日。単独インタビューに応じた後藤玄利ケンコーコム社長は、胸の内を明かした。
健康関連商品のインターネット通販を手がけるケンコーコムは、5月25日、国に対して訴訟を起こした。厚生労働省が2月に公布した省令では、風邪薬や胃腸薬といった医薬品をインターネットで販売することを禁じている。これに対して、「営業の自由の侵害」などを理由に、省令の無効確認や取り消しなどを求めていく。
後藤社長は、いち早く医薬品のネット通販規制の動きを察知し、厚労省の理解を得ようと活動してきた。その中心人物が、一連の経緯と提訴の決断について語った。
|
|
2009-6-1 1:19
|
ポール・クルーグマン教授に聞く「GM問題、米金融危機、日本経済」(ニュースを斬る)
2008年度のノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン教授は、このたび日本国内向けとして特別に『危機突破の経済学』(PHP研究所)を上梓、その記念として先頃来日した。
来日中、クルーグマン教授が都内の大手家電量販店や商店街を見て回った感触は「日本は恐慌ではない」。ただ地方など日本のすべてを見たわけではないので、本当のところは分からないと慎重な姿勢も。
そうした姿勢は世界経済の見通しにも表れ、今年末から来年にかけて底入れ、本格回復には4〜5年かかると見るが、日本のような「失われた10年」を経験する可能性を否定しない。クルーグマン教授に世界の景気情勢や米ゼネラル・モーターズ(GM)、バラク・オバマ大統領の経済政策などについて聞いた。
|
広告
|
広告
|