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ニュース見出し
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2009-7-21 1:43
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【時代のリーダー】森 正文・一休社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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2006年7月31日号より
高級ホテルに特化した予約サイトとして独自の地位を確立する。
30歳で患った難病の克服が、起業の道へと駆り立てた。
IT企業家でなく、サービスのプロとして次はレストラン予約網を築く。
=文中敬称略(蛯谷 敏)
「ほら、あれです。黒い犬」
社長室の壁に留められた1枚のピンナップ写真を指すと、大柄の男性はその体躯には不釣り合いなほど満面の笑みで、自慢げに言葉を続けた。
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2009-7-21 1:43
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世界目指す異文化統合の勝算(時流超流)
常々、社員に「やってみなはれ」と檄を飛ばし続けているサントリーホールディングスの佐治信忠社長が、自ら人生最大の「やってみなはれ」の実践に動いた。
7月13日、食品業界1位企業のキリンホールディングスと、同2位のサントリーホールディングスが、昨年から経営統合を視野に交渉をしていることが明らかになった。実現すれば連結売上高3兆8000億円と、国内ではダントツ、世界でも5指に入る食品メーカーが誕生する。
製油業界における味の素製油・ホーネンコーポレーション・吉原製油を軸とした経営統合、水産業界でのマルハグループ本社とニチロの経営統合など、食品業界では2000年以降、規模の拡大や事業ポートフォリオの補完、生産の合理化などを目的に大型再編が繰り返されてきた。
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2009-7-21 1:43
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次なる危機の予兆、ゴールドマン復活(ニュースを斬る)
ゴールドマン・サックスが7月14日に発表した今年第2四半期(4〜6月)の純利益は34億3500万ドルで、四半期ベースで過去最高となった。(1) 投資銀行部門の株式の引き受け、(2) 債券・為替・商品部門、(3) 株式部門などが好調だったのが主因である。
同社の第1四半期の純利益は18億1400万ドルだったので、上半期で52億4900万ドル、年換算で104億9800万ドル(約9853億円)となる。
また、JPモルガン・チェースも7月16日に、第2四半期の純利益が27億2100万ドルで、第1四半期(同21億4100万ドル)を上回る好決算になったと発表した。
数十億円という報酬を手にする経営陣たち
ゴールドマンの従業員報酬を見ると、今年上半期の総額は113億6100万ドルだったので、従業員数で割ると、1人当たり38万3817ドル、年換算で76万7634ドル(約7200万円)となる。
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2009-7-17 1:55
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「おつかれさま」が直に言えない。だから時差のあるところに店は出さない(同世代リーダーに聞く〜「体にいい経営術」)
日々激務をこなしつつ、自らの体をマネジメントし、それを組織全体の健全さに結びつける工夫を、40代を中心とした若手経営者たちに聞く連載「体にいい経営術」。連載の第2クールは、株式会社ゼットン 代表取締役社長・稲本健一氏にお聞きする。
●前回はこちら→「今売れるのは「お金で買えないもの」」
“ライブ感”に魅かれて飲食業の世界へ入った稲本氏。現在の日本人も、体、知識、技術といった「お金で買えないもの」を求めていると見る。ビジネスと、組織としての健康さ、そして自らの体の健康さは、すべてリンクしているのだ。
2007年、オーストラリアに出店されました。しかし、今なぜ中国やロシアではなくて、オーストラリアを?
稲本 理由は大きく3つあります。
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2009-7-17 1:55
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横浜・労働者の街とブランドの街(「買わない」私が、気になる売り場)
人物紹介
菊地 眞弓:レースクイーンやミスコン荒らしなど「バブルでGO」を満喫した20代を経て、今や贅沢に飽きてほとんどモノを買わなくなったアラフォー女子
WITH三波 毒夫:流通の現場に出向き、同業者や取引先と情報交換するのが3度のメシよりも好きと言う謎の中年男。「WITH」は、「お客様とともに」を意味する
たまたま出会った2人が「世の中に、気づき・幸せ・役立ちを与える」で意気投合。今日も流通の最前線を歩きます。
WITH三波 毒夫 今の所に住み始めてから長いの?
菊地 眞弓 はい。もう15年になるかしら。駅を境に5分圏内で東口から西口へ引っ越しましたけれど。
三波 じゃぁ、15年間、同じスーパーストアで買い物しているんだ。
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2009-7-17 1:55
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プリウスの受注を取った日鍛バルブの“すごい工場”(逆風の企業戦略)
昨秋以降、自動車業界は激震に見舞われている。「巨人」である米ゼネラル・モーターズ(GM)は米連邦破産法11条の適用を申請、トヨタ自動車も4600億円という巨額の営業赤字に転落した。新車の販売台数は急減、ハイブリッドカーが1人気を吐いているのが現状だ。
金融を発火点にした自動車危機は、裾野の自動車部品メーカーも直撃した。自動車用バルブ大手の日鍛バルブもそうだった。2008年3月期に売上高364億円、経常利益41億円を達成したが、2009年3月期は売上高316億円、経常利益12億円と大幅減。当期利益も2億5000万円の赤字に転落した。2010年3月期の決算も最終利益こそ確保するものの、減収減益を予想している。
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2009-7-17 1:55
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ビジネスパーソンのための「Twitter」論()
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2009-7-17 1:55
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政治や社会を変える発火点になる(ビジネスパーソンのための「Twitter」論)
新ウェブサービス「Twitter(ツイッター)」をコミュニケーションツールとして利用する動きが急速に広がっている。自分の思いつきや居場所など、ちょっとした「つぶやき(=Twitter)」として記録しておけるというもの。1回に入力できる文字数は140字まで。つぶやきは、ほかの人が読むことが可能だ。
これまでもウェブベースのコミュニケーションツールには、自分の意見を述べる「ブログ」、知人の書き込みを一覧できる「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」などがあった。これに対して、Twitterの面白さは、これまでとは全く異なる“リアルタイム”コミュニケーションが実現し、それによって個人レベルで行動様式が変わる可能性を秘めている点だ。
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2009-7-17 1:55
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「人肌感」求めて手探り(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
みなさん、おはようございます。週の当番も最終日となった谷口徹也です。質問責めにしたり、横に付いてもらって操作を覚えたり、締め切り時間を破ったり、と同僚に多々迷惑をかけながらも、ようやく、お役目を完遂することができです。
さて、紙(週刊誌)との比較論も今日までにしたいと思いますが、最後に1つ。それは、「オンラインの方が『人肌感』がより大切なのだな」ということです。
例えば、同じ題材を取り上げる場合、紙でもウェブでも、いわゆる「地の文」でしたためるのか、インタビュー形式にするのかを検討します。端的に言うと、オンラインの記事はインタビューを選択するケースが多くなると思います。
色々な人に話を聞いて、自分の中で消化して、何を打ち出すかを決めて、構成を考えて、自分の言葉で書く。
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2009-7-17 1:55
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【時代のリーダー】ハワード・ストリンガー・ソニー次期会長兼グループCEO(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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2005年3月21日号より
ソニー初の外国人CEO(最高経営責任者)に6月就任する。
米国では徹底した合理化とチーム力で、映画、音楽の収益力を高めた。
家族とジョークを愛する英国人が、「運命の一瞬」を明かした。
=文中敬称略(ニューヨーク支局 山崎 良兵)
ハワード・ストリンガー(Howard Stringer)氏
1942年英国ウェールズ、カーディフ市生まれ、63歳。
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2009-7-17 1:55
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きちんと評価されるために、この値段が必要だった(世界ブランドの日本人を追え クエスト 探求者たち)
2007年の年明け早々、UCC上島珈琲が、100グラム7000円というコーヒーの発売をプレス発表した。そのコーヒーの名は、「ブルボン・ポワントゥ」。およそ200年間、忘れ去られていた幻のコーヒーの復活だった。
この高価なコーヒー豆が育てられたのは、ブルーマウンテン(ジャマイカ)のあるカリブ海でも、キリマンジャロ(エチオピア)のあるアフリカ大陸でもない。世界のコーヒー栽培史にとって重要な役割を果たしたのは、インド洋に浮かぶ小さな島だ。
200年の眠りを目覚めさせた男
ブルボン・ポワントゥのふるさとは、現在、レユニオン島と呼ばれる佐賀県ほどの大きさの小さな島である。アフリカ大陸の東に浮かぶ島国マダガスカルのさらに東に位置し、かつては「ブルボン島」と呼ばれていた。
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2009-7-16 2:05
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「あなたの夫は何故モノを捨てたがらないのか」(非・男性の仮説)
(前回から読む)
渋井 前回、清野さんがおっしゃった3つのだめ経営(「女将」「兄貴」「ダチ」の経営)は、その経営者の方が環境に適応していないだけだと思うんですよね。
渋井 真帆(しぶい・まほ)(株)マチュアライフ研究所 代表取締役社長
ビジネス書作家/ビジネスセミナー主宰
1994年立教大学経済学部経済学科卒業。都市銀行、専業主婦、百貨店販売、証券会社などを経て起業。企業向けの人材教育、販売コンサルティングの受託のほか、『女のたしなみ経済塾』『女のたしなみリーダー塾』などの経済・ビジネスセミナーを主宰。主な著書に『あなたを変える稼ぎ力養成講座 決算書読みこなし編』(ダイヤモンド社)『渋井真帆の日経新聞読みこなし隊』(日本経済新聞出版社)『仕事心の育て方』(小学館)などがある。
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2009-7-16 2:05
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「2周遅れ」の勉強術(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
読者の皆様、おはようございます。今週担当の谷口徹也です。
昨日のこのコラムで「谷口さんはこのサイトをどのようなものであり、どのようにしていきたいと考えておられるのでしょうか?」というコメントをいただきました。ありがとうございます。しかし、痛いところです。現時点では「まだ考え中」でご容赦願います。日々、発見すること、思うことがあり、これだ、と自信を持って打ち出せるものがありません。宿題とさせてください。
という具合に悩む理由の1つが、メディアの進化や多様化、そしてそのスピードが読み切れないこと。ただでさえ2周遅れで参戦した感のある私ですから、なおさらです。勉強を兼ねて、本日の新着記事からピックアップしました。
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2009-7-16 2:05
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医療界も金融界も「サービス業」(渋澤 健の資本主義と道徳)
「忠恕」とは、誠実で思いやりがあることを示す言葉です。渋沢栄一は、忠恕こそ自身を高めるための基礎にあるものであり、幸運の源だと言っています。1915年(大正4年)に「養育院」の職員たちに向けて栄一はこのことを話しました。栄一は、1876年に養育院が設立された時に院長に就任、1931年に他界する直前まで院長を勤めました。養育院の院長は、栄一が最も長く勤めた役職です。
約500社の会社の設立に関与した栄一は「日本の資本主義の父」と言われています。一方で、600ほどの病院、大学などの非営利組織・社会事業の設立に貢献していることはそれほど知られていない功績でしょう。
社会的活動への参画は、「忙しすぎて」ほかの人に負わせてしまう向きがあります。
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2009-7-16 2:05
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【時代のリーダー】大塚 裕司・大塚商会社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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2004年4月19日号より
創業者の父が引退したため、年商3400億円企業の舵取りを1人で担う。
柔和に見えるが胆力はある。手塩にかけたパソコン店の撤収を決断した。
30代初め、2代目の重責に押し潰されかけたが自然体に戻り乗り切った。
=文中敬称略(谷島 宣之)
今年2月に50回目の誕生日を迎えた人物をつかまえて「パソコン少年」と呼んだら失礼が過ぎるかもしれない。
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2009-7-16 2:05
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地サイダー・地ラムネ 懐かしさと面白さで人気者に(時流超流)
チリン、チリーン。店内を涼しげな風鈴の音が聞こえる方へ進むと、そこには懐かしい形の瓶がずらりと並ぶ。
ここは東急ハンズ渋谷店(東京都渋谷区)。北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から集められたのは、地ビールならぬ地サイダー、地ラムネ。約60種類を扱っており、毎日平均で100本程度売れているという。購買層の中心は高校生から30代くらいで、その場で飲みたいというニーズに応えるため、一部商品は冷蔵庫で冷やしている。
地域振興に一役買う
東急ハンズ渋谷店の特設コーナーには、全国から約60種類のサイダーとラムネが集められている
人気の秘密は、何と言ってもその懐かしいラベル。
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2009-7-16 2:05
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官製ベンチャーキャピタル「産業革新機構」への期待と不安(ニュースを斬る)
資本金900億円の官製ベンチャーキャピタル(VC)会社「産業革新機構」が8月にまでに設立される。景気低迷でも、将来性のある産業を育てるのが狙いにある。820億円は経済産業省が出資、8000億円の政府保証も付く、まさに官製巨漢ファンドと呼べる。社長には元あおぞら銀行会長の能美公一氏、COO(業務執行責任者)には米カーライル・グループ幹部だった朝倉陽保氏を迎えている。
今、世間の関心は、解散総選挙に集まっているが、その間に「1兆円近い官製ファンド」が産声を上げる。巨額税金を使ってVCをやること自体が “サプライズ”だが、その運営内容を見ると、幾つかの疑問が浮かんでくる
[疑問1]
借金漬けベンチャーは育つのか?
VCは官業に向いているか、それとも民業に向いているのか。
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2009-7-16 2:05
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「麻生首相は自ら解散を」60.4%(ニュースを斬る)
7月12日に投開票が行われた東京都議会議員選挙で自民党は惨敗。躍進した民主党が初の都議会第一党となった。
総選挙を目前に控え、麻生太郎首相の取るべき道は何か。日経ビジネスオンラインでは、関連する質問を含めて、読者にアンケートを実施した。
回答期間は、7月14日午前0時から7月15日午前11時30分まで。日経ビジネスオンライン上のWEBアンケート「『そのまんま解散』は民意なのか」を利用した。総回答数は5439。
都議選の結果は「衆院選で民主支持を増やす」65.8%
まず、自民党が都議選で惨敗したことが、次の衆院選に与える影響について(回答は2つまで)。最も多かったのが「民主支持者を増やす」の65.8%で、次に「自民・公明支持者を減らす」の51.7%だった。
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2009-7-16 2:05
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新疆ウイグル「純粋な悪魔はいない」(ニュースを斬る)
「胡錦濤が主要8カ国(G8)サミット出席を打ち切って帰国するのは、漢族がウイグル族に反撃し始めたからだ」
7月8日正午、中国共産党幹部で外交を担当してきた知人から、こんな携帯メールを受け取った。5日、新疆ウイグル自治区ウルムチでウイグル族による暴動が起きた(「7・5」事件)。7日には、ウイグル族の行動に不満と怒りを爆発させた漢族が反撃に出た(「7・7」事件)。イタリアを訪問中で、G8首脳サミットに出席予定だった胡錦濤国家主席は異例のドタキャンを決断。それはウイグル情勢が「民族対立」の様相を呈したからにほかならない。
ほぼ同時間、ウイグル族の友人から同じく携帯にメールを受け取った。
「国内メディアの報道は信用するな。
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2009-7-15 1:10
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飲む文化を伝えて“洋酒天国”再建へ「地道さ」選んだマーケティング転換(「現場力」が会社を救う(第3部))
30年近くも長期低迷していたウイスキー事業が復活の兆しを見せている。
「オールド」「角瓶」の風味や外見をリニューアルしただけではない。
売り込み中心の営業から飲む文化を伝える地道な営業へというマーケティングの転換があった。
酒販店や居酒屋などへの文化の伝播に職人気質のブレンダーも動いた。 (文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2008年2月号掲載>
プロジェクトの概要
近年清涼飲料やビールで強みを見せるサントリーには、80年以上にも及ぶ洋酒事業の歴史がある。しかし、1980年代以降は、焼酎の台頭や飲酒習慣の変化などに押され元気を失ってきた。消費者が飲み方を知らなくては、いくら広告宣伝や営業力に長けていても市場にかつての元気を取り戻すことは不可能だ。
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