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ニュース見出し
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2009-8-3 1:53
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第5回 なぜリッツ・カールトンやトヨタの社員は、たくさんの行動規準を覚えられるのか(社長の話がわかりやすい会社は伸びる)
前回までで、社長の話をわかりやすくするために「社長が解決すべき5つの問題」の3つまでを見てきました。
『会社として最も大切にしていきたいこと』の(1)【整理】、(2)【優先順位】、(3)【表現】の問題が解決すると、サントリーの「やってみなはれ」のようなとてもわかりやすい企業理念の言葉に近づけますよ、という話でした。
非常に残念なのは、この時点で「できた!」と思って満足してしまう社長が多いことです。賢明な読者のみなさんはすでにお気づきだと思います。社長の思いや会社の考え方を幹部や社員に伝えていくためには、わかりやすい企業理念の言葉ができて、ようやくスタート地点に立ったばかりであることに。
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2009-8-3 1:53
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創業200年の老舗企業が航空会社を作った理由(逆風の企業戦略)
大小問わず経営不振に喘ぐ航空業、減便などその煽りを受けて赤字に苦しむ地方空港。逆風が吹きすさぶ地方の空に、真新しい翼が飛び立った。7月23日に初就航を迎えた、フジドリームエアラインズ(FDA)だ。
FDAの1号機。2号機はブルーで、今後増えるたびに違うカラーで彩っていく
画像のクリックで拡大表示
FDAの拠点は6月4日に開港したばかりの「富士山静岡空港」。路線数は、九州の熊本、鹿児島両空港と、石川県の小松空港の3路線。一足早く国内線を就航させた日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)の各2路線を超え、静岡空港ベースで最多路線を誇る。
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このFDA、県からの出資も、地元経済界各社からの出資も受けていない。
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2009-8-3 1:53
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大人の夏休み、研究テーマは日本の政治(30秒で読める日経ビジネスオンライン)
自民党と民主党をはじめとする主要政党が政権公約(マニフェスト)を公表しました。
そろそろ夏休みという方も多いと思いますが、8月30日の衆院選まで、じっくりとマニフェストと向き合って、日本の将来を考えてみてはいかがでしょうか。
日経ビジネスオンラインでは、「それでいいのか、マニフェスト」と題して、読者アンケートを行います。ぜひ、ご協力ください。
さて、この夏、“大人の自由研究”のテーマは何ですか? 自然科学だけでなく、政治も重要なテーマです。
私が考えてみたいのは、日本の経済のこれからのあり方として耳にすることの多い、「外需主導から内需主導への転換が必要」ということについてです。
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2009-8-3 1:53
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【時代のリーダー】松井 忠三・良品計画会長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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2008年7月21日号より
業績が悪化した良品計画の改革を牽引し、V字回復を成し遂げた。
透徹した眼差しは、社内に巣食う成功体験の歪みを看破して揺り動かす。
穏和な外見に秘めた激情が、理詰めの改革に血を通わせた。
=文中敬称略(池田 信太朗)
2001年夏、新潟県小千谷市にある焼却処理場の小さな煙突から一筋の煙が上がった。
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2009-8-3 1:53
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任天堂経済圏、次の手は(時流超流)
「今年に入ってゲーム業界に大ヒット作がなく、元気が足りなかった」
こう厳しい認識を示したのは、誰あろうゲーム業界で独り勝ちを続ける任天堂の岩田聡社長だ。
岩田社長の発言が示す「明と暗」
人気シリーズの最新作「モンスターハンター(モンハン)3」の8月1日発売を控えて、カプコンが7月に開いた完成披露会の壇上での発言だ。他社のお祝いの席ということもあり、モンハン3への期待の挨拶でさりげなく触れたとはいえ、あえて厳しい表現を盛り込んだ意味は重い。そこからは、任天堂の「明」と「暗」が浮き彫りになる。
「モンハン3」の完成披露会で握手を交わす任天堂の岩田聡社長(右)と、カプコンの辻本春弘社長
まず「明」はソフトの囲い込み。
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2009-8-3 1:53
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それでいいのか、マニフェスト(ニュースを斬る)
自民・公明による現政権の維持か、民主を中心とする新しい政権への交代か。
衆院選の公示日を8月18日に控え、自民党と民主党をはじめとする主要政党が政権公約(マニフェスト)を公表した。8月30日の衆院選は、向こう4年間という日本の行く末を大きく左右する国民選択の場となる。
利いたふうなメディアのコメンテーターの言いなりにならず、そして、永田町でよく聞かれる“選挙の風”にも身を委ねず、自らの意思で冷静に政権を選びたいものだ。
【緊急アンケート】それでいいのか、マニフェスト
日経ビジネスオンラインはマニフェストの公表を受けて、緊急アンケートを実施します。皆様のご協力をお願いいたします。
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2009-8-3 1:53
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“アップル化”で逆転狙う米自動車産業(ニュースを斬る)
このところ、米国自動車産業を取り巻く話題は暗くて悲惨なものばかりだったが、最近、まったく新しい、未来を展望させるものに変わってきた。伝統的な製造業というよりも、シリコンバレーのテクノロジー産業として取り上げられるようになってきたのだ。
米国自動車産業の衰退ぶりについては、既に世界中が知るところだ。日本や韓国、欧州といったライバルに打ちのめされてきたこと。エネルギー価格の高騰や地球温暖化の脅威を受け、消費者の嗜好が変わり、大きな車よりも燃費効率の良い車が売れるようになってきたことが衰退の原因だ。
自動車関連企業に多額の出資をするベンチャーキャピタル
米国政府から自動車産業に注がれ、そして失われてしまったかのように思える何十億ドルという金額ばかりが話題に上るが、ベンチャーキャピタルから自動車産業に流入している資金量にも目を見張るものがある。
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2009-7-31 1:40
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西岡郁夫の経営トップのコミュニケーション術()
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2009-7-31 1:40
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「有言不実行」の人を育てなさい(西岡郁夫の経営トップのコミュニケーション術)
経営トップは、部下たちに何を伝えたらいいか。今回から数回にわたり、経営者としてのコミュニケーションの仕方について、具体例を示しながらお話ししていきます。
「イノベーティブであれ」が産学官を挙げての合言葉となり、「変化なきところに発展なし」とも言われる今日、我々組織の中で最も掛け替えのない人物像とはどんな人物でしょう。自分の部下としてどういう人物が欲しいですか、という問い掛けとも考えられます。
今回は、2つの評価軸を用いて考えてみました。
2つの評価軸とは、コミットメントとエグゼキューションです。コミットメントとは自分の人格を掛けて「やります」という約束、言質であり、「やりましょう」という提言であります。
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2009-7-31 1:40
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思考がだだ漏れする情報化社会(ビジネスパーソンのための「Twitter」論)
インターネットが普及する以前の1994年に、米国のインターネット文化を取り上げた雑誌「WIRED(ワイアード)」日本版を創刊。また、タレントの眞鍋かをりなど著名人によるブログ出版のプロデュースをいち早く手がけた。日本のIT(情報通信)メディアの仕掛け人と言える存在が、インフォバーンCEO(最高経営責任者)の小林弘人氏だ。
4月には『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に』(バジリコ)を上梓し、「誰でもメディア」時代の到来を看破した。そんな小林氏の目に、新ウェブサービス「Twitter(ツイッター)」の台頭はどのように映るのか。
NBO 小林さんが「Twitter(ツイッター)」を始めたのはいつ頃だったのですか。
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2009-7-31 1:40
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“和”の副業で、パラレルキャリアを実現する(2)(働く女性のリアルリポート)
昨年来の賃金カットに加え、今夏はボーナスゼロという企業も少なくないようだ。1つの会社に依存することで訪れるリスクを改めて感じる今、P・F・ドラッカーがその著書の中で繰り返し語っている「パラレルキャリア」(第二の仕事)を、和の副業で実現している女性たちがいる。
前回に続き今回登場するのは、「和の香り」を作り出す認定香司を副業とする女性である。
「香司」と書いて「こうし」と読む。少し耳慣れない肩書きを持つのが今井麻美子さんだ。「香り」というと、アロマテラピーやフレグランスなどの「洋」のイメージが浮かぶが、今井さんが手がけるのは「和の香り」。原料には、白檀(びゃくだん)、龍脳(りゅうのう)、丁子(ちょうじ)、桂皮(けいひ)、零陵香(れいりょうこう)など難しそうな漢字が並ぶ。
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2009-7-31 1:40
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【最終回】リーダーたちよ、日本の成長戦略を「理」で語ろう(御立尚資の「経営レンズ箱」)
2006年から書き継いできた本コラムだが、今回をもって終了することになった。長い間応援してくださった読者の皆さんに、あらためて感謝を申し上げたい。
このコラムを元にした『経営思考の「補助線」』 (日本経済新聞出版社)という本の前書きにも少し書いたのだが、興味や思考の行き先をあっちにフラフラ、こっちにフラフラとさせているうちに、思いがけない事柄同士がつながり、突然新しい見方が浮かび上がってくることがある。
こういったことを楽しみながら書いてきたせいで、読者諸兄姉には、あまり脈絡のない様々な話題におつき合いいただくことになってしまった。この、とりとめのなさ自体を楽しんでくださったとすれば、大変ありがたい限りだ。
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2009-7-31 1:40
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ユニクロをしのぐ利益率、秘訣は…(日本はやっぱり現場力)
利益率でファーストリテイリングを上回る、衣料品業界の優良企業ポイント。社名よりも「ローリーズファーム」「グローバルワーク」などのブランド名が知られるポイントは、10期連続の増収増益を達成(2009年2月期の経常利益は前期比22.4%増の159億円)、年商1000億円も視野に入ってきた(2009年2月期の連結売上高は867億円=前期比17.3%増=)。現在、国内店舗数は595、香港と台湾で計31店舗と着実に出店戦略を進め、数多くのブランドを育てて躍進してきた。業績好調のカギは、徹底的な在庫管理と、店頭を基点にしたスピーディーな効率経営にある。
(聞き手は日経ビジネスオンライン編集長 廣松 隆志)
減益・赤字転落の企業が多い経済環境で、「ファッションカジュアル」分野を切り拓いたポイントは、ユニクロと同様に業績好調。
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2009-7-31 1:40
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【時代のリーダー】奥田 務・J・フロントリテイリング社長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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2008年1月7日号より
大丸、松坂屋の経営統合を仕掛け、百貨店大再編の口火を切った。
老舗の暖簾と伝統を守り抜くために、変わることの必要性を説き続ける。
大丸創業来の理念、「先義後利」を時代に合わせ読み解き実践する。
=文中敬称略(田中 陽)
昨年12月17日正午。奈良の春日大社の摂社・若宮神宮で、年の瀬を彩る春日若宮おん祭のメーンイベント、お渡り式が始まった。
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2009-7-31 1:40
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小沢一郎、出馬選挙区未定を続ける背後(ニュースを斬る)
民主党の幹部であるにもかかわらず、未だに民主党から公認を得ず、さらに出馬する選挙区が決まっていない人物がいる。前代表で現在は代表代行の立場にある小沢一郎だ。
8月30日投票の総選挙に出馬する多くの民主党候補者は、衆議院が解散した7月21日に、党から公認を受けている。だが民主党で選挙を取り仕切る小沢本人は、自身の身を固めないままにいる。なぜか。
7月24日、小沢はひさしぶりにカメラのフラッシュの放列をあびた。この会見で小沢は、かねてから取り沙汰されていた東京12区からの出馬は見送ることを明かした。同選挙区からは、元テレビリポーターで参議院議員の青木愛に決まったことを会見で発表したからだ。
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2009-7-31 1:40
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金正日、語られない99%の真実(ニュースを斬る)
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記に健康不安説が浮上した昨年9月以降、北東アジアは不安定な状況に置かれている。国際社会の非難をよそにミサイル発射実験や核実験を強行。ポスト金正日では26歳の三男が浮上した。北朝鮮の権力構造がどう変化するのか、世界中が注視している。
北朝鮮の最高権力者、金正日氏とは何者か。なぜ核やミサイル実験を止めないのか。後継者問題の本質は何か。金大中政権下、直接担当者として北朝鮮との交渉に関わり、『金正日最後の賭け 宣戦布告か和平か』(ランダムハウス講談社)を上梓した張誠珉(チャン・ソンミン)氏に話を聞いた。(聞き手は日経ビジネス オンライン、篠原匡)
核・ミサイル実験や自身の健康不安、後継者問題など北朝鮮と金正日氏の周辺はあわただしくなってきました。
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2009-7-30 0:53
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死を宣告された男が、仕事に見た“夢”(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
なんとなくモヤモヤした気分になることって、ないだろうか? 特に何かトラブルがあったわけでもなければ、失敗したわけでもない。虚しさとも、不安感ともちょっと違う。ただ本当に、なんとなくシャキっとしない。
目先の短期的な目標がはっきりしていれば、到底そんな気分にならない。でも、そんなにいつもいつも目標があるとは限らない。その結果、自分でも説明のつかない虚脱感に襲われる。
そんな部下に、たいていの上司は「だから、夢が必要なんだよ。将来がちゃんとイメージできれば、そんな気分になることはない」と言う。
夢を持って仕事をすればいい、と言われるが
でも「夢を持て!」と上司に尻を叩かれても、どうやって持てばいいのか、ということすら分からない部下もいる。
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2009-7-30 0:53
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「儲けは皆のもの、損失は個人のもの」でいい?(渋澤 健の資本主義と道徳)
「勉強になりました」
投資で損失を被った人から、このような言葉を聞くことは意外と感じるかもしれませんが、日本ではよく耳にする言葉です。特に機関投資家の会議室では。
損失が出ればそれは個人の問題になる組織
「オマエの言うことに耳を傾けた俺がバカだった」という本音を、やんわりと伝えられる日本語の深さを表しているのでしょうか。それとも、彼らは本当に勉強になったと思っているのでしょうか。
通常の場合、機関投資家は投資判断を下すことにかなりの時間と労力を要求されます。組織という環境では、投資判断は一人では下せない場合が多いのです。特に新たな投資分野であれば、長時間にわたって内部書類を作成し、稟議にかけて、上層部など関係者からの承諾が必要になります。
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2009-7-30 0:53
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【時代のリーダー】鈴木 泰信・NTN会長(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。
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2007年10月22日号より
赤字に転落したベアリング会社を立て直したのは意外な人物だった。
工場勤務が長く、前社長の急逝を受け64歳で社長に就任した男だ。
今年、約6年続いた“緊急登板”を終え、後進に未来を託す。
=文中敬称略(佐藤 嘉彦)
鈴木 泰信(すずき・やすのぶ)氏
1936年岐阜県生まれ。
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2009-7-29 1:39
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ムダを取って、夢を多く採る全員参加の改善活動を風土化(「現場力」が会社を救う(第3部))
キユーピー仙川工場が現場主導の改善活動「夢多゛(むだ)採り活動」を開始して5年が経過した。
当初は冷ややかな反応が目立ったが、2人のリーダーが粘り強く活動を推進。
活動状況を褒めて回ることで、不満を押し込めていた従業員の心に風穴を空けた。
活動は全社的な取り組みに発展し、品質の向上や人材の育成につなげている。 (文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2009年3月号掲載>
プロジェクトの概要
大規模設備を自前で開発し、2000年ごろまで少品種大量生産の体制を敷いてきたキユーピーの仙川工場(東京都調布市)。従業員の意識を、「設備ありき」から「現場の人ありき」へと変える必要があった。
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