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2009-11-10 1:23
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【第17話】優れた仕事人は「3K+1F」の体現者である(リーダーのための“新”武士道 伝説の外資トップがあなたのメンターになる!)
「プロフェッショナル」。以前と比べて、近年この言葉を耳にする機会がはるかに多くなったように思います。テレビなどを観ていても、プロフェッショナルと呼ばれる一流の仕事人を追いかけたドキュメンタリー番組は人気が高いようです。
本場フランスで厳しい修業を積み、舌の肥えたお客たちを唸らせる料理人。幾たびの怪我に見舞われながらも世界の第一線で活躍し続けるスポーツ選手。紛争の絶えない地域に渡り、乏しい医療設備の中で1人でも多くの命を救おうと奮闘する医師……。
プロフェッショナルたちの共通項「3K+1F」
プロフェッショナルと呼ばれる人たちの仕事ぶりには、見る者を感動させる“何か”があります。単に「優れたスキルがある」というだけでなく、心の持ち方や意識の高さという点において、彼らには仕事内容の違いを超えた共通点があるようです。
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2009-11-10 1:23
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episode:32「どんなときにも〈もう一つの可能性〉を忘れない」(第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ)
前回までのあらすじ
12年ぶりに大日本鉄鋼に戻った旭山隆児(あさひやまりゅうじ)の新部署、第三企画室の陣容は、風間麻美(かざまあさみ)と楠原弘毅(くすはらこうき)と旭山の総勢3名だ。根城はみなとみらいのマンションの一室。ビジネスモデルの検証を始めたものの、本社管理部の覚えはよくない。悪化する本社の財政事情を聞いた旭山は、状況を逆手にとり部署の独立を決断する。
「旭山さん、会社の名前どうするんですか」
昨日から風間麻美に詰め寄られている。
画像のクリックで拡大表示
「早く茅ヶ崎南製作所との投資契約が完了しないと、信用金庫のつなぎ融資の返済期限が来てしまいます。
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2009-11-9 2:14
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Twitter×iPhoneが切り開く新情報時代(ビジネスパーソンのための「Twitter」論)
以前に本連載で登場したDGインキュベーションの枝洋樹氏が、インタビュー時に持っていたのが、米アップルのiPhone(アイフォーン)だった。
コミュニケーションは、もはやパソコンを使った電子メールではなく、スマートフォンによる新ウェブサービス「Twitter(ツイッター)」なのか。IT(情報通信)事情に詳しい、ITジャーナリストの林信行氏が最新動向を解説する。
iPhone(アイフォーン)とTwitter(ツイッター)は、どちらも世界中の人々の行動や仕事の仕方など、ライフスタイルを大きく変えた革命的な存在だ。面白いことに、この2つは、ほぼ同時に産声を上げている。
iPhoneは2007年1月、米アップルのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)が「電話を再発明する」と言って発表した。
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2009-11-9 2:14
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第6回 「するな」より「しよう」が多い会社が元気な理由(武田斉紀の「企業理念は会社のマニフェスト」)
■記事の最後に筆者の「経営者層向け特別ライブセミナー」のお知らせがあります。
まだ記憶に新しいですが、客の食べ残しや、産地を偽装した料理を提供していた老舗の飲食店がありました。他にもミンチの豚肉を牛肉と偽って不正表示を重ねていた食肉会社や、事故米を食用に転売して儲けていた米の販売会社もありました。
その多くが、十分な反省がなかったために、廃業または倒産を余儀なくされています。直接被害を受けた顧客や取引先はもちろん、従業員とその家族、社会が受けた傷は、会社そのものがなくなったからといってすぐに癒えることはないでしょう。
これら不祥事の中心原因は、コーポレートガバナンス(企業統治)と、経営者のコンプライアンス(法令遵守)意識や倫理観の欠如にありました。
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2009-11-9 2:14
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合法であっても“お行儀が悪い”吉本興業(ニュースを斬る)
10月29日、クオンタム・エンターテイメントによる吉本興業株式のTOB(株式公開買い付け)が終了した。発行済み株式総数の85.06%、議決権の88.52%に当たる応募があり、下限目標値の7割を超えた。
クオンタム・エンターテイメントはソニー前会長の出井伸之氏が代表を務め、在京民放キー局5社、電通、ソフトバンク、ヤフーのほか、パチンコの京楽産業、かねてから提携関係にあった着メロ用音源技術提供のフェイス、大成建設、岩井証券、そして吉本家の資産管理会社である大成土地の共同出資会社である。
出資者の顔ぶれは吉本興業の「主要販売先」で、この中には金融機関は入っていない。有利子負債は連結ベースで31億円しかないのだから、当然と言えば当然なのかもしれない。
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2009-11-9 2:14
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東大が始めた“リーダー養成機関”「EMP」とは(後編)(ニュースを斬る)
(前編から読む)
昨年の10月、東京大学は世界に通用する次世代のビジネスリーダーを育成するプログラム「東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム(東大EMP)」を開講した。定員は25人、受講料は半年間(毎週金土曜日のみ)で600万円ながら「東大が持つ最先端の豊かな知的資産を活用したプログラムは、その金額に十分見合っている」と言う。
日本の最高学府、東京大学が提供するこのプログラムは、国内のみならず海外からの注目度も高い。
東大EMPの設立から開講、そして講師としても東大EMPを支えている3人の中心メンバー(東京大学総長室顧問の山田 興一氏、東大EMP企画・推進責任者の横山 禎徳氏、東大EMPアドバイザーの大上二三雄氏)に引き続き、話しを聞いた。
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2009-11-6 1:40
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「これがないと生きていない」という価値(ビジネスパーソンのための「Twitter」論)
新ウェブサービス「Twitter(ツイッター)」は、個人の利用だけでなく、企業の新製品発表会などビジネスシーンにも広がりを見せている。
Twitterは我々にどのようなコミュニケーションの世界を提供しようとしているのか。10月に来日した米ツイッター共同創業者のビズ・ストーン氏と、成長の核となるモバイル事業を担当するケビン・サー氏に話を聞いた。
(聞き手は日経ビジネスオンライン、戸田 顕司)
2009年6月のイラン大統領選挙でTwitter(ツイッター)が現地の状況を伝える手段として大きな注目を浴びた出来事が示すように、みんながリアルタイムで情報共有できる「140文字のつぶやき」が全世界に広がっています。
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2009-11-6 1:40
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東大が始めた“リーダー養成機関”「EMP」とは(前編)(ニュースを斬る)
2004年4月、独立法人となった東京大学は「世界を担う知の拠点」として、これまで以上に大学で生み出される「知」の社会還元の手段や、新たな価値を創出できる共同研究の仕組みなどの整備が必要になった。
こうした中、小宮山宏前東京大学総長は、東大の「知」を用いて社会の発展に貢献すべき具体的な課題に取組むため、産業界との連携を図る「東京大学産学連携協議会」を立ち上げた。04年には産学連携協議会本部に「アドバイザリーボード」を作り、東大の方針などを話し合う会議を開催。
また同氏は06年、世界的に活躍している方々と東京大学総長との討議を通じて東京大学のとるべき方向に対してガイダンと支援を支える「プレジデンツ・カウンシル」も設置した。
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2009-11-5 0:55
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女性社員を怒らせる“子育てパパ”(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
「女はいいよな、逃げ道があって」。
今から10年前、政府が推進した「男女共同参画社会」の基本概念を読んだ知人男性が、つぶやいた一言である。その基本概念とは、「女性と男性が互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分かち合いつつ、性別にとらわれることなく、その個性と能力を十分に発揮できる社会の実現・・・」。
「女はいいよな」発言の裏には、苦い経験があった。彼はトップ肝いりで立ち上げられた新プロジェクトのメンバーに選ばれ、そのリーダーが女性上司だった。ところが「いざ、出陣!」となった時、突然、女性上司が辞めた。理由は妊娠だった。
「『だから女は・・・』と言いたくなった。男は大学を出て、就職して、結婚して、働くしかない。
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2009-11-5 0:55
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“雑音”を取り除けば、地方の未来が見えるよ(ニュースを斬る)
日本の伝統工芸が世界最高であることを、チェスセットを通じて世界に伝える。そんなプロジェクトを進める外国人がいた。アレクサンダー・ゲルマン。世界的な現代アートのデザイナーである。
「すべてのメディアにおいて、世界で最も影響力のある現代アーティストの1人」。2001年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)はゲルマンの名前を挙げた。過去、ピカソなど数十人しか選ばれていないリスト。若干32歳のゲルマンがその名を刻んだ。
グラフィックデザインのほか、映像、音楽、プロダクト、インテリアなど様々な領域の作品を手がける。有名な「MTV」のロゴも彼の手によるものだ。現在でも、イエール大学美術大学院客員教授、マサチューセッツ工科大学メディアラボ研究機関の客員教授など、数多くの大学で教鞭を執る。
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2009-11-5 0:55
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中国株「創業板」、アニマルスピリットの舞台が整った(ニュースを斬る)
10月30日(金曜日)、中国の深セン証券取引所で新興企業向け市場「創業板(ChiNext)」の取り引きが始まった。同取引所にとっては10年かかった念願の市場である。それだけに、この船出は内外の注目を集めた。
取引開始当日、筆者は国内出張のため、リアルタイムで情報をチェックすることができなかった。ただ、翌日の中国や香港の経済紙(電子版)のみならず、日本の新聞でも、「暴騰」や「過熱」などのタイトルが踊っていたことから、創業板のデビューは予想以上の大成功を収めたと感じた。
第1陣として上場した28社の終値は、公募価格に比べて平均70%上昇し、個別銘柄では上昇率が最大200%を超えたものもあった。
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2009-11-4 0:52
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実は“下り坂”のジャパン・アニメ〜騒いでいたのは関係ない人たちだけ(COLD JAPAN(コールド・ジャパン))
「巣ごもり」「ガラパゴス」等と揶揄される「コールド」なニッポンの現状を最新の事例やケース=症例を豊富に取り上げながら理論的な切り口で分析、《コールド・ジャパン》脱却と新たな成長のための〈処方箋〉の提言をめざした本連載。開始早々から多数の反響やコメントを得るシリーズとなった。
前回・前々回において官僚たちの「保護」と「コールド・ジャパン」の因果関係を紐解くことをめざしたところ、「保護されていない」分野では多数の世界進出例が見当たることが読者たちより指摘された。
はたしてそれは、本当だろうか?
筆者たちの研究によれば、「クール=カッコいい」ジャパンと自己満足的に呼んでいるわりには実際の現場に携わっている人たちは冷え切っており、「もうこれ以上、売上も利益も延びない」と諦めかけている声をこれまで多数集めてきた。
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2009-11-4 0:52
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究極のコンビニおにぎり誕生「おいしさ」の数値化で常識破る(活路を開いた新規事業)
セブン-イレブンのおにぎりは、年間10億個を販売する看板商品だ。
2001年に取り組んだ「こだわりおむすびプロジェクト」では、
目標とする「おいしさ」の基準を数値で共有する開発手法を確立した。
現在のチームMD(マーチャンダイジング)にこの手法が生かされる。(文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2006年1月号掲載>
プロジェクトの概要
セブン-イレブンの看板商品であるおにぎりは、ここ数年で大きく変容を遂げた。その発端が、2001年春に発足した「こだわりおむすびプロジェクト」。価格訴求から価値訴求へと政策を大きく転換し、従来の2倍に相当する200円という高級おにぎりの開発がスタートした。
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2009-11-4 0:52
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第7話「あいつらのねらいは電気自動車用のスイッチなんです」(「熱血!会計物語 〜社長、団達也が行く」)
これまでのあらすじ
ジェピー長野工場のエンジニア、金子順平はジェピーを辞めた。親会社となったアメリカの大手電子部品会社UEPCの技術者たちが工場にやってきて、ロボットの知的財産を根こそぎアメリカ本国に持ち帰ったのを目の当たりにし、そのやり口に嫌気がさしたのだった。
しかし、肝心のロボットの制御プログラムの核心は、金子自身が握っていた。金子は実家のある豊橋へ帰り、面識のあった会計士、西郷幸太の事務所を訪ねた。金子は達也に会いたいと西郷に告げた。
ジェピーを辞めて新会社を立ち上げた団達也だったが、経営とは何かに思いを巡らす日々を送り、本格的なビジネスは始めていなかった。
達也の事務所
「真理ちゃん。
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2009-11-4 0:52
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国産インフル薬、年度内発売へ(時事深層)
11月2日の週に塩野義製薬が国産初のインフルエンザ治療薬を承認申請する。他の薬の承認申請を中断して、当初の予定より3カ月以上早めた。異例の前倒し発売を目指す同社の手代木功社長に聞いた。
問 国立感染症研究所の推計によると、新型インフルエンザの患者数は10月18日までの1週間で83万人で、前の週を大幅に上回った。26日までに新型インフルエンザ患者の死者数は疑い例も含め計35人に達した。日本で承認されているインフルエンザ治療薬は、スイス製薬大手ロシュの「タミフル」と英グラクソスミスクラインの「リレンザ」しかない状況だ。国産初の治療薬として注目される「ペラミビル」の発売はいつ頃になるのか。
塩野義製薬の手代木功社長は早期発売に意欲(写真:村田 和聡)
答 11月2日の週には厚生労働省にペラミビルの承認を申請する。
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2009-11-4 0:52
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飲料“秋の陣”、社員総出でPR(時事深層)
激しい販売競争が続くビール・飲料業界。製品のPR活動の担い手が、工場の社員まで広がりつつある。商品の口コミ効果と、社員の意識向上が狙いだ。
キリンビバレッジは全社員で商品を配布
総合飲料グループ戦略の自己評価は「×」ーー。キリンホールディングスは、10月26日に発表した次期中期経営計画で、今年度までの現中計の進捗状況について、自ら厳しい評価を下した。その原因となったのが、2009年度第2四半期決算で48億円の営業赤字に転落した、グループ会社のキリンビバレッジの業績不振である。
清涼飲料事業を展開する同社の収益が悪化したのは、収益を確保しようと、激化する価格競争と距離を置いたことが裏目に出たためだ。
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2009-11-2 1:50
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小売業のPBブームは続くのか?(小売業に夢を翔けて)
小売業のプライベートブランド(PB)ブームが大変な勢いである。不況の影響で消費者の低価格志向が強くなっている中で、価格が安いPBの人気が上がっているのである。2008年頃の原材料価格の高騰によりメーカー各社が価格を上げたが、その頃を境に価格を抑えたPBが勢いづき、2009年に入ってさらに勢いを増している。
大手小売業でPBに力を入れているところでは、PBのアイテム数は急激に増加し、1000アイテムを超えるところも出てきたし、5000アイテムを超えるという恐ろしいほどのアイテム数になっている大手小売業もある。売り上げの拡大も進み、売上構成比は10%を超える小売業も珍しくなくなってきた。
価格差20%以下ならNB優位
このPBブームは今後どうなるであろうか。
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2009-11-2 1:50
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第5回 「会社のビジョンが語れない!」社長A氏の苦悩(武田斉紀の「企業理念は会社のマニフェスト」)
今日は企業理念の再構築をお手伝いした、オーナー会社の後継ぎ社長A氏のお話をします。
A氏は私とのインタビューを繰り返す中で、その悩みを吐露し、「父親から引き継いだ会社を通じて、自分は何をめざしたいのか」についてしっかりとつかむことができました。その具体的なプロセスは、「企業理念として会社のめざす目的を突き詰めること」と等しいのです。
あまりに美しいバトンタッチに隠れていた問題点
企業理念についてオーナー会社の後継ぎ(専門的には事業承継と呼ばれています)時にいただくご相談相手は、3つのパターンに分かれます。父親や母親など「バトンを渡す側」からのもの、息子や娘など「バトンを渡された側」からのもの、そして「渡す側、渡された側の双方」からのものです。
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2009-10-29 1:27
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戦略は「自己分析」「世界観」「目的地」の組み合わせ(リーダーには「型」がある)
リーダーを任された瞬間、第一に考えなければいけないのが「戦略」です。ただ、戦略の考え方というのは、基本的には難しいものではないと思っています。
一言で言えば、「自分たちが行くべき方向を示す」ことです。
日本人として初めて、米GEのコーポレート・オフィサー(本社役員)となった藤森義明氏(写真:村田 和聡)
そのためには、まずは自分たちのいる環境を把握しなければならないし、その環境がどう変化していくかを読まなければいけない。それらの要件を踏まえたうえで、自分たちがどういうポジションにいたいのか、それを達成するには何をしなければいけないのか、自分たちの使命とはいったい何であるのかといったことを総合的に考えていく。
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2009-10-29 1:27
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「俺だって疲れているんだ!」トップの“真の強さ”とは?(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
「2006年に社長が西松さんになってから、ずいぶん働きやすくなったんだ。でも、社内でも西松さんの評価は分かれていて、『あれって、パフォーマンスだ』と言う人もいる。社長って、大変だよね」
日本航空(JAL)に勤める知人から聞いた話である。
JALは今、前原誠司国土交通相直轄の専門家チーム「JAL再生タスクフォース」の助言を受け、抜本的な経営再建に向けた取り組みを進めている。金融機関の支援を得るために、西松遥社長の退任など経営陣刷新が盛り込まれるという報道もあった。
西松社長と言えば、昨年に米CNNがその倹約姿勢を伝えたため米国で話題に上った。海外で評価されてから日本でも評価されるケースは多いが、このニュースでもそうだった。
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