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ニュース見出し
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2009-11-16 1:17
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ディスカウントしか打つ手はないのか?(小売業に夢を翔けて)
不況で売り上げが苦戦する時代に、世の中はディスカウント合戦になっている。ディスカウントして一時的に売り上げが増えることもあったが、次第に売り上げが伸びなくなっている。
以前にも説明したように、ディスカウントは需要の先食いや、他商品からの買い換えのスイッチ買いであることが多い。ディスカウントするということは、単価が下がっているということである。
単価が下がった分を補うだけの数量をさばかないと売り上げは増えないし、長期的に売上数量を増やしていかないと売り上げは結局は落ちていく。ディスカウントをして他店舗の売り上げを奪っても、競争相手も対抗してディスカウントしてくるから奪い合いになり、泥沼のディスカウント合戦になるだけで、結果として売り上げは縮小していく。
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2009-11-16 1:17
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財務3表で読み解くニュースな企業()
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2009-11-16 1:17
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第7回 景気回復を遅らせている日本の「あうん」経営(武田斉紀の「企業理念は会社のマニフェスト」)
■記事の最後に筆者の「経営者層向け特別ライブセミナー」のお知らせがあります。
今回の世界的不況からの脱出には、政府や日銀、多くの経済評論家の方々が予想していたよりも時間がかかりそうです。米国で長年蓄積、内在していた雇用格差と経済格差の問題が一気に噴き出したわけですが、日本も米国型経営を追随してしまったために、同じ問題を抱えてしまったのです。
モノを買うのが大好きだったアメリカ人の多くが、雇用格差と経済格差によって購買力を失い、「買いたくても買えない」ためにモノが売れなくなった。日本でも「1億総中流」という言葉は死語となり、多くの人がかつての値段ではモノを買えなくなってしまった。では輸出すればと考えますが、米国発の不況が世界に蔓延しているために、海外でも売れない。
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2009-11-13 1:23
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「引きこもり型」から「出会い系」にシフト(ニッポン「文化産業」復活への処方箋)
9月24日から4日間開催された「東京ゲームショウ2009」は、不況の中18万5030人の来場者を集めた。一部の人気ソフトのデモには行列が連なり、1時間以上も待つ来場客の姿も見られた。初日には、大手ゲームソフト会社、スクウェア・エニックスから今年7月11日に発売されたゲームソフト「ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人」が、発売からわずか約2カ月半で出荷本数400万本を突破したことを発表。1986年から発売されているこのシリーズの中では、最も早く400万本という大台に乗せた。
実は、ニンテンドーDS向けに開発された最新版には、新しい機能が盛り込まれている。プレーヤー同士が通信機能を使って、すれ違う度に自動で宝のありかなどを示した「地図」などを交換できるものだ。
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2009-11-13 1:23
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スポーツ自転車は、必需品か、一過性か(「買わない」私が、気になる売り場)
人物紹介
菊地 眞弓:レースクイーンやミスコン荒らしなど「バブルでGO」を満喫した20代を経て、今や贅沢に飽きてほとんどモノを買わなくなったアラフォー女子
WITH三波 毒夫:流通の現場に出向き、同業者や取引先と情報交換するのが3度のメシよりも好きと言う謎の中年男。「WITH」は、「お客様とともに」を意味する
たまたま出会った2人が「世の中に、気づき・幸せ・役立ちを与える」で意気投合。今日も流通の最前線を歩きます。
菊地 眞弓(以下、菊地) 今、スポーツ自転車の購入を考えています。実は、秋の体重増量スパイラルにはまっていて。「自転車ツーキニスト」(自転車で通勤する人。自転車文化の評論家である疋田智氏の造語)を実践しようと思っています。
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2009-11-13 1:23
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日米軍事同盟、終焉へのカウントダウン(ニュースを斬る)
「オバマは本当に来るのか?」
そんな懸念の声が外務省内で囁かれるようになったのは先月中旬のことだ。なにしろ日米間の懸案事項、インド洋補給問題と普天間移設問題が暗礁に乗り上げたまま、鳩山由紀夫政権は動きが取れない。米側はバラク・オバマ訪日までの解決を要望していたものの解決の糸口さえ見いだせず、このままの状態で大統領が来日して首脳会談を開いても「決裂するだけ」なのは目に見えている。訪日中止に至るのではないかと危惧されたのである。
さすがに中止に至らなかったようだが、日程がずれ込む事態にはなった。直接の原因は、米国陸軍基地内での銃乱射事件だ。
これは突発的な事件とは言え、単なる日程変更というだけでなく、日米関係に暗い影を投げかける深刻な事件でもある。
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2009-11-12 1:50
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評価とは正当な業績測定と誤差が重なったものと肝に銘ずること(統計学者吉田耕作教授の統計学的思考術)
前回は現行の人事評価制度、特に成果主義にはいろいろな問題があることを述べた。その問題をもう少し違う観点から考えてみよう。
図1のような業務成績を残している2人の従業員がいる時、AとBのどちらが先に昇進するのだろうか。もちろんAであろう。
図2は図1におけるAとBの成績をもっと長い30年ほどの長期にわたって比較したものを示している。この図では、初期の時点ではAはBより上でAはBより良い仕事をしたということで、Aは昇給し、Bは足踏みする。
人間の評価はばらつきでしか表すことができない
ところが後の時点では、BはAより成績が良く、Bは昇給しAは足踏みすることになる。
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2009-11-12 1:50
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「創造」と「活力」は、平等の文化から(リーダーには「型」がある)
ダイバーシティー(多様性)が、なぜ必要なのか。この答えは、「成長するうえで大事なクリエーティビティーとエネルギーを生み出す集団はダイバーシティーを備えているから」となります。
考えてみてください。ある集団は、日本人40歳の男性ばかり。もう一方は、年齢層が25〜60歳と幅広く、男性だけでなく女性も、日本人だけでなく外国人もいる。両者を比べると、何かを創造しようとするクリエーティビティーにしても、何をやり遂げようとするエネルギーにしても、ダイバーシティーのある集団の方が高くなるのは、感覚的にお分かりいただけると思います。これが基本的な発想です。
日本人として初めて、米GEのコーポレート・オフィサー(本社役員)となった藤森義明氏(写真:村田 和聡)
もっとも、アメリカの歴史を振り返ると、ダイバーシティーの始まりは黒人や女性に対して機会均等を与えなければいけないという義務感でした。
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2009-11-12 1:50
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“スーパーネズミ”はなぜ死んだ?(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
■記事の最後に筆者の「特別ライブセミナー」のお知らせがあります。
中川昭一元財務・金融担当大臣の突然の訃報から、ひと月以上がたった。はっきりとした死因は伝えられていないが、“過労死”という文字が私の頭の中ではちらつく。もちろんこれは私の印象であり、勝手な憶測はすべきではない。
過労死は、英語でもKaroshiやKaroushi。数年前までよく耳にしたり目にしたこの言葉も、今ではすっかり鳴りを潜めるようになった。先月末、マクドナルドの名ばかり管理職の女性店長が過労死と認定されたとの報道で、久しぶりに過労死という言葉を聞いた人も多かったことだろう。
メディアで聞かなくなると、どんな出来事も過去のこととして人々の意識から消えていく。
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2009-11-12 1:50
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「中高年」に群がる音楽業界(時事深層)
レコード会社12社が、異例の合同キャンペーンを始めた。中島みゆきやABBAら往年のスターのCDを1800店で販促。音楽は 若者・携帯配信 が主力も、需要頭打ちで巻き返しへ。
10月末、音楽業界が大同団結した異例のキャンペーンが立ち上がった。
ユニバーサルミュージックやエイベックス マーケティング、EMIミュージック・ジャパンなど音楽レコード12社が共同で販売促進に乗り出したのだ。全国約1800店の小売店がキャンペーン専用の棚を作るなどして協力する。また購入者の中から抽選で旅館宿泊券やiPodが当たる仕掛けもある。音楽大手がこれほど手を組んで、小売店も巻き込む取り組みは過去にない。
音楽といえば主な購買層は学生をはじめとする若年層。
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2009-11-12 1:50
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薬事法規制を嗤う“脱法”の真意(時事深層)
6月施行の改正薬事法の関連省令を「違憲」として行政訴訟を起こしたケンコーコム。海外子会社を設立し、日本の消費者向けに規制対象の医薬品を輸入販売し始めた。「個人輸入」との主張で薬事法を“脱法”するその真意とは。
日本の薬事行政に突きつけた痛烈な皮肉と言っていい。
10月26日、医薬品・健康食品のインターネット通販大手ケンコーコムの子会社が新サイト「ケンコーコム シンガポール」を立ち上げた。
販売されている商品群を見ると驚く。胃腸薬「ガスター10」、発毛剤「リアップ」、水虫薬「ウィンダム液」、咳止め「アスメトン」など、6月1日に施行された改正薬事法で「第1類医薬品」に分類され、付随する厚生労働省令によってネット販売が禁じられている商品が並んでいるからだ。
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2009-11-11 0:52
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ニッポン「文化産業」復活への処方箋()
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2009-11-11 0:52
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アニメは次の成長モデルを作れるか?(ニッポン「文化産業」復活への処方箋)
麻生太郎前総理が提唱し、賛否両論を呼んだ「アニメの殿堂」の建設はどうやら見送りとなるようだ。だが日本の文化としての「アニメ」に注目し、産業としても育てていこうという方向性そのものに反対する人は少ないのではないか。
社会が成熟する中で、これから重要な役割を担うのがアニメ、ゲーム、日本映画、クラシック音楽などの分野だ。これをビジネスととらえるならば、「文化産業(クリエーティブ産業)」と名づけることができる。製造業が弱体化する中で、こうした産業は日本の次の成長の糧の1つとして期待される。
文化産業自体は昔から存在する。だがきちんと利益をあげる事業形態、つまりビジネスモデルの構築に成功したものは少ない。
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2009-11-11 0:52
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家電王国に風穴開けた掃除機「伝える」努力、積み重ねる(活路を開いた新規事業)
新技術を駆使した掃除機で、日本市場に旋風を巻き起こす。
成功の背景には、日本法人の営業部門やコールセンターのたゆまぬ業務改革があった。
革新的な技術を、いかに顧客に、販売チャネルに伝えるか。既存の手法の踏襲は通用しない。
家電業界で急成長したダイソンの「売れる秘訣」の内側に迫る。(文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2006年11月号掲載>
プロジェクトの概要
1993年に英国で創業したダイソンは、ゴミを遠心分離する「サイクロン技術」を採用した掃除機で急成長し、瞬く間に英国の市場を制した。98年に日本法人を設立し、通常の掃除機の3〜4倍という高価格商品を発売。「家電王国」で戦いを挑んだ。
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2009-11-11 0:52
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第8話「だから自動車産業は宝の山なんだ。ボクには自信がある」(「熱血!会計物語 〜社長、団達也が行く」)
■記事の最後に筆者の「特別ライブセミナー」のお知らせがあります。
これまでのあらすじ
ジェピーを辞めたロボット技術者、金子順平は実家のある豊橋に戻っていた。金子は公認会計士の西郷幸太の事務所を訪れ、団達也に会いたいと言った。
達也は自分の会社、MTC(Management and Technology Consulting group)を立ち上げ、飯田橋に事務所を構えたものの、いまだに始動していなかった。西郷から連絡を受けた達也はすぐに豊橋に向かった。
金子は達也と西郷に向かって、ジェピーの親会社となったUEPCがジェピーを解体し、スイッチの特許を管理する会社にしようとしていること、一方で、UEPC日本法人は、業容を拡大して、スイッチの生産を始めたことを告げた。
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2009-11-11 0:52
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NTT再々編、はや諦観ムード(時事深層)
NTTの再々編論議がスタートしたが、同業他社は早くも諦観ムード。総務相を筆頭にNTTグループ各社の再統合をにおわせる発言が相次ぐ。「日本郵政がひな形」。新しいNTTの組織形態をそう見る向きも出ている。
NTTの再々編論議がスタートした。総務省が10月30日、新しい情報通信政策のあり方を検討するタスクフォースの初会合を開催。目玉は1999年に4分社化されたNTTの組織のありようをどうするかという点だ。同省はタスクフォースの活動について1年をメドとしているが、NTTと競合関係にあるKDDIやソフトバンクなどの通信業者の間では、早くも諦観ムードが漂う。
「インターネット技術は米国の軍事技術が民生転換されたもの。
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2009-11-11 0:52
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鳩山・友愛演説、もやもやの理由(ニュースを斬る)
鳩山首相の国会での所信表明演説に釈然としないものをずっと感じていた。それは「友愛」が「反市場主義」「反近代主義」に傾斜するのではないかという懸念だ。
鳩山由起夫首相の国会での所信表明演説をテレビで観てから、釈然としないもの、一種の懸念をずっと感じていた。しかしその正体がなかなか自分でつかめないでいた。
演説の調子自体は政権交代を果たした新政権の首相としての気概を感じさせるものだった。演説内容には「友愛」や「人のための経済」「支え合いの精神」など美辞麗句系の言葉が目立つが、それはこの種の政治演説にはつきものだ。
メディアでは「成長戦略が弱い」「具体性に欠く」などの批判から、「温かい資本主義復権の時」(佐藤隆三、10月27日付け日本経済新聞経済教室)など既に様々な論者の賛否が出回っており、どれもそれぞれある程度は正しいのだが、私の感じていることにぴたり来ない。
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2009-11-10 1:23
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世界が驚くほどの巨大な「殿堂」を作れば良かった?(COLD JAPAN(コールド・ジャパン))
新たな政権を迎え、気分も新たに成長を進めようとしているニッポン。しかし、一方で停滞する国内市場のもと喘いでいる企業も多く景気の先行きが不安視されている。つまり、「クール=カッコいい」ジャパンと呼んでいるわりには内情は冷え切っており、なにか新しい世界との関係や突出したビジネスを誰もが渇望してやまない状況となっているようだ。
本連載では、最新の事例やケース=症例を豊富に取り上げながら、「巣ごもり」「ガラパゴス」等と揶揄される「コールド」なニッポンの現状を理論的な切り口で分析、《コールド・ジャパン》脱却と新たな成長のための考え方を提言していく。本連載が、国内市場の凋落を前に気分新たにこれからの成長を模索している企業の経営幹部やキーパーソンの方々のヒントになれば望外の喜びである。
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2009-11-10 1:23
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物価高な日本で日用雑貨品だけが安い理由(すべては倉庫番が知っている)
日本の日用雑貨品の流通は米ウォルマートより効率的だという指摘を流通業界関係者から何度か聞いている。筆者も最近その説に同調するようになってきた。
実際、海外でスーパーマーケットを覗いても、加工食品や生鮮品の安いことには驚かされるが、日用雑貨品は必ずしも安くない。
洗剤、シャンプー、歯ブラシなどの値段は日本とほとんど同じ。ティッシュやトイレットペーパーなど紙製品は日本の方がずっと安い。品質だっていい。
加工食品をはじめ、日本のほかの商材やサービスは、ほとんどが国際的に割高なのに、なぜ日用雑貨品だけ安いのか。
物流条件は最悪だが・・・
前回のコラムで、日本の小売市場は小規模分散型で、その中間流通は多頻度小口を特徴とすると説明した。
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2009-11-10 1:23
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【第17話】優れた仕事人は「3K+1F」の体現者である(リーダーのための“新”武士道 伝説の外資トップがあなたのメンターになる!)
「プロフェッショナル」。以前と比べて、近年この言葉を耳にする機会がはるかに多くなったように思います。テレビなどを観ていても、プロフェッショナルと呼ばれる一流の仕事人を追いかけたドキュメンタリー番組は人気が高いようです。
本場フランスで厳しい修業を積み、舌の肥えたお客たちを唸らせる料理人。幾たびの怪我に見舞われながらも世界の第一線で活躍し続けるスポーツ選手。紛争の絶えない地域に渡り、乏しい医療設備の中で1人でも多くの命を救おうと奮闘する医師……。
プロフェッショナルたちの共通項「3K+1F」
プロフェッショナルと呼ばれる人たちの仕事ぶりには、見る者を感動させる“何か”があります。単に「優れたスキルがある」というだけでなく、心の持ち方や意識の高さという点において、彼らには仕事内容の違いを超えた共通点があるようです。
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