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2009-11-20 0:49
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購買行動を創造する「通販のヒミツ」()
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2009-11-20 0:49
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通販も健康もブーム、だけど失速のナゼ?(購買行動を創造する「通販のヒミツ」)
都内某所のダイニングカフェ。
「理恵、遅いなぁ・・・」。カウンターでネットブックを開いていた藤野香織は、思わずつぶやいた。が、左隣に座っている中津川あやは全く気づかなかったようで、「マスター、この新作パスタ、隠し味は何?」と話しかけている。
マスターは問いには答えず、微笑みながら入り口に目をやった。「最後のエンジェルがご到着のようだよ」。
「会社を出ようと思ったら、電話がかかってきて・・・」と、いつものように言い訳しながら慌しく駆け込んできた榊理恵は、いつものように香織の右隣に腰を下ろした。
香織、理恵、あやの3人は、通販企業に勤めるビジネスウーマン。香織は大手量販店でバイヤーの経験を持つ。
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2009-11-20 0:49
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空前のヒットに潤うクラシック音楽(ニッポン「文化産業」復活への処方箋)
クラシック音楽業界は、今秋あるピアニストのCDの過去にない大ヒットに沸いている。そのピアニストの名は辻井伸幸氏。6月7日、米ヴァンクライバーン国際ピアノコンクールで、日本人として初の優勝を果たした。視力障害にもめげない偉業だ。
クラシック界では過去にない大ヒットとなった辻井伸行氏の「DEBUT(デビュー)」
彼の「Debut(デビュー)」というアルバムは一気にファンの心を捉えヒットに火がついた。辻井氏のアルバムは、9月20日までの約3カ月に約21万枚も売れた。また辻井氏のアルバムは、ふだんはポップスが上位を占めるオリコンの総合ランキングの2位と3位にも入った。
辻井氏のCDを販売するエイベックス・クラシックスの中島浩之プロデューサーも「ここまでの人気は、クラシック業界では異例中の異例だ」と見る。
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2009-11-20 0:49
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赤字ドワンゴの行方夏野氏が語る「ニコ動」黒字化計画(逆風の企業戦略)
会員登録数1425万人、動画総数326万本。産声から3年目にして、国民的動画サイトに成長した「ニコニコ動画」。動画の上を流れるコメント機能で視聴者の一体感を演出する仕組みは、独自の世界観を醸成し、それが人気の源泉となっている。
ニコニコ動画で発表された楽曲「メルト」は520万回を超える再生。同曲を含むCDはオリコン初登場4位となった。動画の特定部分で視聴者が一斉に同じコメントを入れる「段幕」は、ニコ動の1つの文化となっている
画像のクリックで拡大表示
自作の楽曲やアニメ、ダンスなど創作の発表の場としても活用されており、ニコニコ動画から火が付いてメジャーになる作品やアーティストは少なくない。
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2009-11-20 0:49
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変化の兆しに対して、あなたは何かしようとしていますか?(ニュースを斬る)
情報は、人、モノ、金に並ぶ経営資源である。ところが情報やそれを管理する企業内の情報システムを使いこなし、経営効果を生み出している企業はあまり多くはない。巨費を投じて完成させた情報システムが期待していたほど“機能”していないことに苛立ち、「システムはただの金食い虫に過ぎない」と吐き捨てる日本の経営者も少なくない。情報活用が重要とされる時代に、これではまずい。情報化を賢く進めることは、日本のビジネスパーソンに共通する課題だろう。
経営陣と現場の担当者が一体となって情報化を進め、経営効果を生み出す。こうした理想的な姿が花王にある。情報化で経営効果を生み出すコツは何か。今年4月、先進的とされていた国内の情報システムを“破壊”し、世界標準システムを手に入れた花王の尾崎元規社長に語ってもらった。
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2009-11-20 0:49
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「非常識」商法で消費消滅に抗う(時事深層)
冬のボーナスの2ケタ減で、個人消費は冷え込みが避けられない。「自宅向けのお買い得お歳暮」「1人で楽しむホテルでのクリスマス」。“常識”を覆す商品を繰り出して、各社は需要創出に努めるが…。
この冬のボーナスは昨年と比べて13.8%も減るーー。そんな衝撃的な予想が出た。ボーナスのマイナスは2年ぶりで、しかも過去最大の減少幅だ。1人当たりの支給額は40万円を割り込み、36万6000円にまで減るという。
みずほ証券の土山直樹エコノミストは「個人消費に対する影響は避けられず、エコポイント制度やエコカー減税など景気対策の効果も今後剥落するだろう」と厳しい見通しを示す。
ただでさえ冷え込んでいる消費者の購買意欲。
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2009-11-19 1:37
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“上司”が“仕分け人”に変わる瞬間(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
■記事の最後に筆者の「特別ライブセミナー」(12月3日開催)のお知らせがあります。河合薫さんのお話を直接聞いてみませんか。
これは“議論”か、はたまた“いじめ”か?
政府の「事業仕分け」洗い出し作業が始まり、国会議員と民間有識者らによる「仕分け人」と各府省の担当者のやりとりをみて、ふとそんなことを感じてしまった。
初日の、「私の話も聞いてください」と声を震わせながら訴える「国立女性教育会館」の神田道子理事長と、「私の質問に答えてくれればいい」とばかりに矢継ぎ早に質問を浴びせる蓮舫(れんほう)参院議員のやりとり然り。神田さんは、女性の社会参画と男女共同参画を唱えた先駆者的な人である。
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2009-11-19 1:37
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「所詮、自分以外はみな他人なんですよ」(鈴木義幸のリーダーシップは磨くもの、磨けるもの)
人を統率するプロはいかに自分を統御しているのか。コーチングのトッププロであり、連載コラム『風通しのいい職場づくり』『リーダーシップは磨くもの、磨けるもの』の執筆者としてもおなじみの鈴木義幸氏が、様々な現場で活躍中のリーダーやリーダー論者に「真意」を問う。
まずご登場くださったのは、早稲田大学ラグビー蹴球部監督の中竹竜二氏だ。中竹氏は前監督の清宮克幸氏から指名され、2006年、新監督に就任した。清宮氏が「カリスマ」と評されたのに対して、中竹氏は自身を「日本一オーラのない監督」と称する。
選手との接し方も対照的だ。清宮氏がトップダウン的な指示スタイルを貫いたのに対し、選手と徹底的に膝を突きあわせて話し合うのが中竹流。
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2009-11-19 1:37
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「松井MVP」はカネで買った?(上)(鈴木友也の「米国スポーツビジネス最前線」)
ニューヨーク・ヤンキースとフィラデルフィア・フィリーズとの間で戦われた米メジャーリーグ(MLB)のワールドシリーズは、4勝2敗でヤンキースがフィリーズを退け、9年ぶり27度目の全米チャンピオンに輝きました。優勝を決めた第6戦では、松井秀喜選手が先制の2点本塁打を含む6打点の大活躍で勝利に大きく貢献し(1試合6打点はワールドシリーズのタイ記録)、ワールドシリーズMVPに選出されました。この偉業に日本の野球ファンも大いに盛り上がったことでしょう。米国で観ていても、同じ日本人として誇らしい気持ちになりました。
しかし、MLB球団で突出して年俸総額の高いヤンキースがプレーオフ進出を決め、MLB球団で唯一3ケタの勝ち星(103勝)を挙げてレギュラーシーズンを終えた前後から、米国では「勝利をカネで買った」「MLBの戦力均衡策は機能していない」という批判が再燃しています。
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2009-11-19 1:37
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ロングテールをリアルに実践〜九州に“凄い”ホームセンターがあった(逆風の企業戦略)
九州一円にホームセンターを展開しているハンズマン(宮崎県都城市、大薗誠司社長)。店舗数は9店舗。売上高207億円、営業利益も1億円あまり(2009年6月期のデータ、2010年6月期第1四半期は出店費用の影響で800万円の営業赤字)。ジャスダック市場に上場しているものの、九州以外の知名度はそれほど高くない。中堅に毛が生えた程度のホームセンターである。
もっとも、その売り場は他を圧倒する迫力だ。テーマパークに迷い込んだような美しい店内、業界他社の数倍に達する圧倒的な商品数、「ロングテール」をリアル店舗で実践しているその戦略。異色の存在であることは間違いない。これからハンズマンの経営を見ていく。
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2009-11-19 1:37
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執行役員制度12年、日本で効果は?(ニュースを斬る)
ソニーが国内企業に先駆けて執行役員制度を導入したのが1997年。経営の監督と業務の執行を分離し、現場に権限を委譲することで迅速に意思決定を行える。12年の年月の間に、米国式経営統治を導入する企業は増えた。
一方で、「執行役員制度を廃止する」と方針を転換する企業も少なくない。ある上場企業が発表した廃止理由は「意思決定の迅速化」とある。導入した理由と、廃止した理由が同じという不思議な状態だが、これはその会社で執行役員制度が根づかなかったことを意味する。
果たして、執行役員制度はきちんと機能しているのか。日経ビジネスは企業とビジネスパーソンそれぞれにアンケートを実施し、その運用と成果から執行役員制度を検証する。
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2009-11-18 1:33
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ビール事業、46年目にして初の黒字「プレモル」で“新文化”を徹底訴求(活路を開いた新規事業)
1963年に2代目社長が立ち上げたビール事業は、サントリーの「やってみなはれ」というチャレンジ精神の象徴だ。苦い赤字の歴史を乗り越え、2008年に営業利益約30億円を記録、市場シェアも12.4%で初の業界3位に躍り出た。躍進のきっかけは、「すっきりした味」に嗜好が画一化されていた日本人のビールの飲み方に対する新提案にあった。(文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2009年5月号掲載>
プロジェクトの概要
サントリーのビール事業は1963年、2代目社長の故佐治敬三が始めた。同事業への参入を創業者の故鳥井信治郎に伝えた際、「やってみなはれ」と言われた逸話は社外でも有名だ。
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2009-11-18 1:33
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ヒットはテレビで作られる(ニッポン「文化産業」復活への処方箋)
2009年上半期の国内での、国内映画の興行収入ランキングの1位は「ROOKIES−卒業」(興行通信社調べ)となった。この映画は昨年TBS系で放送された人気スポーツ根性ものドラマの映画版だった。
映画の人気はこれからも持続するのか?(写真はイメージ)
画像のクリックで拡大表示
さらに、5位には「名探偵コナン」のシリーズ。さらに8位には往年の大人気番組「ヤッターマン」のリメイク版がライクインしている。この動きは、日本映画の最近の人気が本当は何によって導き出されているかを浮き彫りにしている。
一時期、日本映画は“絶滅”の危機に瀕していると言われた。しかし、この数年は「たそがれ清兵衛」「殯(もがり)の森」など多くの作品が海外で評価される。
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2009-11-18 1:33
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第9話「日本株式会社のエンジンを何にするのかってことだよ」(「熱血!会計物語 〜社長、団達也が行く」)
■記事の最後に筆者の「特別ライブセミナー」のお知らせがあります。
これまでのあらすじ
ジェピーを辞めた金子順平は、豊橋にある西郷幸太の会計事務所を訪れ、団達也に会いたいと話した。東京で事務所を開いたものの、開店休業状態にある達也は、西郷に呼ばれてすぐに豊橋に向かった。
金子は自ら持ち出したロボットの制御プログラムを収めた携帯用ハードディスクを2人の目の前に置いた。夜も寝ずに書いたプログラムを自分のものだと言い張ったが、達也はジェピーに返すべきだと諭した。
西郷は、達也に日豊自動車を買わないかと持ちかけた。西郷は創業者の日野原五郎が粉飾決算をしていることを知っており、達也はそのことを承知の上で日野原に会おうと考えていた。
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2009-11-17 1:31
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会社の経営状態を見抜く5つの秘訣(財務3表で読み解くニュースな企業)
今回からシリーズでスタートするこのコラムは、会計の素人のための財務分析講座です。財務分析といっても流動比率や自己資本比率などの財務分析指標を説明するものではありません。財務諸表から会社の状態を読み解くコツを説明するものです。つまり、財務諸表のどこを見れば何がわかるのかを説明していきます。
素人でも財務諸表は読み解ける
今回の第1回と次回の第2回は財務分析の基礎的な方法論の説明ですが、第3回からは話題の企業を例にとって実際に財務分析をしていきます。
このコラムは会計に苦手意識を持つ人のためのものです。会計分野に深い知識がなくても財務諸表を読み解くことは可能です。このコラムを執筆する私自身が元々機械エンジニアですし、いままでに仕訳の勉強をしたこともありません。
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2009-11-17 1:31
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“花王への怨念”が日用雑貨品卸を強くした(すべては倉庫番が知っている)
日本では中間流通の効率化が日用雑貨品業界で特異的に進化した。卸がそれを主導したとして、前回のコラムでパルタックとあらたという2大卸の存在に触れた。
実際、両社に統合された地方卸の経営者たちは捨て身の覚悟で経営判断を下し、サプライチェーンの革新に果敢に挑んだ。
しかし、それは単に経営者たちに先見の明があり、決断力に優れていたというだけでなく、そうしなければ生き残れないほど追いつめられていたからでもある。
有り体に言えば、花王への脅威と敵愾心が、地方卸の経営者たちの背中を押し、経営統合、業界再編へと駆り立てたと筆者は理解している。
垂直統合を進めた花王
花王は1966年に「販社制度」を導入して、事実上のメーカー直販に踏み切っている。
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2009-11-17 1:31
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肝の据わった日本人がいた(COLD JAPAN(コールド・ジャパン))
「COOL JAPAN」から「COLD JAPAN」へ。足元の企業業績に明るさは見えるものの、冬のボーナスはお寒い限り、世界の株価も各国の財政支援の息切れを待っていたかのように不安定になり、二番底が話題にのぼる。
冷え切ってしまったニッポンの突破口探しを狙って、「COLD」なニッポンの現状を最新の事例やケース=症例を豊富に取り上げながら理論的な切り口で分析、「COLD JAPAN」脱却と新たな成長のための〈処方箋〉の提言をめざした新シリーズ。10月の月間アクセスランキング上位に3本入ったのは世知辛い時代を映した結果だろう。
連載は今後も「柔道」「寿司ロール」など身近なテーマを題材に、どうすれば「COLD」を抜け出せるのか話が深めていきます。
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2009-11-17 1:31
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episode:33「この世の中には自分で仕事を作る人間と、仕事を与えられる人間という、二種類の人間がいる。」(第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ)
前回までのあらすじ
12年ぶりに大日本鉄鋼に戻った旭山隆児(あさひやまりゅうじ)の新部署、第三企画室の陣容は、風間麻美(かざまあさみ)と楠原弘毅(くすはらこうき)と旭山の総勢3名だ。根城はみなとみらいのマンションの一室。悪化する本社の財政事情を聞いた旭山は、状況を逆手にとり部署の独立を決断する。新会社の名称はオルタナティブ・ゼロと決まった。
会社を作るのは楽しい。もっと正確にいえば、仕事を作るのが楽しい。
第三企画室が、株式会社オルタナティブ・ゼロになり、いよいよ書類上も独立した会社になった。否が応でも、みなのテンションが高まっているのがわかった。
画像のクリックで拡大表示
「会社のロゴなんですけど、こんなのどうでしょう」
弘毅くんがプリントアウトを差し出した。
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2009-11-17 1:31
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「政治主導」が、JAL迷走を加速させる(ニュースを斬る)
日本航空(JAL)の再建問題をめぐり、政府は11月10日夜、3項目の確認事項を公表した。当面の最重要課題であるつなぎ融資について、追加の公的支援に大きく道を開いた格好だ。
しかし、いったん実質債務超過と認定されたJALに対する融資は正当化されうるものなのか。そもそも、JAL問題がこれほどの迷走状態に陥った原因は、前原誠司・国土交通大臣が犯した致命的なボタンの掛け違いにあったように見える。
閣僚の「再建方策」は生煮え
前原・国交大臣、菅直人・国家戦略担当大臣ら関係5閣僚が連名で公表した「日本航空の再建のための方策について」と題するペーパーは、3項目について「確認」したもの。
冒頭の項目で「再建を国民目線に立って確実に進める」と掲げ、2番目に「公的資金が年金払いに充てられる形とならないよう」に法的措置などの検討を進めることを明記。
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2009-11-17 1:31
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空気がお金に化ける? 排出権取引は悪なのか(ニュースを斬る)
排出権取引(排出量取引とも呼ばれる)に対して「現代の免罪符」、「悪をお金で買う」、「欧米金融機関のマネーゲーム」といった反応をする人々が多い。こうした反応の多くは排出権の仕組みに対する先入感や誤解から来ている。また「排出権に頼らず自国の温室効果ガス削減努力をすべき」という主張はもっともだが、排出権取引を全面的に排除するというのであれば疑問符が付く。
排出権取引の現場は苦労話のオンパレード
そもそも排出権はどこから生じているのか?
その多くは、発展途上国における様々な温室効果ガス削減事業によって産み出されている。例を挙げると、中国における風力発電事業、マレーシアにおけるパーム椰子房を利用した発電事業、インドのアンモニア製造プラント改良による蒸気消費量削減事業、ブラジルのゴミ処分場のメタンガス回収・発電事業、韓国の硝酸工場のN2O(亜酸化窒素)破壊事業、ベトナムの油田の随伴ガス回収事業といったプロジェクトだ。
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