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ニュース見出し
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2009-11-30 1:39
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第9回 ところであなたの人生理念は何ですか?(1)(武田斉紀の「企業理念は会社のマニフェスト」)
自分の人生理念を見出そう
「ところで、あなたの人生理念は何ですか?」
いきなりそんな質問をされると戸惑いますね。「いえ大丈夫です、私の人生理念は○○ですよ」と即答できる人もいれば、「人生理念ねえ、うーん、普段あまり考えたことなかったな」という人もいらっしゃるでしょう。恐らく後者の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
このコラムで何度もご紹介しているように、企業理念とは「企業がめざす終わりなき理想」であり、実現をめざす「目的」と、大切にする「価値観」からなると定義しています。
【企業理念】=「価値観・手段:何を大切に・どんな方法で」+「目的・使命:何をめざすか(実現したいか)」
これは人生理念においても同じです。
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2009-11-27 1:30
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現代美術、難解だから売れないのか、売れないから難解なのか(ニッポン「文化産業」復活への処方箋)
景気低迷の影響からブランド品の売れ行きが落ち込んでいる。だが一方で金の価格は高騰している。美術品はどうか。ケースバイケースである。金と同じく景気に左右されない安定資産として評価されるのが理想だが、本当の姿はどうなのか。
美術もビジネスである。作家や作品への投資、作品の購入・転売の流れがあり、さらに周辺には美術展、関連グッズ、そして批評・評論などの仕事がある。これらが一体となって業界を育てていく仕組みを作り上げなければ、美術品の価格は株式市場に翻弄され続けるのではないか。今回は今後の成長が見込まれる「現代美術」市場について考える。
脚光を浴びつつある現代美術
美術といえば「日本画」、あるいは、ゴッホ、モネ、ルノアールなどの「近代美術」が一般的だ。
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2009-11-27 1:30
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内藤vs興毅は選手だけでない、興行主の“戦い”(「買わない」私が、気になる売り場)
人物紹介
菊地 眞弓:レースクイーンやミスコン荒らしなど「バブルでGO」を満喫した20代を経て、今や贅沢に飽きてほとんどモノを買わなくなったアラフォー女子
WITH三波 毒夫:流通の現場に出向き、同業者や取引先と情報交換するのが3度のメシよりも好きと言う謎の中年男。「WITH」は、「お客様とともに」を意味する
たまたま出会った2人が「世の中に、気づき・幸せ・役立ちを与える」で意気投合。今日も流通の最前線を歩きます。
WITH三波 毒夫(以下、三波) 今週日曜日、11月29日に、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)でいよいよ世紀の対決が行われるね!
菊地 眞弓(以下、菊地) プロボクシング、内藤大助さんと亀田興毅さんのWBC世界フライ級タイトルマッチですよね。
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2009-11-26 1:42
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「正論よりも、正直さが人を安心させるんじゃないでしょうか」(鈴木義幸のリーダーシップは磨くもの、磨けるもの)
数々のエグゼクティブ・コーチングを手がけてきた鈴木義幸氏が、早稲田大学ラグビー蹴球部監督の中竹竜二氏に訊くリーダーシップ論。前編では、挑戦と失敗が「自分らしさ」の発掘と発揮に欠かせないという話だった。
ラグビー部の主将や監督など、リーダーとして重職に就く中竹氏だが、本人は別段やりたくてリーダー役を買っているわけではないと言う。
そんな中竹氏がなぜリーダーに選ばれたのか。後編では、主将就任時の同期との約束から、現在の監督としての選手の本音の引き出し方まで話が展開する。
(前編から読む)
鈴木:2005年、早稲田大学ラグビー蹴球部の前監督だった清宮克幸さんが後任の監督として中竹さんを選びました。
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2009-11-26 1:42
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トップ10%にはチャンスを与え、ボトム10%は外す(リーダーには「型」がある)
物事を成し遂げるプロセスと言うのは、まずリーダーがビジョンを作り、次にステークホルダー(利害関係者)に納得させるためのコミュニケーションがあって、最後にエグゼキューション(実行力)が必要になってきます。このエグゼキューションで何が一番大事かと言うと、チームビルディングなのです。
日本人として初めて、米GEのコーポレート・オフィサー(本社役員)となった藤森義明氏(写真:村田 和聡)
チームがあってこそ、目標を達成できる。こういう意味で、いいチームを作れるかどうかは、リーダーに欠かせない要素だと思います。
では、どういうチームが、いいチームなのか。いくら優れているからと言っても、同質の人材ばかりを集めるのでは、必ずしもいいチームとして機能しません。
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2009-11-26 1:42
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不況だからこそ、手に入る“シアワセ”(河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学)
■記事の最後に筆者の「特別ライブセミナー」(12月3日開催)のお知らせがあります。河合薫さんのお話を直接聞いてみませんか。
不況、不況で暗い話題ばかりと思っていたら、どうやらこれが“新しい常識”になるかもしれない。「ニューノーマル」とは、米国の債券運用会社ピムコのCEO、モハメド・エラリアン氏がサブプライム危機を予言した著書の中で、その後の「別の経済状況」を表現する言葉だ。景気が回復しても元通りの国際経済の水準にはならず、以前の経済とは別物になっているという。
先の見えない閉塞感が続いている。そこで今回は少しばかり視点を変え、この世知辛い世の中だからこそ得ることができる“ストレスに対峙する傘”についてお話ししようと思う。
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2009-11-26 1:42
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「病気は隠さず自慢せよ」〜あえていま、韓国企業に学べ(常盤文克の「新・日本型経営を探る」)
かつて韓国経済といえば、「日本に追いつけ、追い越せ」が合い言葉でした。日本でも韓国製品は、1980年代には「安かろう悪かろう」の代名詞とされていました。ところが、今では状況は大きく変わっています。今年10月初旬に韓国・ソウルとテジョン(大田)を訪れて、その変わり様を痛感させられたのです。
企業の経営者や大学の先生、政府の出先機関の人たちに会って感じたのは、もはや日本を見る目はかつてのように熱っぽくはない、という事実です。既に彼らは技術に自信を持ち、日本に近づいているとの自負を持っています。事実、サムスン電子のデジタル家電は世界市場を席巻し、ソニーには合弁事業の一環として液晶パネルを供給しています。
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2009-11-26 1:42
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「日本は普通の市場になった」(時事深層)
個人消費の落ち込みで高級ブランド各社の苦戦が目立つ。日本からの撤退や事業縮小を決めたブランドも出てきた。高額品市場は回復するのか。トップブランドの経営者に聞く。
問 リーマンショック後の景気後退で、多くの高級ブランドが苦境に立たされている。
答 これまで約20年間、ルイ・ヴィトンの経営に携わる中で、危機と呼ばれる状況は何度もあった。しかし、湾岸戦争やアジア通貨危機などの時も我々は市場シェアを伸ばしてきた。今回は未曾有の危機と言われるが、実際に損をしたり、収入が減ったりという人はそれほど多くない。将来への不安で支出を抑えているのが実情だと思う。こういう時代こそ消費者は本当の価値を求めると考えている。
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2009-11-26 1:42
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JALの病巣、白日のもとに(ニュースを斬る)
日本航空(JAL)の再建をめぐり設置された「JAL再生タスクフォース」が10月末に前原誠司国土交通大臣に提出した報告書の全容が明らかになった。資産査定により判定された実質債務超過額は、巷間伝えられていた額をはるかに上回る7220億円。
報告書はJALの病巣を白日のもとに晒すものだ。ただ一方で、タスクフォースの見立てにはいくつかの疑問も浮かんでくる。
「事業再生計画案」と題された文書は10月29日付で、総計100枚弱に上る膨大なもの。産業再生機構OBを中心とするタスクフォースが約1カ月をかけて資産査定を行い、立案されたものだが、銀行団や財務省などの反発を受けて封印された。
「JAL再生タスクフォース」は、10月末に前原誠司国土交通大臣に、「事業再生計画案」と題された報告書を提出した
とはいえ、後を引き継ぐこととなった企業再生支援機構が今後策定する再建計画の叩き台となる公算は大きく、11月20日に行われた事業再生ADR(裁判外紛争解決)の第1回債権者会議でも会社側から参考資料として提示された。
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2009-11-25 1:10
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“電子メモ帳”で20年ぶりのヒット文具らしさ追求、ニッチ市場拓く(活路を開いた新規事業)
ファイルやラベルライター「テプラ」で知られる文具メーカーのキングジム。
テプラ発売から20年目の昨年発売したデジタルメモ「ポメラ」が人気を呼んでいる。
機能を徹底して削ぎ落とし、「気軽にメモを取る」に特化した新商品だ。
役員1人しか評価しなかった商品は同社第3の柱になろうとしている。(文中敬称略)
<日経情報ストラテジー 2009年6月号掲載>
プロジェクトの概要
2008年11月にキングジムが発売したデジタルメモ「ポメラ」は発売と同時にほぼ品切れ状態に陥った。初年度10万台に達する勢いで,ここ数年売り上げが伸び悩んでいた老舗文具メーカーにとっては起死回生のヒット商品となった。
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2009-11-25 1:10
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CMや広告をマネタイズするには(ニッポン「文化産業」復活への処方箋)
我々が日常生活で最も頻繁に触れる芸術作品は何か。実はテレビCMや広告写真である。これらは販促や広告を目的に創られたものであり、通常は芸術作品として扱われない。あくまでビジネスの手段、実務上の“道具”であり、制作にあたっても創作者よりもスポンサーの意図が優先される。だが広告やCMは時代を経るにつれて文化資産としての新たな意味を帯びてくる。今回は日々、大量に生産され、廃棄されていく“商業芸術”が秘める創造産業としての可能性を考える。
文化遺産になるか?「ケンタッキーおじさん」
今年8月、大手ファーストフードチェーンの日本ケンタッキー・フライド・チキンは、奇妙な商品を店頭に並べた。それは、今年3月に大阪・道頓堀川の中から発見された同社のマスコット、カーネル・サンダース人形を精巧に復元した携帯電話用ストラップだ。
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2009-11-25 1:10
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第10話「経済発展が見込めない国に工場を作ってもビジネスにはならない」(「熱血!会計物語 〜社長、団達也が行く」)
■記事の最後に筆者の「特別ライブセミナー」のお知らせがあります。
これまでのあらすじ
ジェピーを辞めた金子順平は、ロボットの制御プログラムを記録した携帯用ハードディスクを会社から持ち出していた。夜も寝ずに書いたプログラムは誰の者でもない、自分のものだと思い込んでいたからだった。
しかし、その話を聞いた団達也は、それはジェピーに返すべきだと諭した。
ジェピーを手中に収めたアメリカの大手電子部品メーカー、UEPC社のCEO、マイケル・ウッズはジェピーに技術者を送り込み、ロボット技術をはじめ、あらゆる知的財産の調査を終えていた。ウッズはジェピーを解体し、特許権の管理会社にしようと目論んでいた。
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2009-11-25 1:10
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遅すぎた合併で生き残れるか(時事深層)
信託専業として独自路線を貫いてきた2行の統合。しかし規模を確保すれば生き残れる時代は終わろうとしている。新たなビジネスモデルを構築しなければ、統合の意味はない。
2011年4月の経営統合を発表した住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングス。メガバンクグループとは一線を画し、信託専業としての生き残りを選んだ。住友信託は1998年に日本長期信用銀行との合併が浮上して以来、たびたび統合話は浮上し、その中には中央三井の名前もあった。しかし縁談がまとまることはなく、最愛の相手を求めてさまよい続けた。
ようやく手を結んだ相手は、やはり中央三井。あえて元の鞘に収まるのは、経営環境悪化で危機感を共有したことが大きいという。
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2009-11-25 1:10
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円高で日産・ホンダが調達刷新(時事深層)
「1ドル=90円」の円高が続く中、自動車メーカーが部品の海外調達を急いでいる。日産は国内生産の高級車に輸入部品を採用、ホンダは2輪車の部品購買を世界で見直す。政府のエコカー支援などで上向く業績にブレーキをかけないため、コスト削減に励む。
厳しい円高をいかにして乗り越えるのか。 1ドル=90円 が定着する中で、輸出産業の代表格である自動車メーカーは苦しんでいる。
「円高対応は、従来のような国内工場での生産性の改善だけでは不十分だ。海外からの部品輸入を加速する」
11月12日、日産自動車が栃木工場で開いたセダンの新型「フーガ」のオフライン式典。本誌記者の質問に対し、日産の志賀俊之COO(最高執行責任者)はこう言い切った。
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2009-11-25 1:10
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問題企業の“パス回し”に翻弄された大分トリニータ(ニュースを斬る)
サッカーJリーグ(社団法人日本プロサッカーリーグ)の大分トリニータ(運営会社は大分フットボールクラブ)が経営危機に喘いでいる。資金繰りのメドが立たないため、Jリーグから緊急融資を仰ぐことが先頃決まったところだ。11月20日には、社長の溝畑宏氏が責任を取って辞任することを明らかにした。
プロチームの経営不振と言えば成績低迷に伴うスポンサー離れと見られがちだが、大分トリニータの場合は必ずしもそればかりではない。経営難の遠因は、実は意外なところにある。相場操縦事件で社長が逮捕されるなど、スポンサー企業で相次いで不祥事やトラブルが起きているのだ。
昨年はナビスコカップ優勝
大分トリニータは昨年のナビスコカップで優勝も果たした強豪チーム。
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2009-11-24 0:54
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【第18話】ものぐさ人間に捧げる英語上達法(リーダーのための“新”武士道 伝説の外資トップがあなたのメンターになる!)
ここに、ショッキングなデータがあります。次の表をご覧ください。
■ アジア24カ国の英語力ランキング(TOEFL:300点満点)
1位
シンガポール
255点
2位
パキスタン
238点
2位
フィリピン
238点
4位
インド
236点
5位
スリランカ
234点
9位
韓国
218点
13位
中国
216点
23位
北朝鮮
193点
24位
日本
192点
具体的な調査機関名は失念してしまいましたが、2005年から2006年にかけて、ある調査機関がアジア24カ国を対象に英語力の調査を行ったそうです。
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2009-11-24 0:54
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キリン・サントリーは“カラータイマー付き”合体ロボ。必殺技が「リストラ」では困る(COLD JAPAN(コールド・ジャパン))
私はかつて、とあるIT関連の上場企業でCFOとして10社以上のM&Aに携わりました。当時、M&A戦略の軸として考えていたことが1つだけありました。それは「事業ポートフォリオの拡大」です。
当時、私がCFOをしていたその会社は、たった1つの大ヒットソフトウェアだけで急成長を遂げたベンチャー企業でした。しかし、「次世代の成長を担うようなものがなかなか出てこない。このままでは成長に行き詰まる・・・」。このような危機感を持っていたのは、私だけではなく経営陣のほぼ全員が共有していました。
そこで、「次なる事業の核を作り、シームレスな成長をしていこう、シングルプロダクト体制から脱け出そう」をかけ声にして、積極的なM&Aに打って出たのです。
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2009-11-24 0:54
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第8回 何かヘンだぞ、日本企業の社会貢献(武田斉紀の「企業理念は会社のマニフェスト」)
■記事の最後に筆者の「経営者層向け特別ライブセミナー(11月25日開催)」のお知らせがあります。
CSR(コーポレート・ソーシャル・レスポンスビリティ、企業の社会的責任)という言葉が普及して久しく感じます。
私は以前から、大手企業を中心に発表されるCSRレポートに、ある種の疑問と違和感を抱いていました。本業での社会貢献や地球環境への配慮はいいのですが、本業とは別の部分でのさまざまな社会貢献が高らかにうたわれているのです。
どこそこの国や地域、支援団体、NPOに寄付をしている。あるいは○○という社会人やプロのスポーツチームを運営、支援している。△△という文化団体を運営、支援している。
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2009-11-24 0:54
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episode:34「何かを起こすことができるのは行動だけなのだ」(第三企画室、出動す 〜ボスはテスタ・ロッサ)
前回までのあらすじ
12年ぶりに大日本鉄鋼に戻った旭山隆児(あさひやまりゅうじ)の新部署、第三企画室の陣容は、風間麻美(かざまあさみ)と楠原弘毅(くすはらこうき)と旭山の総勢3名だ。悪化する本社の財政事情を聞いた旭山は、状況を逆手にとり部署の独立を決断する。新会社の名称はオルタナティブ・ゼロと決まった。風間麻美の役職は、第三企画室室長だ。
茅ヶ崎南製作所は、親子二代、職人オーナーによって営まれてきた機械加工を専門とする会社だ。
平野社長も、津久井さんも、腕のいい職人であり、高精度の金属製品を作るすばらしい技術をもっていた。
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「風間さん、それ触ってみてください」
テーブルの上に美しく磨かれた丸い金属があった。
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2009-11-24 0:54
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資産査定だけ。見えぬJAL再建(時事深層)
日本航空が発表した2009年4〜9月期決算は過去最悪の赤字を計上した。全日空が低価格航空会社への参入を検討する中、日航は負の遺産の処理に手いっぱい。資産査定ばかりが議題に上る日航に再建の光明は見いだせない。
日本航空(JAL)は11月13日、2009年4〜9月期決算を発表した。連結純損益は1312億円の赤字と半期としては過去最悪の決算となった。さらに、再建策の見通しが立たないことから、決算短信には「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在しております」との“おまけ”もついた。
日航に先立つ10月30日に決算を発表したのがライバルの全日本空輸(ANA)。国際線を中心に需要減に悩まされたのは他の航空会社と同様で、全日空も営業赤字に転落した。
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