クリエイティブソフトウエア世界最大手の米アドビシステムズが好調だ。ウェブサイト分析サービスを提供する大手米オムニチュアの買収、パッケージ版ソフトの完全撤退など、次々と新機軸を打ち立てる。変わり続ける企業の秘訣を、経営陣に聞いた。

これは歯ブラシ業界のエルメス、歯ブラシ業界のロールス・ロイスになれる製品。世界中の富裕層を顧客にすることを目指すべきだ。

ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、2016年8月期上期の大幅減益を受けて、値上げ路線の撤回を宣言した。「上期は成長ではなくて膨張」とコスト管理が甘かった点にも言及。売り方、組織のあり方すべてを立て直すと話した。

拡大が続く共通ポイントサービス。NTTドコモの新規参入や、鉄道会社のサービス拡充など競争も激化する。各陣営が次に熱い視線を注ぐのが食品スーパー。導入率が低く、取り込めば会員数が着実に積み上がるとの目算がある。

消費増税の再延期論が拡大する中、財務省お得意の根回し攻勢が鳴りを潜めている。安倍晋三首相が政権運営の選択肢を広げている背景には、「最強官庁」の影響力低下という要素も大きい。

3月25日に開催された大塚家具の株主総会は、所要時間60分足らずで平穏に終わった。昨年の株主総会での父と娘の闘争から１年。経営権を握った大塚久美子社長は、企業の立て直しに向けて正念場を迎えつつある。

全日本空輸を傘下に持つANAホールディングスが今年度、エアバスの最新鋭小型機A320neoを導入する。低燃費・低騒音を売りにした最新小型機は今後、航空運賃や空港の利便性などにも大きな影響を与えそうだ。

杭の未達に加えて鉄筋切断が判明し、ついに全棟建て替え提案となった、住友不動産が販売した横浜市のマンション。「なぜ社長が謝らないのか！」という住民の悲痛な叫びからは、企業不祥事対応における重要な原則が浮かび上がる。

関西ローカルの人気番組から、関西で成功した会社の成功の秘訣を見ていく。第1回は、JR西日本から分離、独立した、嵯峨野観光鉄道。このシーズンは桜の下を走る列車に乗ろうと全国からファンが詰めかけている。

やり遂げたことの満足度は高いけれど、つらいことも山ほどある。逃げ場がどこにもないですから。