過去30年の間、中国は目覚ましい経済成長を遂げた。毛沢東型の中央計画経済モデルと決別することができたからだ。しかし、電力業界はいまだに、このくびきを断ち切れていない。国有企業が非効率な経営を続けている。

中間選挙が近づき、上院をどの党に任せるべきかを有権者は考えている。この大事な時期に、オバマ米大統領は企業からの人気がない。同大統領が政権を取って以来､企業業績は堅調であるにもかかわらずだ。その理由を探った。

第3弾となる今回は、安倍晋三・習近平の日中両首脳が会談するとして、何を話し合うのかに光を当てたい。1つは、“戦略的互恵関係”の歴史的意義を習近平国家主席と共有することである。

今年の秋は友人の引っ越しが多かった。彼らは、上海以外の省の農村から出稼ぎに来た人々。上海では、このように出稼ぎに来た低所得の人々の生存する空間が、どんどん消え始めているのだ。

ソマリランドに大学院を作ろうと動き始めた税所篤快さん。日本に帰国したものの成果は上げられず、再度ソマリランドを訪問することになった。師匠の米倉誠一郎先生からは戦略性のなさを叱責され、まさにどん底に。ここから再スタートを図る。

中国の国家統計局は21日、2014年7〜9月期の実質GDP（国内総生産）成長率が前年同期比7.3％増になったと発表した。5年半ぶりの低水準となった成長率が意味するものとは何か。国家統計局報道官の記者会見での発言から読み解く。

第2弾となる今回は、前回に問題提起した「日中首脳会談を通じてどんな問題を解決したいのか（動機）」に焦点を当て、いま、何のために日中両首脳が会談を行う必要があるのか考えてみたい。

レモンは、なかなかのやり手である。ある時はスパイ御用達のツールとして、ある時は壊血病絶滅の切り札として、ある時は料理を美味しく変化させる仕上げの一振りに。レモンの博物誌、ご一読ください。

ドイツは、財政出動によって景気を刺激するのは当然だという「世界の常識」に挑戦し、「国が借金をしなくても、経済成長を行うことは可能だ」というメッセージを全世界に向けて発信している。この取り組みはアベノミクスへの挑戦状でもある。

エボラ出血熱の情報が、中国、香港でも連日、報じられている。中国当局はSARS対策の経験から、エボラ制御に自信を見せる。が、隠蔽体質への不安はぬぐえない。その向こうに、香港の学生たちが感じている強い不安も見えてくる。