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ニュース見出し
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2009-2-23 0:32
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粉飾決算のインドITサティヤム、再出発へ(インド発 Business Today)
「A.S. Murthy appointed new Satyam CEO」
サティヤムの新CEOに就任したアチュトゥニ・シュリーニバーサ・ムルティー氏。50歳、勤続15年のベテランだ
粉飾問題で創業社長が辞任し空席だったサティヤム・コンピュータ・サービスのCEO(最高経営責任者)に、アチュトゥニ・シュリーニバーサ・ムルティー氏が就任した。50歳になる同氏は柔和な語り口の電気技師。サティヤムに勤続15年、社員数がまだ100人に満たなかった頃から、5万人を超えるまでに成長した現在まで、サティヤムを見続けてきた。ムルティー氏はサティヤムの最高業務管理責任者でリーダーシップ開発の責任者。
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2009-2-20 0:40
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中国は大丈夫か[53]脚光浴びる“人づくり”ビジネス(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
モノを作って輸出する拠点から、モノを作って売る市場に。そして、サービスも売れるようになってきた。日本企業のサービスや人材教育の水準の高さは、中国でも定評がある。
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2006年8月7・14日合併号より
中国で、モノづくりならぬ“人づくり”のビジネスが脚光を浴びている。生活に豊かさを求める消費者や、人材不足に悩む企業の需要が背景。その最前線を行く日本企業4社の取り組みを現地から報告する。
(北京支局 田原 真司)
ヤマハ顧客を育てる
「ド・レ・ミ、ミ・レ・ド」。
先生が弾くピアノのメロディーに合わせて、子供たちの元気な歌声が教室いっぱいに響く。
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2009-2-20 0:40
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中国の民主はいつ実現するのか(ネットは「中国式民主主義」を生むか?)
(前回から読む)
私は今年で68歳になる。謝韜氏は88歳。私は思い立ったらその日にでも成田を飛び立ち北京に突撃してゲリラ取材をするだけの体力があるが、謝韜氏は私よりも20も年上だ。まだ語り足りないものがあるものの、約束の時間は1月2日午前9時半から11時半までだったので、この辺で遠慮すべきだろうと、この日は諦めてホテルに戻ることにした。
中国は一般には1月1日の正月は祝わない。中華人民共和国が誕生した時には、まだ90%が農民であったような国なので、農歴の旧正月に相当する春節を“正月”と位置付けて祝う習慣が今でも根強く残っている。
だから、元旦早々という遠慮は必要はないものの、それでも遠慮が先に立ち、これだけの収穫があれば善しとしようと自分に言い聞かせ、足りないところは帰国後にメールででも質問すれば良いと考えることにしてホテルの部屋に戻ったのだ。
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2009-2-20 0:40
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インフォシス、恐れ知らずの世界戦略(インド発 Business Today)
「Infosys' bold global ambition」
2002年4月、インドのインフォシス・テクノロジーズは、子会社のProgeon(プロジェオン)を通じて業務プロセスアウトソーシング(BPO)事業に参入した。最初の大口顧客であった米グリーンポイント・モーゲージ(カリフォルニア州)のS.A.イブラヒムCEO(最高経営責任者)は、この新事業立ち上げのためにはるばる駆けつけた。
「世界3大ITサービス企業を目指す」と語るインフォシスのS.クリス・ゴパラクリシュナンCEO(最高経営責任者)
BPOといえばコールセンターのような音声サービスを意味していた頃、インフォシスはデータセンターや記録管理など、未開拓でリスクが高いとされていた非音声市場に参入して大いに注目を集めた。
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2009-2-19 0:39
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中国は大丈夫か[52]異国の「かんばん方式」に隠れた主役〜トヨタ中国生産方式(2)(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
1月の国別新車販売で、中国が史上初めて米国を抜いたもようだ。金融危機の影響で中国の販売にも陰りが見えているものの、日本車メーカーは総じて健闘している。今に至るまでには、裾野産業を現地で根づかせた部品メーカーの奮闘があった。
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2002年9月16日号より
2002年10月8日、トヨタ自動車は中国における初の乗用車合弁生産を始める。政府の認可が簡単には下りず、進出表明から8年経って実現した悲願だ。生産拠点となる天津市には日系部品メーカー20社以上が集結する。トヨタの要請で先行進出したものの、その多くが苦難の日々を過ごした。異国で実現する「かんばん方式」の隠れた主役は部品メーカーだ。
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2009-2-19 0:39
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タイ、ブームに沸く医療ツアー(タイ発 THE NATION)
タイの3大病院であるバンコク・ドゥシット・メディカル・サービス(BDMS)、ピヤウェート病院、バムルンラード病院がこぞって医療設備の改善に着手している。手頃な価格の医療を求めてタイにやってくる外国人旅行者の増加に備えるためだ。
不況で低価格医療が人気
BDMSが運営する19の病院のうち数カ所を束ねているバンコクホスピタル・メディカルセンターのチャトリー・ドゥアンネットCEO(最高経営責任者)は「パタヤやサムイ島、プーケット島にある病院の病床を改修、拡大している」と語る。既に医師と看護師をそれぞれ5000人抱えており、今後5年間で予想される需要増加にも十分対応できる見込みだ。
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2009-2-18 0:57
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中国は大丈夫か[51]ケイレツはこうして移植された〜トヨタ中国生産方式(1)(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
1月の国別新車販売で、中国が史上初めて米国を抜いたもようだ。金融危機の影響で中国の販売にも陰りが見えているものの、日本車メーカーは総じて健闘している。今に至るまでには、裾野産業を現地で根づかせた部品メーカーの奮闘があった。
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2002年9月16日号より
2002年10月8日、トヨタ自動車は中国における初の乗用車合弁生産を始める。政府の認可が簡単には下りず、進出表明から8年経って実現した悲願だ。生産拠点となる天津市には日系部品メーカー20社以上が集結する。トヨタの要請で先行進出したものの、その多くが苦難の日々を過ごした。異国で実現する「かんばん方式」の隠れた主役は部品メーカーだ。
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2009-2-18 0:57
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韓国自動車業界を占う(韓国発 毎経エコノミー)
「毎経エコノミーのベスト・アナリストが見た業種分析(1)自動車」
米国の「ビッグスリー」──ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、クライスラー──が政府の支援によって延命されているほど、世界の自動車市況は悪い。一方で、現代自動車がリードしているというニュースも聞こえてくる。市場を鋭く読むベストアナリスト3人は市場をどのように注視しているのか、意見を聞いてみた。
双竜自動車の破綻で幕を開けた2009年
韓国内外を問わず自動車業界は非常事態である。世界経済の寒波は自動車産業に直撃弾を落とし、韓国内の自動車業界も打撃を受けた。今年1月には、双竜(サンヨン)自動車が販売不振を克服できず会社更生法の適用を申請した。
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2009-2-17 0:36
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タイ、 新首相が来日講演でイメージ回復図るも(時流超流)
「私は日本人と一緒に働きたいです」。女子学生はにっこり微笑みながら、昨年から本格的に習い始めた日本語を披露してくれた。
ここはタイの首都バンコク市内にある泰日工業大学。タイの日系企業で働く人材を育成するため、日本留学経験のある経済人らが2007年に設立した。
ただ、クリサダー・ウィサワティラノン学長は心配そうだ。「最初の卒業生を送り出す2年後までに、日系企業の雇用情勢が改善すればいいのだが」。
軍部や司法が政治に影響
タイの日系企業は金融危機の影響で昨年秋頃から軒並み業績が悪化している。オイルシール最大手、NOKの系列で、電子基板を作っているタイ法人の幹部は「自動車、携帯電話、HDD(ハードディスク駆動装置)、いずれの分野でも受注が減ってしまった」と言う。
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2009-2-17 0:36
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中国の就職難、農村からの出稼ぎ向け求人に大学卒が殺到(ニュースを斬る)
毎年春節(農暦の正月)の長い休暇が終わると、「渡り鳥」という俗語で呼ばれている農民工たちの求職活動で中国各地の都市は騒々しくなる。
農民工とは、主として貧困地帯である内陸部の農民が沿海部等の都市に出稼ぎに出て肉体労働に従事する人々のことを指す。日本でも3K(危険、汚い、きつい)という言葉があったが、中国でも都市労働者が従事したくない職場で働くブルーカラーが多く、非人間的な扱いを受けているケースも見られる。
今年の春節は西暦の1月26日。春節休暇は大晦日の1月25日から1月31日となっていた。したがって2月に入るとすぐに、「渡り鳥」たちは最低限の日常品を包み込んだ荷物袋を携え、お金を稼ぐ現場を求めて都市へやってくる。
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2009-2-17 0:36
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中国は大丈夫か[50]「帰ってきた男たち」の挑戦〜チャイナ・パワーが日本を変える(3)(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
行く人あれば、来る人あり。中国が「世界の工場」になる過程で多くの日本人が中国へと渡った。その人たちが帰国したり、中国人作業員が来日したりすることで、日本の「内なる中国化」も始まった。日本への留学経験がある中国人や、中国から帰化した人たちの影響も大きい。
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2002年9月23日号より
世界経済が融合していく時代に、企業は中国という「現実」から目をそらすことはできない。中国進出だけが生き残りの道ではない。国内産業復活のカギは日本にあって中国を知る者たちの知恵を借りることだ。あなたの知らない、「内なる中国」の最前線へご案内しよう。
(田原 真司)
立神汎は2000年7月、10年間の長きに及んだ中国駐在に終止符を打ち、日本に帰国した。
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2009-2-17 0:36
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雇用“勝ち組”は年配者(BusinessWeek)
1月28日、米ボーイングは今年の人員削減目標を1万人に引き上げた。だが年配者の多くは対象にはならないようだ。同社には1990年代終盤、希望退職を募った結果、熟練労働者が不足した記憶が残る。国際人事担当ディレクター、リチャード・ハートネット氏は「同じ状況には陥りたくない」と語る。そのため、今回は削減対象を会社側が選ぶ。
驚くべきことに、現時点では報酬も医療費コストも比較的高い年配の従業員を引き留める企業が多い。「年功が重要なのだ」。高齢化と雇用が専門のボストン・カレッジ・スローン・センターを率いるマルシェ・ピット・キャシューフェ氏は指摘する。
米労働統計局のデータがそれを裏づける。
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2009-2-17 0:36
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キャバクラに見る、韓国経済縮小の兆し(韓国発 毎経エコノミー)
「灯り消えた江南のキャバクラ」
「毎月1000万ウォン(約65万円)近く稼いできたけど、今はその半分も稼げない。2000年代に入って以来、ここまでひどい不況は経験したことがない」。ソウルの江南(カンナム)地区のとあるキャバクラ。同社の社長はこうぼやく。
江南の高級キャバクラにも不況の嵐が直撃している。最高級キャバクラの一部は既に店を閉めた。過去にはなかった割引サービスで客を引いたり、店舗業態を変えたりしてしまう店まで現れた。指名の多かったキャバクラ嬢の収入も半分に落ちた。
収入は以前の半分、営業を停止する店も現れる
ソウル市・瑞草洞(ソチョドン)でキャバクラを経営しているキム社長(37歳)は最近、店を開けられない日が多くなった。
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2009-2-16 0:56
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「年収5000万円じゃやってられない」〜ウォール街の懲りない面々(ニュースを斬る)
「そんな端金(はしたがね)で働けるわけがないだろう」
年間報酬50万ドル(約5000万円)。バラク・オバマ大統領が金融機関の巨額報酬を批判し、幹部にこうした上限を設ける意向を発表した。
その翌日の2月5日夜、ウォール街の男たちは憤懣やるかたない様子だった。午後7時過ぎ、金融街のバーは高級スーツを身にまとった白人男性で埋め尽くされていた。男はたばこを吸うために、店のドアを開けた。零下10度の冷気が高層ビルの間を吹き抜ける。
「要するにさ、そんな金額では、ここで働く意味がないってことだよ」
そう吐き捨てると、吸い殻を靴底でもみ消し、店内の喧噪の中に消えていった。
「安すぎる」「バカげた給与だ」
ウォール街の男たちは口々にそう叫んだ。
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2009-2-16 0:56
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中国は大丈夫か[49]留学生出身社長が日本に喝〜チャイナ・パワーが日本を変える(2)(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
行く人あれば、来る人あり。中国が「世界の工場」になる過程で多くの日本人が中国へと渡った。その人たちが帰国したり、中国人作業員が来日したりすることで、日本の「内なる中国化」も始まった。日本への留学経験がある中国人や、中国から帰化した人たちの影響も大きい。
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2002年9月23日号より
世界経済が融合していく時代に、企業は中国という「現実」から目をそらすことはできない。中国進出だけが生き残りの道ではない。国内産業復活のカギは日本にあって中国を知る者たちの知恵を借りることだ。あなたの知らない、「内なる中国」の最前線へご案内しよう。=文中敬称略
(田原 真司)
日本には世界一強いモノづくりの基盤がある。
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2009-2-16 0:56
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「年率8%成長に全力」(FINANCIAL TIMES)
「国内問題の解決が人類への最大の貢献」と積極的な経済対策を明言。
世界金融危機の責任の一端が中国にあるとの見方には反論する。
IMFへの拠出や温暖化ガス排出削減など、経済力に伴う期待を警戒。
自ら「自信の旅」と名づけた欧州歴訪の途上、5番目の訪問地ロンドンに到着した温家宝・中国首相(66歳)は、夜明け前からハイドパークにジョギングに繰り出した。人さし指を立て、インタビュー相手を真っすぐに見つめながら「率直に、誠実に語る準備がある」と語る姿は活力にあふれ、はつらつとしている。
国内の政治的圧力が高まる中、欧州訪問は楽しい息抜きになっているのかもしれない。中国経済の落ち込みを受けて、温首相への批判は高まっている。
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2009-2-16 0:56
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農業が現金を生まなければ、農地は死滅する(吉田鈴香の「世界の中のニッポン」)
前回の記事で、「中山間農業地域には、これ以上行政コストをかけ続けることは不可能」と書いた。この地域への農水省による直接支払い制度は、行政の効率的運営方針に逆らい、矛盾している。中山間地域でまばらに住む住民がまとまって住み、農地は集団管理する方法はいかがか、と提案した。
読者の皆様から頂いたコメントには、反対のご意見もあった。その気持ちはよく分かる。日本人の心の原風景は、“山河”にあるのだ。その原風景から人を追い出し、藁葺きの家を朽ち果てるままにせよと提案していると、解釈されたのかもしれない。
しかし、すでに「限界集落」の言葉が示すように、日本の中山間農業地域の中でも、2007年8月の時点で消滅が予想されている集落が2643あるのだ。
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2009-2-16 0:56
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旧正月が明けたら、また出稼ぎに来ますか?(中国発 経済観察報)
経済観察報記者 / 魏黎明
春節(旧暦の正月)前の1月23日午後、列車に15時間とバスに7時間も揺られ続けて、黎虹良(リー・ホンリャン)はようやく実家の門前にたどり着いた。彼の心はあまり弾んでいなかった。このチワン族(中国の少数民族の1つ)の青年は、昨年はろくに稼げなかったからだ。
黎は小柄で、黒ずんだ顔に柔らかそうなヒゲを生やしている。これまでヒゲの手入れをしたことはなさそうだ。まだ18歳なのに、既に3年の出稼ぎ経験があり、広東省の東莞市や深セン市の工場を10カ所以上も渡り歩いてきた。
2006年、黎は広西チワン族自治区の電気機械中等専門学校を1年で中退し、叔父と一緒に東莞市の電子機器工場で働くことにした。
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2009-2-13 0:00
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「住宅購入は愛国的行動である」発言に賛否両論(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
2009年1月初旬、安徽省の省都・合肥市のトップである共産党合肥市委員会書記(以下「市委書記」)の孫金龍は、合肥市の不動産市場の発展状況を視察すべく、合肥市の関係部門の責任者たちを引き連れて市内最大の土地開発事業である「濱湖新区開発プロジェクト」(以下「濱湖新区」)の現場を訪れた。
濱湖新区は、合肥市の南部に位置する中国で5番目に大きい淡水湖「巣湖」に隣接する土地296平方キロメートルを開発して、行政区域、工業区域、住宅区域、観光区域を一体化した環境に優しい新都市を建設するもので、2006年11月15日に着工した壮大な計画である。ちなみに、東京23区の面積は621平方キロであるから、濱湖新区の面積は東京23区のほぼ半分に相当するわけで、そのスケールの大きさが理解いただけると思う。
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2009-2-13 0:00
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「人民を騙すべきではない」 中国型共産主義がめざすべき道(ネットは「中国式民主主義」を生むか?)
2009年1月2日に北京で取材した、マルクス主義の大理論家である謝韜(しゃとう)氏は、私に次のように言った。
「20世紀はアメリカ型資本主義とソ連型共産主義とスウェーデン型民主社会主義という三つの社会制度が歴史の舞台でモデルコンテストを演じた時代だった。前二者は敗退し、民主社会主義が勝利を収めた」
それならば、中国型共産主義制度をどのように位置づけ、そして中国の社会制度はどうあるべきだと考えているのか、今回もまた謝韜氏の取材を中心としてご紹介したい。
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(前回から読む)
遠藤:謝韜先生は社会制度のモデルコンテストで優勝したのは民主社会主義だと仰いましたが、では中国はこのあと、どうすべきだとお考えですか?
謝韜:もちろん民主社会主義の道を歩めばいいのです。
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