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ニュース見出し
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2009-11-5 0:33
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韓国の不動産価格は下がるか、上がるか(韓国発 毎経エコノミー)
今年上半期までは異常なほどの急騰ぶりをみせてきたソウル市の江南(カンナム)地区の不動産市場が、10月からめっきり冷え込んでいる。
韓国政府による住宅ローンのDTI*比率の規制強化や、ローン金利の引き上げの影響で、住宅の購買意欲が後退したためだ。
*住宅ローンの年間返済額が債務者の年収に占める比率
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江南区開浦洞(ゲポドン)や瑞草区盤浦洞(バンポドン)などの高級マンションでは、この数カ月で価格が5000万ウォン(約380万円)も下落した物件もある。
そんな中、不動産業界の専門家の間では、市場の先行きについて意見が割れている。「住宅価格が上昇する時代はもう終わった」とする声があがる一方、「2011年に大上昇の時代がくる」と予測する向きもある状況だ。
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2009-11-4 0:52
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日本でドラッカー人気が衰えない理由(コネチカットの庭から見た日本)
この夏、私は東京の書店のビジネスコーナーを見て回って、ピーター・ドラッカー用に割かれた書棚スペースの量に驚いた。米国あるいは欧州では、ドラッカーの書籍を見つけるのに相当苦労するからである。
彼は、年齢が上の世代の人々の間ではいまだによく知られており、広く読まれてはいるが、最近のビジネスパーソンはジム・コリンズやマルコム・グラッドウェルといった、より若い専門家を好んで読んでいるのだ。
我々が読むべきと言われたのはたった1つの論文だけ
私が2004年から2006年にかけてハーバードビジネススクールに在籍していた時には、我々が必修として読まなければならなかったドラッカーの論文は1つだけだった。
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2009-11-4 0:52
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コネチカットの庭から見た日本()
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2009-11-4 0:52
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マルチ・スズキ、上級セダン「SX4」でホンダに対抗(インド発 Business Today)
「SX4 gears up to take on Honda City」
スズキの四輪子会社でインド最大手のマルチ・スズキは10月26日、小型車「SX4セダン」のニューモデルを発表した。燃費や排ガス浄化に効果のある可変バルブタイミング(VVT)機構付きの新型エンジンを搭載し、インドが2010年4月に導入する排ガス規制「BS-IV」に適合する。さらに、(従来の手動変速に加えて)4段オートマチック(自動変速機)のモデルを投入、上級車市場でのシェア拡大を狙っている。
「今回のニューモデルは、上級車市場でのSX4の評価をさらに高めるだろう。最新型のセダンにふさわしい機能や外観を備えており、特に4段オートマチックは信号待ちや渋滞が多い都市部で運転しやすい。
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2009-11-2 0:50
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「高級車販売店」になる口利き料が1300万円(中国羅針盤)
欧州車A。中国では政府高官御用達の高級乗用車だ。2008年の販売台数は約11万台で、2005年の約2倍である。つまり、販売台数は年率20%を超えるペースで伸びている。高級乗用車市場ではトヨタ自動車のレクサスや独BMWを抜いてダントツのシェアを持つ。
高級車の販売権獲得には「天の声」も必要
BMWを乗りまわしているのは、ただの金持ちだが、A車はちょっと違う。お金だけでなく、政府や党との人脈も持っている人、それがA車に乗る人のイメージだ。
新車の販売(Sales)、純正部品の販売(Spareparts)、サービス・メンテナンス(Service)、市場調査(Survey)の4つの機能を持つ直販店を4S店という。
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2009-11-2 0:50
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過熱する電子リーダー市場(FINANCIAL TIMES)
携帯ディスプレーで読める電子書籍の人気が急上昇中だ。使い勝手のいい専用端末が次々に登場したことが大きい。不況下の久々のヒットとあって、新規参入も相次いでいる。
本好きによる電子書籍への関心が高まるのに伴い、電子書籍リーダーへの需要が世界的に急増している。今年の生産台数は世界で500万台、来年はその倍になるとアナリストは見る。
殺到する注文に応じるため、サプライヤーは生産能力を増強、メーカーも生産設備の手当てに追われている。
この専用端末で圧倒的生産量を誇るのが、ボストンに本社を置くEインクだ。電子書籍リーダーのディスプレーでシェア約90%を握るとされ、米アマゾン・ドット・コム「キンドル」やソニー「リーダー」、米バーンズ・アンド・ノーブル「ヌーク」などの電子書籍リーダーのディスプレーを生産している。
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2009-11-2 0:50
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中国事業拡大狙うバンコク銀行(タイ発 THE NATION)
タイ最大の商業銀行、バンコク銀行(BBL)は、中国での事業拡大を目指すに当たり、資産規模で世界最大の銀行である中国工商銀行(ICBC)との良好な関係を生かしたいと考えている。
両銀行の取引は、個人的な人間関係に基づく、典型的な中国スタイルで始まった。BBLのチャトリ・ソーポンパニット会長は、ICBCの姜建清会長とは良好な関係を築いていると言う。BBLはタイ中堅のACL銀行の持ち株すべてをICBCに売却した。
BBL会長によると、ICBCは東南アジアにおける拠点としてACL銀を活用したいと考え、最初から同銀株を購入したいとの意思を示していたという。シンガポールで銀行を買収するよりも、この方が実用的だと考えた、との理由だった。
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2009-11-2 0:50
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日曜日のヒマなお父さんにストライク(アジアで稼ぐ!)
米国発の金融危機をきっかけに自動車の販売不振は瞬く間に全世界に広がった。日産自動車も例外ではなく2009年3月期は9年ぶりの赤字に陥った。カルロス・ゴーン氏を社長として招き入れてから初の赤字決算であり、カリスマ経営者を持ってしても今回の危機から免れることはできなかった。
2008年末には金融市場で「日産は資金ショートするのでは」と噂されるほど資金不足に苦しんでいたが、2010年3月期の第1四半期(4〜6月)は営業損益が黒字に転換するまでに回復した。反撃の原動力となったのが中国市場だ。先行していたトヨタ自動車やホンダを追い抜く勢いで販売台数を伸ばし、2009年には中国での販売台数が日本を初めて上回ることになる。
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2009-10-30 0:04
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途上国に偏る温暖化対策の巨大コスト(マニラ便りアジア経済の現場から)
地球温暖化による気候変動は世界中にさまざまな影響を及ぼしていますが、なかでもアジアは大きな影響を受けつつあります。その主たる理由は、アジアの人口密度が高く、しかも9億人ともいわれる絶対的貧困(1日あたり所得1.25ドル以下)人口がアジアに存在しているからです。海岸付近に住む人々の数が多いことも影響を大きくしていますし、水不足が食糧供給に与える影響も強く懸念されます。
さらに、アジアには世界の人口67億人の半分以上にあたる38億人が住んでおり、その経済成長率も飛び抜けて高いため、地球温暖化の原因である炭酸ガス(CO2)やメタンガスなどの温室効果ガス(GHG)の排出量が急速に増えています。
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2009-10-30 0:04
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アジアで始まる「カジノ大競争」(アジアで稼ぐ!)
中国を筆頭にアジア地域全体で景気が回復に向かっているのに伴い、ある産業が息を吹き返している。カジノだ。
総本山は米国からアジアへ。金融や自動車などほかの産業と同じように、ギャンブル業界でもその重心が太平洋を渡って西へ移動している。
目下、業界内で関心が高いのがシンガポールの動向だ。
カジノでも低税率のシンガポール
厳格な治安対策で知られるシンガポールでは、カジノは長らくご法度だった。根強い反対意見もある中、2005年にその方針を撤回。金融危機の影響でやや遅れたが、来年初めに開業する。
場所は観光客におなじみのセントーサ島と、中心部から目と鼻の先にあるベイエリア「マリーナ・ベイ」地区。
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2009-10-30 0:04
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「資本家役人」から始まる“民主化”はどこへ行く(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
国営通信社「新華社」発行の全国紙「新華毎日電訊」は2009年9月12日付で“富人治村:一個値得関注的新現象(金持ちが村を治める:1つの注目すべき新現象)”という表題の興味深い記事を掲載した。
「中国共産党は広範な人民の根本利益を代表する」と規定した「3つの代表論」は、2001年に江沢民によって提唱され、2002年には中国共産党規約に、2004年には中華人民共和国憲法に、それぞれ重要思想として明記された。
敵とされてきた資本家が公式に容認された
中国で長年にわたって階級の敵とされてきた資本家は「広範な人民」に含まれると認定されことにより、中国共産党によって公式に容認されたのである。
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2009-10-30 0:04
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壁にぶつかる中国の対豪資源投資(後編)(中国発 財経)
「赴澳投資未見曙光」
財経記者 張雅ジュン/張伯玲
前編から読む
豪ライナスに対する中国有色鉱業の買収断念が発表された9月24日、シドニーではオーストラリア・中国投資フォーラムが開催されていた。豪メディアの報道によれば、同フォーラムに出席した豪外国投資審査委員会(FIRB*)理事のパトリック・コルマーは次のように述べたという。
*オーストラリアに対する外国企業の直接投資を審査し、適切な政策を豪政府に答申する機関
「一般論として、外国人投資家のオーストラリアでの活動は母国の上場企業に限るべきだ。資源開発プロジェクトへの出資に関しては、既存の鉱山については外資の投資比率を15%以下に、新規に開発する鉱山については50%以下にするのが好ましい」
コルマーは、FIRBが過去18カ月間に受理した中国企業の投資案件が90件に上り、その総額が340億ドル(約3兆1280万円)に達したことも明らかにした。
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2009-10-29 0:27
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「母親みたいになりたくない」底辺の彼女を救ったある校長(ルポ:“弱者”として生きるアメリカ)
(前回から読む)
少年の顔を見なくなって、4週間が過ぎた。シカゴで催された学会への出席などで多忙を極めるテイラー・ハーパーとの連絡も取れなくなった。少年へのボランティアを続けるのであれば、早目にスケジュールを組みたかった。しかし、少年が戻った先の校長は何も言って来ないので、おそらく私のサポートが必要ないくらい元気に過ごしているのだろう。それは、喜ばしいことであった。
10月下旬、私は久しぶりにOpportunity Schoolを覗いた。ハーパーは会議で留守だった。彼女のアシスタントであるハーベスト・コーガンが、自分の机でファイルを見詰めている。
「あら、元気?」
「ガラーンとしているね」
「そうなの。
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2009-10-29 0:27
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壁にぶつかる中国の対豪資源投資(前編)(中国発 財経)
「赴澳投資未見曙光」
財経記者 張雅ジュン/張伯玲
わずか1カ月の間に、中国企業による3つの対豪投資計画が暗礁に乗り上げてしまった。10月8日、豪アクイラ・リソーシズの鉄鉱石事業部の責任者を務めるラッセル・ティッパーは、中国の鉄鋼大手、宝鋼集団による同社への出資計画が、豪政府の審査部門から再申請を求められていることを明らかにした。
この直前には、武漢鋼鉄集団と中国有色鉱業集団による豪資源企業への出資計画も、同様に認可が得られず棚上げにされた。
豪ウエスタン・プレインズ・リソーシズ(WPG)は9月23日に公告を出し、武漢鋼鉄と共同で行うホークネスト地区での鉄鉱石採掘プロジェクトに関して、豪国防省から「支持しない」旨の通知を受け取ったことを認めた。
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2009-10-28 1:14
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ウイグルの母「チベットは先に国際ステージに立った」(吉田鈴香の「世界の中のニッポン」)
今年7月、G20の会合を途中で中止して胡錦濤総書記が本国に帰ったことは、記憶に新しい。会議を放り出しての帰国は、ウイグルでの騒動を鎮圧するためであった。本格武装した軍の投入を求める声が強い中、胡錦濤は、それをしたのでは国際社会からの批判を受けてしまうと判断し、警察の身なりをした軍人の投入でとどめた。その後、ウイグル人、漢人(漢民族)双方に死刑宣告がなされるなど、事後処理は続いている。
中国政府が弾圧を加え続けているチベットとウイグルの民族。チベット族には、ダライ・ラマ氏が人々の心のよりどころとなり、インドに在住しながら、中国政府に対話を求めている。ウイグル族は、この人、ラビア・カーディル氏が精神的な柱となって率いている。
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2009-10-28 1:14
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高いほど売れるマンション(アジアで稼ぐ!)
東京都の約半分の面積に約700万人が住む香港。価格の高さで有名なその不動産の市場にバブルの大波が押し寄せている。主役は、中国本土の投資家だ。
「アジア最高価格」。「いや、世界でナンバーワンだ」。
10月半ば、香港ではあるマンションの成約が大きなニュースとなった。場所は香港島にある金融街セントラルの北側、山の手に広がるミッドレベル。最高級住宅地として知られる地区である。
東京の「最高級」と比べても約3倍
そこで新しく販売された46階建ての高層マンションの1室に約50億円の値がついた。メゾネットタイプのその部屋の総面積は6158平方フィート(574平方メートル)で、1平方フィート(0.0093平方メートル)当たりの価格は7万1280香港ドル(約82万円)。
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2009-10-28 1:14
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GM大宇の行方はいかに(韓国発 毎経エコノミー)
GMの子会社であるGM大宇に対する支援を巡り、韓国産業銀行とGMの米国本社の間で緊張感が高まっている。
GM大宇は新車開発に必要な1兆ウォン(約800億円)の資金を欲している。ところが、産業銀行はその資金の手当てには、大株主であるGMが責任を果たすことが前提条件だと主張している。
産業銀行が主張する条件とは、GMが既に発表した増資の規模の拡大、GM大宇が開発した新車に対するライセンスの提供と最低5年分の物量確保、そして産業銀行の経営参加だ。双方は資金支援とその条件を巡って数回交渉したものの、今のところ具体的な解決策を見いだせていない。
GM本社も台所事情は厳しいだけに、GM大宇への増資を実現できるか注目される。
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2009-10-27 0:04
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ソロス氏、温暖化問題に着手(時事深層)
著名投資家のジョージ・ソロス氏が温暖化問題に乗り出す。各国政府の環境政策を評価・分析する新組織「CPI」を設立。CPIに1億ドル、環境ベンチャーには10億ドルを投じる。
投資家であり慈善家としても知られるジョージ・ソロス氏が、地球温暖化問題にも取り組み始めた。コペンハーゲンで10月11日、温暖化問題をテーマに112カ国の新聞・雑誌の編集者約300人が集まる国際会議が開かれ、講演したソロス氏自身が明らかにした。
今後10年で1億ドルを投資
柱は3つ。まず、環境政策の立案を支援するための非営利組織「環境政策イニシアチブ(CPI)」を設立する。
「気候変動問題は科学的にはほぼ解明された。
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2009-10-27 0:04
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中国人は「マックよりケンタ」(アジアで稼ぐ!)
外国人と食事をする機会があるとする。「日本食が好き」だなんて言われると無性に嬉しくなる。自分が何か貢献したわけでもないけれど、日本の文化が外国人に褒められていることが何だか誇らしいからだ。
喜び勇んで評判の良い日本料理屋に連れて行くと、彼らは決まってこういうだろう。「やっぱりSUSHIは美味しいね。このカリフォルニアロールなんて最高!」
「本当のお寿司というのは・・・」などと野暮なことを言うのはやめよう。カルフォルニアロールだって立派なスシだ。「日本食と言ったら寿司」などと短絡的に考えてしまった自分がいけないのだ。
そもそも日本人が最もよく食べているのは寿司だろうか。もちろん寿司が好きな人は多い。
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2009-10-26 1:05
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タイ、国際ハイウエーの新ルートを中国に提案(タイ発 THE NATION)
「Overland trade route with China wanted」
タイのティラ・ウォンサムット農業相は、10月24日の「第3回タイ・中国合同貿易委員会」で、国際ハイウエーの整備に関する協力を中国側に申し入れる。運送時間の短縮で農産物の鮮度を保つことにより、両国の農産物輸出業者に利益をもたらすという(編集部注:この記事は「タイ・中国合同貿易委員会」開催前の10月20日に配信されたものです)。
タイ北部からミャンマーのタチレクおよびチェントンを経由し、中国雲南省の昆明に至るルート*の中国側検問所を開放するよう要請する。「タイ・中国間の通商と交通に関するあらゆる問題点を洗い出し、両国間の行き来をより便利にするために何をすべきか合意点を探る」と同相は語る。
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