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ニュース見出し
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2010-2-24 0:39
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番外編その3 40歳以上で恋愛経験「一度きり」以下が5割以上(中国“A女”の悲劇)
「セイントセイヤが大活躍」する大手婚恋サイト。その一つ「百合網」(網はネット)が2010年1月9日、「2009年中国婚恋状況調査報告」なるものを公表した。協力したのは国家機関である全国婦女聯合会中国婚姻家庭研究所と中国社会工作協会婚姻紹介業委員会で、約1年間をかけた大規模な調査だ。
遠藤誉の新刊が
当サイト連載をベースに登場!
『拝金社会主義 中国』
中国は、「共産党が支配する社会主義国家」がこの地球から消えていくのを防ぐため、個人による金儲けを解禁、奨励してきた。その結果、中国経済は大躍進を遂げ、人々はリッチになった。しかし、その一方で、職に就けない大卒者が七百万人にも達し、階級差が生まれ、農民たちは最下層で貧しさに喘いでいる。
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2010-2-24 0:39
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「夫婦別姓」放置した自民党の怠慢(吉田鈴香の「世界の中のニッポン」)
2月19日、千葉景子法務大臣は選択的夫婦別姓制度の導入を目指す民法改正の概要を明らかにした。
鳩山首相は16日、「私自身は夫婦別姓に前から基本的に賛成している。認めてもいいんじゃないか」と発言した。千葉法相は3月12日の閣議決定を目指しているようだ。
それに対して、与党の一角を占める国民新党代表、亀井静香氏は、「国民新党が与党である限り、外国人参政権と夫婦別姓は認めない」と突っぱねた。
国連から勧告受ける
千葉法相が提出する法案の柱は、男女差別の撤廃を目指すもので、婚姻年齢の統一など様々な改正が含まれる。特に議論となりそうなポイントは2つだ。
1つは、選択的夫婦別姓である。
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2010-2-22 0:47
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トヨタを待ち受ける米公聴会(時事深層)
トヨタ自動車のリコール問題がいよいよ新局面を迎える。米議会が3回続けて公聴会を開き、騒動の核心部分に迫る。出席意向の豊田章男社長は世界注目の「政治ショー」で何を語るのか。
2月10日に予定されていた米下院の監視・政府改革委員会による公聴会が悪天候で流れ、24日に延期された。リコール(回収 無償修理)問題への対応に追われる米トヨタ自動車の社員はとにもかくにも一息ついた。だが、関門を突破するのは一筋縄ではいかない。
公聴会は政治ショーの側面も
米議会には上院・下院に予算から外交まで行政機能に応じた様々な委員会があり、随時公聴会を開く権限を持つ。大きく分類すると、①管轄分野の問題に対する調査・追及、②立法のための詳細検討の2種類がある。
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2010-2-22 0:47
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不穏な米中関係、裏にしたたかな計算(中国羅針盤)
「双方、刃物を握りしめたままベッドインしているカップルのようなものだ」
米国と中国との関係について、北京の外交筋の見立てである。そして、こうコメントした。「両国にとって、それぞれは永遠の友人ではない。しかし、永遠の敵というわけでもない」。
対米経済制裁さえほのめかした中国政府
1月半ば、オバマ大統領は、米国政府による台湾への武器売却を承認した。
最新鋭のミサイル迎撃システムであるPAC3が114基、ハープーン対艦ミサイル12基、ブラックホーク攻撃用ヘリコプター60機、掃海艇、暗視ビジョンシステム、レーダー施設などなど。総額は60億ドルを超える。
この武器輸出は、ブッシュ前政権の時にすでに批准されていたもので、国防総省は、単にその実施にゴーサインを出しただけだったが、いかんせん時期が悪かった。
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2010-2-19 0:47
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中国自動車市場に息切れ感(中国発 経済観察報)
「車企“還債”忙1月車市隠憂暗現」
経済観察報記者 周潔
今年1月から車両購置税(自動車取得税)の優遇率が引き下げられたことによる波紋が、自動車市場に早くも広がっている。
本紙(経済観察報)記者が北京市内の複数のディーラーを訪れると、昨年12月に見られたような消費者が(優遇率引き下げ前の駆け込みで)先を争って契約書にサインする“過熱現象”はすっかり影を潜めていた。
「昨年からのバックオーダーがたまっていたため、納車台数は1月も依然として多かった。しかし新規の受注は明らかに減った」。ディーラーの店員たちは異口同音にそう語った。
ディーラーの販売姿勢が180度転換
自動車市場の先行きについて、業界内では今も楽観的な見方が少なくない。
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2010-2-19 0:47
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「香港のキャンディ・キャンディ」巡る遺産相続争い(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
2010年2月2日、香港の“高等法院(高等裁判所)”は、香港の女性大富豪で、2007年4月3日に69歳で病死した、“華懋集団(チャイナケム・グループ)”主席の龔如心(日本語読み:きょう・じょしん、英語名:Nina Wang)の遺産相続を巡る争いに決着を付ける判決を下した。
華懋集団(チャイナケム・グループ)の元主席である故・龔如心氏© AP Images
画像のクリックで拡大表示
それは、龔如心が2002年に慈善活動のために設立した“華懋慈善基金”を正式な相続人と認めて同基金を勝訴とし、龔如心と親密な関係にあったと主張する風水師で事業家の陳振聡を敗訴としたものであった。
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2010-2-19 0:47
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2010年、韓国携帯電話市場はスマートフォンで競争が激化(韓国発 毎経エコノミー)
スマートフォン(高機能携帯電話)は、パソコンのように様々なアプリケーションソフトをダウンロードできるうえ、インターネット接続もできる。韓国通信最大手KTが米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の販売を始めて以降、韓国携帯電話最大手のSKテレコムとLGテレコムは、サムスン電子の「OMNIA(オムニア)*フォン」を使ったサービスを始めた。
*OMNIAはラテン語でeverythingという意味を持つ
サムスン電子は、スマートフォン専用のOSである「パダ」を開発し、モバイルインターネット事業における主導権を逃すまいという強い意志をみせた。iPhoneが韓国携帯電話市場における競争を今やスマートフォン本位に再編しようとしているからだ。
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2010-2-18 0:27
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母が教えてくれた、夢を叶える方法(ルポ:“弱者”として生きるアメリカ)
1万4411人の観衆が埋まったサクラメント・キングスのホーム、アルコ・アリーナには無数のイスラエル国旗が揺れていた。全ては、今期ルーキーとしてNBA入りした、オムリ・カスピを鼓舞するためのものだ。
(写真/高堂 悠、以下同)
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若干21歳ながら、祖国、イスラエルの英雄となったカスピは、試合開始2時間前から黙々とウォーミングアップを重ねていた。髭に覆われているが、まだ笑顔にあどけなさの残る青年である。
コートの端から端まで、ドリブルしながらのダッシュを何本も繰り返す。カスピは新人ながら、フォワードのレギュラーを獲得した。白いジャージに包まれた2メートル5センチ、102キロの細身の身体は、まだ成長過程にあるように映る。
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2010-2-18 0:27
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「毒ミルク」と同列扱い「トヨタのリコール」(坂田亮太郎のチャイナ★スナップ)
トヨタ自動車の大量リコール(製品の回収・無償修理)問題は、中国でも連日メディアを騒がせている。豊田章男社長が記者会見で頭を下げた姿は、中国中央テレビ(CCTV)や新聞各紙でも大きく扱われた。
一連の報道でよく引用されているのが、中国市場でリコールの件数や台数が最も多い自動車メーカーがトヨタであるということ。そのことを初めて聞いた時、にわかには信じられなかった。
最近は品質が高まってきたとは言え、中国地場メーカーよりも日本を代表するトヨタのクルマの方が、欠陥が多いとはどうしても解せなかったからだ。
2004年以降、134万台もリコール
ここ数年、リコールが相次いでいるが、トヨタ車の品質の高さは世界でも折り紙付きだったはずだ。
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2010-2-18 0:27
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坂田亮太郎のチャイナ★スナップ()
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2010-2-17 0:51
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番外編その2 中国で“裸婚”が流行し始めた!(中国“A女”の悲劇)
「あなたは全裸族? それとも半裸族?」
中国のネットでは“裸婚”という言葉が熱気を帯びている。
裸婚?! なに、それっ?! おまけに、全裸、半裸って、どういうこと?
初めてこのネット新語に触れた網民(ネット市民)たちは、言葉が言葉だけに、ドキッとしながら、興味を抱く。その結果アクセス数が膨れあがり、今年1月に入り、『裸婚』という小説までが登場した(北方婦女児童出版社。作者:介末)。
しかし、この新語、決して怪しげなものではない。
実は“裸婚”とは、結婚するに当たり
「家なし、車なし、金なし」を基本三条件として
「結婚式なし、ウェディング・ドレスなし、新婚旅行なし、結婚指輪なし」
という、結婚に付随して、これまでの若者が狂奔してきた必須条件が全てない、「ないない尽くし」を指すのである。
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2010-2-17 0:51
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トップセールスできない日本の総理大臣(肖敏捷の中国観〜複眼で斬る最新ニュース)
2月10日、内閣府が発表した2009年10〜12月期の機械受注が7四半期ぶりに増加し、設備投資の減少傾向にようやく歯止めがかかったようだ。しかし、機械受注の水準自体は、直近のピークである2006年4〜6月期の6割程度にとどまっている。
景気の完全回復宣言には時期尚早
これは恐らく、今回のグローバル金融・経済危機後の世界経済や企業業績にも当てはめることができる。大規模な景気対策が功を奏し、最悪な状態から脱出したものの、危機前の6割から8割くらいまでしか回復していないのが実情だ。
好調と言われる中国も例外ではない。2009年の実質経済成長率は8.7%増と、2008年の9.6%増には及ばない。
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2010-2-15 0:36
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吉報?中国バブルはまだ続く(中国羅針盤)
「年利30%で回せますよ」
こんなささやきで金持ちから資金を集める「私的ファンド」が流行っている。契約書などはない。人物を信用してお金を預けるのだという。投資先は様々だ。金、野菜、穀物もあるが、“両巨頭”は何と言っても不動産と株だ。
尻抜けの金融引き締め
1月、中央銀行である中国人民銀行は、預金準備率を0.5%引き上げると同時に、4大商業銀行の一角を 占める中国銀行と農業銀行に対し、貸し出しを抑制するよう口頭での指示を行なった。以降、これらの銀行の新規貸出はすべて本店決裁になった。実質的な貸し出し禁止措置に等しい。
直接の理由は与信残高の急増だ。今年に入って最初の半月だけで、新規の与信残高は1兆元も増えた。
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2010-2-12 0:48
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オバマと中国、波高し(時事深層)
米中関係に何やら暗雲が立ち込めてきた。ネット検閲問題、輸出倍増計画、台湾への武器売却…。米中緊迫の中で、日本の立ち位置はさらに難しくなる。
米国の雇用創出の話ばかりで外交はほとんど触れずじまい。1月27日、バラク・オバマ大統領が就任後初めて臨んだ一般教書演説は「内向き」と批判されるほど内政一色の内容だった。だが、その行間から自国への攻撃的な意図を読み取った国がある。中国である。
中国が敏感に反応したのは、オバマ大統領がぶち上げた「5年で輸出を倍増する」という計画だ。演説で韓国、パナマ、コロンビアとのFTA(自由貿易協定)促進を掲げたが、FTAには、製造業を多く抱える州選出の共和党議員ばかりか、労働組合の支援を受ける民主党リベラル派の反発も必至。
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2010-2-12 0:48
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湖北省の湖沼を守れという悲痛な叫び(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
2009年11月1日から5日まで湖北省の省都・武漢市の“武漢国際会展中心”で「第13回世界湖沼大会」が開催された。
世界湖沼大会は、琵琶湖を擁する滋賀県が湖沼環境の保全を目的とする国際会議の開催を呼びかけたのに端を発するもので、1984年に第1回会議が滋賀県大津市で開催されて以来、原則2年毎に世界各地で開催されてきている。
世界45カ国から約1500人が参加
中国では1990年に第4回会議が浙江省の省都・杭州市で開催されており、今回の第13回会議は中国で開催される2回目の世界湖沼大会であった。
世界湖沼大会の事務局は滋賀県草津市に本部を置く「財団法人 国際湖沼環境委員会(ILEC)」であり、同大会はILECが開催国の環境関連組織や開催都市政府との共同主催の形式を取る。
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2010-2-12 0:48
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タタ、「ナノ」の第2回販売予約を前倒し(インド発 Business Today)
「Early start to Nano Round II bookings」
インドの大手自動車メーカー、タタ・モーターズが販売している超低価格小型車「ナノ」の需要が増加している。そのため同社は、この10万ルピー車(約20万円)の2回目の注文予約受け付けを数カ月前倒しして実施する見通しだ。
ナノは(2009年に行った)初回の予約注文で20〜25%のキャンセルがあった。同社はそのため納車スケジュールの見直しを余儀なくされたようだ。ナノの現時点での販売台数は1万7537台にとどまっている。
「今後3〜6カ月のうちに、タタから次回の予約受け付けについてアナウンスがある」とある情報筋は明かす。
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2010-2-10 0:50
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「僕はママが好きです!」競い合うように日本語を話す少年たち(ルポ:“弱者”として生きるアメリカ)
(前回「少年たちの人生に「セカンド・ウィンド」よ、吹け」から読む)
少年Bとの別れの日がやって来た。
ボクシングのミットを持って、私に笑顔を向けた顔が蘇る。
前夜、考えてはみたのだが、最後の言葉は思い浮かばないままだった。
この日はテイラー・ハーパーが出勤しており、授業前に彼女の部屋で話をする時間を作った。
「Bね、あなたに本当に感謝しているわよ。お別れ会にも出てほしいって、私たちに言ってきたわ」
「来週はリノにいないから、無理なんだよ。でも、淡々とした別れの方がいい。彼も新たな地で再出発しなきゃならないんだから。嫌な思い出のあるリノのことは一刻も早く、忘れさせてあげようよ」
「ドライなことを言うわね」
「ところで、ニューフェイスのCは、何をやらかしたの? 『僕のガールフレンドにちょっかいを出した奴を、叩きのめしてやった』なんて語っているけれど」
「あの子が一年生のときの担任は私なの。
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2010-2-10 0:50
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番外編その1 中国の婚恋サイトで、セイントセイヤが大活躍?(中国“A女”の悲劇)
「聖闘士星矢」(車田正美作)というコミック、アニメをご存じだろうか。
ちょっと懐かしい! と思う方も日経ビジネスオンラインには多そうだ。読みは「セイントセイヤ」となる。この「聖闘士」がいま中国で急増中。ただし、活躍の場所は婚恋(婚姻恋愛)サイト。最初の文字の「聖」は「セン」と読むのだが、同じ読みの「剰」という字を当てはめている。
「中国“A女”の悲劇」の中でも(2008年3月14日掲載、リンクはこちら)お話ししたように、中国では「売れ残り」の、でも仕事はデキル女たちを「剰余」の「剰」(あまり)という文字を用いて「剰女(セン・ニュイ)」と呼ぶことがある。が、それではあまりに侮辱的だということから、同じ発音の「聖女」(セン・ニュイ)という文字を当てはめた。
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2010-2-10 0:50
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「孤独死」はそんなに大きな問題か(吉田鈴香の「世界の中のニッポン」)
かつて、谷垣現自民党総裁は、「絆(きずな)」を掲げて総裁選を戦った。昨年末には「今年の漢字」として鳩山首相は、まさしく、この「絆」の一字を「私の好きな一字」として選定した。
1月29日、鳩山首相は施政方針演説において「いのち」を連発した。「いのちを大切にする政治」を目指すのだという。
1月31日、NHK番組「無縁社会」が放映された。一人静かに息を引き取る「孤独死」が急増しているのだという。
「きずな」、「いのち」と「縁」、3者にはある共通点がある。
「無縁社会」の背景に流れるもの
1月31日夜、NHKの番組「無縁社会」が放映された。「一人で息を引き取る」イコール「無縁」「悲惨」とくくられていた。
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2010-2-8 0:06
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今やインドが研究開発の中心に(FINANCIAL TIMES)
米GEをはじめとする多国籍企業で、インド発の世界的製品が目立ち始めた。低コストの技術系人材に加えて、事業機会に溢れる国内市場も魅力だ。途上国での研究開発に出遅れれば、台頭する地元勢に敗れるリスクもある。
スパイ映画「007シリーズ」のヒーロー、ジェームズ・ボンドが使う、ハイテク装備の開発拠点ではないか──。インド南部の都市バンガロールにある米ゼネラル・エレクトリック(GE)の「ジョン・F・ウェルチ・テクノロジーセンター」に足を踏み入れると、そんな錯覚にとらわれるだろう。
元CEO(最高経営責任者)の名を冠したこのセンターの広さは100万平方フィート*1。その一角では、科学者が特別な自動車用バンパーをテストしている。
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