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ニュース見出し
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2010-9-1 0:00
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まだ7割が「未開拓地」という資源開発(「モンゴルと日本」懸ける!駆ける!賭ける!)
一橋大学で学び、ユニクロのカシミヤプロジェクトを発案した経歴を持つバットサイハン・バータル・ジャミチョイ氏(以下、バット氏)は、2003年に母国モンゴルへ帰国して財閥や企業でその手腕を発揮。今はモンゴル初のPE(プライベート・エクイティ)ファンドを立ち上げようと奔走している。また、モンゴルのトップ企業から成る経済団体「CEOクラブ」の代表も務めている。そんなバット氏の活動を通じて、資源立国として世界の注目を集めるモンゴルの現況をお届けする。
「若者よ、国を背負う気概を持て!」
「各国の“投資家候補”がひっきりなしに訪れる」
「経済成長に向けて『資金が回る仕組み』作りが始まった」
バットサイハン・バータル・ジャミチョイ(Batsaihan B. Jamichoi)
FRONIER INVESTMENT & DEVELOPMENT PARTNERS(FIDP)パートナー。
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2010-9-1 0:00
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朝鮮半島の統一はありえるのか?(日本と韓国の交差点)
第1回から続く
韓国内では北朝鮮の情報が錯綜している。このため、韓国人が肌で感じる北朝鮮は宇宙のように遠くなるしかない。
韓国銀行によると、北朝鮮と韓国の国民所得の格差は18倍、経済規模の差は38倍もあるという。(驚いたことに、1960年代まで、北朝鮮の方が韓国より経済的に発展していたという)しかし数字だけでは北朝鮮がどのような状態にあるのか、よく分からない。
北朝鮮がどういう状態にあるのか、韓国は分っているのだろうか
北朝鮮に関するニュースを読んでも聞いても、やっぱりよく分からない。韓国のマスコミは、ある日は「北朝鮮は政権崩壊直前。飢餓で死者が続出した」といい、また、ある日は「闇市は活気があふれ、経済が活性化している」という。
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2010-8-31 1:00
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ええっ、カースト制って否定されてないんですか!(熱い!インドビジネス実践講座 現地から日本から専門家がアドバイス)
ついに夏休みを活用してインドに市場視察に出かけた田島春男社長。出発間際、急に不安になったのか、鈴木秀一先生にも同行を頼みこみました。現地ではどんな事態が待っているのやら。2人はちょうど首都ニューデリーに到着したところです。
登場人物:
田島春男社長インド進出を切望する情熱あふれるベンチャー社長。大阪出身。腰が低く、追い風には乗りたいタイプ。
鈴木秀一先生インド駐在歴20年を超える進出支援コンサルタント。自称“インドマスター”。
インディラ先生(経営博士)豊富な知識量もさながらに、そこから無尽蔵のアイデアを生み出す美人カリスマ・コンサルタント。
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2010-8-31 1:00
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株価暴落、風力発電事業に逆風(大竹剛のロンドン万華鏡)
デンマークに本社がある、風力発電機の世界最大手ヴェスタス・ウィンド・システムズが、業績悪化に苦しんでいる。
8月18日に発表した2010年第2四半期の決算直後、株価が一気に20%以上も下落した。金融危機の影響により、各地で風力発電プロジェクトの見直しが相次ぎ、財政難に苦しむ各国政府の新エネルギー普及支援策が後退し始めたことも影を落としている。
(昨年のインタビュー記事はこちら)
それは、風力などの新エネルギー銘柄に期待をかける株式市場関係者にとって、予期せぬ出来事だった。
「ヴェスタスショック」
8月18日、デンマーク企業で風力発電機世界最大手のヴェスタス・ウィンド・システムズの株価が、取引開始早々、前日終値と比べて20%以上も下落した。
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2010-8-30 0:01
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現代自、日本の“お株”奪い躍進(時事深層)
韓国の現代自動車が米国、中国、インドなどで攻勢を強めている。デザイン、品質、ブランド力などを高め、世界一のトヨタ自動車を追撃。関税で守られた韓国内への収益の極端な依存など、課題もある。
韓国の現代自動車の躍進ぶりが、日本メーカーに衝撃を与えている。
「(現代自は)脅威どころか、(日本メーカーは)様々な部分でもう負けている。欧州でもアジアでも既に日本車のシェアを凌駕した。品質も遜色ない。存在感がないのは日本くらいで、世界では実に強い」。ホンダのある役員は、こう本音を吐露する。
それほど現代自の世界的なシェア拡大は著しい。
例えば、日本メーカーの収益の大黒柱である米国。2010年1〜7月の現代自のシェアは、傘下の起亜自動車と合わせて7.8%に達した。
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2010-8-30 0:01
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ソーシャルメディアに照準を定める「フォーブス」の大改革(茂木崇の「タイムズスクエアに魅せられて」)
米国のビジネス雑誌「フォーブス」が大改革に乗り出す。
ペーパー版は9月末に発売する号から誌面を刷新する。ウェブサイトは半年かけて改変し、数百人の寄稿者が自ら執筆し自ら編集した記事を掲載する計画である。
この6月に新設されたチーフ・プロダクト・オフィサーのポストに就任し、「フォーブス」改革の指揮を執るルイス・ドゥボーキンにフォーブス本社でインタビューした。
「フォーブス」改革の指揮を執る、チーフ・プロダクト・オフィサーのルイス・ドゥボーキン
まず、ドゥボーキンの経歴を見ておこう。
ドゥボーキンは、「ニューヨーク・タイムズ」「ニューズウィーク」「ウォールストリート・ジャーナル」「フォーブス」の編集者などを歴任した後、AOLに移った。
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2010-8-30 0:01
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夜の街で揺れ動く日本人駐在員(「これからは中国」でホントに大丈夫?)
中国進出のリスクは、商習慣の壁や、現地での雇用の難しさだけではない。“駐在員の暴走”も、中国で事業を手掛ける経営者が認識しておかねばならない問題だ。単身赴任した日本人男性駐在員を待ち受ける落とし穴について解説する。
事件は2009年7月4日、上海の西にある国際的な観光都市、江蘇省蘇州市で起きた。現地の大型工業団地に進出している日系企業に勤務する30代の日本人駐在員が、市内のバーで働く中国人ホステスを刺殺。殺人の罪で身柄を拘束されたのだ。
現地からの報道を総合すると、駐在員は4日の夜、1人でバーを訪れた。最初は、被害者のホステスとソファで座って話していたが、しばらくして叫び声が店内に響き、ほかの店員が駆けつけると、既に女性は果物ナイフで全身6カ所を刺されていた。
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2010-8-27 1:02
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“好調”建機に迫る中国勢の影(時事深層)
コマツを筆頭に、業績が急回復するショベルメーカー。だが同じ建機でも、クレーンは中国勢の台頭で苦戦が続く。巨人キャタピラーより手ごわい相手となりかねない。 「本来なら、そろそろ需要が戻ってもいい頃なのだが」。
お盆休みを前にある懇親会に出席した神戸製鋼所のクレーン製造子会社、コベルコクレーンの藍田勲社長は、どこか肩身が狭そうだった。
無理もない。同席したのは兄弟会社で油圧ショベルが主力のコベルコ建機経営陣。2010年4〜6月期は売上高を前年同期から8割近く伸ばし、経常利益は約100億円と神鋼グループの大黒柱、鉄鋼部門に迫る勢い。片やクレーンは減収で赤字と足を引っ張った。
建設機械は中国の経済成長の恩恵をフルに享受する業界とされる。
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2010-8-27 1:02
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銀行の過失で誘発されたATM犯罪(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
銀行のATMで現金を引き出そうと残高照会したら、あるはずのない大金が残高として表示された。そんなことは有り得ないと、残高照会を繰り返しても結果は同じ。そこで、引き出し額として実際の口座残額よりも大きな金額を打ち込んで試してみると、その金額が何事もなく引き出せた。これは夢ではなくて現実だ。自分の口座にあるお金は自分の物なのだから、引き出せるだけ引き出そう。こうした立場に置かれたら、それが犯罪になるかどうかなどと考える余裕を失い、冷静さをなくして、闇雲に現金の引き出しに走り勝ちなのが人間の悲しい性である。
10元のはずが100万元になっている!
雲南省曲靖市陸良県馬街鎮という農村出身の“何鵬”は、2000年9月に雲南省の省都・昆明市にある“雲南公安高等専科学校”<注>に入学した。
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2010-8-27 1:02
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GMとの関係強化に動く上海汽車(中国発 経済観察報)
「聯手研発核心技術上汽入股新通用有戲」
経済観察報記者 王秋鳳
8月18日、上海汽車工業集団と米ゼネラルモーターズ(GM)は、低燃費で環境にやさしい高効率の小排気量エンジンとダブルクラッチ変速機を共同開発すると発表した。上海汽車董事長(会長に相当)の胡茂元によれば、この提携は中国自動車産業の「市場と技術の交換*」に新たな1ページを拓くものだ。
*外資企業に対して中国市場への進出を認めるかわりに、先進技術の移転を求める政策。
中国の自動車メーカーと外資メーカーの合弁事業は、これまでは外資の製品と技術をベースに中国市場向けのクルマを生産販売するだけだった。一方、今回の上海汽車とGMの提携は、自動車のコア技術であるエンジンと変速機を共同開発し、しかも(研究開発に伴う)知的財産権をグローバルに共有するという踏み込んだ内容になっている。
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2010-8-25 0:45
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日本と韓国の交差点()
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2010-8-25 0:45
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朝鮮半島の統一はありえるのか?(日本と韓国の交差点)
韓国にはこんなことわざがある「もう遅い」と思った時がいちばん早い時。日本の「思い立ったが吉日」と同じ意味を持つ。その言葉を信じて私は、社会人になって10年目で日本への留学を決意した。私は小さいころから高校を卒業するまで東京に住んでいたが、歳をとってもう一度日本に来てみると、子供のころには気づかなかったいろんな日本が見えてくる。
特に驚いたのは、朝鮮半島韓国では「韓半島」と呼ぶを取り巻くニュースがとても豊富なこと。特に北朝鮮関連ニュースは、韓国でよりも早く詳しく報道される点である(韓国の芸能人情報も日本の週刊誌の方が詳しく報道しているのでびっくり!)。北朝鮮の街並みや生活を隠し撮りした映像は韓国ではなかなか見られない。
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2010-8-24 17:00
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米ビザ申請料引き上げにインドIT業界反発(インド発 Business Today)
「India dubs US visa Bill 'highly discriminatory'」
バラク・オバマ米大統領は先日、インドへのアウトソーシングに反対する姿勢を改めて表明した。米国内の雇用を守る強硬な保護主義と言えよう。
同日、インドのアナンド・シャルマ商工相は米通商代表部(USTR)のロン・カーク代表に宛てて書簡を送った。外国人に対する就労ビザ申請料の引き上げを盛り込んだ法案に対する懸念を示した書簡だ。この法案は多くの社員を米国に派遣しているインドIT(情報技術)企業を狙った「非常に差別的な法案」とも受け取れる。
「米政府が国境警備を強化する必要があるという事情は理解できる。
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2010-8-24 0:46
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“プリンター商売”カプセル攻防記(大竹剛のロンドン万華鏡)
(「上」から読む)
今年6月、食品世界最大手ネスレが米食品大手サラ・リーを訴えた。サラ・リーが、ネスレのコーヒーシステム「ネスプレッソ」で使える“非純正”カプセルを販売し、ネスレの特許を侵害しているというのが、その理由だ。
ネスプレッソは、コーヒーの粉を密封したカプセルを使ってエスプレッソを入れる、ネスレ独自のコーヒーシステムだ。最大出力19気圧のポンプを制御し、コーヒーのブレンドの種類に応じて11〜15気圧をカプセルに加えてエスプレッソを抽出するという、同社が培ってきたコーヒー分野のイノベーションの粋を結集した商品である。
ネスレでネスプレッソや販売・マーケティングを担当するエグゼクティブ・バイスプレジデントのペトレア・ハイニケ氏は、「サラ・リーの特殊性は、彼らのカプセルがネスプレッソで使えてしまうこと。
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2010-8-24 0:46
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オバマ大統領が認めたLGのリチウムイオン電池(コリアン・グローバル・カンパニー 〜韓国企業に学ぶな!)
日本と韓国は、今年8月に日韓併合(1910年8月22日署名、29日発効)から100周年を迎えるにあたり、いかに未来に向けた新たな日韓関係を築くべきか正念場を迎えようとしている。ただ、もっと長い視点で振り返れば、両国は世界に誇る素晴らしい文化と伝統を深く共有した2000年間にわたる文化交流や人の往来の歴史を持つことも忘れてはならない。
すでに未来に向けた新たな日韓関係を築くべく政治、文化、経済分野で活発な動きを見せ始めている。例えば政治分野では、北朝鮮問題への対応、アフガニスタン支援、ODA(政府開発援助)によるアフリカへの協調融資、地球温暖化対策など日韓の連携が欠かせなくなりつつある。また、今年11月に韓国(ソウル)がG20サミット、日本(横浜)がAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議をほぼ同時期に開催することから、日韓の国際的な役割が大きく注目されるであろう。
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2010-8-23 0:44
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大竹剛のロンドン万華鏡()
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2010-8-23 0:44
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「次はお茶」、ネスレの発明は“ジョブズ的”(大竹剛のロンドン万華鏡)
ギリシア危機を発端に、一時はユーロ崩壊までささやかれた欧州ですが、ここにあるのは暗い話ばかりではありません。ミクロの視点で見れば、ベンチャーから大企業まで急成長中の事業は数多くあるし、マクロで見ても欧州統合という壮大な実験はまだ終わっていません。このコラムでは、ロンドンを拠点に欧州各地、時にはその周辺まで足を延ばして、万華鏡をのぞくように色々な角度から現地ならではの話に光を当てていきます。
まず、第1弾は、スイスに本社を構える食品世界最大手ネスレの話。ここ数年、年率約30%で急成長を遂げてきた同社のドル箱「ネスプレッソ」から、パリでお披露目された最新の“ハイテクお茶マシン”まで、知られざるイノベーションの舞台裏を2回に分けリポートします。
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2010-8-23 0:44
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なぜ日系企業でストが起きるのか本当の理由を話します(「これからは中国」でホントに大丈夫?)
中国全土で頻発する労働争議。賃金や待遇への不満からリストラに対する抗議まで原因はさまざまだが、最近は、ホンダ系部品工場をはじめ、日系企業が巻き込まれるケースも増えてきた。実は、外資系企業の中でも、日系企業は今、とりわけ労働争議が置きやすい状況にあるという。日系企業の実情を、そこで働いた経験を持つ4人の中国人が打ち明ける。
A氏 39歳 男性 電子部品メーカー現役社員
B氏 45歳 男性 精密機械メーカー現役社員
C氏 36歳 女性 貿易会社OG
D氏 36歳 女性 金属加工メーカーOG
本日、皆さんに集まっていただいたのは、日系企業に勤務しているか、勤務した経験を持つ中国人の方が、日本型経営や日本人経営者に、どんな印象を持っているかお聞きするためです。
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2010-8-20 0:40
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新聞記者はすごく危険な職業(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
2010年7月27日、浙江省麗水市逐昌県の県公安局は、週刊経済情報紙「経済観察報」の記者“仇子明”を商業上の名誉棄損により公安警察のインターネットを通じて全国に指名手配した。仇子明は遂昌県で唯一の上場企業である“浙江凱恩特殊材料股份有限公司”(株式コード:002012、略称:凱恩股份)<注1>に関する不正取引の内幕を告発する記事を「経済観察報」に2回にわたって掲載したのだった。それは2010年6月7日付の「凱恩股份の天を欺く事件」と6月21日付の「凱恩股份を再調査、隠された不正取引」という2本の記事であった。
<注1>“股份”は株式、“股份有限公司”は株式会社。
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2010-8-20 0:40
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「タリバンに鼻を削がれたアフガン女性」の衝撃(オバマと戦争)
2010年8月7日号の米『タイム』誌が表紙に掲載した衝撃的な写真が世界的な話題を呼んだ。タリバンに鼻を削がれた18歳のアフガン女性のあまりに悲惨で痛々しい顔がアップで掲載されたからである。
「アフガン女性とタリバンの復権」と題された記事の内容は、この若いアフガン女性の身に起きた悲劇を、背筋が寒くなるほど詳細に描いている。
この女性アイシャは12歳のときに、アフガニスタン南部のウルズガン県にあるタリバン戦闘員の家庭に売られ、そのタリバン兵と結婚させられた。アイシャの伯父にあたる人物が、そのタリバン戦闘員の親族を争いの末に殺してしまった代償として、部族の習慣に従って妹共々このタリバン家庭に売られたのだという。
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