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ニュース見出し
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2011-2-23 0:01
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“生え抜き外国人”社長の勝算(時事深層)
オリンパスが勤続30年の英国人を次期社長に抜擢した。外部ではなく社内の出世レースを制した外国人社長は珍しい。“生え抜き外国人”が伸び悩む海外事業をてこ入れする。
オリンパスが初の外国人社長の起用を決めた。4月1日付で就任する英国人のマイケル・ウッドフォード執行役員で、50歳の若さだ。菊川剛・現社長から一気に19歳も若返る。
菊川社長の任期が10年近くに及ぶことから、次期社長として社内で本命視されていた取締役もいたが、ウッドフォード氏はほぼノーマークだった。欧州の事業統括会社の社長で東京に常駐しておらず、多くの本社社員にとっては遠い存在だったようだ。
だが、ソニーや日産自動車に代表されるように、日本の大企業でも外国人のトップは珍しくなくなった。
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2011-2-23 0:01
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あなたの携帯電話がスパイに変わる(INDIA TODAY)
インド時間2010年12月20日更新
「 Your phone is a double agent」
あなたが使っている携帯電話は、実は両刃の剣だ。携帯電話が、あなたが話すあらゆる言葉を密かに当局に伝えているかもしれない。あなたも携帯電話会社も、携帯電話が情報を漏らしていることに全く気付かないだろう。
この「積極的介入」手段は違法行為だが、情報機関は電話の盗聴にこの手段を用いてきた。それは、携帯端末に対して盗聴器を電子的に仕掛けるもの。盗聴器は、いわゆる「ピンギング」や偽電話によって作動させることができる。
ご存じないだろうが、これによって当局は、あなたの携帯電話固有のIMEI(国際移動体装置識別番号)番号を入手できる。
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2011-2-23 0:01
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インド市場で成長するヒント:あるポンプメーカーの挑戦(インド発 Business Today)
「Priming a difficult market 」
世界最大のポンプメーカー、デンマークのグルンドフォスが誇りとするコアバリューが1つあるとすれば、それはグローバルな視点である。同社は世界14カ所の生産拠点で年間1600万台のポンプを生産しており、総従業員数は1万6000人を超える。
そして、「コアバリューを守る」という同社の姿勢を試す市場があるとすれば、それはインドである。1990年代のインドポンプ市場はメーカーにとって最もひどい悪夢だった。当時、市場はバラバラに寸断されていた。価格だけが重視されて、技術やブランドは二の次だった。加えて、知的所有権の侵害が蔓延していた。インドにおけるポンプの80%以上は、多くの小企業が販売していた。
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2011-2-23 0:01
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価格高騰ゴーストタウンは死なず(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
昨年、日本人を含む4人の友人が投機用として北京に保有していたマンションを手放すことに成功した。築15〜20年くらいの物件で、排水管はぼろぼろ、室内の壁にひびは入っているわ、暖器(暖房)は効かないわ、床にひずみは出るわと、建築物自体の資産価値はゼロに近いと思われていた。それでも最悪の手抜き建築と言われた2008年の五輪前の建築ラッシュ時の建物ほどには構造的に欠陥がないこと、五環路の内側という立地の良さも手伝い、だいたい買値の3〜4倍くらいで売り抜けることができたそうだ。
もちろん、仲介業者が2割の仲介料を取ったとか、なかなか代金を振り込んでくれないので大げんかしたとか、代金として支払われた人民元をなかなか日本に持ち出せないとか、いろいろ問題はあったのだが、“姉歯マンション”以下の安普請物件にこんな値段がつくこと自体、日本では考えられないのだから友人としては喜ばしい。
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2011-2-23 0:01
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ボトム失踪ファッション時代の温故知新(日本と韓国の交差点)
このごろ日本で、KARAや少女時代、BIGBANGといったアイドルグループが人気を集めている、ヨン様の次はKPOPが韓流をリードしている。テレビは、日本の中年から若い世代へ韓流が広がっている、といったニュースや特集番組をよく放映している。
韓国で人気のアイドルが日本でも受け入られていることをとてもうれしく思う人が多い。自分のお気に入りのアイドルに、同じように熱狂する日本人を見ると親しみを感じる、という人も少なくない。他方、韓国でも、日本のアイドルはとても人気が高い。4月に予定されている山下智久の来韓公演はもう大きな話題となっている。
アイドル全盛時代の到来
韓国は今、スター誕生オーディションブーム、アイドル全盛期である。
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2011-2-22 0:10
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日豪EPA、狙う「95%自由化」(時事深層)
再開した日本とオーストラリアのEPA(経済連携協定)交渉。農畜産物への豪の要求と日本の対応方針の概要が分かった。高い自由化を実現できるか。国内農業改革がカギとなる。
日豪両政府は今月7日から4日間の日程で開いたEPA(経済連携協定)締結交渉を終えた。昨年4月以来となる今回の会合。表向きは目立った進展はなく、鹿野道彦・農林水産相は「交渉を考えると期限を決めるのはプラスにならない」と、早期決着に慎重な見方を示す。
もっとも、交渉に携わった政府関係者は「個別分野、品目に関する突っ込んだ話し合いが始まるのは3月にも行う非公式協議から。今回の協議の雰囲気は悪くない」と打ち明ける。
本誌の取材で、焦点の農畜産物自由化に関する豪州側の要求案の詳細と、日本側の交渉方針が明らかになった。
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2011-2-22 0:10
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アップル、グーグルに強敵現る?(大竹剛のロンドン万華鏡)
世界最大手の携帯電話メーカー、フィンランドのノキアが、戦略を大転換する。2月11日、ノキアのスティーブン・エロップCEO(最高経営責任者)はロンドンでの記者会見で、米マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOと共に姿を現した。スマートフォンの開発・販売における包括提携の発表である。そこでエロップCEOは、「ウィンドウズフォンをスマートフォンの主要プットフォーム(ソフトウエアの基盤)に位置付ける」と断言した。
包括提携を発表したノキアのエロップCEO(左)とマイクロソフトのバルマーCEO
ノキアはこれまで、自社開発のOS(基本ソフト)にこだわってきた。半導体を米インテル、OSをマイクロソフトに押さえられ、製品の差別化ができなくなった“ウィンテル”時代のパソコンメーカーの轍を踏むまいと、独自路線を歩んできた。
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2011-2-22 0:10
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サムスン李会長が、「日本を学ぶ」という真意とは?(コリアン・グローバル・カンパニー 〜韓国企業に学ぶな!)
このコラムでは、常に韓国企業を学ぶか否か、または学ぶべき点と学べない点とは何かということを考えている。これまでは、日本企業が、韓国企業から学ぶと言っても、まだ斜め上からの目線や一歩距離を置いた位置のものであって、決して素直な気持ちではなかったり腹を括ったものではなかったりするケースをよく見聞きした。
しかし、最近になって、日本企業と韓国企業が、一歩踏み込んでお互いフラットに学び合おうという動きが出ている。そしてこの流れが後押ししてか、日韓企業連携も深化し始めている。
サムスン会長はいまだに「日本に学ぶ」というが…
サムスングループの李健煕(イ・ゴンヒ)会長は、2010年4月の日本財界人との夕食会で「サムスンはこの数年間よくなっているが、まだ日本企業から学ぶべきことがある」と話している。
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2011-2-21 0:08
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「住宅バブルの法則」が予言する中国危機(ニュースを斬る)
2月に封切られた映画「ウォールストリート」をご覧になっただろうか。
1987年の前作「ウォール街」では、主人公の1人、ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)が「強欲は善だ(Greed is virtue.)」と株主を扇動し、敵対的な企業買収で大儲けする。傲慢、強欲のゲッコーは実に憎々しい。しかし最後はどんでん返しが起こり、インサイダー取引違反で刑務所行きとなった。観客は「悪の栄えは続かず」のエンディングにほっと胸をなで下ろして終わった。
今回の続編はゲッコーが長い刑期を終えて出所してくるところから始まる。時は米国が住宅バブルの頂点から金融危機に転げ落ちる局面だ。自分の経験を本に書いてベストセラーになったゲッコーは再び大学の講演会でこう言って聴衆を沸かす。
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2011-2-21 0:08
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希望はソウル大学、だめでも絶対ソウルの大学(知られざる韓国経済)
韓国のイメージが日本に誤って伝わっている例は数多くありますが、教育に対するイメージ、すなわち、学歴至上主義を背景とした厳しい受験戦争、塾通いのための重い教育費負担、せっかく大学を卒業しても就職できないなどについては、比較的状況が正しく伝わっているようです。
今回から3回シリーズで、韓国の教育の現状について改めて見てみたいと思います。まずは学歴至上主義を背景とした厳しい受験戦争を取り上げます。
高い進学率には専門大学への進学者も含まれている
韓国における教育の特徴は、大学進学率の高さです。政府の発表によれば2010年には高校を卒業した人の79%が大学に進学しています。日本政府が公表している大学進学率は56.8%なので、政府の公式値を比較すると、韓国の大学進学率が著しく高いという結果となります。
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2011-2-21 0:08
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国有企業の“負の遺産”を精算できるか(中国発 経済観察報)
「国資委提醒央企趕快甩“包袱”要求三年内軽装迎戦“世界杯”」
経済観察報記者 康怡
今週の読みどころ(ミニ解説)
今週は中国の大手国有企業が抱える“負の遺産”に関する記事をお届けします。1990年代後半に市場経済が本格的に導入されるまで、中国の国有企業は従業員とその家族の教育、医療、年金などを政府に代わって丸ごと面倒を見ていました。そこに改革のメスを入れたのが朱鎔基前首相です。90年代末から2000年代初めにかけて、営利事業と非営利事業の分離や、地方の国有企業の民営化などが大幅に進みました。
しかし「国有企業の中の国有企業」と呼ばれる中央企業(中央政府直轄の大手国有企業)では、抜本的な改革が今日まで先送りにされてきました。
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2011-2-18 1:22
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【英国発!ビジネス最前線】 世界初、金持ち狙うネット質屋(時事深層)
英国で、世界初のネット専業の質屋「ボロー」が話題だ。金融危機以降、金持ちも宝石から絵画までを質入れし始めた。与信履歴が傷つかない短期の高額融資が人気を呼んでいる。
金融危機の後遺症が残る英国で、質屋が急増している。2003年に500店だった英国の質屋の数は、今や1800店にも上るという。中でも注目を集めているのが、インターネット専業のボロー(Borro)だ。2008年に創業し、ネット上の質屋ではシェア75%を握る。米フェイスブックなどにも投資する複数のベンチャーキャピタルが、計1000万ポンド(約13億円)の資金を提供するなど、成長期待が大きい。
質入れは、ウェブサイトで氏名や住所など簡単な情報を入力し、ボローへの商品の渡し方を選ぶだけで済む
ボローの顧客には、バブル期に不動産投資にのめり込んだ中所得層やヘッジファンドのオーナーといった富裕層も含まれる。
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2011-2-18 1:22
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日本企業が狙うならこの分野! 巨大市場インドへの道()
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2011-2-18 1:22
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800億ドルの投資が計画される水インフラ(日本企業が狙うならこの分野! 巨大市場インドへの道)
インドの人口は現在約12億人であり、2025年には中国を抜いて世界一の人口となると予測されている。高い人口増加率に加え、年間約8〜9%と2桁に迫る高いGDP(国内総生産)成長率を維持している。一方で、人口増加や経済成長を支える水、エネルギーなどのインフラ不足が深刻化している。インドが今後とも持続的な経済成長を遂げるためには、エネルギー供給源への投資と環境問題への対応の両立が不可欠である。今回は環境問題の中からインドの水環境の現状と今後の行方を考え、日本企業にとってのビジネスチャンスを探っていく。
【現地ルポ編】
インド滞在時に飲み水だけでなく、歯を磨く時もミネラルウォーターを使うのは半ば常識となっている。
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2011-2-18 1:22
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父親の思いが3年前に誘拐された我が子を取り戻した(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
「人攫(さら)い」という言葉をご存知だろうか。「攫(さら)う」とは「人の油断を見て奪い去る」という意味であり、「人攫い」とは「女性や子供の隙を見て連れ去ること、また、そうする人」を指す。筆者が小学生であった昭和30年代の前半(1950年代)くらいまでは、夕方になって辺りが暗くなっても遊びに夢中で家に帰らない子供たちがいると、大人は「いつまでも遊んでいると人攫いに連れて行かれるぞ」と脅して早く家に帰るよう促したものだった。誰が言い始めたのかは知らないが、これには「人攫いに連れて行かれるとサーカス団に売られて、曲芸をするために厳しい訓練を受けさせられる」という暗黙の了解があり、「人攫い」が怖い子供たちはそれを聞くと素直に家路を急いだものだった。
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2011-2-17 0:41
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INDIA TODAY()
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2011-2-17 0:41
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インドが陥る農作物の輸出禁止措置をめぐるジレンマ(INDIA TODAY)
「Price rise:Delhi's onion domes」
インド政府が主要農産物であるタマネギの輸出を全面的に禁止して以来、その価格は50%下落している。しかし、ラフル・クッラー商工省商務次官は、輸出禁止措置を商品価格の抑制法として使うことに慎重な姿勢を崩さない。
クッラー次官は「2008年前半に起きた前回の商品価格高騰では、世界各国の政府が価格を統制するために輸出禁止や輸出関税の拡大といった手段を好んで用いた。問題は、各国が輸出を禁止した場合、国際的な商品価格に悪影響が及ぶことだ」と言う。
2010年末時点の国際商品価格は、2008年初頭に見られたのと同じ水準に向かっている。
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2011-2-17 0:41
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もう一度、天安門事件が起きたら中国はどうなる?(加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ)
「加藤さん、中国の民主化はいつ実現するんですか?」
2010年9月、尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件が発生して以来、拠点としている北京から、日本に帰国する機会が格段に増えた。テレビや新聞、雑誌やラジオの前で、チャイナイシュー、チャイナファクターに関して、お話させていただいている。日本社会の中国への関心が高まっている。可能な限り現地の状況、生の声を理解しようと努める国民の姿勢は、オールジャパンで対中外交・交流を展開していく時代において、武器になる。
多くの日本国民が「中国」の対応に困惑したに違いない。レアアースの対日輸出を制限し、青少年交流を含めた数々の民間外交を自らストップさせた。中国共産党は一体何を考えているのか。
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2011-2-17 0:41
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太陽電池の世界にも「水道哲学」(急速浮上!中国エコカンパニー)
競争が激化している太陽電池分野で、徹底した垂直統合モデルでコスト競争力を高めているメーカーがある。江蘇省常州市にあるトリナ・ソーラー(中国名:常州天合光能)だ。
日経ビジネス2011年1月31日号の特集「急速浮上!中国エコカンパニー」では、その経営戦略の要である垂直統合モデルの一端を紹介した。日経ビジネスオンラインでは、心臓部である本社工場で今まさに建設が進められている「ソーラータウン」の未来図と、その経営戦略の全体像に迫る。
今年1月31日にスペイン・バレンシア州にあるサーキットで開かれた、F1チーム「ロータス・ルノーGP」の新型マシン発表会。この日に披露された黒とゴールドのF1マシンの筐体には、「Trina Solar」のロゴが誇らしげに掲げられていた。
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2011-2-16 1:58
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「物乞い子供」の写真が続々アップされている理由(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
北京の日本大使館や米国資本の高級ホテル「セント・レジス」などがある建国門街は心優しい金払いのいい外国人観光客が多いこともあってか、夕暮れには垢に汚れた子供の物乞いがいつも、何人かいた。
しかし、私は彼らが近づくとひどくイライラして、焦った。一般に物乞いは組織化されていて、裏では黒社会的な人物が仕切っていることが多い。だから子供に同情して金をやっても、後ろで監視している「母親」役の大人か裏の物乞い組織のボスに吸い上げられるのは分かっている。かといって、か細い手を差し伸べてすがってくる子供を足蹴にすることもできない。どうしたらいいか分からなくなるからだ。
仲間の物乞いには身体障害者もいる
それである日、「シーカイチェン(10元)、シーカイチェン」と声をあげて、まとわりつく男の子の垢だらけの腕をぐっと捕まえて、「あなたはいくつ? お父さんとお母さんはどこ?」と詰問したことがあった。
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