チプラス政権には、EUやIMFと譲歩し合うことにでユーロ圏に残留する策を見つけようという姿勢が最初からなかった。むしろ、EU・IMFという巨人ゴリアテと戦うダビデのような存在として自分をアピールしようとしている印象を受けた。

最も現実性が高いのが第4のシナリオである。ギリシャ政府が資金不足に苦しみ、公務員の給料も払えない状態に陥った場合、旧通貨ドラクマを発行して、国内の流動性を復活させる。

米フォーブス誌によれば、31歳のエリザベス・ホームズ氏は、独力で成功した世界最年少の女性ビリオネアだ。47億ドルの資産を保有する。同氏が創業した血液検査ベンチャーにはラリー・エリソン氏も取締役に名を連ねる。

韓国メディアは6月26日、日本で死刑が執行されたことを一斉に詳しく報道した。ある記事のコメント欄には6000件を超える書き込みがあった。そのほとんどが、死刑の執行に賛成する内容だった。

「いくらでもお客さんがいるんだよ。1カ月で100万元（約2000万円）は売り上げたかな」。「李」と名乗る男性は笑顔で語った。彼は上海にあるぼったくり店の店員。昨年来、上海では日本人のぼったくり被害が急増しているという。

日韓国交正常化50年。現在の日韓関係を韓国人はどう見ているのだろうか。ヒュンダイ自動車CEO（最高経営責任者）や国会議員を歴任したイ・ゲアン氏に、次の50年を見据えた日韓経済協力の指針を提示してもらった。

中国の人たちが抱える「騙される」ことに対する危機感は、日用品の買い物から家を借りるというようなことまで、日常生活のあらゆる場面に及んでいる。だから筆者は中国人の友人と買い物をするたびに、ウンザリする。

運動量や睡眠時間などを記録する、米フィットビットのウエアラブル端末が人気だ。6月18日の新規株式公開では、予想以上の時価総額が付いた。この分野への期待は高いが、多機能端末との競争や価格競争のリスクがあり同社の前途は多難だ。

韓国の天才少女が、米ハーバード大とスタンフォード大の両方に合格した。両校は彼女を獲得すべく奨学金を初めとする様々な特典を用意した。韓国中を沸かしたこの報道は、彼女の虚偽発言を韓国メディアが確認することなく報じたものだった。

香港立法会は6月18日、中国全人代が決定した選挙制度改革案を否決した。「ニセ普通選挙の押し付け」を拒否した、学生・市民の「雨傘革命」の勝利であると同時に、北京による支配の限界を露呈した。香港はかつてない不安定の時代を迎えた。