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ニュース見出し
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2011-8-11 0:00
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株も不動産も奪い合い!シリコンバレー・バブルが熱い(アメリカから見る未来)
シリコンバレーでは、インターネット関連企業の華々しいニュースが報じられ、バブルの様相を呈している。今回のバブルを牽引するのは、ソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)のフェイスブックをはじめ、ソーシャルゲーム会社のジンガ、マイクロブログのツイッターなど、SNS関連の企業たちだ。
6月にビジネス向けSNSのリンクトインが上場すると、IPO(新規株式公開)価格の一株45ドルから約84%も高い83ドルという初値を付けた。そして、その日のうちに112ドルまで跳ね上がった。数ある注目SNSの1つだったリンクトインだが、破竹の勢いで株価が上昇したことで、IPOを控える企業にも期待が高まっている。
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2011-8-11 0:00
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今、日本こそ変わるべき(対談:TOTO会長・木瀬照雄氏)(加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ)
中国市場を果敢に攻めるTOTOの木瀬照雄会長を迎えて対談を行った。年齢も立ち位置も異なる2人が、今後の日中ビジネスの方向性を探る。
木瀬 照雄(きせ・てるお)氏
1947年福岡県生まれ。70年に京都大学教育学部卒業後、東陶機器 (TOTO)に入社。96年に経営戦略室長に。98年に大阪支社長に就任。2003年、戦後最年少でTOTO社長に。2009年より現職。日頃からスマートフォンやSNSサイトを使いこなす。加藤嘉一氏との付き合いも、加藤氏の「Facebook」ページに「いいね!」ボタンを押したことがきっかけ
加藤:中国で空港のトイレに入ると、TOTOさんの製品ばかりが並んでいますよね。
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2011-8-11 0:00
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清貧?いやいや、バブル真っ只中(ブータン公務員だより)
ブータンはGDP(国内総生産)ではなくGNH(国民総幸福量)の最大化をビジョンに掲げる国です。
経済的に豊かになるばかりが幸せではない。国は経済発展だけではなく総合的に国民の幸せを上げていくことを目指すべきだ。ブータンは、そんな信念の下、政治をしている国です。
この話だけを聞くと、きっと多くの方は、「ブータンの人は、貧しくてもつつましく幸せに生きている」、そんな、清貧と言えるブータン人の暮らしを想像するのではないでしょうか。
私も、そうでした。ブータンに来る前、私はブータンについてこんなことを聞いていました。
「ブータンには信号が1つしかない。それも、首都にある、手旗信号だ」
そんなことから、私は、のどかで、車もほとんど通らない田舎の風景を想像していました。
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2011-8-10 0:00
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「J感覚」、若者文化を発信せよ(アジア太平洋「三人行」 日中関係を語り尽くす)
今回は堺屋太一氏がゲストである。堺屋氏は、行政に通じ、大臣を経験され、また著名な作家であり、文化人である。近著の『第三の敗戦』で、日本は大改革をしなければ負け続けると警鐘を鳴らしている。最初に、同書のなかでも主張されている、現時代に対する堺屋エピグラムをご紹介しておこう。
堺屋太一氏
「私は、今、日本は大変不幸な時期を迎えていると思います。戦後日本が、頂点を過ぎてこの20年間下り坂に入っている。特にここ4〜5年は、その傾向が顕著です。そこへ、この東日本大震災が起こりました。だからこれは、戦後日本という1つの体系の『終わりの始まり』である。まさに『敗戦の始まり』である。これから、まだ厳しい時代が何度か続いて、そしてようやく新しい日本を作る気になるのではないか、と思います」
「幕末が第1の敗戦。
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2011-8-9 0:00
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増え続ける日本のムスリム(日本に暮らすムスリムの日常)
東京の代々木上原にある東京ジャーミイをご存じだろうか? 大きなドームと尖塔を備えた、歴史の教科書に出てきそうな佇まいの壮麗な建築物は、オスマントルコ様式のモスクイスラム教の礼拝所−−だ。建物の躯体工事は日本のゼネコンが担当し、内外装はトルコから招聘した職人が手がけた。
東京の代々木上原にある東京ジャーミイは2000年に完成した、イスラム教の礼拝施設である。
画像のクリックで拡大表示
トルコ共和国政府の手で建てられた東京ジャーミイは日本を代表するモスクの一つだが、典型的な日本のモスクではない。早稲田大学の調査によると、2010年3月現在、日本各地に60を越えるモスクがある。
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2011-8-9 0:00
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インド人の自信「常に我々の時代なのだ」(田村耕太郎の「経世済民見聞録」)
2000年の歴史の中でインドはいつも大国だった
近年、インドが注目を集めるようになったのは、ゴールドマンサックスのジム・オニール氏が有望な新興国をBRICSと名付けたレポートを2001年初頭に発表したのが契機だ。我々、先進国の人間は「インドの時代が来た」と今になって騒いでいる。しかし、当のインド人に言わせれば「昔に戻っただけ!」なのだ。
イギリスの植民地になる前、インドのGDPは世界の23%であった。元OECDチーフエコノミストの故アンガス・マディソン氏による経済史の調査結果は興味深い。マディソン氏によると、過去2000年の歴史のうち1800年つまり、その9割の間、インドと中国のGDPの合計が世界GDPの5割を超えていたという。
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2011-8-9 0:00
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中国事故が問う日本の本気度(時事深層)
日本が中国に技術供与した新幹線車両が追突事故に遭遇。運行システムを含めた技術輸出の重要性が再認識された。しかし、諸外国のニーズに合致していないのが現状だ。
7月23日に中国で起きた高速鉄道の追突事故で、追突した車両は、川崎重工業が東日本旅客鉄道(JR東日本)の「はやて」をベースに技術供与したものだった。
川崎重工は「車両に問題があったわけではなく、今後の輸出に大きな影響はないだろう」と話すが、日本の新幹線車両が追突・大破したのは、日本国内を含めて初めてのケース。その悲惨な光景は、新幹線の輸出を目指す日本勢にとって、マイナスの影響を及ぼしかねない。
そもそも日本の新幹線技術では、車両が大破するような事故は“想定外”だ。
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2011-8-9 0:00
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教師は子供にいつも「なぜ」と問いかける(軽井沢にアジアのための全寮制高校を作ります!)
2011年7月18〜30日、日本、インド、チベット、ミャンマー、フィリピン、タイ、ネパール、ミクロネシア、アメリカ、イギリスから集まった31人の子供が一緒に勉強し生活するサマースクールが軽井沢で実施された。
軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団の代表理事を務める小林りん氏
主催者は、軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団。日本そしてアジアの未来をリードする子供の育成を掲げる全寮制高校「International School of Asia, Karuizawa(ISAK、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)」の2013年9月開校に向けて、代表理事の小林りん氏は仲間たちと着々と準備を進めている。
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2011-8-9 0:00
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「一樹百獲」・・・「富国強兵」の総設計師(中国経済史紀行)
■ 世界最古の実践的エコノミスト
周が建国した時、その第一の功臣太公望呂尚が封ぜられたのが斉の国である。斉は現在の山東省東部。山東省西部には武王の弟の周公が封ぜられ、魯の国と称した。外様大名の抑えに譜代親藩を配するようなものである。
斉の国は、「山と海に囲まれ、その間に肥沃な土地が千里と広がり、桑や麻を産し、魚や塩がとれる」(『史記』貨殖列伝)という豊かな国ではあったが、中原からみれば僻陬(へきすう)の地である。建国成った今、太公望といえども身近にいては危険であるという考えが武王にあったのかもしれない。
この斉が周室の威権が衰えた春秋時代に、天下に覇を唱えることとなる。即ち、春秋五覇の筆頭、斉の桓公の時代(在位紀元前685〜643)である。
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2011-8-8 0:00
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「信頼」なくして、リーダーシップは発揮できない(軽井沢にアジアのための全寮制高校を作ります!)
2011年7月18〜30日、日本、インド、チベット、ミャンマー、フィリピン、タイ、ネパール、ミクロネシア、アメリカ、イギリスから集まった31人の子供が一緒に勉強し生活するサマースクールが軽井沢で実施された。
軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団の代表理事を務める小林りん氏
主催者は、軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団。日本そしてアジアの未来をリードする子供の育成を掲げる全寮制高校「International School of Asia, Karuizawa(ISAK、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)」の2013年9月開校に向けて、代表理事の小林りん氏は仲間たちと着々と準備を進めている。
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2011-8-8 0:00
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人民元の弾力化でマネーはどこへ?(金と世界経済)
金や米国債を保有する巨大な存在が中国。その動き次第で世界のマーケットは大きく動く。先進国通貨に代わる主要通貨として期待される人民元は、今後どうなるのか。現地の銀行の内部事情を知る立場から、生の声を拾いながら、数歩先を読む。
中国人民銀行が人民元弾力化を発表した直後の2010年6月21日。筆者は中国最大、資産規模では世界一ともなった中国工商銀行、上海分行(支店)貴金属部にいた。
世界中のマーケットが月曜朝、人民元相場の寄りつきを見守る瞬間に立ち会っていたわけで、筆者もいささか興奮気味であったが、銀行内は拍子抜けするほど冷静で、いつもと変わりない雰囲気だった。外では、すわ人民元切り上げとやかましいが、大胆な為替政策の変更など党が本気で許容するはずもない。
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2011-8-8 0:00
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韓国で介護難民が少ない本当の理由(知られざる韓国経済)
韓国ではつい最近まで高齢者介護は家族が担うものとされてきました。老人福祉法の第3条には「国家と国民は敬老孝親の美風良俗にともなう健全な家族制度が維持・発展するように努力しなければならない」と規定されています。
これは高齢者介護については「先家庭保護、後社会福祉」という基本方針を提示したもので(※1)、儒教思想に基づく考え方だと言えます。儒教思想の影響を受けている点では、日本も韓国も同じですが、韓国ではその影響が現在でも日本より強く残っています。
しかしそのような韓国でも、家族による高齢者介護は様々な限界に直面しています。日本の介護保険法に相当する、老人長期療養保険法案の提案理由で述べられているように、韓国は世界でも例のないスピードで高齢化が進行しています。
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2011-8-8 0:00
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止まらぬアジア少子化(熊野信一郎のクロス・ボーダー)
朝の香港、孫の手を引き、学校や幼稚園に連れていく祖父母の姿をよく目にする。親と同居、または近所に住んでいることが多い香港の子育て世帯は、支援の手に恵まれている。
加えて、毎月4万円程度で雇うことができるフィリピンやインドネシアなどからの外国人ヘルパーに世話を任せるのも一般的。夫婦共働きが当たり前で、ビジネスの世界での女性の存在感は大きい。出産や子育てによるキャリア上の不利益はほとんどないようだ。
核家族が多く、待機児童の問題などが深刻な日本とは対照的に「育児天国」に見える香港。しかし、その合計特殊出生率は1.04(2009年)と極めて低く、同じ年に1.37だった日本を大幅に下回る。
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2011-8-5 0:00
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ミニブログ炎上で中国赤十字窮地に(中国発 財新)
「紅十字信任危機」
「新世紀」記者 劉長
郭美美は豪邸に住み、フランス製のエルメスのバッグを愛用し、イタリア製の高級スポーツカーのマセラティを乗り回す。飛行機の座席はもちろんファーストクラス、乗馬クラブでサラブレッドにまたがることもある。弱冠20歳の彼女は高画素カメラ付きの携帯電話で自分の超セレブな生活を撮影し、中国最大のミニブログサービスの新浪微博*で公開していた。
*中国の3大ポータルサイトの1つである新浪が運営するミニブログサービス
無名の女性が一夜で有名人に
彼女のような金持ちが贅沢な生活ぶりをネット上でひけらかし、一般のネットユーザーの反感を買うことは珍しくない。
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2011-8-4 0:00
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1ドル=50円説はアリでしょうか(金と世界経済)
東日本震災後は、1ドル76円台になった。このまま円高基調は続くのか。そして、ドル、ユーロ、人民元は?
市場関係者の中でも、特に親しく家族ぐるみで付き合っているのが、シティバンクのシニアFXアナリスト、尾河眞樹さん。モーニングサテライトのレギュラーコメンテーターを務める人気者だ。携帯メールでは絵文字入りのメッセージをやり取りすることもあるという、2人のリラックスした為替談義をお送りする。
豊島:1ドル50円まで円高が進むという人もいるけれど、どう思う?
尾河 眞樹(おがわ・まき)氏シティバンク 個人金融部門 投資調査部シニアFXマーケットアナリスト米系銀行の為替ディーリングルーム、日本企業の財務部を経て現職。
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2011-8-4 0:00
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課題はグローバル・リーダーの育成(「先端グローバル経営」に舵を切れ)
本コラムは、前回お伝えしたように、日本企業の経営者にとって最大の関心事である「グローバル化」に関する話題を取り上げている。グローバル化の成功事例や失敗事例などを通して、グローバル戦略の本質に迫りたいと考えている。
そこで、グローバル市場に挑んでいる経営者やグローバル人材の育成を手掛ける教育機関、グローバル・リーダーの育成に詳しい有識者などの取材を通して、グローバル経営にまつわる問題に切り込んでいく。
今回は、グローバル人材に関する問題を取り上げる。
多くの企業が、グローバル人材の問題に頭を悩ましている。
今年6月、中国・北京で、とても興味深い話を聞いた。ある日本の大手企業が、中国のエリート大学の新卒者を採用したが、1年で約8割が転職してしまったというのだ。
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2011-8-4 0:00
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「専門性を身につけ、大陸の解放に備える」(加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ)
香港で執筆した前回コラムでは、中国大陸から多くの学生が香港に赴き、真のジャーナリズムを追及すべく奔走している状況について述べた。彼ら・彼女らの瞳は輝いていたし、充実した生活しているようだった。
現在、拠点である北京に久しぶりに戻り、本原稿を執筆している。
香港滞在中のある夜、筆者は香港大学、香港中文大学、香港科技大学などの大学生、十数人と一緒に遊覧船に乗り込み、香港の美しい夜景を楽しんだ。筆者が話すエピソードや見聞に、筆者を囲んだ後輩たちは興味津々だった。香港出身者と大陸出身者がちょうど半々くらい。ジャーナリズム学を専攻している学生が大半を占めていた。
筆者は質題を投げかけた。
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2011-8-3 0:00
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金バブルは早くても2020年頃(金と世界経済)
(前編から読む)
豊島:福島の原発事故以来、世界各地で原発見直し論議があります。どう考えますか。
ロジャース:日本では不幸にしてあのような事故が起きたけれど、今のような生活を営む限り、人類は原発に依存せざるを得ないと私は考えている。今後は叡智を集めて、より安全な原発をつくっていくというのが現実的な路線ではないかと思っているよ。
豊島:金もお持ちですよね。
現物、金貨、ETF、金の持ち方は色々ある
ロジャース:もちろん持っていて、もう何年も保有しているよ。金投資をしたい人には色々なやり方がある。ほら、これはパンダの形のタイピン。金貨も持っている。こういうふうに実物で持ってもいいし、金ETF、ETN(Exchange-Traded Note、金ETN=金価格連動型上場投資証券)というような金融商品として持ってもいい。
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2011-8-3 0:00
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高速鉄道事故はなぜ起こったか(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
中国で7月23日発生した高速鉄道「和諧号」の追突事故は死者40人以上、負傷者200人の大惨事となった。亡くなった方の冥福と怪我で苦しむ方のできるだけ早い回復を祈ってやまない。
だが、考えてみれば、中国で数十人の死者が出る事故は決して珍しいことではない。高速鉄道事故発生前日の7月22日未明、河南省信陽市の京珠高速道路で発生した長距離寝台バスの炎上事故では41人が死亡した。原因は乗客の持ち込んだ易燃性化学製品の発火だ。炭鉱など1回に死傷数十人を出す労災事故は中国では今やニュースとしてさほど話題性が持続しないほどしばしば発生する。
高速鉄道事故の方が社会的に大ニュースとなったのは、まず「命の重さ」の差があるだろう。
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2011-8-3 0:00
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健康増進のためポテチやハンバーガーへの課税を検討(日本と韓国の交差点)
日本人が考える韓国人のイメージは「とにかく酒が強い」「辛い物が好き」のようだ。韓国に出張した経験を持つ日本人男性は、必ずと言っていいほど、「韓国人に酒で殺されかけた」話をする。
「日本からお客さんが来た」ということで、ビールにウィスキーを混ぜた「爆弾酒」や、緑色の瓶に入った焼酎を延々と飲むのだという。さらに「本場の味をみてほしい」とマッコリに移る。「それなのに翌日、韓国人はみんな何ともない顔で朝8時の会議に参加していた。自分は死ぬかと思った」といった話を、何十人もの人が楽しそうに筆者に告白してくれた。
言われてみれば、韓国人は酒を飲むのも、勧めるのも大好きかもしれない。それに、唐辛子がたくさん入った辛くて刺激的な料理を、酒と一緒に食べる。
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