反腐敗闘争の陣頭指揮をとる習近平の右腕・王岐山が、東洋史学の大家・岡田英弘氏の著作を絶賛した。中国トップクラスの政治家が、公式の席で、何の意味もなく、日本人史学家の名を挙げ、推奨するだろうか。意図を検討してみる。

短いキューバ滞在の間で何度か目にしたものがある。それは韓流ドラマだ。事実、「シークレットガーデン」や「My fair lady（お嬢様をお願い！）」など日本でもおなじみの韓流ドラマを見るキューバ人をたびたび目にした。娯楽の少ない国だけに、国民の人気は高い。日本での韓流ブームはとうの昔に終わったが、キューバはいまだブームの中にある。

仏教に帰依して法名を授かり、寺院に入って仏を拝む。中国共産党員として重大な規律違反である。しかし、実際は、多くの共産党員が“大師”に頼っている。それは汚職に走る自分の、良心への咎めから発する行動なのか。

ギリシャの銀行が営業を再開したが、正常化までの道のりはなお遠い。ギリシャの預金者がベイルインを強いられる可能性は小さいが、流出した預金がすぐに戻ることはないだろう。

韓国が2016年1月から、株式投資型クラウドファンディングを合法化する。ベンチャー企業への投資を活性化し、経済全体の成長を図る。2020年には1兆ウォン（約1100億円）規模にまで成長すると見込まれている。

デジタル地図ビジネスが熱い。オンライン取引が成長し、正確な位置情報への依存度が一段と高まっているからだ。米ウーバーや中国の百度、アウディやBMWなど独自動車メーカーが参入する構えを見せている。

韓国が世界で展開する「卑日」。世界遺産登録での韓国のやり口で、日本人はようやくそれを身を持って知った。「世界を舞台に日本を貶めて快哉を叫ぶ行動」はこれが最後ではない。残念ながら、終わりがないのが「卑日」なのだ。

上海でイギリス人の大学生B君の部屋探しを手伝うことになった。話を聞くと、彼の両親は留学先の南京で知り合い結婚したという。両親の思い出の地に、何を学ぼうとしているのか。

香港で昨秋に出版されたゴシップ本『習近平内講話』に書かれた、習近平の「対日対米に関する見方」が興味深い。2012年秋の「親米協調・反日強硬」からの路線変更。背景には「感じ悪いリアリスト」安倍外交の成果がある。

日韓国交正常化50周年を記念して、愛知県名古屋市で「韓国愛知経済交流会議」が開催された。日韓の企業22社から82人が参加し、商談会やセミナーを行った。韓国の参加者からは「日本の企業とは長い付き合いをしたい」という趣旨の感想が相次いだ。