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ニュース見出し
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2012-1-13 0:00
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幸福の国ブータンより長命な北朝鮮国民(茶飲み話でない北朝鮮経済論)
(前回から読む)
一人当たり国民総所得(GNI)が低水準である国の特徴は、高い絶対貧困率、短い平均寿命、高い乳児死亡率、低い就学率など、国民生活の上で様々な問題を抱えることにあり、サブサハラアフリカや南アジアの多くの国々が共有する悩みとなっています。北朝鮮でも最貧国が抱える問題を抱えているのでしょうか。今回はデータを用いつつこの点について検証していきます。
データが存在するものについて見ていきましょう。まず平均寿命です。
韓国の研究者が北朝鮮の人口センサスから導き出した数値で見ると、2008年で男性69.8歳、女性は72.7歳、合計で69.3歳です(注1)。15年前の1993年にはそれぞれ68.4歳、76.0歳、72.7歳であったため、平均寿命は短くなっています。
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2012-1-13 0:00
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天王山は6月末?「解散風」誘う消費増税(時事深層)
消費増税の関連法案は成立するのか、それと表裏一体で衆院解散・総選挙はあるのか。今年の日本政治の焦点はここに絞られている。
東日本大震災の復旧・復興対策に一定のメドがついたとして、自民党や公明党など野党は早期の衆院解散・総選挙に追い込む姿勢を鮮明にする。1月召集の通常国会で冒頭から対決ムードが高まるのは必至の情勢で、野田佳彦政権は緊迫した国会運営を迫られる。
野田首相が政治生命を賭けるとする消費増税。しかし、その視界は開けていない。1月中に野党に協議を呼びかける方針だが、自民党などは拒否する構えだ。
さらに、お膝元の民主党内も消費増税を巡る対立が激化する公算が大きい。3月中に消費増税の関連法案を閣議決定し、国会に提出するというシナリオ通りに事が運ぶのかは予断を許さない。
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2012-1-13 0:00
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米国の新国防戦略が日本にもたらす“危機”(ニュースを斬る)
オバマ大統領は1月5日に、米国の新国防戦略「全世界における米国のリーダシップの堅持−21世紀の国防戦略の優先事項」(国防戦略の指針)を発表した。この新国防戦略はイラク戦争とアフガニスタン戦争が終了した後の状況、そして軍事費を大幅に削減する必要を受けて出したもの。「今後10年間を視野に入れた米軍の新戦略を示す、非常に重要な指針となる」(パネッタ国防長官)。歴史的転換となる新国防戦略には3つのポイントがある。第1は、米軍の2正面戦略からの後退とアジア・シフト。第2はアジア地域の同盟国(日本、韓国)への影響。第3は米大統領選挙と中東への影響である。
2正面戦略から撤退し、中国ヘッジにシフト
まず、2正面戦略からの撤退とその影響である。
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2012-1-13 0:00
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韓国LG、日本で有機ELテレビ発売(ニュースを斬る)
韓国のLG電子は2012年後半にも日本で、55型の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビを発売する。米ラスベガスで開催中の家電見本市「CES」で、同社テレビ事業担当者が弊誌の取材に応じて、明らかにした。
米家電見本市「CES」で有機ELテレビを発表する韓国のLG電子
価格は当初、約40万円になる見込み。ほぼ同じ時期に、韓国のサムスン電子も日本市場に55型の有機ELテレビを投入する予定で、世界のテレビ市場でシェア1、2位を独占する韓国勢が、日本勢の牙城である国内テレビ市場に襲撃してくる。
日本勢の間隙を突く
有機ELテレビは、液晶に代わる次世代テレビとして有望視されている。
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2012-1-13 0:00
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中国の賢い泥棒は役人の家から盗む(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
2011年11月24日にネット上のあるブログに次のような驚くべき内容が書き込まれた:
仰天ニュース:近頃、“山西焦煤集団有限責任公司”(以下“山西焦煤”)<注1>の“董事長(会長)”である“白培中”の家に強盗が入り、数千万元(約4億〜6億円)の物品が奪われたが、その妻は300万元(約3750万円)が奪われたと警察に虚偽の届け出を行った。2人の強盗容疑者が逮捕された後に判明したところでは、強奪された物品の総額は何と5000万元(約6億2500万円)近い金額であった。その内訳は、人民元:600万元(約7500万円)、香港ドル:100万ドル(約1000万円)、米ドル:27万ドル(約2100万円)、ユーロ:300万ユーロ(約3億2100万円)、金の延べ棒:7〜8キログラム(約2800万〜3200万円)、その他に有名ブランドの腕時計、指輪、首飾りなど多数の贅沢品があった。
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2012-1-12 0:00
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“野放し”になる中央銀行の量的緩和(The Economist)
かつて、米連邦準備理事会(FRB)は政策金利の変更を公表しなかった。そのFRBが、まもなく、向こう数年間の金利見通しを発表する。1月24〜25日の政策決定会合で、現在ほぼゼロの水準にある短期金利の利上げ開始時期と、今後数年間の金利見通しについて開示する予定だ。FRBがこれほどまでに透明性を目指す背景には厳しい現実がある 異例の低金利政策が4年目を迎えてもなお経済が停滞する中、新手の需要刺激策を必死で模索している。
「変わり者の叔母をクロゼットに押し込めることはもうできない」
FRBだけではない。富裕国を代表する4つの中央銀行のうち、イングランド銀行(英国)と日銀はすでに実質ゼロ金利政策をとっている。
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2012-1-12 0:00
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韓国を凌駕していた北朝鮮経済(茶飲み話でない北朝鮮経済論)
(前回から読む)
前回は一人当たり国内総生産(GDP)で見る限り、北朝鮮の経済は国際的に最貧国の分類に入ると言える点を数字で明らかにしました。今回は北朝鮮経済がもっと貧しい状況から現在の水準にまで這い上がってきたのか、相対的に良好な状況から現在の水準に落ち込んだのか明らかにします。
この点を明らかにするためには、一人当たりGDPの長期的な数値を見る必要があります。この数値には、前回に紹介した推計値が使えます。具体的には、ソウル大学のキンビョンヨン教授、国連統計局、現代経済研究院による推計値です。これら推計値はそれぞれ短所もありますが、比較的近年までの数値を時系列で入手できるため貴重です。
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2012-1-12 0:00
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習近平・次期国家主席を待つこれだけの難題(時事深層)
中国でも2012年から首脳が交代するが、次のトップがほぼ確定している点が米国やフランスと異なる。現在、国家副主席の立場にある習近平(シージンピン)氏が胡錦濤(フージンタオ)国家主席の後を継ぐことは確実視されている。2012年秋の第18回中国共産党全国代表大会(18大)で党総書記に選出され、翌2013年春の全国人民代表大会(全人代)で国家主席に就任すると予想されている。
「習近平国家主席」の誕生には、江沢民(ジャンズーミン)・前国家主席の強い後押しがあったというのが定説だ。胡氏が後継に指名したかったのは同郷(安徽省)の後輩である李克強(リークァチャン)・第1副首相だった。胡氏と李氏は共産党エリートの集まりである中国共産主義青年団(共青団)出身という共通点もあり、経済成長よりも格差是正を重視する考え方で一致していると言われている。
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2012-1-12 0:00
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中国ににじり寄る韓国(ニュースを斬る)
韓国がついに「中華世界」に戻り始めた。米国が広げた対中包囲網にアジアの海洋諸国が一斉に加わる。そんな中での韓国の「逆行」は異様に映る。米国の軍事力の被護の下、経済発展に成功した韓国だが、地政学的な位置と歴史的経緯から自由になるのは、やはり難しいのだろうか。
中国に押し切られたFTA
韓国の李明博大統領は1月9日から11日まで訪中した。9日には胡錦濤国家主席と北京で会談、中韓自由貿易協定(FTA)の交渉開始で合意した。実は、李明博政権は「農産物を含む安価な中国製品の流入と、中国経済への過多な依存を恐れ交渉は急がない構えだった」(朝鮮日報1月10日付社説)。その韓国を、中国は圧倒的な国力の差を背景に交渉に引き込んだのだ。
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2012-1-12 0:00
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中国人の日本人女性幻想(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
先日、浙江省温州市を訪れたときのことである。空港からタクシーに乗り市内の予約していたホテルに向かった。中国のタクシー運転手は概しておしゃべりで、いろいろ話しかけてくる。
「どこから来たの?」「旅行?」「仕事は何?」
タクシー運転手にお見合いを仲介される
私が日本人女性だと知ると興味はさらにエスカレートしたみたいで、「年齢はいくつ?」「結婚はしているの?」「子供はいるの?」「年収は?」と個人的なことまで深く聞いてくる。中国人では、初対面の女性に年齢や結婚、子供の有無などプライバシーにかかわることを聞くのは、別に失礼という意識もなく、当たり前のこと。私も慣れっこである。
それで、44歳で、独身で、子供もいない、職業はマスコミ、と答えておいた。
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2012-1-12 0:00
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中国インターン事情〜一人っ子はバイトできない(加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ)
前回は、中国における大学受験の現状を、近年見られる変化に焦点を当てて整理した。北京大学や清華大学などの最高学府が特別な権威を持っている状況は変わらない。だが、これらの大学を蹴って、高額な奨学金を提供する香港の大学へ「留学」する超エリートが増えている。新たな傾向として認識したい。
今回は「人材の話」の第2弾として、中国の大学生が社会人になっていくプロセスに着目する。日本企業が避けては通れない、中国における人材獲得の手法を提言する。
卒業半年後の就職率89.6%
中国社会科学院文献出版社が2011年6月に公布した『2011年中国大学生就業報告』によると、2010年に大学を卒業し、半年以内に職に就いた学生は卒業生全体の89.6%。
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2012-1-11 0:00
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トヨタグループ、日本の中古車をアフリカへ(ケニアに商機あり)
日本からケニアの首都ナイロビまでは飛行機を乗り継いで20時間以上。ようやく着いたナイロビの街中で、まず驚くのは日本車の多さだ。
ナイロビの街中は多くのクルマが行きかい、鉄道などの公共交通機関が未整備なこともあり、朝夕の通勤時間帯はかなり渋滞する。経済成長が続く中、年々、クルマの台数も増えている。現地ではトヨタ自動車のクルマが圧倒的に多く、ほかも日産自動車、ホンダ、スバル、三菱自動車、いすゞ自動車など日本勢が多数を占める。
日本の中古車が75%を占める
かつて英国の植民地だったケニアは日本同様、左側通行国で右ハンドル車が走る。そのため、日本車の人気が高い。街中には比較的きれいな日本車が走っているが、その多くは実は日本から輸入した中古車だ。
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2012-1-11 0:00
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いえいえ、やはり北朝鮮は最貧国です(茶飲み話でない北朝鮮経済論)
前回は、毎年定期的に北朝鮮の国民総生産(GDP)を公表している韓国銀行と国連統計局の推計値を紹介し、これらだけではいまひとつ統計に疑問符が付くことを明らかにしました。
今回はこの韓国銀行や国連統計局と違った方法による最近の推計値として2つを紹介します。
まずはソウル大学経済学部のキムビョンヨン教授が、2008年に公表した論文で示した推計値です(注1)。これによれば2007年の一人当たり国民総所得(GNI)は471ドルとされています。キムビョンヨン教授は、北朝鮮の一人当たりGNIを以下の3段階で推計しています。北朝鮮ではGDPとGNIが概ね同額であり、前回同様、北朝鮮に関してはGDPとGNIは同じと見なします。
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2012-1-11 0:00
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“メルコジ”破局でユーロ危機に拍車も(時事深層)
“メルコジ”と呼ばれた、ユーロ防衛策におけるドイツとフランスの共同歩調が、終焉を迎えるかもしれない。今春、フランスで開かれる大統領選挙で、与党・国民運動連合を率いる現職のニコラ・サルコジ氏の苦戦が、ほぼ確実な状況になっているからだ。
仏大統領選は4月22日の第1回投票を経て、勝ち残った2人の決選投票が5月6日に行われる。12月9〜10日の世論調査(LH2とヤフーの共同調査)によれば、サルコジ大統領の支持率は26%と低迷し、トップを走るフランソワ・オランド氏の31.5%に水をあけられている。
オランド氏は、最大野党である社会党の前第1書記だ。サルコジ大統領は12月9日の欧州連合(EU)首脳会議で、英国を除く26カ国とともに財政規律を強化する新条約を作ることで合意した。
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2012-1-11 0:00
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ロムニーの前途に立ちはだかる南部宗教州(オバマ再選の行方)
アイオワ州党員集会が発信した「Mixed message」
米大統領選の共和党候補者指名争いが本格化し始めた。中西部アイオワ州の党員集会で行われた投票で、保守中道派のミット・ロム二ー元マサチューセッツ州知事(64歳)が8票差で勝利した。
2位は、これまで泡沫候補扱いされてきた保守強硬派のリック・サントラム元上院議員(54歳=ペンシルベニア州)、3位はリバタリアン(自由至上主義)のロン・ポール下院議員(74歳=テキサス州)。投票直前の世論調査をほぼなぞる結果となった。
アイオワ州党員集会投票の最終結果
※有効投票数12万2255票、代議員数13人
ミット・ロム二ー
3万0015票
24.6%
獲得代議員数:7人
リック・サントラム
3万0007票
24.5%
獲得代議員数:6人
ロン・ポール
2万6219票
21.4%
ニュート・ギングリッチ
1万6251票
13.3%
リック・ペリー
1万2604票
10.3%
ミシェル・バックマン
6073票
5.0%
(Des Moines Register, 1/4/2011)
アイオワ州共和党の党員集会(Caucuses)投票結果をひと言で総括すれば、「Mixed message」(入り混じったメッセージ)の発信だった("Iowa's mixed message," Editorials, Los Angeles Times, 1/4/2012)。
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2012-1-10 0:00
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えっ、北朝鮮が最貧国じゃない!?(茶飲み話でない北朝鮮経済論)
昨年、金正日総書記が急死し、金正恩氏が後継者として新体制が築かれつつある北朝鮮については、政治に関する情報は氾濫していますが、経済についてはあまり多くの情報が出回っていません。メディアによる報道も大部分が政治に関するものです。経済についてあまり語られない理由の一つは統計の少なさです。
法政大学の小峰隆夫教授は、「データできちんと根拠を示しているか」ということが、議論が単なる「茶飲み話」か、きちんとした「経済的な議論」かを区別する一つの基準となるとしています(注1)。北朝鮮で餓死者が出ているといった定性的な情報から、北朝鮮経済が大変厳しい状況に直面していることは十分に伝わってきます。しかし北朝鮮の経済を客観的に把握するためにはどうしてもデータ、すなわち統計が必要です。
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2012-1-10 0:00
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経済を人質に米大統領選突入(時事深層)
盛り上がるが、政策は動かない。2012年の米国政治はそんな展開になるだろう。4年に1度の大統領選の年を迎えるからだ。
民主党の現職バラク・オバマ大統領に野党・共和党の候補者が挑む。「本命不在」とされる中、共和党の候補者選びは、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事、ニュート・ギングリッチ元下院議長らが指名を争う。
今後はテキサス、ジョージアなど10州の予備選や党員集会が集中する3月6日の「スーパーチューズデー」などを経て、8月末の共和党大会で正式に候補者が選ばれる。そして11月6日の投票で、オバマ氏か共和党候補者のいずれかが第45代大統領に選出される。
「協力するインセンティブはない」
大統領選と同時に上下両院の議会選挙も行われ、1年のうちほぼ10カ月が全米で選挙に費やされる。
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2012-1-6 0:00
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革命と改革、自由と民主を語る年に(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
あけましておめでとうございます。
2012年は恐らく、中国やその周辺を対象にしているジャーナリストや研究者にとっては非常に刺激的な1年になるだろう。俗に言うビッグイヤーである。中国の指導者が交代する。朝鮮半島情勢も何がしか変化するだろう。台湾も年明けには総統選挙。米国大統領選もある。その変化の年の初めの中国の空気を吸っておこうと新年を北京で迎えた。
大晦日は、北京在住日本人宅のホームパーティに参加した。その時、1人だけ中国人男性が混じっていて、私の女友達と中国語でかなり激しい討論をしていた。彼は英語と日本語を話せ、国営企業に勤める典型的な中産階級青年。彼らのやりとりをそばで全部聞いていたわけではないが、耳に民主や自由、あるいは国家、主権といった言葉が耳に入ってきた。
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2012-1-6 0:00
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「岡田監督」が就任した中国サッカー界は再生するか(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
サッカーの漢字表記は「蹴球」だが、中国語では“足球”と言う。2011年12月15日、中国のプロサッカー“超級聯賽(スーパーリーグ)”の“杭州緑城足球倶楽部《略称:“杭州緑城”》(杭州緑城サッカークラブ)”の監督に元日本代表監督の岡田武史氏が就任した。岡田氏は中国スーパーリーグ初の日本人監督として2012年11月末までの1年契約で指揮を執ることになる。
サッカー好きで知られる習近平
ところで、中国のプロサッカー事情をご存知だろうか。中国のプロサッカーについては日本ではほとんど報じられないので、ご存知でない方が大半だと思われる。そこで、その概要を紹介すると以下の通りである:
【1】1994年に設立された“中国足球協会(中国サッカー協会)”は所属する3階級のリーグで構成されている。
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2012-1-5 0:00
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中国大学事情〜北京大学を蹴って香港の大学に向かう学生たち(加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ)
前回までのコラムで、「市場と人材の観点から中国の中産階級予備軍」に焦点を当ててきた。読者の皆様から、「やっぱり人材の話は面白い」「中国でビジネスをしていて、いちばん分からないのはヒトの話。現場に足を運んでいる加藤さんが語るヒトの話はやっぱり面白い」「人材の話をもっと知りたい」など、激励のお言葉を数多く頂いた。この場をお借りして厚く御礼申し上げたい。皆様のご理解・ご支持がなければ、連載『脱中国論』は成り立たないと強く認識している。
皆様からのご要望を受けて、これから2回、もう少しだけ人材の話をしようと思う。
今回は中国人材育成の起点、そして根幹を成している“お受験事情”を、筆者が大学の学部で過ごしていた時代を振り返りながら考えてみたい。
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