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ニュース見出し
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2012-2-16 0:00
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「FRB廃止、金本位制復活、国連脱退」を支持する若者たち(ニュースを斬る)
米大統領選に向けた野党共和党の候補者選びが進んでいる。2月7日のコロラド州、ミネソタ州の党員集会ではリック・サントラム元上院議員が勝利し、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事とニュート・ギングリッチ元下院議長の争いに割って入る形になった。
だが、あまり語られていないストーリーがある。もう1人の候補者、「リバタリアン」として知られるロン・ポール下院議員についてだ。彼は静かにではあるが幅広い若い層の投票者の心をつかんでいる。
ニックネームは「ドクター・ノー」
CNNの出口調査によると、17〜29歳のうちアイオワ州では48%がポール氏に入れた。ニューハンプシャー州では46%(18〜29歳)と50%近い票を獲得した。
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2012-2-16 0:00
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フェイスブック、公開申請したが(FINANCIAL TIMES)
グーグル以来の大型株式公開として世界の注目を集める米フェイスブック。時価総額800億ドルとも高く評価される一方で、持続的成長については疑問視する向きも。世界人口の12%をユーザーに抱える同社には今後、稼ぐ力の重圧がのしかかる。
米フェイスブックが2月1日、米証券取引委員会(SEC)にIPO(新規株式公開)を申請したことで、同社の財務状況が初めて明らかになった。その内容は、このSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)企業がどんな会社なのか多くを物語っている。
創業者でCEO(最高経営責任者)のマーク・ザッカーバーグ氏は、27歳と若いが同社の議決権株式の57%近くを支配し、完全に経営権を握っている。
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2012-2-16 0:00
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20〜30代未婚会員向けの "ソーシャルデート"が急拡大(韓国発 毎経エコノミー)
会社員になって3年目のコ・サンフンさん(仮名:30歳)は、2012年5月に結婚を控えている。新婦を紹介してくれたのはソーシャルデート事業者のイウムである。コ氏は2011年5月、イウムでカノジョを紹介してもらい、7カ月の交際の末にプロポーズした。コ氏は、「最初は好奇心半分、期待半分でイウムに加入した。一生の伴侶に出会えるとは思わなかった」と語る。
ソーシャルデートサービス会社現況
出典:各会社提供
サイト名
会員数
サービス方式
開始時期
イウム
20万人
1対1の紹介
2010年5月
正午のデート
18万人
Facebook基盤
1日2名ずつ紹介
2011年5月
ココアブック
7万人
3対3の合コン
2011年4月
ソーシャルデートで結婚に至った人はコ氏だけではない。
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2012-2-16 0:00
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共産党員とはどう付き合えばよい?(加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ)
『脱中国論』も残りあと3回となった。
前回は、「中国問題を改めて考える」短い特集の初回として「チャイナリスク」を“改めて”考えた。2回目となる今回は「中国共産党との付き合い方を改めて考える」である。
「加藤さんは入党していますか?」
北京大学で学んでいた時、幾度となくこう質問された。「入党」は、日本人にはあまりなじみのない表現だ。「入党」とは「党に入ること」。つまり、この質問は「加藤さんは既にどこかの政党に入っていますか?」という意味である。
「いえ、共産党には入っていないですよ」
こう答えると周りは笑い始める。
「中国共産党ではなく、日本共産党に入っていないという意味です」
ここまで来ると、中国人学生たちは爆笑する。
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2012-2-15 0:00
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フェイスブックは「ハッカーウェイ」を維持できるか?(The Economist)
(上編はこちら)
仮想通貨でオンライン決済サービス、ペイパルに挑戦か
同時に、フェイスブックは広告以外の分野にも資源を振り向けるはずだ。有望なものの1つに、仮想通貨「フェイスブッククレジット」を利用したオンライン決済サービスがある。フェイスブックはゲーム開発企業に対して、フェイスブック上で動くアプリ内でフェイスブッククレジットを使用するよう義務づけている。そして、デジタル商品や仮想アイテムの売り上げの30%を徴収する。
現在のところ、フェイスブッククレジットから上がる収益の大半は、米ソーシャルゲーム開発企業ジンガ1社からのもの。ただし、それだけでフェイスブックの総売上高の12%を占める。
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2012-2-15 0:00
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日本の良いモノを掘り起こし、世界に向けて販売する(田村耕太郎の「経世済民見聞録」)
今回は、2011年12月のコラムで予告した若き起業家の2人目を紹介したい。世界で通用する、いや“世界を獲れる”と思われる起業家だ。これまでの日本の起業家は、国内市場だけをターゲットにしてきた。アイデアのスコープや言語の壁の問題があったからだ。国内市場はまだ十分豊かだった。それゆえ、そこそこ成功という人ばかりだった。
フラッタースケープを立ち上げた柿山丈博社長
このコラムで紹介する起業家は違う。最初から、世界を視野に入れている。世界中の誰も考えつかなかったアイデアを、世界を変えるべく実行に移している。何と言っても、彼らがビジネスのコアに「日本にしかない価値」を組み込んでいるのが頼もしい。
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2012-2-15 0:00
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東京・横浜に学べ! ソウル市長がスタディー出張(日本と韓国の交差点)
ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長が、初の海外出張として2月8日から10日まで東京と横浜を訪問した。
朴市長は市民運動家。2011年10月のソウル市長選で当選した。「市民のために正直にまじめに働いてくれること間違いなし」と、20~40代の市民から熱烈な支持を受け、53.4%の票を得て当選した。政治家同士のしがらみがなく、不正で富を蓄積するようにも見えもない庶民の側に立つ正義の味方として若い世代ほど朴市長を支持した。2012年2月3日で就任100日目を迎えた。
朴市長は東京へ出発した2月8日、ソウル市のホームページに市民への手紙を公開した。出張についても触れている。「これまでの10年は、都市のために人を犠牲にした10年でした。
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2012-2-15 0:00
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共産党の政権交代を前に苛烈極める政治暗闘(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
2月に入ってから重慶市の公安局長だった王立軍氏失脚の報道が続々と出できた。
まるでアニメか何かに出てくる架空の王国の軍隊のような名前だが、今、王氏が直面する状況はアニメマンガより劇的かもしれない。ネットには、王氏が暗殺を恐れて老婆に扮し成都の米総領事館に逃げ込んだ、といった映画さながらの噂も流れている。王氏が総領事館に来たことは、総領事館が確認しているので事実だ。どうやら、今年秋の政権交代を前に、政治の暗闘は苛烈を極めているようである。
公安畑一筋の「東北の虎」
王氏は、薄煕来・重慶市共産党委員会書記の懐刀として、「打黒」(マフィア・汚職撲滅運動)で剛腕をふるった人物だ。薄煕来氏については、このコラムでも以前取り上げたので参照していただきたい。
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2012-2-14 0:00
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オバマ、グリーン産業育成に四苦八苦(記者の眼)
「仏の顔も3度まで」というが、相手が政敵なら厳しく批判するのは当然のことだろう。
1月26日、米国のリチウムイオン電池メーカー、エナワン(Ener1)が米連邦破産法11条の適用を申請したと発表した。同社は電気自動車(EV)向け電池を生産しており、子会社のエナデルが米エネルギー省から1億1850万ドルの資金援助を受けていた。
金融危機の発生後、バラク・オバマ政権は米国の再生可能エネルギー産業を強化するために、10年間で1500億ドルもの大金を投ずることを決めた。新興の環境関連企業だけでなく、電気自動車を開発・生産するフォード・モーターや日産自動車など、国内で操業する内外の大手企業も対象に、補助金や融資保証を与えている。
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2012-2-14 0:00
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「友達の価値」をテコに上場へ進むフェイスブック(The Economist)
米フェイスブックの創業者でCEO(最高経営責任者)を務めるマーク・ザッカーバーグ氏は、「ソーシャルグラフ」の概念を何年も前から口にしてきた。ソーシャルグラフとは、人々が持つ友達とのつながりや、関心を抱いているすべての物事との関係をマッピングした相関図だ。フェイスブックは何億人もの人々に、自分の行動や心の奥の考え通俗的な考えであろうと深遠な考えであろうとオンライン上で公開するよう訴えた。そして、世界のソーシャルグラフの一部をコンピューター上にマッピングすることに、事実上成功した。
米国の風刺新聞『オニオン』によると、これはすべて米中央情報局(CIA)の陰謀なのだという。
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2012-2-13 0:00
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日本でカジノは儲かるか(熊野信一郎のクロス・ボーダー)
日本国内でカジノ解禁に向けた動きが目立ってきている。カジノ誘致による雇用や税収面への波及効果に関心を示す地方自治体は多く、与野党で関連法案の準備が進んでいる。震災の復興財源としての期待も高い。
アジアの状況を見れば、すがりたくなる心情は理解できる。米ラスベガスを抜き世界一の規模となったマカオでは2011年、カジノ収入が前年比42%増の約2兆6000億円に達した。2010年に解禁したシンガポールでは、カジノと周辺施設が起爆剤となり、2011年のチャンギ空港の旅客数が前年に比べ10.7%増えた。
アジアでは後発の日本
シンガポール、セントーサ島のカジノはユニバーサル・スタジオと隣接している
ただ、カジノが「打ち出の小槌」となるのは、国際競争に勝った時のみである。
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2012-2-13 0:00
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パーティー好きが泣いて喜ぶ「Eventup」(アメリカから見る未来)
今月7日に始まったばかりのウェブサービス、Eventup(イベントアップ)がなかなか話題を集めている。ロサンゼルスのサンタモニカを拠点とするスタートアップが始めたこのサービスは、個人間のイベントスペースの貸し借りを繋ぐウェブサービスを行っている。
今まで結婚式、誕生日会、会社主催のパーティーなど、何かとイベント会場選びで悩んだ経験のある人は多いのではないだろうか。レストランや企業向けのイベントスペースが真っ先に思い浮かぶが、会場の情報は断片的なことが多く、大小様々な種類の会場を網羅するサイトはなかった。またユニークなイベントを催したいと思っても、自力ではありきたりなところしか探せないという問題もある。
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2012-2-13 0:00
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だれが中国人の都市生活を支えるのか(肖敏捷の中国観〜複眼で斬る最新ニュース)
この頃、中国に関する明るい話があまりない。フリー・ジャーナリストの友人が指摘した通り、最近の経済誌などに掲載されている中国特集では、世界の工場を代表する東莞(とうかん)や中小企業のメッカである温州の倒産・工場閉鎖、北京や上海の不動産バブル崩壊といった記事が必ず登場してくる。また、新聞では、「中国減速などの影響で減益」や「脱中国依存」などの見出しが躍っている。欧州債務危機で中国経済も減速しているのを受け、金利や預金準備率の引き下げなど、中国が金融緩和や景気対策を実施するのかどうか、エコノミストたちがその予想で腕を競い合っている。
世界第2位の経済大国の景気動向に目を配る必要があることはいうまでもないが、こういう循環的な要因ばかりに目を奪われてしまうと、中国を見る視野も当然狭くなってくる。
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2012-2-13 0:00
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米国最高のコンテンツ「スーパーボウル」の経済学(Tech MomのNew Wave from Silicon Valley)
2月5日日曜日の夕方。全米の街中は、週末にもかかわらずガラガラとなった。米国の国民的行事、プロフットボールリーグNFLの王者決定戦「スーパーボウル」が、インディアナポリスで行われたためだ。
対戦したのは、ボストン近郊に本拠地を構えるニューイングランド・ペイトリオッツとニューヨーク・ジャイアンツ。4年前のスーパーボウルと同じ顔合わせとなった。この時は、勝てば無敗でシーズンを終える「パーフェクトシーズン」の偉業を成し遂げることになったペイトリオッツを、ジャイアンツが土壇場で逆転して破るという大番狂わせの結果になった。
4年前と同じくニューイングランド・ペイトリオッツ(青ジャージ)とニューヨーク・ジャイアンツが顔合わせた今年のスーパーボウル
今回の試合も、前回と同様に最後まで勝敗の行方が分からないシーソーゲームの様相。
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2012-2-10 0:00
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今や「ユーロ」は第1次大戦後の「金」と同じ(英国人投資家クレム・チェンバースの世界経済斜め読み)
父がコモディティー・トレーダーだったことから幼少の頃より投資に関心を持ち、投資に身を投じたという筆者。18歳以降はコンピューターゲームやオンラインゲームの開発に集中していたが、最近は英BBCや米CNBCのビジネスニュース番組に登場したり、英紙「がーディアン」、米「フォーブス(電子版)」、中東最大の英字新聞「ガルフ・ニューズ」などに経済コラムを寄稿。大胆に世界経済の今を斬り、独自の視点で現在の情勢と今後の行方を分析することで知られる。
第1回となる今回は、「ユーロはいわば第1次大戦後の金本位制だ」と断じる同氏から見るユーロ危機の解決策と、たとえ欧州危機を回避できても、世界経済が向かうインフレ時代突入のシナリオを披露してもらう。
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2012-2-10 0:00
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中国−−今こそ住宅課税を導入する時(The Economist)
中国の経済はあまりにも巨大で、世界経済における重要性も極めて大きい。そのため我々は、中国の不動産市場がまだ発展途上にあるという事実を忘れがちだ。20年前、都市部の住民の大半は、勤務先である国有企業があてがうみすぼらしい住居に暮らしていた。やがて、マイホームの建築ブームが到来。それ以来、「持ち家」に対する中国人の熱狂は冷めることを知らない。だが最近の不動産市場は安定を欠き、住宅価格は多くの大都市で下落し続けている。
住宅価格の下落は、中国の地方政府に大きな影響を与えている。地方政府の公共支出は国全体の5分の4以上を占める。一方、税収は全体の半分しかない。地方政府はこのギャップを埋めるため、農村部の住民から土地を収用し、不動産開発業者に叩き売りしている。
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2012-2-9 0:00
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改めて考える「チャイナリスク」(加藤嘉一の「脱中国論」現代中国を読み解く56のテーゼ)
『脱中国論』も残すところあと4回となった。限られた時間とページ数のなかで何を語ったらよいのか、悩みに悩んだ。筆者はテクニカルな問題を要領よく考え、分かりやすく伝えるのが苦手だし、あまり好きではない。それよりも、比較的マクロで大きな課題を、自らの体験を通じて考察し、発信していくのが好きだ。
これからの4回は、基本に立ち返って、以下の4つのテーマを、読者の皆さんと「今一度考える」作業をしたい。チャイナリスク、中国共産党との付き合い方、中国ビジネスにおける「留学」の必要性と意義、中国人との付き合い方だ。この4つは中国人と付き合う際に、中国社会を理解しようとする際に、そして中国でビジネスをする際に、おそらく死活的に重要である。
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2012-2-8 0:00
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ユーロ圏を覆う奇妙な小康(Money Globe from London)
意外なことに、ユーロ危機に揺れているはずの欧州経済が、金融市場の動向も実体経済も、予想より良好な状況にある。昨年12月8日に、欧州中央銀行(ECB)が3年間の長期資金供給策を無制限に行うことと、オペの適格担保を拡大するという決定をして以降、欧州周辺国の債務危機問題は小康を得ている。年明け後は大手格付け会社が、ユーロ圏諸国の多くの国債格付けを引き下げるなど悪材料が出たにもかかわらず、スペインやイタリアの国債入札は順調で、ドイツなどの中心国と周辺国の国債利回り格差の拡大傾向は、イタリアやスペイン、アイルランドなどについては歯止めがかかっている。
また、金融機関の資金調達に対するリスクプレミアムも、依然として高水準ながらもピークからは低下し始めている。
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2012-2-8 0:00
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日台関係に影響しかねない「Makiyo泥酔事件」(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
普通ならあまり気にもとめない芸能ニュースなのだが、時期が時期なので紹介したいと思う。
台湾で活躍する日台ハーフの女性タレントMakiyoこと川島茉樹代さんとその友人たちが2月3日の深夜、泥酔状態で台北市内でタクシーに乗ったところ、運転手から後部座席もシートベルトを締めるように注意された。だが、これを聞くどころか、逆に態度が悪いとして反発。運転手にシートベルトを締めないのなら降りてくれ、と言われて、腹を立てた友人男性は運転手に殴る蹴るの暴行を働いた。
運転手はくも膜下出血、肋骨骨折などで意識不明の重体となった。川島さんたちは、倒れた運転手をそのまま放置し、別のタクシーを拾いホテルに帰った。
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2012-2-8 0:00
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沖縄海兵隊のグアム先行移転がもたらす3つの問題(ニュースを斬る)
米Bloomberg Businesswek誌が2月3日、米国防総省の決定を報じた沖縄に駐留する海兵隊を、普天間基地の移転を待つことなく、グアムへ先行移設する。「在沖海兵隊のうち4500人をグアムに移転する。4000人をオーストラリア、フィリピン、ハワイへとローテートする」。
米国防総省も、この報道の内容を大筋で認めた。2006年の日米合意は遵守しつつ、「日米両政府は柔軟性を持って緊密に意見交換をしている」という。その後、日本政府も、米国防総省の発言に沿った発表をした。今回の移転の詳細は、2月初旬にワシントンで開催される日米審議官級協議の後に発表されることになろう。
2006年の日米合意は維持されるのか?
2006年の日米合意(再編実施のためのロードマップ)は、1)普天間基地を辺野古へ移転した後、2)米海兵隊8000人をグアムに移す。
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