党大会で大統領候補を決める−−米共和党内でこんな意見が台頭し始めている。本命であるロムニー候補がなかなか指名を獲得できない状態が続いているからだ。フォードとレーガンが党大会で指名を争った「1976年」が再来するかもしれない。

「日系企業は中国で後塵を拝している。このままでは人は辞め、幹部は育たず、現地の総経理だけが地団太を踏むことになる」。インテリジェンス中国の金鋭総経理が語る、中国に進出した日系企業が勝てない理由と、生き残りの「処方箋」とは。

中国のインターネット業界が大転換期を迎えている。動画サイトの首位「優酷（ヨウクゥ）」と2位の「土豆網（ドゥドゥワン）」は3月12日、2012年第3四半期にも合併すると発表した。ネット通販サイトの分野でも熾烈な競争が続いている。

消費市場として急成長を続ける中国で苦戦する日本企業は少なくない。そんな中、良品計画は「MUJI」ブランドで中国に38店の店舗網を展開し、同国の消費者に認知されている。同社の松井忠三会長に中国市場を開拓する上での要諦を聞く。

中国には“城管”と呼ばれて人々から忌み嫌われ、敬遠される人々がいる。“城管”とは本来、都市管理のため行政的な法律の執行、即ち各種の法的取り締まりを行う機関である。

欧州債務危機の陰でドイツ経済が絶好調であることは意外と知られていない。2011年の成長率は3％で、EU主要国の中で最高の水準である。その原動力は輸出だ。前年比で11.4％増えて、過去最高の1兆601億ユーロに達した。

習近平・中国国家副主席の訪米を改めて評価する。両国とも「儀礼的な訪問としては成功」と評価している。米国は、中国による市場開放の前進という、期待以上の実質的成果を得た。

韓国のチェジュ島で、海軍基地の建設が進んでいる。反対派の住民は「日本の沖縄のようになってしますのでは？」と懸念している。米艦船も停泊する予定だ。天然記念物と絶滅の危機にある動植物への影響も心配の種だ。

重慶市党委書記、薄熙来が解任された。解任の前日、温家宝首相は「文革のような悲劇が繰り返される可能性がある」として重慶市政を非難した。これこそが薄熙来解任の理由である。薄熙来解任を党内の権力抗争に結びつける見方は正しくない。

革新的商品を次々に投入し、2月には時価総額が5000億ドルに達した米アップル。製品開発では、英国人のデザイン担当上級副社長、ジョナサン・アイブ氏の存在が大きい。故スティーブ・ジョブズ氏の信頼を得て活躍してきたが、問われるのは今後だ。