インドの地方都市を回るシリーズ。今回はグジャラート州にある人口550万人のアーメダバードを訪れた。市内や近郊では、商業施設やマンション開発が進む。ただドライ州であるため飲酒できる場所が限られるという。

スマホの設計特許を巡るアップルとサムスンの訴訟の1つでアップルが勝訴した。サムスンをはじめとする、アンドロイド端末メーカーにとっては痛手だ。だが長期的には、この結果が他社の技術革新を促し、アップルを追い込む可能性もある。

中国鉄道部の部長として君臨した劉志軍を取り上げる。鉄道部や人民解放軍の幹部の婿に収まることで出世の階段を駆け上った。しかし、運が尽きて失脚。今、在任中の紀律違反と、昨年起きた鉄道追突事故の責任者として処罰されようとしている。

フィリピンの国民は大半が英語を操り、工学系人材を年間30万人輩出する。人口構成は極めて若いものの、国内に働き口が少なく、多くは仕事に飢えている。「内向き志向」「理系離れ」が叫ばれる日本の急所を補う豊富な労働市場を有する。

李明博大統領による竹島上陸は、大統領と側近たちの「判断ミス」で始まった。その背後には「日本はもう大国ではない」という日本軽視がある。韓国政府内で「中国派」が台頭し、「日本派」は主流の座から追い払われている。

矢野莉恵さんを紹介する。大手商社に務めた後、ハーバード大でMBAを取得した。ニューヨークで勤務する中、トップを目指して世界中から戦いに来ているパワフルな仲間に影響を受け、退社し、自費で進学した。

人口規模に応じて4つに分かれているインドの都市。代表となる街を訪れて、その特徴や市場開拓のポイントなどを考えていく。まず、初回はデリーとムンバイという、国家を代表とするメガシティだ。

世界の食糧危機打開策の1つは物流改革にある。パナマ運河拡張を機に、アジアへの供給拡大が見込める南米。需要地・中国にも高度な物流インフラ整備の機運が高まる。物流工程に無駄を抱える日本も、変革を迫られる。

日本通で知られるリチャード・アーミテージ元米国務副長官とジョセフ・ナイ ハーバード大学特別功労教授らが、日米関係関する報告書を発表した。提言の中で、最も論争を引き起こすのは、原子力に関するものだろう。

ユーロ圏が存続可能か否かは、異論のあるところだ。しかし、その崩壊が不可避ならば、先送りしてもコストが膨らむだけだ。ドイツとECBが選択した道は、EUの存続を危機に陥れかねない。