中国に「100円ショップのふるさと」と呼ばれる街がある。地方政府が卸売市場を作り賑わった。2007年に訪れた時には、集まったバイヤーの人数と商談の熱気に気圧された。今年、再び訪れてみると…

「薄嫌い」。これは筆者が、去る9月22日に無期懲役の判決を受けた“薄煕来（はくきらい）”に掛けたダジャレであり、2008年頃から講演会などで公言してきた言葉である。

我々は「ジハード主義テロとの戦いに勝利した」という認識を改める必要がある。アルカイダの中枢は、西側軍隊のアフガン撤退を睨み、東部へ戻りつつある。アラブの春の結果が理想と乖離していたことがアルカイダに未曾有の好機を与えた。

私は常々、ムスリムと古き良き日本人は似ていると思っていました。私が出会ったムスリムたちは勤勉で嘘をつかず、清潔好きです。だからこそ、イスラム圏ではNHKのドラマ「おしん」が人気なのかもしれません。

朴槿恵大統領を当選に導いた決定的公約65歳以上の老人に毎月20万ウォン（約1.9万円）の基礎老齢年金を支給するが果たされないことになりそうだ。就任後1年も経たないうちに、最も核心的な公約を不履行にすることになる。

ソイ＆ワールドは2010年設立の食品ベンチャーだ。今年10月から、主力商品である大豆ペースト「MotherSoya」をイスラム圏のブルネイで製造し始める。「無添加」の製造技法を確立していたことが、偶然、イスラムにおける「ハラール」に結び着いた。

日本企業にとってイスラム金融が持つ意味は大きいです。イスラム金融と通常の金融の両方に対応できないと、オイルマネーのジャパンパッシングが起きかねない。普通の金融で行う案件でも（発注元から）声がかからなくなる可能性があります。

中国では「看病難、看病貴（診療を受けるのは難しく、受けられても医療費が高い）」と言われて久しい。良質な医療サービスが不足しているため、医療機関に患者は長蛇の列を成す。診療受付にはダフ屋がはびこり、暴利を得ている。

サラムワールドが開発を進めるのは、言わばムスリム（イスラム教徒）専用のSNS（交流サイト）。イスラム版のフェイスブックとでも言うべきサービスだ。現在、世界のイスラム国でベータテストなどを実施中である。

マレーシアが、全世界に16億人居ると言われるイスラム教徒向けの金融スキーム作りで、主導権を握ろうとしている。人材育成や格付け機関、コンサルティング会社の設立まで、政府主導でイスラム金融のリーディングポジションを目指す。