総務省によりますと、8月の全国の完全失業率は2.7％で、前の月と変わらず横ばいでした。

9月28日の外国為替市場では、アメリカで金融引き締めが長期化するとの見方などから、日米の金利差の拡大が意識されて円安が進み、円相場は、1ドル＝149円台半ばでの取り引きが続きました。

山形県の酒田港を出航して、日本海などでスルメイカ漁を行う中型いか釣り船が港に戻り、スルメイカが水揚げされました。漁協などによりますと、去年に比べて不漁となっていて、去年より高値で取り引きされる見込みだということです。

ことしも新米の季節がやってきました。各地で収穫されたコメの出荷が始まっています。ただ異常気象ともいえる暑さの影響で、各地で品質の低下が懸念される事態となっています。そんな中、コメの一大産地である新潟で、暑さに強い“新たな”コシヒカリが誕生しました。おいしさはそのままに、品質の高いコメを作るための武器を兼ね備えていました。

先週、海外の投資家が日本の株式を売った額は買った額を9100億円余り上回り、3週連続で売り越しとなりました。アメリカの金融引き締めが長期化するという見方が広がったことなどが背景にあるとみられます。

国内の主な自動車メーカーの8月の販売台数は、中国での減少が目立ち、EV＝電気自動車の急速な普及に日系メーカーがどのように戦略を立てるかが課題となっています。

経営危機に陥っている中国の不動産大手「恒大グループ」の株式の売買について、香港証券取引所は28日、一時的に停止したと発表しました。取り引き停止の理由は明らかにされていません。

28日の東京株式市場、日経平均株価は、一時、600円以上、値下がりしています。アメリカで金融引き締めが長期化するとの見方から、景気の先行きに対する警戒感が強まり、ハイテク関連の銘柄など幅広い銘柄に売り注文が出ています。

28日の債券市場では、アメリカの長期金利が上昇したことを受けて、日本の国債を売る動きが強まり、長期金利は0.75％まで上昇して、10年ぶりの高い水準となりました。国債は、売られると価格が下がって、金利が上昇するという関係にあります。

J−POPなどの海賊版をダウンロードできるよう利用者を誘導する「リーチサイト」によって著作権が侵害されているとして、日本レコード協会がサイト運営者の特定など法的措置に乗り出したことがわかりました。