アメリカのIT大手、グーグルを傘下に置く持ち株会社のアルファベットは25日、ことし4月から先月までの3か月間の決算を発表しました。

今年度の最低賃金の引き上げについて、厚生労働省の審議会で26日から大詰めの議論が行われます。物価上昇が続く中、大幅な賃上げが行われた春闘の流れを引き継ぎ、全国平均で初めて時給1000円を超える引き上げの目安が示されるかが焦点です。

内閣府は、財政の健全性を示す指標の一つ、「基礎的財政収支」の最新の試算をまとめ、高めの成長を前提にしたケースでも政府が黒字化の目標としている2025年度には1兆3000億円程度の赤字となる見込みです。

トヨタ自動車は、物流のひっ迫を受けて、部品の輸送を委託する会社に支払う代金を引き上げる方針を明らかにしました。来年4月にトラックドライバーの時間外労働の規制が強化されたあとも賃金水準を維持することが目的だとしています。

大手デパートそごう・西武の労働組合は、組合員による投票の結果、賛成が93.9％にのぼり、ストライキ権が確立されたと発表しました。そごう・西武をめぐっては親会社のセブン＆アイ・ホールディングスが投資ファンドへの売却を決めたことに対して組合側が雇用の維持などへの懸念を示していて、ストライキ権の行使も視野に経営側と協議を行うとしています。

中国市場で日系自動車メーカーの販売が減少する中、トヨタ自動車の中国法人は、現地の合弁会社の工場で働く契約社員、およそ1000人について、最近の生産状況に対応するため期間終了前に契約を打ち切ったと明らかにしました。

中古車販売会社の「ビッグモーター」は、保険金の不正請求問題で兼重宏行社長が25日午前11時から記者会見を開くと発表しました。不正が組織ぐるみで行われていたかどうかや、経営責任についてどのような説明を行うのか注目されます。

24日のシカゴ商品取引所では、ウクライナ南部オデーサ州のドナウ川沿いの港がロシア軍に攻撃されたことを受けて、国際的な小麦の先物価格が急騰しました。

ビッグモーターによる保険金の不正請求問題で、損害保険大手の「損害保険ジャパン」が2011年以降に合わせて37人をビッグモーターに出向させていたことがわかりました。会社は、出向者は不正を知らなかったと説明していますが、事実関係を改めて確認するため外部の弁護士による調査を行う方針です。

アメリカのソーシャルメディア大手、ツイッターは、象徴だった青い鳥のロゴを廃止し、ブランドを運営会社の名前にちなんで「X」に正式に変更しました。