自動車の生産台数で世界一になったトヨタ自動車の入社式が愛知県豊田市で行われ、渡辺捷昭社長は「経営の環境はわずか数か月で一変している」と訓示し、安定志向を戒めました。

新年度がスタートした１日、去年民営化された「日本郵政」グループでは、民営化後初めてとなる新入社員を迎える入社式が行われました。持ち株会社の「日本郵政」のほか、傘下の「郵便事業会社」「郵便局会社」「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」で入社式が行われ、およそ４１００人が民営化後の１期生として社会人の第一歩を踏み出しました。

新年度がスタートした１日、去年民営化された「日本郵政」グループでは、民営化後初めてとなる新入社員を迎える入社式が行われました。持ち株会社の「日本郵政」のほか、傘下の「郵便事業会社」「郵便局会社」「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」で入社式が行われ、およそ４１００人が民営化後の１期生として社会人の第一歩を踏み出しました。

政府の経済財政諮問会議の民間議員は、個人型の「確定拠出年金」に新たに６０歳以上の勤労者などの加入を認めるなど家計の資産作りへの支援を行うことで、老後の備えの充実とともに、サブプライムローン問題の影響で低迷する日本の株式市場の安定も図るよう提案することになりました。

日銀が１日発表した短観・企業短期経済観測調査によりますと、企業の景気判断は、大企業の製造業を中心に大幅に悪化し、原材料価格の高騰や急速な円高ドル安などを背景に企業の間で景気に悲観的な見方が一段と強まっていることがわかりました。

中小企業の設備投資額は、平成１９年度には、原材料価格の高騰や、建築基準法の改正に伴う工場建設の減少などで、５年ぶりに減少したという調査結果がまとまりました。

ガソリン税などの暫定税率が、３１日で期限切れとなったことを受けて、石油元売り会社の製油所から１日未明、暫定税率がかかっていないガソリンを積んだ第１便が、各地のガソリンスタンドに届けられました。

ガソリン税などの暫定税率が、３１日で期限切れとなったことを受けて、石油元売り会社の製油所から１日未明、暫定税率がかかっていないガソリンを積んだ第１便が、各地のガソリンスタンドに届けられました。

原油や穀物などの原材料価格の高騰を背景に、４月から牛乳やしょうゆなどの生活に身近な食品のほか、電気や都市ガスの料金、それに国内線の航空運賃が相次いで値上げされ、生活への負担がさらに増えることになりそうです。

ガソリン税などの暫定税率は３１日で期限切れとなりましたが、全国のガソリンスタンドでは、３月中に仕入れたガソリンが残る間は、多くが値下げをしないものとみられています。しかし、赤字を覚悟で値下げをする所もあり、実際の店頭での小売価格の設定や値下げの実施時期は当面はガソリンスタンドによって差が出る状態が続きそうです。