Ｇ７＝先進７か国の財務相・中央銀行総裁会議が日本時間の１２日午前３時すぎからワシントンで始まり、サブプライムローン問題の長期化によって景気後退の懸念が強まるアメリカ経済の動向をはじめ、金融市場の安定に各国がどのように協調して取り組むかを焦点に議論が行われています。

イギリスの投資ファンドが電力会社の「電源開発」の株式を２０％まで買い増すことの是非を判断するため、政府は１１日、有識者で作る審議会の特別部会を初めて開き、ファンド側から株式を買い増す目的などについて意見を聞きました。

企業の間で取り引きされる「モノ」の価格の動きを示す先月の企業物価指数は、原材料価格の高騰を受けて上昇幅が一段と拡大し、前の年の同じ月に比べて３．９％の上昇となり、昭和５６年以来２７年ぶりの高い伸びとなりました。

Ｇ７＝先進７か国財務相・中央銀行総裁会議に出席するためワシントンを訪れている日銀の白川総裁は、日本の金融危機の経験をもとに国際金融市場の安定に向けた議論に貢献したいという考えを示しました。

カジュアル衣料品チェーンの「ユニクロ」を展開する「ファーストリテイリング」のことし２月までの中間決算は、冬物の下着やセーターの販売が好調だったことなどから増収増益となりました。

全国の銀行が昨年度、企業などに貸し出した金額は２年連続で増えましたが、サブプライムローン問題の影響で、企業買収や合併に関連した貸し出しが減ったことなどから、伸びは小幅にとどまりました。

日銀の白川総裁は、就任後、初めての仕事となるＧ７・先進７か国の財務相中央銀行総裁会議に出席するため１０日、ワシントンに到着しました。

国内の医薬品市場の低迷が続くなか、国内最大の製薬メーカー武田薬品工業は、がんの治療薬などの分野に強みを持つアメリカの医薬品メーカーをおよそ８９００億円で買収し、新薬を開発する能力を強化することになりました。

９日のニューヨーク市場で原油の先物価格が史上最高値を更新した流れを受けて、東京市場でも中東産原油の先物価格が値上がりし、１０日の終わり値は１キロリットルあたり６万５０５０円で、終わり値としての史上最高値を更新しました。

９日のニューヨーク市場で原油の先物価格が史上最高値を更新した流れを受けて、東京市場でも中東産原油の先物価格が、一時、１キロリットルあたり６万５２７０円まで値上がりし、史上最高値を更新しました。