貸金業法の改正によって、２年後をメドに貸し出し金利の上限が引き下げられることを受けて、消費者金融大手各社は、当面、貸し出しの際の審査を厳しくする方針で、今後も貸し出し残高が大幅に減少する見通しであることがわかりました。

トヨタ自動車のことし３月期の決算は、売上高、営業利益ともに過去最高となりましたが、来年３月までの今期については、円高や原材料価格高騰の影響で、９年ぶりに利益が大幅に減少する見通しになりました。

日本を訪れている中国の胡錦涛国家主席は、日中の友好団体の代表らが主催した歓迎会に出席し、経済協力の推進に加え、文化面など幅広い分野でも、両国共通の利益を拡大する「戦略的互恵関係」を深めていく考えを示しました。

北京オリンピック前の就航に向けて検討が進められてきた羽田空港と北京の市街地に近い空港を結ぶ航空便について、日中両政府は、中国側の準備が進まないことから、オリンピック前の就航を断念し、年内の運航を目指して協議を進めることになりました。

新興国の経済成長などで世界的に食料がひっ迫している状況を踏まえ、政府の有識者会議は、７日、農作物の国内生産の拡大や穀物の備蓄など食料の安全保障対策を急ぐべきだとする報告書を取りまとめ、福田総理大臣に提出しました。

「マイクロソフト」のビル・ゲイツ会長が、東京で記者会見し、インターネット検索大手「ヤフー」の買収を断念したことを受け、当面は単独でインターネット事業の強化を進める考えを示しました。

日本を訪れている中国の胡錦涛国家主席は、日本の経済界の代表らが主催した歓迎昼食会に出席し、省エネと環境保護の分野で日本と中国の企業が協力関係を深め、新たな経済成長につなげていくことに強い期待感を示しました。

原材料価格の高騰を受けて食品などの値上げが相次ぐなか、外食チェーンの間では、コストの削減でメニューの価格を引き下げるなど、あえて低価格路線で売り上げを伸ばそうという動きが出ています。

ニューヨーク原油市場は、供給不足への懸念を背景にした投機的な買い注文が続き、原油の先物価格は一時、１バレル・１２２ドル後半まで値上がりし、前日に続いて史上最高値を更新しました。

世界最大のコンピューターソフトメーカー「マイクロソフト」が、インターネット検索大手の「ヤフー」の買収を断念したことを受けて週明け５日のニューヨーク株式市場では、ヤフーの株価が一時２０％近く下落し、ヤフーの経営陣は、新たな成長戦略を打ち出す必要に迫られています。