ワシントンで開かれていたＧ７・先進７か国の財務相・中央銀行総裁会議が終了し、共同声明では世界経済の先行きについて、「ことし終盤に向けて回復が始まるものとみられる」として、金融危機が本格化して以降初めて世界経済の具体的な回復の見通しに言及しました。

アメリカの大手銀行「シティグループ」傘下の「日興コーディアル証券」の売却をめぐり、入札で最も高い価格を提示した「三井住友フィナンシャルグループ」が、優先的な交渉権を得たことがわかり、今後シティ側と詰めの交渉を進めることになりました。

ワシントンで開かれるＧ７・先進７か国の財務相・中央銀行総裁会議を前に、与謝野財務・経済財政担当大臣は、アメリカのガイトナー財務長官と会談し、世界経済の回復に向けて日米が緊密に連携していくことで一致しました。

大手商社の三井物産とインドネシアの企業グループとの間で、５００億円を超える架空の取り引きが行われていたことがわかりました。

二階経済産業大臣は２４日の閣議後の記者会見で、中国政府が中国の国内で生産、販売されるＩＴ製品を対象に、重要なソフトウェアの情報を強制的に開示させる新たな制度を実施する方針を示していることについて、一方的に制度を実施することがないよう要請する考えを明らかにしました。

経営危機に陥っているアメリカの大手自動車メーカー、ＧＭ＝ゼネラル・モーターズは、深刻な自動車販売の不振に対応するため、アメリカとメキシコにある１３の工場を対象に、今月末から最大でおよそ３か月間操業を休止することになりました。

経営危機に陥っているアメリカの大手自動車メーカー、クライスラーと提携交渉を続けているイタリアのフィアットは、交渉にあたって、クライスラーの買収も含めた包括的な提携の検討を進めていることを明らかにしました。

経営危機に陥っているアメリカの大手自動車メーカー、クライスラーと提携交渉を続けているイタリアのフィアットが、ＧＭ＝ゼネラル・モーターズのドイツの子会社、オペルの買収も検討していることが明らかになりました。

「ａｕ」ブランドの携帯電話を手がける「ＫＤＤＩ」は、消費の低迷などの影響で、昨年度の携帯電話の販売台数が前の年に比べて３０％以上減少し、過去最大の落ち込みとなりました。

主な自動車メーカー８社が先月国内で生産した自動車の台数は、前の年の同じ月を５０％近く下回って３月としては過去最大の減少率となり、依然として生産の深刻な落ち込みが続いています。