ヨーロッパ最後の巨大な自動車市場といわれるロシアで、日産自動車は、市場の潜在力を見込んで現地生産に乗り出しました。

連邦破産法の適用を申請したＧＭ＝ゼネラル・モーターズの日本法人のリック・ブラウン社長は、２日、ＮＨＫの取材に応じ、トヨタ自動車やいすゞ自動車などとの提携関係は今後も継続していくという見通しを明らかにしました。

与謝野財務・経済財政担当大臣は、閣議後の記者会見で、４月以降に生産が回復し始めていることから、景気は１月から３月に底を打ち、来年春ごろまでに回復軌道に乗っていくという見通しを明らかにしました。

ＧＭが連邦破産法１１条の適用を申請したことを受けて、自動車メーカー「スズキ」の鈴木修会長兼社長は２日午前、浜松市内で記者会見し、ＧＭと共同で進めている環境技術の開発については継続する意向を示しました。

ＧＭ＝ゼネラル・モーターズが連邦破産法の適用を申請したことを受けて、ニューヨーク証券取引所は、ＧＭの株式の上場を廃止する方針を決めたほか、代表的な株価指数、「ダウ平均株価」を算出しているダウ・ジョーンズ社は１日、対象となる銘柄からＧＭを除外することを決めました。

ことし１月から３月までのＧＤＰ・国内総生産の伸び率が戦後最悪になったことで、物やサービスの供給能力に対する個人消費や設備投資などの需要不足は、過去最大の４５兆円程度まで拡大したことがわかりました。

ニューヨーク株式市場はＧＭ＝ゼネラル・モーターズが連邦破産法の適用を申請したことで市場の懸念材料がふっしょくされたとの見方や景気回復への期待から平均株価は大幅に上昇しました。終値は先週末より２２１ドル１１セント高い８７２１ドル４４セントでした。

アメリカのオバマ大統領は、最大手の自動車メーカーＧＭ＝ゼネラル・モーターズが連邦破産法１１条の適用を申請したことについてホワイトハウスで声明を発表し、「これは新しいＧＭの始まりだ」と述べＧＭは、競争力のある企業に生まれ変わると強調しました。

経営危機に陥っているアメリカ最大手の自動車メーカーＧＭ＝ゼネラル・モーターズは、１日、日本の民事再生法にあたる連邦破産法１１条の適用を申請したと発表し、経営破たんしました。ＧＭは、今後、裁判所の管理のもとで法的整理に入り、一時、国有化されて、アメリカ政府の主導で経営再建を目指すことになりました。

経営危機に陥っているアメリカ最大手の自動車メーカーＧＭ＝ゼネラル・モーターズは、１日、日本の民事再生法に当たる連邦破産法１１条の適用を申請したと発表し、経営破たんしました。ＧＭは、今後、裁判所の管理のもとで法的整理に入り、設立される新しいＧＭの株式の大半をアメリカ政府が保有します。これによりＧＭは、一時、国有化されて、アメリカ政府の主導で経営再建を目指すことになりました。