直嶋経済産業大臣は、２８日、茨城県つくば市にある経済産業省所管の研究施設を視察し、今年度の補正予算が計上された事業のうち、執行停止にすべきものがないか、検討を急ぐ考えを明らかにしました。

週明けの２８日の東京株式市場は、外国為替市場で円高が進んでいることから、輸出関連銘柄を中心に売り注文が広がり、日経平均株価は、一時、取り引き時間中としては、ことし７月２４日以来、およそ２か月ぶりに１万円を割り込みました。日経平均株価の終値は、先週末の終値より２５６円４６銭安い１万９円５２銭でした。

週明けの２８日の東京株式市場は、外国為替市場で円高が進んでいることから、輸出関連銘柄を中心に売り注文が広がり、日経平均株価は、一時、取り引き時間中としては、ことし７月２４日以来、およそ２か月ぶりに１万円を割り込みました。

週明けの２８日の東京株式市場は、外国為替市場で円高が進んでいることから、輸出関連銘柄を中心に売り注文が広がり、日経平均株価は、一時、取り引き時間中としては、ことし７月２４日以来、およそ２か月ぶりに１万円を割り込みました。

世界銀行のゼーリック総裁が２８日に行う予定の講演で、「ドルが基軸通貨の地位を保障されているとアメリカが思うのはまちがいだ」と発言することがわかり、ドルを基軸とした国際金融体制を堅持したいアメリカ政府と異なる立場を示していることから注目を集めそうです。

景気の悪化で衣料品の価格が大幅に下がり、繊維メーカーの間では、長年主力事業としてきた衣料品に使うポリエステル繊維の国内生産から撤退する動きが相次いでいます。

前原国土交通大臣は２７日、東京都内で記者団に、日本航空の深刻な業績不振には国の特別会計で航空会社にとって採算の合わない空港を全国に整備してきたことも背景にあると指摘し、特別会計を抜本的に見直す考えを明らかにしました。

亀井郵政改革・金融担当大臣は２７日、記者団に対し、景気の悪化に苦しむ中小企業などを対象に借金の返済を３年間程度猶予するとしている支援策について「金利の返済を猶予したほうがよい企業もあると思う」と述べ、元本だけでなく金利の返済の猶予も検討の対象になるという考えを示しました。

アメリカのピッツバーグで開かれていた金融サミットは２５日、２日間の討議を終えて閉幕し、金融規制の強化や新興国の発言権を拡大するなど、新たなルールづくりに踏み込みました。

アメリカのピッツバーグで開かれていた金融サミットは、日本時間の２６日朝に閉幕し、首脳宣言で、世界経済の回復はまだ十分ではないとして、各国が協調して景気対策を継続していくことを確認しました。