深刻な業績不振に陥っている日本航空の再建問題について、前原国土交通大臣と藤井財務大臣は２０日に会談し、日本政策投資銀行など主力の取引銀行が協力に難色を示している日本航空への再建について意見を交わすものとみられます。

日銀の白川総裁は１９日、支店長会議であいさつし、国内の景気は輸出の増加などで持ち直していくものの、海外の金融システムには依然として不安定な部分が残っていることから、引き続き注意が必要だという認識を示しました。

亀井郵政改革・金融担当大臣は１９日、記者会見し、日本郵政の西川善文社長と先週会談して郵政民営化を抜本的に見直す方針を直接伝えたことを明らかにするとともに、西川社長の進退については「本人が判断するだろう」という考えを示しました。

菅副総理兼国家戦略担当大臣は１９日、経済同友会と意見交換し、経済界に懸念が広がっている温室効果ガスを２５％削減する中期目標について「新しい技術の開発や国民のライフスタイルを変えることによって実現できない目標ではない」と述べ、理解を求めました。

一般会計の総額で過去最大の９５兆円余りとなった国の来年度予算案の概算要求を査定する作業が１９日から本格的に始まりますが、景気の悪化で税収が落ち込むなど財源に余裕がないなか、政権公約に掲げた政策の実現に必要な予算も含め、規模の圧縮をどこまで進めることができるかが課題となります。

損害保険大手の「日本興亜損害保険」で、自動車保険の保険金、あわせて７億円余りの支払いが本来の時期より遅れていたことが会社の内部調査で明らかになり、日本興亜はこの調査結果を１９日にも金融庁に報告することになりました。

直嶋経済産業大臣は就任後初めて中東を訪問してＵＡＥ＝アラブ首長国連邦のアブダビでエネルギー担当の閣僚らと会談し、鳩山政権の下、原油の安定確保に向けて両国の関係をより強化していくことで一致しました。

仙谷行政刷新担当大臣は記者団に対し、過去最大の９５兆円余りとなった来年度予算案の概算要求について、行政刷新会議を中心に政権公約の実現に必要な予算以外は厳しく査定して３兆円程度圧縮し、予算規模を９２兆円程度にしたいという考えを示しました。

仙谷行政刷新担当大臣は記者団に対し、過去最大の９５兆円余りとなった国の来年度予算案の概算要求について、行政刷新会議が中心となって政権公約の実現に必要な予算以外は厳しく査定し、予算規模を３兆円程度圧縮したいという考えを示しました。

政府税制調査会は、税制面からも地球温暖化対策を進めるため、二酸化炭素の排出につながるガソリンや軽油などに、いわゆる環境税を導入できるかどうか、近く検討を始める見通しですが、経済界などからは新たな負担に反対する声もあり、今後論議を呼びそうです。