韓国の大韓航空は、１７日からインチョンと成田を結ぶ路線に大型旅客機エアバスＡ３８０を導入し、インチョンから欧米への長距離路線に日本人客を呼び込む足がかりにしたい考えです。

関西電力の節電要請を受けて、関西経済連合会は、企業などに対し、どの程度の節電が可能か緊急調査を行うことになりました。

日産自動車は、資本提携関係にあるフランスのルノーとともに新興国で販売を拡大し、５年後には世界での販売台数を去年の実績より４０％近く増やして年間１０００万台を超える規模を目指すという方針を打ち出すことになりました。

今後の中小企業政策の在り方を検討する有識者による初めての会議が経済産業省で開かれ、出席者からは、原発事故で風評被害を受けている企業から商品を購入した人に対して、ポイントを付与する制度を創設してはどうかなど、東日本大震災からの復興を目指す中小企業への支援策について多くの意見が出されました。

東日本大震災からおよそ３か月がたち、これまでに支払われた地震保険の保険金は、阪神・淡路大震災の１２倍の９７００億円余りに上っていることが分かりました。

先月、日本を訪れた外国人旅行者は、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、去年の同じ月に比べておよそ５０％減少し、３か月連続で大幅な減少となりました。

ホンダは、東日本大震災以降減産が続く自動車の生産が、今年度後半には増産に転じる見通しとなったとして、埼玉県と三重県の車の組み立て工場などで、およそ１０００人の期間従業員を新たに採用することになりました。

先月に首都圏で発売された新築マンションの戸数は、東京都内で比較的規模の大きい物件が発売されたことなどから、前の年の同じ月より３．６％増え、３か月ぶりに増加しました。

三菱航空機が開発している、国産としては５０年ぶりの旅客機、ＭＲＪについて、香港の航空機リース会社が５機購入する方針を決めたことが分かりました。機体はインドネシアの航空会社が使用するということです。ＭＲＪはこれまで全日空とアメリカの会社から合わせて１２５機受注していますが、アジアでの受注は初めてです。

大手電機メーカーの「シャープ」は、低価格競争の過熱でテレビ事業の収益が低迷するなか、インターネットの機能を強化することで活路を見いだそうと、ネット対応型のテレビを発売することになりました。