企業年金の運用に失敗して１０００億円を越える損失を出し預かった資金のほとんどを失ったＡＩＪ投資顧問の浅川和彦社長が、２７日、衆議院財務金融委員会に参考人として出席することになり、どのようにして年金資金を失ってしまったのかなど、その発言の内容が注目されます。

原子力発電に代わって火力発電の重要性が増すなか、燃料のＬＮＧ＝液化天然ガスの確保が課題になっています。横浜市鶴見区では、直径が７２メートル、深さが６１．７メートルの世界最大のＬＮＧタンクの建設が公開されました。

鉄道会社では消費電力を抑えるため、車内の照明を蛍光灯からＬＥＤに切り替え、省エネ対策を進めています。

中国をはじめとするアジアの観光客の獲得を目指し、オーストラリア最大手のカンタス航空と、中国の航空大手、中国東方航空は、香港を拠点とする格安航空会社を共同で設立することを発表しました。

日銀が来月２日に発表する短観＝企業短期経済観測調査についての民間の予測がまとまり、歴史的な円高に歯止めがかかり輸出企業の業績改善が見込まれるとして、景気判断は３か月前に比べて良くなるという見方が大半を占めています。

日銀の白川総裁はワシントンで講演し、景気を下支えするための金融緩和策を長期にわたり実施した場合や、短期的な物価上昇率の目標達成に過度に重点を置いた金融政策を実施することの副作用を指摘しました。

ＡＩＪ投資顧問が１０００億円を超える企業年金の資金を失わせた事件で、ＡＩＪは、巨額の損失を隠す一方、報酬や手数料として１００億円前後を得ていたことが関係者への取材で分かりました。証券取引等監視委員会は、高額の報酬を得ようと客にうその勧誘を続けていたとみて、調査を進めています。

世界銀行は任期満了に伴い退任するゼーリック総裁の後任に３人が候補者となったことを明らかにし、アメリカ政府が後押しするダートマス大学のジム・ヨン・キム学長が総裁の座に就くことが確実とみられています。

２３日のニューヨーク原油市場では、欧米諸国の経済制裁によってイランの原油の輸出量が急激に減っていると伝えられたことから、原油先物に買い注文が増え、先物価格は、一時、前日より３ドル近く高い、１バレル＝１０８ドル台まで上昇しました。

大手損保グループ「ＮＫＳＪ」傘下の「損保ジャパン」と「日本興亜」は、経営の効率化を目指して、およそ２年後の平成２６年度上半期に合併すると発表しました。