単一通貨ユーロを導入しているユーロ圏のことし２月の失業率は、１０．８％と、ユーロ導入以来最悪の記録を更新し、厳しい緊縮財政が雇用を一段と悪化させています。

「住友信託銀行」と「中央三井信託銀行」などが合併して１日発足した「三井住友信託銀行」で、システムのプログラムの入力漏れで２日朝から一部のＡＴＭ＝現金自動預け払い機から振り込みができなくなるトラブルがありましたが、午後２時半ごろに解消しました。

国内で、先月、販売された新車の台数は、エコカー補助金の対象となる燃費のよい車を中心に売れ行きが好調だったことから、前の年の同じ月を７０％余り上回る大幅な増加となりました。

郵政民営化のあと、グループの各社が入社式を別々に行ってきた日本郵政グループが初めて合同の入社式を、２日、東京で行いました。

新入社員を、自社が得意とするプラネタリウムで迎えるという大手メーカーの入社式が東京で開かれました。会場では、新入社員全員の顔写真がドームいっぱいに映し出され、参加者は、共に働く仲間の顔を見上げて思いを新たにしている様子でした。

新年度が始まる２日、多くの企業で入社式が開かれ、東京・丸の内の大手銀行では、東日本大震災の被災地出身の新入行員も新たな一歩を踏み出しました。

日銀が２日に発表した短観＝企業短期経済観測調査によりますと、厳しい円高水準が続いていることがなお輸出や生産などに影響し、大企業の製造業の景気判断は去年１２月の調査と同じマイナス４ポイントと横ばいで２期連続のマイナスとなりました。

一定の環境基準を満たした自動車を購入した場合、１台あたり最大で１０万円の補助が受けられる、いわゆるエコカー補助金制度の申請の受け付けが２日から始まります。

新入社員には、常識にとらわれず個性を発揮してもらいたいと、大手デパート「高島屋」では、入社式で初めてスーツの着用を禁止し、７９人の新入社員は、それぞれ自由な服装で社会人のスタートを切りました。

業界の売り上げ低迷が続くなか、大手デパートの「そごう・西武」は、客の多くを占める女性の視点に立った店作りを徹底して行おうと、初めて、社員全員が女性という店舗をスタートさせました。