週明けのアジア各国の株式市場は、ヨーロッパの信用不安への懸念が再び強まり、各国で株価が値下がりしました。週明けのアジアの株式市場は、先週末にスペイン国債の利回りが上昇してユーロ安が進むなど、ヨーロッパの信用不安への懸念が再び強まったことを受け、各国の株価はのきなみ値下がりしました。このうち香港では、幅広い銘柄に売り注文が出て代表的な株価指数は、先週末の終値より２．９％下落しました。また韓国でも１．８％、オーストラリアも１．６％それぞれ下落しました。市場関係者は「ヨーロッパの信用不安の解決の見通しが立たないなか、再びスペイン国債の利回りが高まったことに、アジアの株式市場で不安が広がった」と話しています。

福島県の商工業者の団体は、震災後、原発事故による風評被害で低迷が続く特産品の販売を震災前の水準に戻していこうと、２３日、日本商工会議所を訪れて地域産業の復興に向けた支援を求めました。

経済発展を遂げるインドの中でも成長が著しい西部グジャラート州の首相が日本を訪れ、２３日都内で講演を行い、日本企業専用の工業団地の整備を進めていることなどを説明し、積極的な投資を呼びかけました。

週明けの２３日の東京外国為替市場は、ヨーロッパの信用不安が拡大することへの懸念から、ユーロを売る動きが一気に強まったことから、円相場は、１ユーロ＝９４円台前半まで値上がりし、１１年８か月ぶりの円高水準を更新しました。

ＮＴＴ東日本と大手商社の住友商事は、インターネットで注文された商品を配達する、いわゆる「ネットスーパー」の事業で、高齢者などでも利用しやすいよう、テレビから注文できるサービスを始めることになりました。

週明けの２３日の東京債券市場は、ヨーロッパの信用不安への懸念から、比較的安全だとして日本国債を買う動きが強まり、長期金利は、一時、午後に入って年０．７２％まで低下し、およそ９年ぶりの低い水準を更新しました。

週明けの２３日の東京外国為替市場は、ヨーロッパの信用不安が拡大することへの懸念から、ユーロ売りが進んで、円相場は、一時、１ユーロ＝９４円台後半まで値上がりし、１１年８か月ぶりの円高水準を更新しました。

週明けの２３日の東京債券市場は、ヨーロッパの信用不安への懸念が改めて強まったことから、比較的安全だとして日本国債を買う動きが出て、長期金利は、一時、年０．７３％まで低下し、先週に続いて、９年ぶりの低い水準を更新しました。

厚生年金の支給開始年齢の引き上げなどで６０歳以降の働き方が課題となるなか、半数近くの企業が６０代の社員の人事評価を行っていないなど、６０歳以降も意欲的に働ける環境がまだ整っていないという調査結果がまとまりました。

国内の携帯電話市場では、５年後には人気のスマートフォンがほぼ１人１台の水準にまで普及するという予測を民間の調査会社がまとめました。