ＮＴＴドコモの携帯電話を海外で利用できるサービスで、１３日から一日以上通話やメールがつながりにくくなった通信障害は８万人に影響したとみられ、会社側ではトラブルの原因の特定を急いでいます。

太陽光や風力発電の普及が進む中国内企業の間では、さらに安定して電力を供給できる次世代のエネルギー源として、海流など「海の力」を活用した発電方式の開発が盛んに行われています。

アメリカ商務省がさきほど発表した、アメリカの７月の小売り業の売り上げ高は、前の月に比べて０．８％増加し、市場の予想を上回りました。アメリカの消費の動きを示す小売り業の売り上げは、ことし４月から３か月連続でマイナスが続いていましたが、落ち込みにひとまず歯止めがかかり、この結果を市場がどう受け止めるか注目されます。

単一通貨ユーロを導入するユーロ圏のことし４月から６月までの第２四半期のＧＤＰ＝域内総生産の成長率は、前の四半期に比べてマイナス０．２パーセントとなり、各国で行われている緊縮策などの影響で景気が落ち込んでいる現状が浮き彫りになりました。

ソーシャルゲーム大手の「グリー」のことし６月までの３か月間の決算は、くじ引きで珍しいアイテムをそろえる「コンプリートガチャ」の手法が規制の対象となった影響で、四半期決算としては初めて前の３か月間と比べ、売り上げと営業利益が減少しました。

日本の中小企業が中国に製品を売り込もうという見本市が、北京で開かれ、中国の景気の減速が鮮明となるなかでも、巨大な消費市場に対する日本企業の期待が依然高いことを示しています。

日銀は、先月開いた金融政策決定会合で、金融市場に大量の資金を供給する今の金融緩和策について、委員からの改善が必要だとする指摘を受けて、資金の供給方法を見直したことが分かりました。

ＮＴＴドコモによりますと、ドコモの携帯電話を海外で利用できる、いわゆる「国際ローミングサービス」で通信障害が起き、１３日午後６時すぎから、海外の２２０の国と地域で通話やメールがつながりにくくなっているということです。ＮＴＴドコモは、何らかの理由で通信が集中していることによるトラブルではないかとみて、復旧を急いでいます。一方、国内の通信には、今のところ異常はないということです。このサービスは今月２日も同じような通信障害が起きています。

大手鉄鋼メーカーの新日鉄は、成長が見込まれる新興国での建築用の鋼材事業を強化するため、東南アジアに販路を持つオーストラリアの鉄鋼メーカーと共同で新会社を設立することになりました。

全国で原子力発電所が相次いで停止し、火力発電の発電量が増えるなか、発電による二酸化炭素の排出量は、ことし６月までの１年間で、前の年に比べ１７％も増えたことが分かり、電力各社にとっては二酸化炭素の削減を目指した地球温暖化対策への対応が課題となっています。