ことし最初の取り引きとなる４日の東京株式市場は、アメリカのいわゆる財政の崖の影響が避けられたとして、外国為替市場で円安が進んでいることから輸出関連の銘柄を中心に買い注文が広がって、全面高となり日経平均株価は３００円以上、値上がりして１万７００円台をつけました。

政府から売り渡される輸入小麦の価格が引き上げられたことを受けて、大手の製粉会社が４日から天ぷらやケーキなどに使われる家庭用の小麦粉の出荷価格を引き上げます。

ことしの春闘は企業の経営環境が厳しさを増すなかで、年齢や勤続年数に応じて賃金があがる「定期昇給」を維持できるかが大きな焦点になっています。しかし、労使双方の主張に隔たりが大きく、交渉が難航することも予想されます。

ニューヨーク株式市場は、２日、ことし最初の取り引きが行われ、アメリカのいわゆる財政の崖の影響が避けられたことを受けて幅広い銘柄に買い注文が集まり、ダウ平均株価は去年末に比べて３００ドル以上値上がりしました。

ニューヨーク株式市場は、２日、ことし最初の取り引きが始まり、アメリカのいわゆる財政の崖の影響が避けられたことを受けて、幅広い銘柄に買い注文が集まり、ダウ平均株価は２００ドル以上値上がりして取り引きを始めています。

年明け２日のロンドン外国為替市場では、アメリカのいわゆる財政の崖が避けられたことを背景に円を売ってドルを買う動きが続き、円相場は１ドル＝８７円台前半を中心にした取り引きになっています。

２日のシドニー外国為替市場では、アメリカのいわゆる財政の崖が避けられることになり、円を売ってドルを買う動きが強まって、円相場は一時、１ドル＝８７円３０銭をつけ、およそ２年５か月ぶりに８７円台に値下がりました。

１２月３１日、ＬＴＥに対応した端末で通信障害が起きたＫＤＤＩの「ａｕ」のスマートフォンで、２日未明にもおよそ２時間にわたって通信障害が起き、会社では詳しい原因を調べています。

日本の排他的経済水域である南鳥島近くの海底に、去年、大量のレアアースが存在することが明らかになったことを受け、今月、海底の泥を採取して分析する現地調査が行われることになりました。

民間の調査会社などが予測した来年度・平成２５年度の日本経済は、海外経済の持ち直しによる輸出の増加などによって、プラス成長になる見通しです。