原子力発電所の停止で火力発電用の燃料費の負担が大幅に増加しているとして、関西電力と九州電力は１日から、家庭向けなどの電気料金を、関西電力が平均９．７５％、九州電力が平均６．２３％それぞれ値上げします。

大手電機メーカー「富士通」のことし３月期の決算は、採算が悪化している半導体事業の合理化に伴う費用などが膨らんだことから、最終的な損益が４年ぶりの赤字に転落しました。

ソフトバンクの孫正義社長はＮＨＫのインタビューに対し、アメリカ第３位の携帯電話会社の買収について、今月、アメリカの衛星放送会社が行った買収提案の内容は、こちらの条件を下回っているとして、対抗策を打ち出さなくても計画どおり買収が完了するという認識を改めて強調しました。

大手システム会社「ＮＴＴデータ」が開発したインターネットバンキングのシステムを導入している全国１２０余りの金融機関で、振り込みなどネット上での取り引きがしにくくなる障害がありました。障害はすでに復旧しており、ＮＴＴデータが詳しい原因を調べています。

電力１０社のことし３月期の決算が３０日までに発表され、火力発電の燃料費が大幅に増えたことなどから、東京電力など８社で最終損益が赤字となり、このうち４社は過去最大の赤字額となりました。

週明けの３０日の東京外国為替市場は、アメリカの中央銀行に当たるＦＲＢ＝連邦準備制度理事会が今後も量的緩和を続けるのではないかという見方から、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は１ドル＝９７円台後半に値上がりしました。

ガソリン価格の高騰などで燃費のよい車の人気が高まるなか、昨年度、国内で生産された軽乗用車の台数は、前の年度より２５％増えて、初めて１６０万台を突破し、これまでで最高となりました。

ソフトバンクが買収を決めているアメリカ第３位の携帯電話会社に対し、アメリカの別の衛星放送会社が買収提案をしていることについて、ソフトバンクの孫正義社長は３０日の記者会見で「われわれの条件のほうが上回っている」として、買収金額の積み増しといった対抗策を打ち出さなくても、計画どおり買収が完了するという認識を示しました。

関西電力のことし３月期の決算は、火力発電用の燃料費が大幅に増えたことなどから、２４３４億円の最終赤字となりました。赤字の額は過去最大です。

先月、全国で着工された住宅は、住宅ローン金利が低い水準で推移したことなどから、７か月連続で前の年の同じ月を上回りました。