ヨーロッパ中央銀行は、単一通貨ユーロの金融政策を決める理事会を開き、厳しい状況が続くユーロ圏の経済を下支えするため過去最低の水準になっている政策金利を１０か月ぶりに０．２５％引き下げ、年０．５％とする一段の金融緩和に踏み切ることを決めました。

スリランカを訪れている麻生副総理兼財務大臣は、２日、ラジャパクサ大統領と会談し、内戦終結後、欧米諸国との関係改善を目指すスリランカに対し、日本として支援を続ける考えを伝えました。

２日の東京株式市場は、アメリカの景気回復に慎重な見方が広がり、輸出関連の銘柄を中心に売り注文が出て、株価は値下がりしました。

韓国の流行の最先端、ソウルのカンナム地区に日本の大手外食チェーン「ワタミ」が２日、一号店をオープンさせ、日本食人気を追い風に食品業界の韓国進出が活発化しています。

２日の東京外国為替市場は、ヨーロッパ中央銀行の金融政策の内容を見極めたいとして積極的な取り引きが手控えられ、円相場は小幅な値動きとなっています。市場関係者は、「日本時間の２日夜に開かれる、ヨーロッパ中央銀行の理事会で政策金利の引き下げに踏み切るかどうかを見極めたいという投資家が多い」と話しています。

日銀は、新しい金融緩和策の下で大規模な国債の買い入れを進めた結果、日銀が市場に資金を供給した量は、先月末時点で１５５兆円を超えて、２か月連続で過去最高を更新しました。

参議院予算委員会は、２日、平成２５年度予算案について有識者に意見を聞く公聴会を開き、午前中は３人が意見を述べました。

２日の東京株式市場は、アメリカの景気回復への期待がいくぶん後退したという見方から輸出関連の銘柄に売り注文が出る一方で、値下がりした銘柄を買い戻す動きも出て株価は小幅な値動きとなっています。市場関係者は、「１日に発表されたアメリカの雇用に関する経済指標が市場の予測を下回ったことや、このところ外国為替市場で円高傾向が続いていることから輸出関連の銘柄を中心に売り注文が出ている。その一方で、値下がりした銘柄を買い戻す動きもあり、小幅な値動きとなっている」と話しています。

１日のニューヨーク株式市場は、アメリカの景気回復への期待が後退したことから売り注文が広がり、ダウ平均株価は１３０ドル以上値下がりしました。

日本が、ミャンマーと合意した現地での大規模な工業団地の開発事業について、大手商社３社は、必要な費用など事業化に向けた本格的な調査を、共同で進めることになりました。