アメリカを訪問中の茂木経済産業大臣は、３日、ワシントンで講演し、原子力発電所の安全性をより高めるため、国の原子力規制委員会とは別に、電力会社が中心となって、原発の安全性を検証する新たな組織の設立を検討していく考えを明らかにしました。

３日のニューヨーク株式市場は、この日発表されたアメリカの先月の雇用統計で、就業者数の伸びが市場の予想を上回ったことに加えて、失業率も改善したことから幅広い銘柄に買い注文が広がり、ダウ平均株価は一時、初めて１万５０００ドル台をつけ最高値を更新しました。

日本とＡＳＥＡＮ＝東南アジア諸国連合の財務相・中央銀行総裁による初めての会議が、３日、インドで開かれ、日本の進出企業が現地通貨を調達しやすくするなど金融面の協力を進めることで合意しました。東南アジア地域の好調な経済成長を取り込み、日本経済の再生につなげるねらいがあります。

３日のニューヨーク株式市場は、この日発表されたアメリカの先月の雇用統計で、就業者数の伸びが市場の予想を上回ったことに加えて失業率も改善したことから幅広い銘柄に買い注文が広がり、ダウ平均株価は１万５０００ドル台をつけ最高値を更新しました。

３日のニューヨーク外国為替市場は、この日発表されたアメリカの先月の雇用統計で、就業者数の伸びが市場の予想を上回ったことに加えて、失業率も改善したことからドルを買って円を売る動きが強まり、円相場は発表直後に１ドル＝９９円台前半まで値下がりしました。

アジア開発銀行の年次総会などに出席するため、インドを訪問している麻生副総理兼財務大臣は、３日、ＡＳＥＡＮ＝東南アジア諸国連合との財務相会議に出席しました。一連の会議を通じて日本としては、経済の好調な東南アジア諸国との連携を強め、こうした国々の成長を取り込みたい考えです。

連休初日の３日、東京スカイツリーを訪れた人たちに地元にある商店街にも立ち寄ってもらおうという初めてのツアーが行われました。

大型連休明けの来週、企業の３月期決算の発表が本格化します。８日のトヨタ、９日のソニーなど大手企業の決算で、円安・株高などアベノミクスの効果が、業績にどこまで反映されるかに関心が集まっています。１０日はイギリスでＧ７が開かれ、麻生副総理兼財務大臣と日銀の黒田総裁が初めて出席する予定です。世界経済の安定成長に向け、先進各国がどう協調姿勢を打ち出すのか注目されます。【来週の主な予定】▽８日（水）トヨタ決算発表▽９日（木）景気動向指数、ソニー決算発表▽１０日（金）企業決算発表ピーク、パナソニック決算発表、Ｇ７（先進７か国財務相・中央銀行総裁会議／イギリス）

２日のニューヨーク株式市場は、ヨーロッパ中央銀行が政策金利を引き下げたことに加えてアメリカの景気回復に対する期待が高まったことから幅広い銘柄に買い注文が出て、ダウ平均株価は１３０ドル以上、値上がりしました。

ＪＲ東日本などは、来年４月に予定されている消費税率の引き上げに合わせて、増税分をより正確に反映させるため、首都圏での「Ｓｕｉｃａ」などＩＣカード乗車券の利用者の運賃を、現在の１０円刻みから１円刻みにすることで検討を進めています。