アメリカ政府が輸出の拡大に際立った貢献をした企業を表彰する伝統の賞が、日本人が経営する医療機器の製造会社に贈られ、２０日、ワシントンで授賞式が行われました。

アメリカのＩＴ企業、ヤフーは、２０日、急成長する新興の企業タンブラーを、日本円でおよそ１１００億円で買収すると発表しました。

「資生堂」の元社長で、東京商工会議所の副会頭を務めた、池田守男特別顧問が、腎臓がんのため、都内の病院で亡くなりました。７６歳でした。

経団連の米倉会長は、原子力政策に関する提言などに反映させるため、来月６日に東京電力福島第一原子力発電所を視察することを明らかにしました。

日産自動車と三菱自動車工業が初めて共同で開発した軽自動車の量産が２０日から始まり、２つのメーカーの協業がどこまで販売に結びつくか注目されます。

経団連の米倉会長は２０日の記者会見で、甘利経済再生担当大臣が賃金の引き上げをできるだけ早く実現するため、経済界と労働界、それに政府による会議の設置を検討する考えを示したことについて、賃金の水準は個々の企業の労使が決めるのが原則だという認識を示しました。

スマートフォンの販売競争が激しくなるなか、ＫＤＤＩは、使い方などの問い合わせに２４時間体制で応じる有料サービスを新たに始め、スマートフォンに対する苦手意識が強い中高年層などへの売り込みに力を入れる方針を打ち出しました。

首都圏で発売された新築マンションの戸数は先月、２か月ぶりに減少しましたが、消費者の購入意欲の高まりを背景に、発売戸数は比較的高い水準を維持しています。

政府は今月の月例経済報告で、アメリカの景気の底堅さや円安などを背景に輸出が上向く兆しが見られることなどから、景気の現状に対する判断を「緩やかに持ち直している」とし、２か月ぶりに上方修正しました。

週明けの２０日の東京外国為替市場は、アメリカの本格的な景気回復への期待感から円を売ってドルを買う動きが出て、円相場は小幅な値下がりとなっています。市場関係者は、「円安ドル高の背景にあるアメリカの景気回復に向けた動きを受けて、ＦＲＢ＝連邦準備制度理事会が量的緩和を早期に解除するかどうかを見極めたいという投資家も多く値動きの幅は限られている」と話しています。