日銀は、２２日まで開いた金融政策決定会合で、２％の物価目標の実現に向けて大規模な金融緩和を継続していくことを確認し、金融政策を現状のまま維持することを決めました。

アメリカのＩＴ企業・マイクロソフトは、主力のゲーム機「Ｘｂｏｘ」の８年ぶりとなる新型機を年末商戦に向けて発売すると発表し、急速に普及しているスマートフォンやタブレット端末向けのゲームとの激しいシェア争いが予想されます。

日本の複数の自動車部品メーカーなどによる価格操作事件で、アメリカ司法省は、大手の部品メーカー「デンソー」の幹部２人が新たに罪を認め、それぞれ１年数か月の服役と罰金の支払いに同意したと発表しました。

東北電力と四国電力が政府に申請している家庭向けなどの電気料金の値上げは、経済産業省による査定が来月中旬となる見通しで、その後、消費者庁との協議などが必要なことから、両社が目指す７月からの値上げは難しい情勢です。

世界的な船の需要の低迷で、造船業界の競争が激しさを増すなか、造船会社「新来島どっく」は、鉄よりも軽くて強い素材「炭素繊維」を部品に使った船の開発に乗り出し、燃費のよい船の建造を目指すことになりました。

生命保険大手の「明治安田生命」は、新しい社長に根岸秋男常務が昇格する人事を発表しました。

２１日の東京株式市場は、売り買いが激しく交錯して、出来高が６２億株を超える大商いとなりましたが、株価は小幅な値動きとなりました。

２１日の東京株式市場は、アメリカの中央銀行に当たるＦＲＢのバーナンキ議長の２２日の議会証言を前に売り買いが交錯し、株価は小幅な値動きとなっています。

ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の交渉が行われている南米のペルーで、アメリカの首席交渉官は、年内の交渉の妥結を目指す考えを強調するとともに、日本が早期に実質的な交渉に加われるよう取り組んでいく姿勢を示しました。

２１日の東京外国為替市場は、円相場に大きな影響を及ぼすアメリカの金融緩和の規模が早期に縮小するかどうか見極めたいという投資家が多く、円相場は小幅な値動きとなっています。市場関係者は、「このところ早いペースで円安が進んだことで、当面の利益を確保しようと、値上がりしたドルを売って円を買う動きも出ている。ただ、円相場に大きな影響を及ぼすアメリカの金融緩和策が、このところの景気の回復傾向を受けて早期に縮小するかどうか、さまざまな見方が広がっており、大きな値動きにはなりにくい状況だ」と話しています。